ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.9.30  旅行4日目 九フン半日観光後帰国

2011-09-30 23:21:06 | 
 ホテルのレストランが開くのを待って軽い朝食をとった後、チェックアウト。オプショナルツアーで台北から東へ約45キロメートルにある九份(チョウフン)半日観光に参加した。帰国便が早くなった関係で、往復3時間の忙しいスケジュールになった。

 7時半にホテルを出発。マイクロバスで高速に乗り、1時間弱で到着。ここ九份は日本統治時代に金鉱で栄えた街で、映画「非情城市」の舞台となって脚光を浴びたそうだが、今の私たちにとっては宮崎駿さんの『千と千尋の神隠し』のモデルになった街、という方が分かり易いか。
 急な階段に沿って昔ながらの建物が連なるノスタルジックな街並み。狭い路地沿いにお土産物店やお茶屋さん、食べ物屋さんが並ぶ。赤い提灯が数多く見られ、レトロな雰囲気で、タイムスリップした気分だった。石段を上ると海を見渡せて、とても気持ちが良かった。
 平日で、しかもまだ9時前だったので、お店の殆どが開店前だったのがちょっと残念だったが、帰る頃にはぼつぼつお店が開いてきて、だんだん賑やかになってきた。どこでシャッターを押しても絵になる感じ。

 1時間ほどの散策を終えてホテルに戻り、オプショナルツアーに参加しなかった人たちをピックアップして、免税店に立ち寄った後、空路帰国の途へ。帰りの座席は2人と1人で別れてしまったが、窓側の2席と通路側1席だったので、往路よりは恵まれていた。搭乗開始まで、空港内で軽食をとったり買い物をして小一時間過ごす。離陸後は僅か3時間ほどのフライト時間。遅い機内食の昼食をとり、隣に座った息子に、来るときに見損なった映画のラストシーンを手早く出してもらい、さらにもう一本の邦画を観終わったタイミングで羽田空港到着。
 荷物も順調に出てきて、自宅最寄駅までのバスに乗り込むまで僅か40分ほどで済んだが、月末の五十日(ごとおび)ということで高速が大渋滞。結局、最寄駅に到着するまでに2時間半以上かかってしまった。

 息子は明日、後期開始の始業式。私はもろもろ片付けて、長かったお休みは終了。週明けから出勤だ。

 初めての台湾旅行はかなりハードな3泊4日だったが、無事に目一杯楽しんで帰ってくることが出来た。ロキソニンとビオスリーにはお世話になったが、投薬中でも海外旅行が出来る、とちょっぴり自信がついた。これからも投薬のスケジュールと夫と息子のスケジュールがうまくあえば・・・と、欲張りな私は次回の旅を楽しみにしている。


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2011.9.29 旅行3日目 高雄から新幹線で再び台北へ

2011-09-29 23:28:07 | 
 今朝は目覚ましが鳴る1時間前に腹痛で目覚めてしまった。いきなりお腹を壊してしまい、情けなくもお手洗いを数回往復する羽目に。ずっと油っぽい料理が続いていたので胃腸が疲れたのだろう。
 持参したビオスリーを飲み、朝食はこわごわと火の通ったものを少量。息子は朝から麺を2杯ぺろりとたいらげ、さすが若者、である。

 熟年ツアーのせいか皆さん、朝は予定より前に全員集合。
 ホテル出発後、高雄市の西に位置する壽山公園(ショウシャンゴンユエン)へ。公園近くにある忠烈祠は、高雄市内や港を臨む絶景スポットだ。朝早かったので、体操をしている現地の人と一緒に足ならし。健康歩道という砂利道を裸足で歩く“足つぼマッサージ”体験もおまけに。
 皆さんお待ちかねのショッピングタイムでは、難病に効くという秋田・玉川温泉と同じ効用の北投石の販売促進が凄かった。こちらはスルーして、息子のリクエストのシャツやらパズルやらのお土産を調達した。

