ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.11.29-30 エンハーツ22クール目、さらに減量18回目投与後5-6日目のこと 出勤はしたけれど・・・

2021-11-30 22:13:09 | 日記
 週明け月曜日、出勤日。
 なんとか起きるが、空腹はあまり感じない。休務日の夫が先に起きて朝食を準備してくれるのにすっかり甘え慣れてしまっている。まずは絞ったピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲む。久しぶりにチョコクロワッサンを1つお腹に入れられた。
 ラ・フランスと庄内柿、バナナとりんごを1かけずつ。柿は熟し過ぎて柔らかくなってしまい、硬めが好きな私にはちょっと苦手になってきた。
 食後は遅発性吐き気止めのカイトリルと疲労止めエルカルチンを飲んで、最低限の身支度をしてよたよたと職場へ辿り着く。丸4日ぶりに靴を履いての外出だから、足元は覚束ない。

 いつの間にか学内の銀杏の葉も大分落ちてしまった。カツラ並木はとっくに丸坊主になっている。
 今日もウエストのないジャンパースカートで吐き気対策万全。自席に到着してすぐにメールや何やらの処理を大急ぎで済ませる。開け放した室内には暖房が入っていてほっとする。
 3日ぶりの仕事。土日はほぼずっとウトウト横になっていたから、とにかくだるくて身体がシャンとならない。耳鳴り、火照り、気持ち悪さでクラクラする。

 気を付けているつもりでも小さいミスをしてしまう。細かい作業をするのが怖いし、複雑な文章がきちんと読めない。これはダメだ。とにかく急ぎの仕事だけ片付け、夕方までとても持ちそうになかったので、午後は休暇を頂いて帰って休ませて頂くことにした。
 
 夫は朝のうち、クリーニング屋さんに行き、月1回のクリニックや歯科クリニックに出かけて帰宅していた。昼食はまだだったようで、可哀想に、またカップ麺を啜っていた。私は最低限の片づけをしてから、レンチンのカレーをなんとか頂いた。
 そしてちょっと食休み・・・と、リビングで横になって気づいたらまたしても外は真っ暗になっていた。一体どれだけ眠ったら回復するのだろう。

 夫がツナのパスタとテレビで美味しいと絶賛していたというほうれん草のサラダ、生姜風味の野菜スープを作ってくれて、有難く頂いた。夕食の片づけだけして、母にDuo通話。なぜかまた慌てて変な所を押して切ってしまうということをしたが、2回目はちゃんと取った。
 昨夜は寒くて風邪をひきそうだったので葛根湯を飲んで寝たところ、今朝は起きられなくてデイサービスをお休みしたという。もう元気だというけれど、デイサービスをお休みするとは珍しいことだ。
 夕食後もまたウトウトウトウト。いったいどれだけ眠ったら身体が元に戻ってくれるのだろう。

 火曜日、在宅勤務。
 いつも通り起床。夫は先に起きて朝食を摂っている。
 今日もピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、チョコクロワッサンと果物、青いドリンクヨーグルトの食事を摂る。少しずつお腹に入れられるようになってきた。そろそろ吐き気も底を脱するか。食べられるようになれば、このフワフワ感、フラフラ感から解放されるのだけれど・・・。
 夫を送り出してから勤務開始まで洗濯物を干す。いいお天気で風もそこそこあるのでよく乾くだろう。

 午前中の仕事を終えてメールを送り終えた頃、約束通り病院門前薬局のYさんから電話があった。治療後のヒアリングである。
 治療後、今日までの状況を報告する。眠っても眠っても横になるとすぐに寝てしまうこと、寝ている間は気持ち悪さを感じられないこと等、リアルタイムに具合が悪い状況を説明出来ると良い。
 通院日は4週間のうちの一番元気な時を先生にも看護師さんにもお見せしているわけだから、具合が悪いというリアリティがなくなるのだ。思っていることが沢山言えて、かなり楽になった。

