ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.7.31 情報誌「ライフライン21 がんの先進医療」掲載のお知らせ

2015-07-31 19:47:42 | お知らせ
 昨日発行された、“がん患者と家族に希望の光を与える情報誌「ライフライン21 がんの先進医療」vol.18 2015年7月号”に、私の「闘病記・私のがん体験(乳がん)」の「両肺多発転移、胸骨・鎖骨転移、縦隔リンパ節転移」と告げられ・・・(下)第3回 現在までの治療(2012年6月〜2015年6月)」が掲載されました。

 今月号は原発不明がん-診断と治療、悪性骨腫瘍―標準治療と先進医療の2大特集ですが、「がん治療」最前線、患者会に訊く、がん治療(標準治療)の基礎知識(胆道がん、膵臓がん)、がんを遠ざける食事と栄養などのシリーズものに加え、患者会講演や各種がんに関する情報が満載です。乳がんについても、第23回日本乳癌学会学術総会レポート“仕事・余暇を愉しめる乳がんの新しい薬物治療のあり方”、リンパ浮腫の治療とケア等のお役立ち情報が多数掲載されています。

 この雑誌は前回もご紹介しましたとおり書店での販売だけでなく、全国のがん診療連携拠点病院にも配布されているそうです。もしご興味がありましたら、お手に取って頂けると嬉しいです。

 株式会社蕗書房発行、株式会社星雲社発売 定価1,143円+税で、年4回(1月、4月、7月、10月)の季刊発行誌です。
 私の闘病記は3回連続で、今回が最終回となります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015.7.30 職場健康診断受診

2015-07-30 20:46:37 | 日記
 昨夜も早めに休んだけれど、相変わらず寝足たりたな~という感じもなく、あっという間に朝だ。エアコンが切れるとなんとなく目が覚めるから、眠りが浅いのだろうか。

 例年7月の最終週は職場の健康診断ウイーク。いつもは受診日前の晩から断食なのだが、4月に人間ドックで人生初の胃カメラを飲んだばかり。ちょっと迷ったけれど、夫と一緒に普通に朝食を済ませ、今回バリウムはパスということにする。

 昨年、一昨年と、8時半の受付時間の30分前に出勤して順番とりをしたが、今回は時間のかかる胃や胸のレントゲンもパスだし、ということで普段どおりの出勤時間にIDカードを通してから、待合の最後尾に並ぶ。既に3列の椅子席は一杯で、入り口脇に並んだ席になる。扇風機は回っているが、ものすごい蒸し暑さ。扇子を取り出して扇いでみるが、手が疲れるだけでじっとりと汗ばんでくる。文庫本を持ってきたけれど、とても読む元気はない。

 胸部レントゲンは、3年前までは律儀に受けていたのだが、一昨年からは事情を話してキャンセルさせてもらっている。毎月+αの頻度で、病院で撮影しているし、両肺に複数の影が映ってしまうのは隠しようもないし、要精密検査という呼び出しが来るのも織り込み済みだ。書類をチェックしてくれた男性も3回目なので、特に何のコメントもなく、スルー。

 身長・体重もほぼいつも通りだが、165.3cm(去年と同じだった。もう166cmではなく165cmと自己申告しなければならないかもしれない。)、風袋込みで45.6kg。腹囲は65cm。血圧は116-68、2回目は118-66。採血は3本。針刺しは早業で、痛みは殆どなく上手だった。視力は、裸眼で遠見が右0.6、左1.5。ガチャ目化が進んでいる。老眼鏡のお世話になっていないのだけれど、近見は右1.2、左1.0。涙目のため、なかなか焦点が合わない。健康診断限定で使っている30年前の就職活動中に作った(!)眼鏡、を使った矯正の遠見視力は右1.2,左1.5。確か当時1.5で合わせたので、度数はあまり進んでいないのかどうか。
 内科診察では問診票をご覧になった後、「今は定期的に通院されているのですね。」と訊かれ、「3週間に1度点滴に通っています。」とお答えする。「血圧もいいですね」と別段所見もなく「異常なし」に○がついて無事終了。心電図も問題なさそう。尿検査は糖・蛋白、潜血すべて(-)。最後の聴力も左右2種類とも異常なし。胃・肺レントゲン以外はフルコースで受診し、待ち時間込みで1時間ほど。9時半過ぎには自席に就くことが出来た。

 去年の健診はタイケルブ内服中だったから、ただでさえお腹の調子が良くなかったので、バリウム排出のための下剤を半分にしてみたけれど、それでも夜中まで腹痛と下痢で大変な思いをしたのだった。
 今回のように胃のレントゲンさえ受けなければ、健康診断もストレスフリーだなと思いつつ、仕事に入った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015.7.29 眠気と生あくびと頭痛の一日