 そして、この旅行のメインイベント、10時半高雄(左營)発の台湾新幹線に乗車。
 昨日頭を打って病院へ行った年配女性の荷物持ちを買って出てくれた息子に代わって、鉄ちゃんママは写真撮影に大忙し。
 1時間半ほどで台北へ。日本の700系新幹線と同形で、加速もスムーズ、殆ど揺れもせずに快適な鉄道の旅だった。
 さすがに首都・台北は大都市だ。駅も大きくて実に立派。車内で鉄道グッズをお土産に買えるかと思ったが、残念ながらそういうサービスはなかったので、駅構内のコンビニでそれらしきストラップを購入。

 昼食はこちらの名物である坦子麺が付いた台湾料理の昼食。同じ卓に着いたメンバーで食べ盛りは唯一我が家の息子だけなので、大皿に残った料理は彼のところに集まってくる感じ。私はさすがに怖いので、10品ほどのお料理を味見程度でやめておく。

 食後、台北観光とショッピング。まずは忠烈祠(ツォンリエツゥー)の衛兵交代をたっぷり見学。今日の外気温は32度。暑い中、微動だにしない衛兵たちは陸海空軍の超エリート、身長も175センチ以上と決まっているそうだ。行進のテンポを真似して、息子はご満悦だった。
 その後、故宮博物院(クゥコンポォウーリェン)へ移動。以前はエントランスの階段を上がったところで疲労困憊という人が多かったようだが、4年前にバスで建物入り口までつけられるようになったということで、年配者、病弱者には有難い。
 ガイドさんの説明をイヤホンで聞きながら1時間半のコース。親子3代で50年、70年もかけたという彫り物の素晴らしさに圧倒された。途中やはりまた腹痛で、一人お手洗いに駆け込む始末。とほほ・・・である。
 ショップで翡翠の白菜と豚の角煮のレプリカ等を購入。その後バスに揺られて、再びショッピングへ。ここではお茶の体験をさせてもらった。烏龍茶、プアール茶等、美味しく頂いた。

 ホテルにチェックインした後、フリーになって今回の旅行で初めて団体行動から外れる。台北のシンボル“台北101”まで夜景を見にタクシーで移動。世界第二位の高さを誇る91階建ての展望台まで、東芝製のエレベーターでわずか37秒という。宝石箱のような360度の夜景を堪能した。89階から91階までは階段で上って、屋外展望台に出る。さすがにガラス越しとは夜景の明瞭度が違う。その後フードコートで遅い夕食をとった。久しぶりに家族3人で、中華料理以外の各々が好きなワンプレートの食事にほっとしてホテルまで戻ってきた。

 あっという間に最後の夜だ。明日も早朝から九份観光を済ませ、帰国の途に就く。
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2011.9.28  旅行2日目 台中から台南経由高雄へ

2011-09-28 23:25:44 | 
 起床後、NHKテレビでニュースや朝の連続テレビ小説をリアルタイムで見てから朝食会場へ。
 バイキングはビーフンや麺類といったいかにもアジアな品揃え、南国のフルーツも堪能した。
 8時半に出発。お天気はなんとなくはっきりしない。台風は逸れたようだが、山の方はお天気が変わりやすく雨かもしれない、とのこと。途中の車窓から、明日乗車予定の台湾新幹線の姿も見、バナナや椰子に似た檳榔(ビンロウ)の木が沢山見えた。

 バスに1時間半ゆられて中西部の日月潭(ズースエタン)観光へ。ここは台湾の代表的景勝地だという。湖面の半分が太陽の形、半分が月の形をしていることからこの名前がついたそうだ。途中まで雨が降っていたが、湖面に面した遊歩道を散策した時には幸いにも小止みになった。暑くなく寒くなく空気がおいしく気持ち良い。息子は10cmほどもありそうな大きなかたつむりを見つけて嬉しそうに写真を撮っていた。

