『時事世界』1956年12月号に「日本最初の音楽大学オペラ」という記事が掲載されています。
武蔵野音楽大学(1949年設立)が音楽学校としては我が国初の本格的オペラ科を1955年春に特設し、ドイツのアルフレッド・ボルヒャルト(Alfred Borchardt)の尽力で1956年10月20日、東京・青山の日本青年会館ホールにて「フィガロの結婚」の初公演を実現させました。
↑ 初公演当日における楽屋。出演の学生たち。リラックスしていますね。
↑ そのうちの一人。お名前等が判明したら追記します。
↑ 左端は幕間に次の場の指導をするボルヒャルト氏。奥は指揮のクラウス・プリングスハイム(Klaus Pringsheim, 1883-1972)。
↑ 中央のお二人はドイツ大使夫妻。神妙な表情ですけど公演は予想以上の成功だったようです。
。。。本当にこれ以前に音楽大学によるオペラ公演がなかったのか・詳しい出演者など、情報を追加していこうと思います。