ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.6.30 メールのマナー

2011-06-30 20:31:28 | 日記
 朝日新聞のネット記事「てくの生活入門」で、頷いた記事があったので、以下に転載させて頂く。

 ※  ※  ※(転載開始)

今どきのメールのマナー(2011.6.27)

 インターネットの主要な用途の一つは電子メール。仕事にせよプライベートにせよ、メールと無縁の人は今や少ないでしょう。インターネットの普及初期から使われていたメールですが、時代と共に使い方も少しずつ変わってきています。今回は、今時のメールマナーを考えてみましょう。
 マナーの基本は、相手の状況を考え、不快にさせず、余計な負荷をかけないことです。電子メールでも同じことがいえます。
 まず添付ファイル。プロバイダー側で1通あたりのメールサイズやメールボックスの容量を制限していることもあります。サイズの限界ぎりぎりまで送っていいわけではありません。余裕をみて送りましょう。
 この限界は、最近はかなり緩くなっています。インターネット普及期は通信速度も遅く、料金が高かったため、1メガバイト(MB)程度までと言われたものですが、今や高速通信が当たり前。今なら数十MBの添付ファイルも、通信環境の面では問題ないでしょう。
 しかし1通あたりの容量制限は、送る側だけでなく受け取る側にもあります。特に企業のメールサーバーでは1通あたり10MB程度に制限されている場合も少なくありません。メール全体のサイズは添付ファイルよりも大きくなるので、実質8MB程度に抑えるのが無難でしょう。いずれにせよ大きめの添付ファイルを送る場合は事前に確認するのが理想です。
 メールをいつ開くかは相手の自由です。数日に1度しか読まない人もおり、必ずしもすぐ読まれるわけではありません。仕事などで特に急ぐ場合は、メール送信後、電話などで確認した方がいいでしょう。電子メールが普及し始めたころは、メールを送った後で電話するのは笑い話でしたが、メールと電話で伝える内容に違いがある今、併用することも大切です。
 相手が読んだら、メールで連絡が来るようにする「開封通知」という仕組みがあります。一見便利そうですが、この機能をマナー違反と取る人も多いようです。電子メールとはいえ手紙やはがきと同じようなもので、相手に「読んだよね?」と迫るようなものだと思われがちです。どうしても急いで返事が欲しいのであれば、「お返事ください」と書くなり、再度メールを出すなり、前述のように電話で確認するなりした方がよいでしょう。また、開封通知に対応していないメールソフトもあります。
 携帯電話のメールはやや特殊です。リアルタイム性が高く着信音が鳴るため、よほど親しい相手でない限り、夜にメールは送らない方がいいと言う人もいます。メールの着信音は止めておけばいいだけですし、気にし過ぎのように思えますが、やめておくのが無難でしょう。逆に携帯電話からメールを送るときは、絵文字はパソコンでは見られないことに気を付けましょう。
 文字を装飾できるHTMLメールは便利ですが、何でもHTMLメールにしていいわけではありません。文字だけのメールはテキスト形式で、取り消し線や色を変えるなど文字に装飾を施すならHTMLメールというように使い分けるのがベターです。仕事で使うメールの多くは、よけいな装飾は不要ですから、通常はテキスト形式を選ぶ方がよいでしょう。アウトルック2003と2010の場合の方法を図に示していますので、参考にしてください。(ライター 猪狩友則)

(転載終了)※  ※  ※

 確かに写真等、最近では画素数が大きいから、あっという間に容量オーバーになって送れない。ダウンサイズしたり、2通に分けたり・・・と、ひと手間かけないといけない。せっかく送っても受け取ってもらえないのでは残念だ。

 「開封通知」はルール違反とまでは言わないが、私も好きではない。先方から見張られている気分に陥る。私は基本的にせっかちだし、来たメールについては出来る限りすぐに処理(返事)をして身軽になりたい方だ。これは考えすぎかもしれないが、開封してからの時間と返事をするまでの時間を見比べられるような気がして、何やら相手から信用されていないような感じを受け、なんだかなあ、という気分になる。よって私は使わない。読んでくれたかどうか知りたければ、このコラムで書いてあるとおり電話で確認すればいいことだ。