 そこから文武廟へ。なんと今日9月28日は孔子様のお誕生日ということで盛大な生誕祭が催されていた。何も知らぬまま、偶然にもこの日にやって来たとは何というご縁だろう。しかも式典は30分ほどだったというのに、これにもドンピシャ。子供たちの舞やら陪祭官の儀式等、色とりどりの極彩色の中のイベントをあっけにとられながら見た。中でも牛や豚、山羊たちがお腹を切り裂かれてお供え物にされているのには驚いた。息子は臓物まで写真に収めて悦に入っている。何ともはや・・・である。一番奥には孔子、孟子等の賢人像が鎮座ましましていた。家族そろってお線香をお供えし、息子はおみくじも引いてきた。「第31のみくじ 神告げて曰く”凡そ事をなすに焦るは禁物なり、宜しく一歩一歩と前進すべし”まさに息子にとっては、そのとおりである。

 文武廟を後にし、郷土料理の昼食。さらにバスで約2時間の旅。台南へと南下した。さすがに疲れてバスの中では舟を漕いでいる人が多かった。
 台南に到着するころには雲が切れ、バスを降りるとむっとした熱気で暑いこと。汗っかきの夫も息子もいきなり大汗。
 台南観光は2か所、オランダ人によって築かれた城、赤嵌楼(ツーカンロー)とオランダを駆逐した人物として有名な鄭成功を祀る延平郡王祠(イェンビンジュンワンツィー)。世界史を勉強してこなかったことを恥じながら散策。ガジュマルの木や緑が豊かな公園には台湾リスやうさぎの姿も見かけた。
 ここではガイドさんお薦めのマンゴージュースを飲んだ。並んで買ったかいがあり、甘くて冷たくて疲れが吹き飛ぶ感じだった。

 さらにバスに揺られること1時間。台湾最大の港町、台北に次ぐ人口150万、国内第二の都市、高雄に入った。工業都市らしく高い煙突が立ち並び、高層ビル街も密集している感じだ。この頃から頭痛が始まり、迷った末ロキソニンのお世話になる。
 龍と虎の塔のある蓮池潭(リェンチータン)観光のため、下車。ここは名前の通り蓮の花で知られる淡水湖。七重の塔が一対になっている「龍虎塔」は、龍の口から入って虎の口から出るとご利益があると言われているそうだ。これまた極彩色でインパクトのある建物。汗だくになりながら塔の頂上まで登った。

 ようやく6時には海鮮料理の夕食。昨日の夜、夕食でお隣に座られた方がお部屋で転んで頭にけがをされて病院に行くと聞いて驚く。旅先での病気や怪我は本当に精神的ダメージが大きいだろう。無事に病院から帰られたようだけれど、心配ですね、と他の方たちとお話する。我が家も気をつけなくては。
 そんなわけで今夜はテーブルの人数が昨晩よりも2名少ない9人だったけれど、そのうちなんとお二人が実はがんサバイバーであるという話題が出て驚いた。私はカミングアウトしなかったけれど、まさに3人に1人の計算になる。熟年ツアーだからこそ、なのだろうけれど。

 食後、ホテルでチェックインの後そのままオプショナルツアーで、台湾南部最大の夜市・六合夜市散策と愛河クルーズに参加した。
 夜市はそれほどの人出ではなかったので、わりとすんなり歩けたが、麺類、焼き物、煮物、海鮮、ゲテモノ、甘い物、飲み物など、それこそ多種多様な食べ物の匂いが混在し、何とも言えない匂いで充満しており、また気分が悪くなった。これこそアジアのパワーなのだろうけれど。
 愛河(アイホー)クルーズは愛之船とネーミングされた小型の船で、ライトアップされた愛の河を15分ほど遊覧するもの。市民の憩いの場であり、デートスポットとして有名だそうだ。船はハートマークのネオンをつけていた。

 こうして欲張りな一日が終わった。ホテルに戻ってこられたのは9時近くになった。12時間以上遊び歩いたことになる。明日は今日より早く8時前の出発。モーニングコールも小一時間早くなる。
 頭痛がひどくならないうちに眠らなくては。

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2011.9.27 台湾旅行初日・・・台北から台中へ移動

2011-09-27 21:04:23 | 
 今日から息子の秋休みと私の長期勤続休暇、夫の禁煙1周年を祝(?)して「台湾新幹線に乗車、5都市を巡る台湾大縦断の旅、4日間」の旅行だ。今回は羽田発10時20分発の便なので、2時間前の8時20分集合。