 そして、私が匂いと味が飲みにくいと訴えていたエルカルチンについて製薬会社に確認してくださったそうだ。注射剤も液剤もあるが、液剤の方が匂いはきついようだ。味や匂いをカバー出来るものとして、アイスクリーム、りんごジュース、ヨーグルト、牛乳等。
 一緒に飲む(食べる)と少し緩和されるとのこと。なるほど、既に水で飲むのは諦めてジュースで飲み込んだり、ヨーグルトと一緒に飲んだりしていたので、あながち間違いではなかったようだ。

 一個人がわざわざ製薬会社に問い合わせするのはあまりないことだと思うが、薬剤師さんが専門職として製薬会社にこうしたことを確認してくれたら先方の対応も雲泥の差だろう。
 そういう(飲みにくくて困っている)声が私だけでなく、確かにあるということに救われる。
 今日のインタビューの状況を病院にはFAXしてくださるという。次回はその話が出るかもしれませんと言われた。感謝である。その時間15分弱。お礼を言って電話を切った。有難いことである。
 
 治療6日目、かなり体力が落ちている。デスクワークでもしんどいという、治療後の体調不良で綱渡りのようなこの生活を、年内1回、年明け3回、合計4回乗り越えれば無事卒業だ(数えてばかりいる。)。
 勤務終了後はなんとか夕食のテーブルを整えた。まだフラフラはするが、少しずつ動けるようになっている。

 指折り数えている間に今日は霜月晦日。明日からは師走である。
 コロナ禍も2年目、またしても新変異株が見つかり、何やら不穏な感じがする。寒さと共に第6波がやってこないことを祈りたい。
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2021.11.28 エンハーツ22クール目、さらに減量18回目投与4日後のこと やはり今日も

2021-11-28 22:36:46 | 日記

 昨夜はベッドで寝なくては・・・、と日付が変わった頃にのろのろと入浴。朝からずっと断続的に眠ってばかりだから肝心な時に眠くならない。夫が先に寝るよ~、と寝室へ向かった。

 マントラCDをかけてミントのスプレーを撒いて、モタモタするお腹を抱えながら眠りにつく。
 そして今朝、日曜日。
 普段通りの目覚ましが鳴った後、時間差で日曜日仕様のアラームが鳴る。相変わらず気持ち悪い。目は覚めても、なかなかベッドから出られない。
 ブラックフライデースペシャルプレゼントクーポンなるものを使って、ついついポチっと買い物した荷物が今日の午前中に到着するということで、そろそろかな~と思って起き出したら、丁度夫が受け取りに玄関に出るところだった。
 それにしても、日本の宅配便システムは本当に素晴らしい。

 朝食は、ピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、ミニクリームパンを今日は2つお腹に入れられた。青いアロエヨーグルトを頑張って食べたらラ・フランスとバナナ、柿、りんごは一かけずつでダウン。
 夫が「なんのお茶かわからないけれど」と淹れてくれたハーブティらしきお茶はマグカップに半分も飲めず。
 相変わらず食後の薬一式に往生する。

 情けないことに、食事をするだけでとても疲れて、すぐにリビングにお昼寝ラグを敷いて横になる。起きたばかりなのに動けない。そしてビデオをつけたまま、いつの間にかウトウトしてしまう。
 何もしなくても時間だけは過ぎる。ヨーグルトドリンク類が切れていたので駅前のドラッグストアには行きたいと思っていたけれど、それも出来ずに夕方までウトウト。夫が一人でスーパーに行って買い出ししてきてくれた。
 胃が痛みそうだったのでインスタントの春雨スープを。その後フルーツゼリーを食べてみたけれど、全然美味しくなかった。結局、昨日も今日も昼食らしきものを摂れずに、薬は朝夕2回になった。

 夜はパンパンに浮腫んで不機嫌で冴えない顔をしたまま母にDuo通話。向こうもなんとも対応のしようがないだろうなあと思うけれど、毎度「無理しないで休める時に休むように」と言ってくれる。これ以上もう休みようもないのだけれど・・・。