 夫はもっと過激で、「ふざけるな!」だそうだ。いつ読もうがこちらの勝手、逆に開封したからといってそっちの都合にあわせてすぐにちゃんと読んで返事をするとは限らない、そもそも開封通知を見た途端に不愉快になるから、そのまま放っておく可能性も大。いろいろジャンジャン添付してくるものどうよ、と。気持ちは分かる(が、夫とは仕事上のメールのやりとりはご遠慮申し上げたい。)。

 以前も書いたことがあるが、とにかく、ちょっとマウスを移動するだけで簡単に添付文書をつけられるようになってから、精度の低い資料が平気でバンバンついてくる。そして、すぐ後に「訂正」だの「再送」だのが送られる。仕事であるなら尚更、よほどの事情がない限り最初から丁寧にチェックして完全版を送りたい。

 私は携帯メールを打つのが遅いので、出先でやむを得ない時以外はPCからのメールが第一順位なのだが、確かに携帯で可愛い絵文字で打って頂いても、パソコンではただの二重線等に化けてしまうから、とても残念である。 そして自分ではメールも電話も全てマナーモードで受けているから着信音はしない(だから頂いたことを知らずに寝てしまうことがしばしば)けれど、夜遅くは失礼・・・、というのも電話と同じで気をつけなくては。

 とにもかくにもどんなツールを使おうが、相手を不快にさせないことこそマナーの基本ということを肝に銘じつつ、便利なメールライフを送りたいと思う。

 昨夜は、吐き気止めのデキサートの点滴のせいか眠れなかった。11時前にベッドに入ったのに、どちらを向いても気持ちが悪く12時、1時、2時まで時計が進むのを知っている。そして、5時前にはまた目覚めてしまった。3時間弱の睡眠に加えてこの蒸し暑さ。ダブルパンチでまいってしまう。
 気持ち悪さはいつもどおり。胃から下腹部にかけての気持ち悪さと生唾と吐き気で気分は冴えない。

 昨日は、体温に近い暑さでも職場では空調が入らなかったらしい。午前中はまだしも、午後は地獄だったようで、皆げんなりしている。具合の悪い人が出ても不思議はないが、明日からは28度設定で空調が入るそうだ。入れた途端に、世間様の目安にさらに10%上乗せした我が職場の目標電力量は超してしまいそうな気がするけれど・・・。

 早いもので、今日で今年も折り返し地点。
 午前中に30度に達したが、昼過ぎからは夕立のような凄い雷雨。涼しくなってくれたのは良いけれど、湿気はより一層ひどくなる。土砂降りで帰路が大変なのでは・・・と心配したが、止んでくれてほっとした。
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2011.6.29 ナベルビン15クール2回目、ゾメタ55回目

2011-06-29 21:58:03 | 治療日記
 今日も朝から快晴。気温がぐんぐん上がるという予報だった。
 最寄駅で若干電車が遅れていたので、乗換駅では忙しかったが、何とか滑り込みで予定した電車に乗り換えることが出来た。その際にとても滅入る出来事があったが、その話は後日。
 予定通り病院に入ったが、自動再来受付機が長蛇の列。内科受付に移動して、中待合に入るまでは15分ほどだったが、その後診察室に入るまでには30分以上かかった。

 先週1週間の報告から。気持ち悪さはそれほど酷くなく、ナウゼリンは飲まずに済んだこと、週末あたりから傷口周辺の痛みに加え、胸部の圧痛と鈍痛、左脇の下の違和感と鈍痛が気になることをお話しする。そして、一昨日爪を痛めてしまったことも。先生がおっしゃるには、「CTやレントゲンでは判別が難しい部分もあるので、体表超音波(エコー)で客観的に何か見えるものがあるかどうか見てみましょう。」と。触診をして頂いたが、局所再発部分のしこりが大きくなっているわけでもなさそうだ。
 今日は予定通りナベルビンとゾメタ、次週は休薬。再来週に朝一番で採血、体表超音波を済ませてから診察ということになった。

 化学療法室へ移動。呼ばれるまで15分ほど待つ。いつも座る場所はすでにふさがっていた。少し待ってベッドに移動して針刺。今日は認定看護師のKさんが刺してくださったが、相変わらず痛い。「最近、看護師Sさんの姿を見ませんけれど、もしや異動ではないですよね。」と聞くと、「実は5月末で退職しました。」とのこと。癒し系の感じのいい方で、せっかく慣れたところだったのだが、ご主人の転勤で西の方にいらしたとのこと。これで、転院以来ずっといらっしゃる看護師さんはKさんとOさんだけになってしまった。Kさんは化学療法認定看護師さんなので、おそらくこのままこちらにいらっしゃるのだろうが、Oさんはもう6年目というので、いつ異動してもおかしくないらしい。やはり慣れた看護師さんが有難い。経緯も分かっておられるので、すっかりお任せして読書に興じられるのだが。「もしSさんに連絡することがあれば、どうぞよろしくお伝えください。」と言って席に戻る。5月最終週は休薬だったので、ご挨拶することも出来ずじまいで、つくづく心残りだ。

 その後30分ほどして薬が届き、点滴開始。今日はデキサート、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水の5本。ハーセプチンが3週に1度になったので1時間半以上短くて済む。順調に終わって1時。抜針もやはり衝撃が大きかった。会計が混んでおり、自動支払機では「会計受付窓口に行ってください」と出てしまい、手間取る。
 今日の病院滞在時間は4時間半弱。これにハーセプチンが加われば滞在時間は優に6時間を超すのだから、3週に1度になってくれたのは本当に有難い。

 今日は3冊読んだ。
 1冊目は島田裕巳さんの「冠婚葬祭でモメる100の理由」(文春新書)。
 帯には「出産費用=47万円、結婚指輪代=22万7000円、葬式代=199万9000円、墓代=415万円、だから、きれいごとではすみません」とある。“第1章 冠”から“第4章 祭”まで、100の質問に著者が見開き1ページで答える形になっている。さすがに“第3章 葬”が55問あり一番質問が多い。私自身ここに一番興味があった。直葬、密葬、散骨、遺影、手元供養など等興味深く読んだ。

 2冊目は池上彰さんの「先送りできない日本―“第二の焼け跡”からの再出発」(角川oneテーマ21)。 
 帯には「緊急提言!復興 いま日本がすべきこと」とある。「“第二の焼け跡”というべき今の日本をよみがえらせるには? このところの日本は、いろいろな面で行きづまっていました。行きづまりの原因は、これまでの政治が、さまざまな課題を先送りしてきたことにあります。この震災を機に、もはや先送りは許されません。」との前書き。世界貿易事情、日本の農業問題、韓国や中国との付き合い方などなど池上さんならではのわかりやすい解説だった。
そして何より印象に残ったのは、後書きの「知的好奇心のツボをくすぐられることは快感だ」の項目で「新しい知識は、いままで曇っていた視界を少し明るくしてくれます。ニュースの言葉がはっきりと意味を持ち、色彩を放ち始め、世界がリアルに感じられてくるでしょう。脳の中であちらとこちらの知識がつながって、新しい「理解」が生まれる。それは快感なはずです。それが新しいことを知る喜びというものです。」の部分にとても納得し、息子にもこの喜びを知ってもらえれば・・・と切に思った。

 3冊目は戸田忠雄さんの「教えるな!できる子に育てる5つの極意」(NHK出版新書)。
 「うるさく言わないと勉強しない、やる気が持続しない子どもの学ぶ意欲を引き出すには?この永遠の課題に教職50年のプロが豊富な事例や具体的な学習法を交えて効果的な働きかけのコツを伝授。教え過ぎず、甘やかさず、押し付けず、見捨てないのが自ら学び良く働く人材育成の鉄則。わが子の学力だけでなく、生き抜く力を伸ばしたい親や、現場の教師は必読の書」とのことで手に取った。ごもっとも、な極意ばかりであるし、頭では分かっているのだが、それが実践できないところが問題なダメ親であるか、実践できない極意に問題があるのか、この辺りは微妙であることを再認識。

 さて、会計を済ませて外に出ると、クラクラとして溶けそうな暑さ。病院内ではカーディガンを羽織っていたけれど、とてもではなかった。こんな中で、今日も職場ではエアコンは動いていなかったのだろうか、とふと不安になる。

 食事をして買い物をして、さて帰宅しようとすると自宅から電話。何かと思えば、今日は塾の日なのになぜか自宅にいる息子が「学校で誰かがエアコンの設定温度をいじって18度にしてしまい、28度設定に戻せなかった。吹き出し口の近くにいて冷やされて具合が悪くなったので今日は行けない。」とのこと。塾に本人からも謝りと欠席の連絡をさせたのち、こちらからもフォローの連絡を入れた。
 でも夕食はぺろりとたいらげ、今は野球観戦中。来週早々の実力テストを控えつつ、相変わらずな大物である。

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2011.6.28 「もぅいいかい?」-「まぁだだよ」

2011-06-28 19:47:29 | 日記
 「かくれんぼ」のフレーズではないけれど、昨夜、やはり「まだなんだなあ・・・」と溜息とともに実感したことがあった。
 タキソテールの副作用で爪がすっかり傷んでしまったことは以前にも書いた。治療終了から既に2年3ケ月が経ち、酷かった足の爪はようやく元通りになった。ほとんど前と変わらない状態だ。伸びてはきたけれど、上に行くにしたがって爪が細くなり、指先の肉に爪の先が食い込んで傷んだ。巻き爪になったら大変だ、と一時弾力性のテーピングで矯正していたこともあるけれど、その後、無事まっすぐ伸びてきてほっとしている。

 が、今回のトラブルは、見た目の復帰は足よりずっと早かった手の爪である。
 10本全部の爪に縦筋が入っていて(これは加齢現象?)、すっかり薄くペナペナになっている。タキソテール投与中に折れて、割れて、落ちたことを思えば、ぱっと見はごく普通の爪なのだが、とにかく弱い。ちょっと力を加えると撓(しな)る。カラーリングとかジェルネイルとか、強化するいい方法はあるようだけれど、なかなかそこまで手入れをする時間が作れずに、結局そのまま過ごしている。(だいたいそんなに綺麗にしてしまったら、いちいちうっとり爪に見入って、家事なんて絶対やりたくなくなりそうで怖い、というのもある。)

 昨夜、夕飯の支度をしていて、塩のビンの内キャップが開かなかったので、ぐっと爪を入れたところ、爪がプラスチックキャップに見事に負けてしまい、半分くらいのところでへにゃり(パチンではない。)と折れた。じわっと血が滲んだ。全部剥がれたわけではないけれど、横の付け根のところが浮いてしまっている。あちゃー、という感じ。とりあえず夕食を作り終えてから消毒して抗生剤を塗ってテーピング。ズキズキと痛む。右の親指が思うように使えないというのは手の力が入らないから実に不便である。

 今朝は大分痛みが落ち着いているのでクリニックに行くほどではないかな・・・と静観しているが、明日の通院日、一応報告だけはしておこうかとは思う。

 それにしても、こうして前の薬の副作用を背負ったまま、新しい薬を上乗せしていく切なさよ・・・である。いまだに涙目が治らない。まつ毛が少なくなってしまったからか、とも思うが、春先よりは軽減しているとはいえ、花粉症でもなかったのに、一日中目の周りがびしょびしょしている。鼻水も鼻毛が少なくなってしまったからかどうか。結局、目の周りも鼻の周りもいつも赤くただれ気味だ。

 こうして何か一つネガティブな出来事があると、それがきっかけとなって、情けなくもまたこうして後ろ向きになってしまう。「もう大丈夫、さすがにもう大丈夫だよね~」と思っていたところ、「まだまだ油断してはだめ、注意していないと危ないよ。」というお知らせだったのだろう。せめてそうして前向きに受け止めて行かなくては・・・。

 土日の多忙が祟って昨日はバテていたところで、このトラブル。こういうことがあると、精神的なものが影響するのかどうか、胸部の痛みも増す感じだ。圧痛と鈍痛がやけに気になり、ブログも更新せずに早々ベッドに入ってしまった。

 今日は朝のうちは曇っていたが、だんだんお天気が良くなり、昼過ぎにはすっかり夏空。3時前には使用予定電力制限を超えました、ということでまた事務室の天井灯がオフにされた。蒸し暑く、窓からの風と扇風機だけで空気がどんよりしていて、皆ぐったり。せめて除湿だけでもどうにかならないものか。
 九州は早くも梅雨明けしたという。節電とともに長く暑い夏になりそうである。

