ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.4.28-29 エンハーツ14クール目、さらに減量10回目投与後7-8日目のこと 吐き気と倦怠感がようやく・・・

2021-04-29 21:10:18 | 日記
 水曜日。通常出勤日。
 昨日は、終日家にいたこともあり、勤務を終えてから夫が帰宅するまでの時間、頑張って夕食の支度をし、久しぶりに簡単な拭き掃除をした。けれど、作って食べたら、もうぐったり。貧血状態になった。
 相当体力が落ちていたことに唖然とする。録画したドラマをグズグズ見るのはやめて、早めに休んだ。

 睡眠時間がたっぷり取れて、ナウゼリンを飲めば、朝食が大分普段通りに頂けるようになってきた。青汁も再開した。お通じも順調。
 相変わらずマスクをして職場まで歩く坂道が息苦しくてしんどい。足がもつれる感じもまだ残っている。今日まではお天気が保つらしいが、明日からは雨の予報だ。外は陽射し溢れて暖かいのに、事務室は相変わらず暗く肌寒い。

 午前中淡々と仕事をこなし、昼は散歩方々駅前のファストフードまで足を伸ばした。普段より空いている。酸っぱくて辛い冷麺を頂いて戻った。事務室から駅前までの往復で3,000歩ほどが加算される。
 午後も特にトラブルなく静かな一日だったけれど、弱った身体に8時間勤務はそれなりに堪える。マスクをして発声すると心肺機能を高めると聞くが、もともと弱体化しているからそううまくはいかないだろう。

 まっすぐ帰宅して、生協のお届け品を取入れ、収納する。休み休みなので夕食の支度が終わらないうちに夫が帰ってきてしまった。早い。とりあえず簡単に炒めたり、焼いたり出来るものだけ選んで食卓に並べる。お腹はとても空いている。さらに自分だけ一品追加してチンして食べるのだから、我ながら大したものだ。

 食後は母とDuo通話。母が住む市のHPを見ると、先週末にワクチン接種のお知らせが発送され、GW明けに予約開始という。当然母が一人でネット予約など出来ないし、おそらく電話も簡単には繋がらないだろう。ひとまずこちらで予約代行をしてあげられるなら、と書類の到着を気にしていた。
 ようやく届いたというので、クーポン番号等予約に必要な情報を得ることにした。

 写真を撮ってLINEで送ってもらうのが一番簡単だし、先日教えて出来るようになった筈だったのだが、とんでもなかった。夫と2人がかりで、あーでもないこーでもないと一つ一つ説明しても全然そのとおりに出来ない。そもそもLINEがまた読めなくなっていて既読にならない。

 仕方なしにDuo通話にして、画面に写し出されている書類をスクショで撮ってみたけれど、ピンボケで没。色々試してみるが埒が明かない。都合1時間近くジリジリイライラしながら延々とやり取りしたけれど、結局ギブアップ。
 コンビニでコピーして(それも新しい機械になって出来なくなったので店員さんにお願いするという。)それを郵送してもらうことにした。この徒労感といったら、ない。

 ガックリ疲れて、また伸びてしまった。夫がお茶を淹れてくれる。まだ母とガチに関わるには体力不足だったか。疲れやすいけれど、吐き気が収まってきているのとお腹が快調なのが救いだと思ったのだけれど。
 ドラマを視終わって、さて入浴という段階になって何やらまた空腹になる。夫にカップうどんを作ってもらって半分ずつ頂く。なんという乱れた食生活。明日がお休みというのが、ついつい気を大きくしている。

 木曜日。昭和の日の祝日。
 いつも通りにアラームは鳴ったのに、しっかり消して、気づいたら朝の連続テレビ小説が終わる時間になっていた。嗚呼。仕事に行かなくなったら、瞬く間に堕落した生活に陥りそうである。
 朝食は、ナウゼリンを飲んでから夫が昨夜百貨店で買ってきてくれたアップルカスタードパイをレシピ通りに温めて頂く。甘くて美味。青汁もバナナスムージーもちゃんと飲めた。アロエの青いヨーグルトのためにお腹を残しておかなければならないので、果物はちょっと控えめに。
 予報通り雨だ。窓の外の木々の緑がいよいよ力を増している。弱った身には負けそうな生命力だ。
 息子は久しぶりにお友達に逢うためお出かけ。密を避けてのグリーン車での移動だそうだ。