 夫から何が食べたいかと訊かれても何も思い浮かばない。テレビを見ていて美味しそうには見えるけれど、いざ作ってもらっても食べられなかったら申し訳ない。語彙の貧困にも増して食彙(?)の貧困だ。
 夫が困った挙句、鍋にしてくれたので、豆腐と野菜とうどんを少しずつポン酢で頂いた。

 それにしても、ここまで何もしないでいると、記録することが何もない。ブログの記事の体をなしていないけれど、それはそれで、こういう日だったという紛れもない記録なのかもしれない。
 
 この2日間で一体何時間眠っていたことやら、というよりも起きていた時間の方が断然短い。
 見事に何もしなかった、出来なかった2日間。自分の身支度以外には夕食の片付けとお風呂を洗ったことくらい。
 先週の日曜日には明治村に遠征して2万歩超えを歩いていたなんて信じられない。

 明日は出勤だ。仕事があるから這ってでも出かけるのだけれど、来年4月になって月曜日に出勤しなくて良いことになったら一体何日間ダラダラと過ごすのだろうと思うと、我ながら怖気づいてしまうのである。

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2021.11.26-27 エンハーツ22クール目、さらに減量18回目投与翌々日、3日目のこと 在宅勤務日の後は・・・

2021-11-27 23:34:42 | 日記
 昨日、金曜日は在宅勤務。
 頭がぼやーっとしていて、昨日のことなのに、何をしていたのかがクリアに思い出せない。
 とにかく、起きるとお腹は早速モタモタ、火照って熱っぽく気持ち悪いのは変わらない。朝食はピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから。青汁もバナナスムージーも無理で、昨日に続き、ミニポテトサラダパンをなんとか1つお腹に入れて、青いヨーグルトも時間をかけて口に入れる。

 フルーツは夫の郷里から取り寄せたラ・フランスを一切れ。まだ若干食べ頃には早い感じだけれど、さすがに大きくて美味しい。庄内柿は大分柔らかくなりつつあり、これとバナナ1かけずつ。ダージリン紅茶をマグカップに半分。
 これではいかにも水分が足りないが、今朝はうさぎさんのお通じも若干あった。排出があったことで気持ち悪さが少し軽減してくれると良いのだけれど。
 食後は治療翌日、翌々日限定の吐き気止めイメンド80㎎、デカドロン4㎎。いつもの整腸剤ミヤBM錠、痛み止めのコデインと胃薬タケプロンを飲み込んだ。
 夫を送り出した後は、勤務開始までに頑張ってなんとか夕食の下ごしらえ。

 ランチはナウゼリンを飲んでからレンチンパスタ。朝食べ切れなかったラ・フランスと柿を1かけずつ。食後はミヤBM錠。朝飲んだイメンドが割と効いている感じ。
 午後から夕方までZoomミーティング。外気を吸うのは階下のポストまで新聞を取りに行った時だけ。
 勤務終了後にちょっと横になったらいつの間にかウトウトしてしまい、夫が帰ってくるまで全く気付かず、一時間ほど過ぎていてびっくりして目が覚めた。
 朝のうちに作っておいた夕食はサーモンサラダとトマトシチュー。1対3で夫に取り分け、冷凍ご飯を夫に食べてもらい、私は朝と同じパンを1つ。とりあえずお腹に入れられて良かった。

 それからが想定外だった。
 ビデオを視ながらウトウトしていたけれど、その後のことは一切記憶に、ない。
 お手洗いに行きたいなと思ったらなんと朝の5時半。いつの間にか土曜日になっている。
 またリビングで寝落ちしてしまったということだ。寝る前に飲むつもりで夕食後にはパスしたタリージェも飲まずじまいで。
 夫が覗きに来たのがその少し後、6時前。顔も洗わず歯も磨かず、当然洋服のままだ。お手洗いに行けばお小水はまるでお醤油のごとし。

 お風呂を沸かし直してノロノロ入る。そして新聞を読んでからまたベッドに入る。ほどなくして土曜日仕様の目覚ましが鳴って、ベッドの中で朝ドラの最後の復習を2回視た。やはり目覚めると気持ち悪い。その後またウトウト。
 ベッドから出られたのは、玄関で新聞の集金等が来た頃で、11時近くになっていた。腹痛だ。今朝もコロコロの排便があった。洗濯機を廻す。

 夫も朝食を摂らずにりんごのジャムづくりに勤しんでいる。前回差し上げた方からの評判が良かったから、とまた作ったらしいが、今回は焦げ臭いと思ったら、案の定焦がして失敗してしまったようだった(夫は「糖分がカラメル化していて、ジャムとは言えないかも知れないが、これはこれで美味しい」と言っていた、本当だろうか。)。 
 ピンクグレープフルーツがちょっと足りなかったから、とキウイフルーツを足してくれたジュースでナウゼリンを飲んでからミニクリームパンを1つがやっと。アッサムの紅茶をマグカップ半分。青いアロエヨーグルトはパス。
 ラ・フランス2かけと柿とバナナひとかけずつ。食後の薬は、今朝から遅発性制吐剤カイトリルと苦手な疲労止めエルカルチンが加わった。

 今朝もいいお天気だったのに、寝坊したおかげで洗濯が出来上がったのはお昼過ぎ。
 その後も何も出来ずに、ただリビングにお昼寝ラグを敷いて横になり、ビデオを視ながらダラダラウトウト。夫は近所のクリニックに指に出来た血豆を取りに出かけた。痛くなかったけれど、水に濡らさないようにとのことだったらしい。手袋をして家事をやると言っているのが申し訳ない。

 殆ど寝た切りだからお昼も全く食欲がなかったが、夫がカップ麺を食べるタイミングでインスタントの春雨スープを作ってくれた。
 動けなくて洗濯物を夕方まで出しっぱなしにしておいたら冷たくなってしまったけれど、なんとか乾いたようで、その始末も夫にさせてしまった。とにかくリビングに張り付いたままお手洗いにもろくに立てず。

 夫が夕食を作ったので一緒にと言われたけれど、牛肉の匂いが気持ち悪くて時間差でそれ以外のおかずを頂こうと思ったらそのまままた寝てしまった。
 結局、10時半過ぎに生姜のスープだけ頂いて、朝の残りのフルーツをたいらげて食後の薬を飲んだ。夫は5時間にわたる日本シリーズ最終戦を視ていた。
 
 こうしてまた2日間、靴も履かずの冴えない籠城蟄居。
 明日は少し元気になっていると良いのだけれど、焦ってみても仕方がない治療後の数日間である。
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2021.11.25 エンハーツ22クール目 さらに6割に減量18回目投与翌日のこと 相変わらず・・・

2021-11-25 21:36:08 | 日記

 昨夜はろくに食べていないのに、時間が経つにつれてお腹がモタモタ、グルングルンして気持ちが悪くなった。日中は眠くて眠くて病院でも帰りの電車でもうとうとし続けていたのに、夜になってもまだ眠い。顔が火照って浮腫んで来るのが嫌な感じ。
 夕食後さっさと入浴してベッドに行けばよいのに、眠くはあってもステロイドハイで頭が興奮気味だからそうもいかない。

 夫は今日が休務日でのんびりしているので、一緒にドラマの録画を1本視てから入浴した。お風呂あがりに赤いヨーグルトドリンクをお腹に入れたら、やっぱり甘さに反応してムカムカと気持ち悪くなった。
 マッサージサロンのWさんから分けて頂いた吐き気対策アロマオイルで、ふくらはぎから足の甲まで丁寧にマッサージ。ほんのり香ってくるアロマのミントの香りがとても良い。

 ベッドではいつものマントラCDをBGMにして、ミントスプレーを枕と部屋にシュッシュッと撒く。押川先生のYou Tubeをチェックしたら今日の動画は少し長いものだったので、諦めて電気を消した。12時半過ぎには眠りにつけた模様。

 寝返りを打ちながらも、今朝はアラームが鳴るまで何とか眠った。けれど起きた途端に気持ちが悪い。新聞を取ってリビングに行ったら、休務日の夫が既に起きて朝食の支度にとりかかっていた。有難いことだ。でも哀しいかな、殆ど空腹は感じない。

 お腹はグルングルン、火照って熱っぽくて(測れば35℃台である)気持ち悪い。まずは夫が絞ってくれたピンクグレープフルーツのジュースでナウゼリンを飲む。青汁もバナナスムージーもなし。ミニポテトサラダパンをなんとか1つお腹に入れる。胃痛防止の青いヨーグルトもヤクルトも冷蔵庫に仕舞う。
 夫が剥いてくれた庄内柿とバナナ1かけずつ、ぶどう2粒。極上はちみつ紅茶をマグカップに半分。これではいかにも水分が足りないとが、案の定今朝はお通じも催さずじまい。
 ジューサーのパッキンのゴムが見当たらない、と朝から夫とああだこうだ遣り合いになる。滅入る。
 食後は治療翌日、翌々日限定の吐き気止めイメンド80㎎、デカドロン4㎎。いつもの整腸剤ミヤBM錠、痛み止めのコデインと胃薬タケプロン。気分が悪いから、これらをジュースと紅茶で飲み下すのだけで精一杯。職場にはミニマグに入れた紅茶を持参する。

 気持ちが悪い日用の楽々服装は、ラグラン袖のゆったりニットとローウエストで以前はぶかぶかでグルグル廻ってしまったセミタイトのロングスカート、浮腫み防止の着圧タイツに秋用のトレンチコートを羽織り、首には薄手のカシミアストール。
 家を出て歩き始めたが気持ち悪い。不織布のマスクに抗菌アロマリフレッシュスプレーをシュッシュとしても、自分の吐息で熱がこもって気分が滅入る。暑苦しくて息苦しくて鬱陶しい。
 坂道でさらに息苦しくなって酸欠状態。無意識のうちに口呼吸になって呼吸が浅くなっている。

 先週金曜日以来6日ぶりの出勤。自席に着き、昨日までに届いた机上の書類やメールに対応。あれこれ処理しながらも吐き気は辛い。生唾も出て、だるい。
 今日は朝からたっぷり3時間コースの人権研修。開始までの1時間、大車輪で片付けられるものを片付けた。後で録画を視ることも出来るが、リアルに受講するより集中出来るとは思えないので、リアル受講をチョイス。
 1時間の講義が5分弱のお手洗い休憩を挟んで連続3コマ。外部講師が2名と学内の特任研究員によるものだ。3年に1度の悉皆研修、あと4か月半で卒業の職員でありながら、こうして研修の機会を与えて頂き、有難いことだ。コロナ禍の最新情報等の話もあり、知識が上書き出来た。4月以降もきっと役立つだろう。

 昼休み時間まで少々食い込んで終了。昼休みは駅前カフェ迄頑張って歩いて、ナウゼリンを飲み、スープだけ注文して(レギュラーサイズにしたらカップが大きくて飲み切れなかった。)食後にミヤBM錠。
 席に戻って、午前中に到着し、返信出来なかった急ぎのメールに返事をしてから、研修受講報告書を書いて送信。
 その後は来客やら調査物の準備、資料作成等で瞬く間に外は真っ暗。目がしょぼしょぼしてきて帰宅の準備。気が張っているから治療翌日でも毎度乗り切っているが、疲労困憊だ。帰路も気持ち悪い中、とぼとぼと帰宅。今日の歩数は職場往復プラスカフェの往復で7,000歩に満たなかった。

 帰宅後は、夫が野菜たっぷりの肉うどんを作ってくれた。1対3で夫に取り分けてもらう。ナウゼリンを飲んでから、朝食べきれなかった柿とぶどうを頂いておしまい。それでも結構頂けて良かった。
 タリージェ以外の食後の薬を飲み、母にご機嫌伺いのDuo通話。夫がランチとサイクリング方々、ホームセンターまで行ってゲットしてきたというお昼寝用のラグとふわふわ毛布にくるまってダウン。
 明日は在宅勤務。資料は色々持ち帰ってきたし、午後はZoomミーティングもあるが、マイペースで過ごしたいと思う。
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2021.11.24 採血心臓超音波後、腫瘍内科診察、エンハーツ22クール目 さらに6割に減量18回目無事終了

2021-11-24 22:55:38 | 治療日記
 昨日は病院最寄り駅で夫と別れ、コンビニで明日の朝食を調達してホテルにチェックイン。最低限荷物を片付けて、すぐに地下の女性専用岩盤浴へ向かう。このホテルには夏から3度目の宿泊だけれど、珍しく数人の方が入浴していて初めて貸し切りにはならなかった。仰向け、うつ伏せを3セット繰り返して温泉に降りる。ここでも数名の人たちがいらした。それでもうまい具合に、サウナもジャグジーも大風呂も、ほぼ貸し切りで楽しむことが出来た。
 たっぷり汗をかいて部屋に戻り、水分補給を済ませ、早々にベッドに入った。息子も夫も無事帰宅したようだった。
 
 夜中一度目が覚めかけたが、そのまま目覚ましが鳴るまでよく眠れた。浴槽足湯を済ませ、身支度を整えてニュースを視ながら部屋でサンドイッチとヨーグルト、ジュース、紅茶の朝食を摂る。朝ドラを視てチェックアウト。手提げを預け、最低限の手提げだけまとめて身軽に出かけた。

 外は雲一つない青空だ。日差しはあるが、風が強い。大分冷え込んでいる。風を通さないコートとスヌード付きのニット。日中はそれなりに気温が上がるという。

 病院に到着し、若干並んで受付でIDカードを通す。受付表には60歳5か月とプリントされている。大分驚かなくなった。採血受付へ移動して、ピンク色の受付番号表を取る。いつもより10番以上大きな番号。月末で混んでいるようだ。電子掲示板を見ると、30数人待ちで待ち時間は15分と出ている。
 エコバッグにコートを収納し、生理検査受付の受付番号を取る。5分ほどして呼ばれ、「採血は終わりましたか」と問われるが、「あと少しなのでギリギリで間に合うと思います」と告げると、「5分前に呼ばれそうになければこちらに来るように」と言われる。

 採血は途中で18分待ちになってドキドキしたが、ほぼ時間通りに番号を呼ばれた。ブースが8つあるのだけれど、今日は一つ置きで半分の4人しか稼働していなかったので、時間がかかった模様。
 今日は初めましての女性。名札をされていなかったので技師さんなのか看護師さんなのか不明だった。時計をチラと見たら、「診察の時間が気になっていますか?」と言われ、「隣でエコーの予約が・・・」と言うと、「もう有人受付したなら、大丈夫ですよ。」と言われる。
 今月は今日1回だけだから5本。刺す時、殆ど痛まなかったし、抜く時も大丈夫だった。お礼を言って席を立つ。

 止血をしながらお隣の生理検査受付に顔を出すと「ああ丁度よかった、中待合いにどうぞ。」と言われた。中待合いで5分ほど待つと男性技師さんから声がかかった。
 検査着に着替えて薄暗い検査室のベッドに横になる。頭と背中に枕。最初は左を下に真横になって、右手は腰に下げて左胸を、続いて背中の枕により寄り掛かるように身体を開いて、お腹の辺りもプローブで押される。15分ほどの検査で無事終了。温かいおしぼりを頂き、着替えをしてお礼を言って検査室を後にした。

 向かいの腫瘍内科へ移動する。待合い椅子はそこそこ混雑している。ほぼ定位置を確保してから受付に並ぶ。保険証のチェックも終え、いつものように問診票の追加を頂く。今回も息切れ以外全て「ない」に〇をして、息切れ「ある」の前に“たまに”を追加した。
  
 今日のお供は楡周平さんの「サリエルの命題」(講談社文庫)。
 帯には「建前論では救えない。あなたの大切な人命を守るひとつの答えが、本書にある。新型感染症ワクチン、治療薬の優先順位、少子高齢化する日本の社会保障制度に切り込んだ問題作。週刊誌で“予言の書”と話題!」とあった。初めましての作家さんだが、惹句に引かれて思わず購入した。
 プロローグから何やら不穏な雰囲気。どんどん読み進んだ。