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2011.6.26 3回目の校友会音楽祭―合唱練習スタート

2011-06-26 22:04:28 | 合唱
 今日は少しゆっくり起床。昨日の休日出勤の疲れもあって、いつもより1時間半ほど遅い目覚めだった。お天気は小雨ではっきりしなかったけれど、とりあえず洗濯機を回し、3人そろって朝一番で予約した美容院へ出かけた。

 息子が一番先に終わり、夫が終わるまで待って昼食をとって帰ってもらうつもりだったが、それよりも一人で家に帰りたいということで単独帰宅。ヘッドスパと延長マッサージを欲張った私が次に終わったが、3人分の清算やら次回の予約等で結構時間がかかってしまった。まだ終わらない夫を残して、慌てて都心まで合唱練習へ出向いた。30分くらいの遅刻ですむ予定が、結局1時間ほど遅れてしまった。

 今年の合唱練習は先週からスタートした。先週は出かけていたので残念ながら欠席したが、同期のメーリングリストでアルトとソプラノの2人から「同期がもっといればいいのに残念。相変わらずソプラノは弱小で3人しかいなくて、殆どソロ状態だった。今からでもどうぞ参加を!」という緊急事態宣言!それほど参加者が少ないのか・・・と心配しつつこわごわ参加した。
 今日は私も入れてソプラノは5人だった。16期上で去年“第九”をご一緒した先輩、同期の友人が1人、あとは20期下の後輩2人だった。年の近い層の参加者が少ないのがとても残念なことだ。今日の出席者は全体で女性が10人ほどと、男性が15,6人でこじんまりした練習だったが、とにかくまた、今年もここに元気に帰ってくることが出来たのだ・・・と感無量だった。

 この期間限定6月から10月までのOB・OG合唱団への参加も今年で3回目になる。復職直後に思い切って参加を決めた2年前、都心まで往復3時間にプラスして4時間の練習はとても体力も気力も持たないのでは・・・と思いつつ、こわごわ始めた。そのわりには、声を出す楽しさと練習の適度な緩さにすっかりはまってしまい、夫や息子の理解と協力もあり、昨年も引き続き参加した。
 一昨年はちょうど卒業25周年のホームカミングデー対象生だったので、複数の同期がステージに乗ったけれど、昨年は1期下の後輩たちは殆ど姿を見ずじまいだった。今年も2期下の後輩たちはどこへやら、という感じだ。
 今年は現役の時に歌った曲があり、昨年までに校友会音楽祭で歌ったことのある曲もあるが、到着したときには全く経験のない曲の練習が終わったところで、今回も練習できずでちょっと焦っている。
 それはさておき、自分のために、今の体調が続く限りこの校友会音楽祭には続けて出席していきたいと思っている。

 練習が終わり、同期の友人とともにターミナル駅まで一緒に帰った。彼女も大学生3人の息子さんのお母さん。去年も途中までは練習に参加していたが、お母様が倒れて介護が必要となり、途中で舞台を諦めた。そのお母様も落ち着かれたとのことで、今年は満を持しての再出演だ。震災の影響で派遣の仕事が4月からなくなり、今はパソコンスクールに通ったり・・・と、充電中だという。16期上の先輩も、お孫さんが児童合唱団に入って、多忙な娘さんの代わりに送り迎えが忙しい、とのこと。
 皆、いろいろな事情を抱えつつ、こうして練習に来ているのだな、と改めて思う。

 さて、今日はあけぼのハウスの講演会の日でもあった。スペシャルゲストでひよこさんがいらっしゃるかもしれない、という告知があったので、体が2つあれば是非とも出席したかったのだが、とても残念だった。
 プチ虹のサロンのKさんがいらっしゃると伺っていたので、「お会いしたかった、よろしくお伝えください。」と伝言をお願いしていた。帰りに同じ場所でお茶をされていたそうで、Sさん、Tさんともご挨拶をされた、ということだ。「次回は是非、プチ虹のサロンのメンバーが揃ってお目にかかってお話したいですね。」とお話しました、とKさんからメールでご連絡頂いた。