2015-07-29 21:18:55 | 日記
 昨日は夏バテなのか朝からのフラフラ感が取れず、午後休暇を頂き、早々に帰宅。
 寝室を弱冷房にして、お昼寝した。熟睡出来たわけではなく、小一時間すると目が覚めて・・・を繰り返した。けれど、しつこく寝直して、いつも帰宅するくらいの時間にノソノソと起き出して夕食の準備をした。食後も早々に入浴し、これまたいつもより1時間以上早めに就寝した。

 寝ても寝ても眠く、身体が重くてだるさが取れないのは、やはりこの1週間の猛暑に身体がついていけず、悲鳴を上げているからだろうか。日曜日、猛暑の中、合唱練習に都心往復したのが堪えたのかな、とも思う。このところ、土日に一人で都心まで往復するのはすっかりご無沙汰だったから。

 とりあえず今朝は通常通り出勤したけれど、相変わらず頭が重く霧がかかったようにスッキリしない。生あくびが酷く、涙目で顔はぐちゃぐちゃ。
 内服して1週間のサインバルタカプセルは、副作用の眠気に注意の薬だったけれど、その眠気が急に出てきたのだろうか。
 足の痺れは相変わらずだけれど、痛みはそれほどではなくなってきた。熱を持っていたときはアイスノンを踏んで冷やすと気持ちよかったのだが、実は冷やすのはあまりよくないらしい。副作用対策を調べたところ、保湿が一番だから汗をかいたらきちんと拭いて、濡れたままにはしないで温めた方がよいとあった。やはり足湯がよいということになる。
 足先より手先のほうが敏感だから、どうしても手先が気になる。昨日は午前中で仕事を止めたから、パソコンを使わずに済んで、夜もそれほど痛みや痺れが気にならなかったけれど、出勤して仕事をすれば、パソコンのキーを触らざるを得ない。
 痺れが酷くて、手に持った食器を落とすというレベルではないけれど、チリチリピリピリと痛みが何より鬱陶しい。
 知らない間に手先を庇って首や肩に要らぬ力が入っているのか、首も肩もコリコリでバキバキ。それが頭痛を引き寄せているのかどうか。今日は朝からポツポツと雨が降り、日中も気圧が不安定だったからかもしれない。
 ランチの後に、仕方なくロキソニンのお世話になった。

 なんだか冴えないことばかり、愚痴々々と書き連ねていて、我ながら情けないことだ。
 今週も残すところあと2日、なんとか乗り切って、週末を無事に迎えなくては。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015.7.28 早くも夏バテ

2015-07-28 14:19:44 | 日記
 昨日も暑かった。
 案の定、職場では「電力使用制限上限値を超えましたので・・・」というアナウンスがあったかと思ったら、午後の暑いさなかに無情にもプツンと空調が切れた。
 扇風機は回していたし、ある程度冷気の余韻があったうちはそうでもなかったけれど、だんだん空気が動かなくなり、皆が「暑いですね」と団扇や扇子を手に、事務室全体の空気がドヨ~ンとしてきた。
 学生たちは試験期間で、今が一番使用電力が上がる時期とはいえ、そもそも上限値が低すぎるのじゃないでしょうかと毎年のように思う。
 夕方、また少し復活して空調が入り始めた時にはほっとしたけれど。

 夜はなんだか疲れて眠くて、早々にベッドに入った。途中お手洗いに起きることもなく、十分に睡眠時間をとれた筈だったのに、今朝は朝から調子が悪かった。
 朝食の支度をしながら、なにやら力が入らないでフラフラする。嫌な感じの汗をじっとりとかいている。うまく体温調整ができないのか頭が重くだるい。貧血か、ととりあえずリビングで足を高くして横になったら、夫が冷やしタオルを持ってきてくれた。おでこと首筋に当てると気持ちよかった。
 なんとか食事を済ませて出勤。まあ、これも職住近接だから出勤出来たのであって、満員電車に乗って通勤する、となったらそもそもこの段階で出勤を断念していたかもしれない。
 送らなければならないメールを送り、別棟で開催された朝の会議に出た。日傘を差して往復するだけで結構消耗する。今日は天気が悪く昨日より大分涼しくなるという予報だったけれど、やはり30度を超えて湿度が高いので、不快指数はかなり高そうだ。