 採血から1時間経ったところで、忘れないうちに血圧測定。100-65、脈拍が84。5分ほどして ”中待合いへどうぞ”に番号が出た。そこから15分ほど待って、先生がお顔を出された。今日は最初の採血と心エコーで綱渡りにハラハラしたけれど、病院チェックインから先生にお目にかかるまで2時間は順調だ。

 「おはようございます。」と挨拶して、荷物を籠に入れ、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着いた。
 「さて、まずは。」と体温計を渡され、脇に挟む。「4週間どうでしたか。」と訊かれ、「はい。今回は吐き気と倦怠感が割と楽だったように感じました。酷い下痢もなく2回目の週末は元気に活動していました。けれど、便秘が結構厄介でマグネシウムの飲み始めを誤り、6日ほど飲む羽目になりました。」とお答えする。

 「採血の結果、マーカーはいい感じで安定状態に入ったようですね。他にはコレステロールが高いのと、中性脂肪が高いですね。まあ食後ですから、それほど気にしなくても良いでしょう。」とのこと。
 コレステロールと中性脂肪が高いと言われたのは、今年の職場検診に続いて2度目。欠食状態が1週間延びて食べ過ぎかもしれないが、2度続くということはそれだけが原因ではないかもしれない。アルブミンはほぼ正常値になっている。
 「心臓の状態も良いので、ハーセプチンは問題ない。ということで治療を続けましょう。」とのこと。

 マーカーはコンマ2下がっていたが、2桁ではある。白血球は4,000、好中球は1,300ほどあった。診察室での検温は6度8分。

 4週間分の薬が処方される。家に保管してあるマグネシウムが古くなっているので、新しく処方をお願いする。
 年内はあと2回。3週間後のCTと4週間後の治療日だ。

 継続雇用をお断りし、年度末で退職の話をすると、先生から「慰留されたのではないですか。60歳はまだまだ若いし。〇〇さん(私)は大丈夫だと思いますが、辞めてしまうと一気に老けてしまう人もいる。生活にハリがある方がいいこともあるけれど・・・」と言われる。
 「確かに元気な60歳は若いし、まだまだ働けますけれど、この後、治療がタキソールに変更になったら、毎週通院になりますし、すっぱり辞めて自分の好きなことをすることにしました。エンハーツはハイリスクハイリターンの薬と言われているようですが、リスクが出ずに続けられていて本当に有難いです。」とお答えする。

 「肺のトラブル(間質性肺炎)でエンハーツを続けられない人が多いけれど、こんなに長く効果が続いているのは〇〇さんだけだし、こんなに副作用がきついのも〇〇さんだけですね。」とのこと。お礼を言って、診察室を出、化学療法室へ移動する。3人待っている。

 看護師さんたちがカートを押しながら忙しそうに行き来している。祝日明けだから混雑しているのだろう。
 受付番号を取り、待合い椅子に座って夫やお友達にライン連絡。座って30分弱でKrさんがイメンドを持ってきてくださって、その場で飲む。10分ほどして看護助手さんから窓側の通路脇のリクライニングシートに案内された。外はいいお天気。温室の中にいるようだ。
 
 環境整備をしてお手洗いを済ませ読書を再開。Sさんが針刺しに見える。ちょっぴり痛む程度で済んで良かった。
 はじめましての薬剤師のSさんが見える。下痢と便秘の状況をご報告する。エルカルチンの話題になり、前回話を聞いてくださったIさんも見えて、「〇〇さんのような報告はありましたが、臭いへの対策は特にありませんでした。すみません。」とのこと。「臭くて辛い、という私の話に共感してくださったのが救いだったので、大丈夫です。鼻をつまんでジュースで飲み込んでいます。」とお答えする。
 
 針刺しの20分後にSさんが薬を持っていらして点滴スタート。いつものようにアロキシ・デキサートミックスからスタートし、ブドウ糖、エンハーツ、ブドウ糖、生食である。始まってからは順調。
 イメンドのせいかとにかく眠くてたまらない。本の頁を繰りながら、何度もガクンとなる。何度も同じ頁を繰り返して読んでいる。諦めてエンハーツの後半は目を瞑った。
 Okさんが投与後血圧測定にみえた。114-77、脈拍は71。抜針もOさん。珍しく衝撃があった。針があまり深く入っていなかったようだった。お手洗いを済ませ、お礼を言って化学療法室を出た。

 腫瘍内科で受付表を出し、処方箋のデータをFAXで薬局に送る。今日はラッキーにも並んでいなかった。
 待合い椅子で暫し本を読みつつ10分ほど待ってから自動支払機でお支払い。カードで11万円強。

 外に出ると、陽射しが柔らかい。コートの前を開けて薬局へ。それほど混んでいないようだ。FAXは無事に届いていたけれど、やはり後の番号の方たちに抜かされる。
 医師の友人にLINEでコレステロールのことを相談したら、毎日ヨーグルトや牛乳を摂っていないか、と問われる。なるほど赤いヨーグルト、青いヨーグルトを欠かさず、そして朝はバナナスムージーを飲んでいると言うと「それだ!」と言われる。

 意識していなかったけれど、そういうことか。「骨粗鬆症対策などもあり、私たちの年代ではつい摂ってしまうが、無脂肪、低脂肪に代えてみて。良くなるから」と言われる。タリージェを就寝前に替えたことで、夫と夕食後のお茶をするようなったことが良くないのかと思ったけれど・・・。

 30分ちょっとの待ち時間で済んで、前回と同じ薬剤師Yさんから薬を頂く。
 通院の間隔が4週に1度になったので、通院日は(前日まで歩け歩けの旅をしているほど)かなり元気である。
 ということは、一番具合が悪い時の様子は、病院の先生や看護師さんたちには見えないし、のど元過ぎれば、でアンケートを記入しつつもあまりリアルな感覚がなくなっている。

 ここでYさんから思いがけない話があった。
 「今度病院と薬局が連携して、治療中の追跡調査をすることになりました。薬剤師が電話で、患者さんの通院と通院の間の状態を聞き取りをし、その状況を病院と共有して、副作用対策を一緒に練っていきます。」とのこと。
 今週末は寝込んでいるだろうから、と週明けの在宅勤務日の昼休みに電話をかけて頂くことになった。有難いことである。
 今日の病院と薬局の滞在時間は合計で5時間半強。

 ホテルに戻り、荷物をピックアップしてから駅へ向かう。朝食をしっかり頂いたし、あまりお腹が空いていないのでそのまま駅へ向かう。乗換駅まで戻って紅茶専門店へ。満席で3人客が並んでいたけれど、2人の小さいテーブル席に先に通してもらえた。ゆっくり食事を摂り、サテライトの百貨店で用事を済ませてから自宅最寄り駅まで。
 
 帰宅後は生協のお届け品を取り込み、収納する。ぐったり。
 今日頂いた薬やら何やらの片付けをしているうちに、お取り寄せした果物やら昨日ホテルから送った大きなキャリーケースやらが届いた。かと思ったらライナーに乗って定刻通りに夫が帰宅した。

 今日はイメンドを飲んだ後、眠くてたまらなかった。本も面白かったのに結局読み切れなかった。とにかく眠くて。夫が生協で届いたお寿司やお蕎麦を食べている間、私はナウゼリンを飲んでからピンクグレープフルーツゼリーと柿を半分。美味しくてペロリと頂いたけれど、柿は便秘には良くないのだった・・・後悔先に立たず。

 お昼が遅かった(既にお夕)し、お腹は既にモタモタし始めて、顔が浮腫んで目が疲れているが、とにかく記録を残しておかなくては、とこのブログを書いている。

 明日は通常出勤だ。なんとか乗り切らなくては。
 午前中は3時間3年に1度の悉皆研修。リアルが難しければ録画を後日視ても良いそうだ。明日出勤して仕事のたまり具合によって考えよう。
 
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