 遅い朝食後は、頼まれていた事務仕事を処理。それから、先日2講座終えた、ABCプロジェクト提供のeラーニング「ABCアドボケートカレッジ」を受講した。1時間半ほどで残っていた治療・支持療法の4講座コンプリート。一流のドクターたちが分かり易く簡潔に最新情報をお話ししてくださっており、本当に有難いことだ。これまで独走状態だったHER2+以外の乳がん治療も実に進歩しているなと感心することしきり。

 そういえば、一昨日、国立がん研による10年生存率の記事を見た。この起点となった2008年は私が再発・転移してステージⅣになった年だ。ステージⅣの乳がん10年生存率は16%だという。2008年当時、同じステージⅣの乳がん10年生存率は確か5%だった。だからせめて5年は生きられるかな、と覚悟したのだった。20人に1人だった生存率は、この10年で3倍以上になったことになる。その16%に潜り込めていることにちょっとしみじみする。

 お昼は夫がお雑煮を作ってくれたので、有難く頂く。お餅もするすると口当たり良く喉を通って2個ペロリ。
 その後、10日ぶりにヨガスタジオに向かった。治療翌週の木曜日は岩盤浴で寝っ転がるだけのリハビリ参加なのだけれど、GW中の特別プログラムで岩盤浴タイムがないという。それでも明日はスタジオがお休みだし、とこのスタジオに移籍して初めてリラックスヨガのクラスに参加した。

 N先生の代行クラスは45分。初めましての先生だったけれど、ファンが多いのもさもありなんと頷ける、呼吸を大切に、アーサナを丁寧に、の良いクラスだった。なかなか汗が出ないかと思ったらそうでもなく、気持ちよくさっぱりした。
 行きは風が強く雨もそこそこ降っていたけれど、帰りはどちらも小止みで助かった。

 夕飯も夫にお任せ。ようやく食前にナウゼリンを飲まずに済み、春キャベツが美味しく頂けた。
 本調子かと問われればいまだ倦怠感は残っているけれど、吐き気はほぼ収まった。明朝で吐き気止めカイトリルが終わる。エルカルチンもあと4回飲めば今期の薬は無事終了である。

 体力回復期の今日が祝日で本当に良かった。明日1日頑張ればカレンダー通り5連休だ。緊急事態宣言下2度目のGW、いよいよ東京も1,000人超えの感染者数、大阪もしかり。そんな中相変わらずオリンピック開催ありきの状況に誰一人モノ申せない体たらく。国民は暴動も起こさない。ため息しか漏れない木曜日の夜である。

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2021.4.26-27 エンハーツ14クール目、さらに減量10回目投与後5-6日目のこと バラバラな身体で思うこと

2021-04-27 19:33:42 | 日記

 月曜日。
 夫は休務日だというのに起きてくれている。金曜日からほぼ籠城蟄居。出勤だからといって身体はシャキッとするどころか、四方八方に逃げていく感じで、バラバラでまとまらない。殆ど動かず横になりっぱなしだったせいで、顔も身体もどこもかしこも浮腫みと凝りで痛いことといったら・・・。

 朝は、頑張って小倉デニッシュを。久しぶりにスムージーも飲んでみる(グラス半分でギブアップ)。果物も一欠片ずつと、胃痛防止のアロエの青いヨーグルト。食後の薬を一式飲むので精一杯。
 グレープフルーツジュースもグラス半分ほどが飲めない。紅茶も美味しくない。マグカップ半分ほどで家を出た。昨日の朝からお通じも止まってしまった。