 今週は職場の健康診断を受けなければならない。まだ火曜日。このまま体調を崩すわけにも行かないので、大事をとって午後はお休みを頂くことにした。ここのところ、体調管理がうまくいっていて、通院する以外体調不良を理由に休暇をとるということはなかったのに、とちょっと凹む。
 今から夏バテしていては、早すぎる。まだまだ2ヶ月近く続く暑い季節、これでは到底乗り切れないではないか。サインバルタカプセルを飲み始めて6日。悪化はしていないけれど、手足の痺れとピリピリチクチク感はいまだ取れない。不快である。涙目も相変わらずで鬱陶しい。
 今日は無理しないで涼しくして楽に過ごしなさい、という神様からのプレゼントだと思って、しっかと休みたいと思う。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015.7.26 酷暑お見舞い申し上げます~合唱練習、前途多難に(?)今年もスタート

2015-07-26 21:18:13 | 合唱
 梅雨明け以来酷暑が続いているが、今日は本当にうだるような厳しい暑さだった。
 先日書いた通り、今年の校友会音楽祭では指揮者の先生が指導してくださらないことになった。そして、これまで一緒に参加してきた同期で同じソプラノの友人も、掛け持ちしている他団の練習との折り合いがつかないので今年は参加を見合わせる、という連絡があった。
 ヨガリトリートに出かけていた3連休最終日から練習が始まっており、今日は2回目の練習だ。

 参加をどうしようかと逡巡していたのだけれど、お世話役をしてくださっている事務局の大先輩から「無理に、とは言わないけれど、折角これまで続けてこられたのだから、今年もいらっしゃればいいのに」と温かい言葉をかけて頂いた。
 夫からも「行っておいでよ」と背中を押され、猛暑の中、意を決して、都心の練習場所まで出向いた。とはいえ、今回は音源のCDと楽譜の現物を送って頂くのが間に合わず、楽譜も持たずに手ぶらで・・・という、我ながら無謀な参加であった。

 今年の本番ステージも10月半ばの日曜日だ。卒業以来四半世紀、合唱からすっかり離れカラオケさえご無沙汰していた私が、6年前の卒業25周年の年、再発治療中に一念発起して参加させて頂いた。
 以来、一昨年、指揮者の先生のご都合が合わず、団としての参加を見送った以外はまさかの皆勤賞。今年最後まで脱落しなければ6回目の舞台になる。6年前、最初で最後かもしれない・・・と始めたのだが、まさかこれほど長く続けることが出来るなどとは夢にも思わなかった。
 最初の4回の舞台は、全て夫と息子が揃って聴きに来てくれた。そして昨年は、夫が実家の両親を誘ってくれて、学生時代の定期演奏会にも揃って聴きにくることはなかった両親が初めて2人で聴きに来てくれた(帰りは大学の前で「もう歩けない」と言って、タクシーで実家まで帰ってくるという羽目にはなったのだが。)。87歳になった父の弱った足腰を思うと、今年はとても無理だろう。文字通り最初で最後になったのだな、と改めて昨年の夫の英断に感謝している。
 
 いつもの都心の練習場に到着し、ドアを開けると、女性が3人、男性が5人しかいない。空いた椅子が目立つ。名前を書いて、参加費を納め、楽譜と音源を頂き、発声練習に加わる。
 初めての方もいるので、ということで、「何期の○○です」と全員が一言ずつ自己紹介をした。ソプラノは現役2年生と35期の私だけ、アルトは現役3年生と21期の先輩、男性は最長老の11期の先輩(私より2回りも年上である。)、16期、21期、32期、34期、一番若い方は現役3年生。指揮者の先輩は23期である。
 今回はまだ2回目だし、初見だった方も私だけではなかったようで、音取りをしながらの練習だった。日本民謡のアレンジが2曲、外国曲を1曲。現役の艶やかな若々しい声を隣で聴きながら、昨年10月の本番以来合唱とはご無沙汰の私は情けないほど高い声が出ない。穴があったら入りたいとはこのことである。上下に別れるから各パートともソロ状態なのである。毎年ながら前途多難、トホホなスタートである。こんな少人数で途中退出など出来ようもなく、最後まで脱落しないでいたけれど、終わった頃には声がガラガラで、喉もカラカラ。すっかり顎が出てしまった。
 次回3回目の練習はお盆の時期なのだが、ちょうど夏休みで出かけているため、またしても1か月空いてしまう。これはしっかり復習をしておかなければ、あっという間に落ちこぼれ必至・・・である。 

 片付け後、ご挨拶して帰路についた。5時を過ぎているというのに外はまだまだ暑い。歩いているだけでフラフラして気が遠くなってくる。ターミナル駅で寄り道する元気すらなく、まっすぐ帰宅した。夫が夕食を作って待っていてくれたが、とにかく草臥れて口もきけない感じ。

 明日からまた新しい1週間が始まる。手先足先の痺れと痛みは悪化していないけれど、相も変わらずピリピリチクチクと鬱陶しい。疲れが残らないように今日は早めにしっかり休まなくては。
 そして、何より本番まで今の体調を悪化させないように無事に舞台に乗れたら、と思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする