チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

芥川比呂志・也寸志兄弟とお母さん(1954年)

2016-11-30 22:30:21 | 日本の音楽家

【2016年2月27日の記事に芥川比呂志の画像を追加しました】

『婦人生活』1954年5月号には芥川兄弟とお母さんの写真が掲載されています。



左から
作曲家・指揮者の芥川也寸志(1925-1989)
俳優の芥川比呂志(1920-1981)←さすがの決めポーズ。
二人の母であり芥川龍之介(1892-1927)の妻、文さん(1900-1968)。

 

↓ 鵠沼の文さんの実家で。龍之介、比呂志、也寸志、文。也寸志のお顔が全然見えません。※


兄・比呂志と弟・也寸志の間にはもう一人弟がいたけどビルマで戦死されたんですね(芥川多加志、1922-1945)。

 

↓ 多加志と比呂志、1923年※

 

↓ 左から比呂志、文、也寸志、多加志(1932年頃)※

 

↓ 1958年のヘルメス洋酒の雑誌広告から芥川比呂志。文芸座公演よりハムレット。撮影は秋山庄太郎。

 

↓ 芥川比呂志と奥様の瑠璃子さん。(『婦人生活』1957年5月号より)

 

↓ 1941年頃、六甲ホテル付近にて。お二人はいとこ同士だそうです。(瑠璃子さんの母が芥川龍之介の実姉)

 

↓ 1922年頃、田端の書斎にて龍之介と比呂志。※

 

↓ 比呂志と龍之介※

 

※毎日グラフ別冊『芥川龍之介生誕百年、そして今』(1992年)より


チャップリンと一緒に撮影された音楽家

2016-11-24 21:25:31 | メモ

古本屋で『チャップリン自伝』中野好夫訳(新潮社、1966年)を税込100円で買ってきました。

チャールズ・チャップリン(1889-1977)がアインシュタインなどの有名人と一緒に写っている写真がたくさん掲載されており、中には音楽家とのものもありました。



1. ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキー(Leopold Godowsky, 1870-1938)と。


↑ チャップリンの向かって左にいる長男でヴァイオリニストのレオポルド・ゴドフスキー・ジュニア(Leopold Godowsky Jr.)はのちにカラー・フィルムの発明者の一人になったそうです。

 



2. ヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツ(Yasha Heifetz,1901-1987)と。


↑ ふたりとも若いですね。

 



3.クララ・ハスキル(Clara Haskil, 1895-1960)、パブロ・カザルス(Pablo Casals, 1876-1973)と。


↑ どういう事情で一緒なのか調べます。


ヘンデル『メサイア』全曲日本初演(1929年、東京音楽大学)

2016-11-23 16:01:01 | 日本初演

年末には日本でもあちこちで演奏されるヘンデルのメサイア。

その日本全曲初演は1929年(昭和4年)に東洋音楽学校(現・東京音楽大学)のオーケストラと合唱団によってなされました。

演奏会場は東京・神宮外苑の日本青年館。指揮は鏑木欽作。オルガンは津川主一(つがわ しゅいち、1896-1971)。


鏑木欽作(かぶらぎきんさく、1901-1984)

 


↑ 当時の読売新聞。画像の指揮は多忠亮(おおのただすけ、1895-1929)とありますが、本番の指揮は鏑木氏だったということです。

(『東京音楽大学』65年史より)



下記については不明なので、他の資料でわかり次第書き加えていきます。

・初演は1929年の何月何日だったのか。
・独唱者は誰だったのか


宍戸睦郎・田中希代子ご夫妻(1959年?)

2016-11-22 20:14:01 | 日本の音楽家

『主婦の友』1960年2月号より、宍戸睦郎・田中希代子ご夫婦です。


↑ ピアニスト田中希代子(1932-1996)と作曲家宍戸睦郎(ししどむつお、1929-2007)。



Wikipediaによるとお二人は1956年に結婚したが1959年に離婚とあります。写真は離婚直前のものなんでしょうか?田中さんの左手薬指には結婚指輪が。一方、宍戸さんは左手を隠しているようにも見えます。

とにかく、こんなに幸せそうな田中希代子さんの表情を自分は初めて見ました。

 


1956年の東京交響楽団リハーサル風景(中村立行氏撮影)

2016-11-19 22:11:06 | 日本の音楽家

『日本カメラ』1956年4月号に東京交響楽団のリハーサル風景の写真が掲載されていました。撮影したのは写真家の中村立行氏(なかむらりっこう、1912-1995)。



定期演奏会の前日である1956年1月18日(水)の午前10時から2時間半のゲネプロ。場所は芝公園内の東京交響楽団の練習所。

指揮は上田仁(うえだまさし、1904-1966)氏、コンサートマスターは黒柳徹子さんのお父さんである黒柳守綱(1908-1983)氏。ベートーヴェンの交響曲第4番を練習中の写真だそうです。

 


↑ 1月だから寒かったんでしょうね。

 


↑ 雰囲気がイキイキと伝わります。

 


↑ ピアノは室井摩耶子さん。寒そうだけどこの場にいたい。

 


↑ Nikon S2で撮影する中村立行氏。

。。。情報を追加していきます。