チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

ワイセンベルクと噂になった黒柳徹子さん(1982年)

2016-04-30 23:47:01 | 来日した演奏家

きょう(2016年4月30日)、NHKで新ドラマ『トットてれび』がスタートし、その直後にTBSの「世界ふしぎ発見!」にも出演されていた黒柳徹子さんです。



一竹辻が花の和服姿のトットちゃんのとなりを歩くのはピアニストのアレクシス・ワイセンベルク(Alexis Weissenberg, 1929-2012)。

ワイセンベルクは1969年の初来日以来9回目の訪日。黒柳さんは多忙の中、東京文化会館での2回のコンサート、大阪、そして最終日の日立の公演にも姿をみせたそうです。

ワイセンベルクはまた、『徹子の部屋』と徹子さん司会のNHK『音楽の広場』にも出演。仲がよかったんですね。ワイセンベルクも独身だったことから、お二人は結婚するのでは?とも噂されていたようです。

(フォーカス誌1982年5月21日号)

 

 

↑ 「音楽の友」1969年7月号の表紙を飾った初来日時のワイセンベルク(中島正嗣氏撮影)

 

↑ 同6月号より。アメリカから運ばせたスタインウェイ

 

おまけ トマトジュースの広告(1976年発行の雑誌より)。きれいですね。

 


音楽雑誌『楽苑』1935年6月号より集合写真3点

2016-04-20 22:38:01 | メモ

古本屋で150円で買った戦前の音楽雑誌『楽苑(がくえん)』1935年6月号の表紙です。この時代の左から右への横書きってハイカラ?

監修は
小松耕輔(作曲家、1884-1966)
牛山充(音楽評論家、1884-1963)
津川主一(牧師、1896-1971)

エフレム・ジンバリストの「最近の」6回目の来日の様子などが書かれていて楽しいのですが、一番心ひかれたのは三つの集合写真でした。

1.原信子門下生発表会



「5月12日の夜日比谷公会堂で衣装つきで催された原信子女史門下の発表会に出た方々が当夜の扮装で記念撮影されたものです。中央に和服で立って居られるのが原信子女史で蝶々夫人のこしらへ、其他は椿姫の船越富美子嬢、ルチアの平林梅乃さん、エルザの矢追婦美子さん、ムガッタの鈴木末子さん、マルゲリータの和田英子さん、カルメンの宮崎好子さん、フィガロの森民樹氏、ピンカートンの金山穆氏です。」



2.救世軍参謀楽隊



「デイヴィスン中校の指揮する救世軍参謀楽隊でブラス・バンドとして異色ある存在を誇るものです。既に数回の演奏会によって宗教音楽界に見るべき進出を試み、前途に望みをかけられて居ります。」



3.東京シンフォニック・コーラス



「本誌編輯同人津川主一氏の指揮する東京シンフォニック・コーラスの最近の全員です。五月中旬より予報の如く関西、九州地方の演奏旅行に出かけ、6月8日7時半より第七回公演を神田駿河台YWCAで行うことになっております。」


。。。戦争でボロボロになる前の日本って、音楽的にも豊かだったんですね。各々の団体について情報を書き加えていきたいです。

裏表紙↓


ヴィクトル・デ・サバタ指揮ブラームス交響曲第4番のCD

2016-04-19 20:33:25 | 日記

【2014年11月13日の記事に、日本発売当時の広告を追加しました】

イタリアの指揮者ヴィクトル・デ・サバタ(Victor de Sabata, 1892-1967)のブラームス交響曲第4番を何気なくウォークマンで聴きながら道路を歩いていたらあやうく車に轢かれそうになりました。



まず、このベルリン・フィル演奏のCDは今から75年前、1939年の録音だということですが、音質がいいのでビックリさせられました。擬似ステレオ+残響付加??

↑ 1939年6月リリース

↑ 『レコード音楽』 1940年7月号より。「世紀の大指揮者遂に登場!」

それと何より、ブラームスの4曲の交響曲たちの中でも間違いなく最も美しくて涙なしにはきけない箇所だって自分で勝手に思っている第2楽章の第41小節からのチェロの歌が、これ以上自分好みのテンポで、懐かしく、憧れをもって演奏されているのを聴いたことがなかったので不覚にもあっちの世界に連れて行かれそうになってしまった次第です。



普段はオェーって感じになる、あちこちに散りばめられた弦のポルタメントも好ましいものに思えてしまうから不思議。この録音、いったい何なんですかね?

このサバタという人はネットで調べてもあまり画像が出てこないけど、芥川也寸志著『音楽の現場』(音楽之友社1962年)になぜか連続写真がありました。



撮影日時・場所が不明ですが、表情めっちゃ豊かだし楽しそう。特に上から四段目の真ん中の顔が好きです。矢部太郎?


ミュンヘン・コンクール優勝の久保田巧(1984年)

2016-04-09 23:37:43 | 日本の音楽家

ミュンヘン国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で日本人として初の1位に輝いた25歳の久保田巧さんです。


↑ すばらしい笑顔ですなー。自分もバッハ無伴奏パルティータ等のCDでお世話になっています。

ミュンヘン・コンクールのヴァイオリン部門ではずっと「1位なし」だったところ、1966年のコンスタンティ・アンジェイ・クルカ(Konstanty Andrzej Kulka, 1947年生まれ)以来、1位獲得は18年ぶりの快挙!

久保田さんはミュンヘン・コンクール以外にもたくさん国際コンクールを受けています。毎日コンクールも3度。その理由を彼女は「それは賞をとれなくても一生懸命勉強しますから、いい練習になるんです。他に余り人前で弾く機会がありませんし、うまくいけば賞金も少しもらえますから。それと自分で練習していると、どうしても好きな曲だけになりがちですが、コンクールだとどんな曲でも弾かなくてはいけないから、幅が広がるんです」。。なるほど。

ちなみにうしろのポスターはデザイナーであるお父さんと美大に通う妹さんが作ったものだということです。あったかい家族ですね。

(フォーカス誌1984年12月28日号より)


音楽家の身長と巨人さ加減の相関関係(短絡的結論)

2016-04-08 21:54:24 | どうでもいいコーナー

指揮者や演奏家で高身長と低身長の極端な画像を並べてみました。



まず、背の高いほうです。

1928年に撮影されたクレンペラー(Otto Klemperer, 1885-1973)とフルトヴェングラー(Wilhelm Furtwängler, 1886-1954)。ゴルフ場か。仲が良かったんですね。Sam H. Shirakawa氏の"The Devil's Music Master"より。



フルトヴェングラーだって180センチ超えと背が高いのに、クレンペラーはさらにデカい196センチ!オーケストラからしたらさぞかしコワかったことでしょうね。

次に、背の低いほう。

まずはシャンソン。1959年パリのオリンピア・ミュージック・ホール(Olympia Music Hall)におけるエディット・ピアフ(Édith Piaf, 1915-1963)。ちっちゃ&カワイー。右はジルベール・ベコー(Gilbert Bécaud, 1927-2001)。

 

最後に、1978年にパリでのオペラ上演に姿を現したピアニストのアルトゥール・ルービンシュタイン(Arthur Rubinstein, 1887-1982)。ちっちゃ。それとも秘書がデカいのか?

 

。。。以上の数少ない証拠をもって、音楽家の身長と偉大さとには相関関係がないということが証明されました。

ピアフとルービンシュタインの画像はThe Viking Press社"Private Pictures"より。(1980年発行。ニューヨークのパパラッチ写真集。。)