 早くも土日が終了。明日からはまた新しい1週間だ。先週、今週と2週連続で出かけたり、仕事だったり、と家事はお留守状態。今日は夫が掃除も夕食の支度もしてくれて、頭が上がらないことである。

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2011.6.25 「私はとても大切な人間です」

2011-06-25 22:06:18 | 日記
 昨日は「災害支援とメンタルヘルス~管理監督者に求められること」という講習会に参加した。
 講師は立正大学教授で東日本大震災心理支援センター研修委員の小澤康司先生。被災地支援の研究や実践活動に長く関わる第一人者である。台湾地震、アメリカ同時多発テロ事件、スマトラ沖地震において現地日本人学校の生徒たちに対する心のケアに携わってこられた。今回の東日本大震災でも現地に赴き、被災者支援活動を行っているという。
 講義の前半は災害支援、被害者・支援者へのケア、管理者として配慮することについて、後半はストレスマネジメント、リラクセーション実習だった。

 特にリラクセーション実習が、その場で簡単に出来て、しかもとても効果を感じられたので、ご紹介したい。
 リラクセーション法とは、体の自律神経系等の働きを調整し、体の回復力を高めるもので、西洋・東洋において古来から様々な方法が開発されている。具体的には呼吸法、瞑想法、筋弛緩法等。会場の席で座ったまま、この3つをやってみた。
 背筋を伸ばし、深呼吸をする。深くゆっくり息を吐く。それだけでずいぶん気持ちが落ち着くのが分かる。次に瞑想法。呼吸に意識を集中し、息の流れを感じることに意識を集中し、いろいろな考えが浮かんでも考えを止め、呼吸に意識を集中し続ける。そして筋弛緩法。まず両手のこぶしをにぎり10秒ほど各部位の筋肉を緊張させた後、20秒ほど脱力・弛緩させる。そうしていると筋肉が弛緩した状態を十分に感じる。これで眠くなってしまう人は疲れがたまっていて睡眠を欲しているという。これを寝る前に行うと良く眠れるそうだ。

 さらに統合リラクセーション法として、音楽療法が効果が高いということで、それも体験した。背筋を伸ばし、目をつぶって深呼吸をしながら耳を澄ます。7分ほど「星に願いを」のBGMが流れ、男性の声でアナウンスが入り、言われた通りに呼吸や瞑想を行う。途中、全くアナウンスがなくなる時間は、何も考えずに呼吸に集中する。自分を励ます言葉が、特に良かった。(やりながらメモをとったわけではないので、細かい間違いはあるかと思うが)以下にご紹介する。

 「私はとても大切な人間です。誰が何と言おうと、私はとても大切な人間です。私は、自分が大好きです。これからもっと自分を好きになります。私は、とても大切な人間です。」

 自分の心や体が自在にコントロールできるようになると、メンタル不全等日常業務等で起こる様々なストレスのケアにもなる、という。ヨガに行って体を緩めて深い呼吸をすると体がリセットするのと同じように、呼吸法くらいならいつでもどこでもできる。どうしてもストレスがたまってくると呼吸が浅くなる。

 まずセルフケア・セルフコントロールが出来ることが大切だろう。
 エンドレスの再発治療を続けていると心が折れそうになることがある。けれど、こうして深呼吸をして自分を励ます言葉を思い出すことが出来れば、また気持ち新たに頑張れそうな気がする。いいことを教えて頂いた、と満足して会議室を出た。

 家に帰って、「私はとても大切な人間です。」と夫に言ってみたら、「そんなことは言われなくても十分承知している。」と言われてしまった。

 今日は勤務する大学のイベントで土曜出勤。何となく午前中から雲行きがおかしかったので、雨が降ってもいいようにと対策を講じたが、なんとか終了までお天気がもってくれて良かった。帰宅するや否や雨が降り出して危機一髪だった。雨が降ってからは気温が下がったが、湿度が高くて蒸し暑い中での力仕事はとても消耗する。

 私が一日不在だったので、夫が代理で午後から息子の学校の保護者会に出席してくれた。両方とも毎年この時期の行事なので、職場復帰して今のポストに着いて以来、3年連続夫が出席している。頂いた成績表については、息子本人が一番よく分かっているはずなので多くは触れまい。

 今日は早く寝て明日に備えなくては。
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