 最寄駅6時発のリムジンバスで出発ということで、4時半に目覚ましをかけたのだが、私がコケたら一家全滅ということでかなり緊張していたのか、何と3時半に目覚めてしまい、やむなくそのまま起床。またもや寝不足のスタートだ。

 小雨がぱらつき出す中、高速が渋滞していて、結局集合時間には数分遅れてしまった。受付カウンターはまだ早い時間だったのか、ガラガラに空いていてスムーズにチェックインできた。飛行機は満席で、私たちの席は両脇に挟まれた真ん中の縦3列にバラバラに座るということになった。5年ぶりの家族揃っての海外旅行だというのに、ちょっと残念なスタート。
 出国手続き後、ラウンジでお茶をしてから搭乗口へ移動。定刻通りに離陸した。

 今日は台北松山空港へ約3時間半の旅。昼食サービス後、映画を見始めたが、あと15分というところで離陸準備のため映画が終わってしまい、フラストレーションを抱えたまま定刻通り着陸した。帰りの便で結末を見るまでなんだかなあ、である。

 台湾ツアーのゲートウェイ台北到着。強い亜熱帯の陽射しの青空で、少し歩いただけでいきなり汗ばむ。持ってきた日傘が大活躍だ。日本語堪能なガイドさんに連れられてすぐにカラフルなバスに乗り込んで、台中へ向かった。今回は22人のツアーで、この時期だから子供連れは我が家だけの熟年ツアーといった感じ。バス内で両替をしてもらい、ミネラルウオーターもサービスされた。

 台北の街を後にして高速に乗ったが、車窓からの景色は外国に来た、というよりも少し昔の日本の田園風景が続いて、何やらとても懐かしい気分になった。なんとなく日本語も平気で通じてどことなく安心感がある。
 本来なら明朝の観光ポイントだった宝覚寺(パオチェエス)を今日のうちに見学し、明日は少しゆっくり目の出発にしましょう、とのこと。今朝は早起きだったし有難い。

 台中の街に入った。台北が東京なら台中は名古屋の雰囲気だそうだ。
漢字の看板がカラフルで実に楽しい。「人工植牙」は“歯医者さん”だそうだ。牙といえば牙なのだろうけれど。(ちなみにホテルの部屋に備え付けてあった歯ブラシは“牙刷”!)

 本日の唯一の観光ポイントである宝覚寺は、鮮やかな黄金色の高さ約33メートルの布袋様で有名な仏教寺院だ。小さな像もあり、頭を触ると頭が良くなり、耳を触ると長生きになり、お腹をさわるとお金持ちになる、おへそをさわるとへそくりが出来るとのことで、みんなで全ての箇所をしっかり撫でてきた。ご利益がありますように。寺院内には日本人墓地もあり、台湾バナナの木が青い実をつけていた。 

 途中、果物屋さんにも立ち寄らせてもらって珍しい南国の果物を眺めた。ガイドさんが冷えたマンゴーを買ってきてくださって、皆で一切れずつ試食。甘くてねっとりとちょうどよく熟してとても美味。普段はマンゴーなど見向きもしない息子も美味しいとのこと。マンゴーの季節は今月いっぱいで終わりだそうで、賞味できた私たちはラッキーだ。

 昼食も早かったので・・・と今日は早めの夕食。11人ずつ丸テーブルを2つ囲んで客家料理の夕食。ツアーの皆さんとも少しお喋りをして、ホテルへチェックインした。

 いつかこのブログで書いたことがあったが、エクストラベッドには誰が寝るか、については、もはや180センチを超えた息子は足が出てしまい、とても無理であることが実証されてしまった。結局、今後は病弱な(?!)私がエクストラベッド要員となるしかないのであろう。
 このホテルは中心街からはかなり離れているとみえて、近くには出かけてみたくなるような場所もなさそうだ。明日はここ台中から高雄に移動する。時差のため、今日は1時間得をしているけれど、明日からに備えて早寝といこう。

 心配だった体調だが、現金なもので、こうして旅が始まってしまえば、食欲も元通りになって、いたって元気である。ちょっと胸痛があるといえばあるけれど、それも忘れてしまうほどだ。

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2011.9.26 今日から長期勤続休暇スタート!保護者会参加

2011-09-26 21:47:27 | 日記
 昨夜のパスタ屋さんで、豪快に食べる2人につられてつい食べ過ぎてしまい、苦しくて気持ち悪くてなかなか眠れなかった。目が卑しく食べたくて・・・、我ながら情けない。夜中1時間ごとに時計を見ながら、いつの間にか朝を迎えた。

 いつも通りに起床し、2人を送り出し、ざっと家事を片付ける。
 何はともあれ今日から25年長期勤続休暇がスタートした。平日の朝、一人でゆっくり出来るのは本当に有難い。
息子は今日が前期の終業式で、午前中のみの登校。私は朝ヨガで汗を流した後、午後から保護者会。あまり頂きたくない成績表を受け取りに行った。朝は曇り空だったが、出かける時には本降りの雨になった。なんだかただでさえ滅入る気持ちに拍車がかかった。

 6月下旬に開催された前期中間テスト成績受領日の保護者会は、あいにく土曜出勤にあたったので、昨年同様夫に参加してもらった。そのため、高校生になってから懇談会に出席するのは初めて。息子の教室には初めて入った。去年の懇談会はポートの抜去・再設置手術の直後で、痛み止めを飲みつつ参加したことを思い出す。
 保護者会が開催される時間帯には最寄り駅からスクールバスの運行がある。徒歩だと20分弱かかるので雨降りのお天気となれば、本当に助かる。同じクラスで唯一同じ駅を最寄駅にしている坊ちゃんのお母様と乗換駅で一緒になり、学校までご一緒した。息子たちの教室は5階。エレベーターは節電のため使えないので当然階段を昇るが、途中で息が切れる。毎日思い鞄を持って5階に駆け上がっていたら、体力がつくなあ、と思う。

 教室には6つの机が一グループになり、既に名札と書類がセットされていた。廊下に張り出されていた実力テストの成績表で、学年1位と発表されていたお子さんのお母様と一緒のテーブルで、何となく緊張してしまう小心者の母である。
 担任から先日の文化祭、期末テストの講評と来年からのコース分けの説明、来年5月に行われる修学旅行の説明等があり、予定時間より大幅に延長して終了。帰りは雨が小やみになっていたが、バスに揺られてぐったりして帰途についた。

 明日からの旅行にはさっぱりとして出かけたいので、美容院を予約していた。覚悟はしていたが卒倒しそうな成績表・・・。これではとても笑顔で元気に帰れないから、とヘッドスパと延長マッサージをオプションで付けたところ、予定よりこれまた大分時間がかかってしまった。
 さらにその足で最寄駅前の塾に成績表を持って行き、期末テストの素点とクラス順位がしっかり記されている成績表を室長先生と見ながら、それでも全くのビリはなかったのかしら・・・と思ったが、よく見ると転校していった生徒さんがいて、前回よりクラス在籍者は1名マイナスになっており、要はビリやらブービー賞やらといった数字だけがぞろぞろ並んでいる。改めて溜息が出てしまう。

 ようやく高1になったと思いきや、12月には2年次からの文系・理系の最終コース決定も控えており、それまでにまた三者面談等がある。この秋休み開けにはすぐに予備調査もあるようだ。来月には体育祭といった行事もあるが、同時に校外模試やら実力テストやら・・・、息をつく暇もないほど。本人はいたって呑気で、この成績表について夫がコメントを求めたところ、「言い訳はしない」とのこと。つまりは何も考えていないのでは、と夫と顔を見合わせた。

 結局、夫より帰りが遅くなってしまい、冷蔵庫一掃して夕食を作る予定が、先に帰宅した夫に作らせてしまったダメ主婦である。
 さて旅行準備であるが、ほぼパッキング等も終了し、明日の出発を待つばかり。今夜こそ早めに休まなくては。



 
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