 気持ち悪さとフラフラ感で身体が覆われている。歩き始めたけれど、なかなか足がスイスイ前に出ていかずにもつれる感じ。
 緊急事態宣言発出後の初めての月曜日。構内はマスク着用の学生の群れで溢れている。事務室は心なしか休暇と在宅勤務の人数が多いのか、少しだけ人口密度が低い。

 いいお天気だけれど、相変わらず肌寒い。
 治療後の週明け月曜日に出勤する時は、まだ遠出する元気がないので少しでも近いカフェに行くのだけれど、臨時休業だ。学内の生協はとんでもなく混雑している。
 頑張って中華食堂まで行って湯麵を注文した。一人前食べ切ることは出来ないけれど、塩味のスープを飲んで人心地ついた。はす向かいのカフェでカフェラテを持ち帰ろうと思ったらここも臨時休業だった。昼食難民である。
 
 午後から休暇を取りたいと思いつつ、夕方予定があったので、そうもいかず。30分で終わる予定が1時間かかった。立って歩いて、だったので、途中何度も気が遠くなった。とりあえず倒れずに済んで良かった。
 足がスムーズに前に出ない、階段で足が上がらないという這う這うの体で帰宅。手洗いとうがい、かつらを外して着替えだけ済ませたら、もう動けなくなった。

 夫がわざわざ遠出して買ってきてくれた某ファーストフードのオリジナルチキンが夕食。気持ち悪さは相変わらずだったけれど、目先が変わったのと、ずっと食べたかった物だったので一生懸命頂く。食べ終わったらまたグッタリ。

 食後は、今月2回目に届いたお花を放置するわけにもいかず、力を振り絞って活ける。
 白いカラーが3本、淡いピンクのアルストロメリア、ブルーパフュームが2本ずつ、レースフラワーとソリダコ。花言葉はそれぞれ「清浄」、「未来への憧れ」、「くじけない心」、「可憐な心」、「振り向いて」とのこと。
 夫が先月末に頂いてきた花束もようやくお別れのタイミングになった。
 そして、またリビングのカーペットと一体化してウトウトウトウトである。
 
 火曜日。
 昨夜は久しぶりに早めに入浴して、日付が変わらないうちに眠りについた。夜中一度お手洗いに起きて、また二度寝。今朝は腹痛で目覚め、お腹が開通したのでほっとした。

 夫は出勤日。毎日出勤しないと勤労意欲が下がるとのこと。なるほどそうかもしれない。何十年もの間、日々出勤する生活をしてきて、いきなり今日は出勤しなくていいですよ、と言われる生活。リズムを作るのは難しい。

 こちらは在宅勤務。食卓に着くが、食欲はない。とりあえずナウゼリンを飲む。
 夫を送り出してから、夫手製のママレードを塗って1週間以上ぶりにトーストを頂いた。スムージーとグレープフルーツジュースは飲み切れず、でも果物が2切れずつ頂けた。

 今日もいいお天気だ。少しずつ気持ち悪さは軽減してきているが、とにかくこのやり場のない身の置き所のない倦怠感はどうしたものか。身体がしっかりしない。頭が重くて肘をついて支えていないと崩れそうになる。身体に石の重りが付いているようで、ちょっと横になると、どんどん沈み込んでしまう。

 昨日はなんとか出勤して8時間やり過ごしたというのに。 

 明日で治療から1週間になる。毎度毎度、治療後のこの体調不良。こうなることはわかっていながら、その後少しでも長く平穏に暮らしていくために治療を続けている。今の自分が生きていくために受け入れるべきタパス(辛抱)である。自分で納得している筈なのに心が折れそうになる。
 昨日活けたブルーパフュームの花言葉(くじけない心)を思い浮かべるが、これ以上不調が続くようになったら少しでも復調の期間が長くいられるように、4週に1度の投与を考えるべきタイミングなのかもしれない、と思う火曜日の夜である。
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2021.4.25 エンハーツ14クール目、さらに減量10回目投与後4日目のこと とことん非生産的な一日

2021-04-25 21:30:06 | 日記
 昨夜もビデオを視ながらいつの間にかリビングで寝落ちてしまった。夫から1時半くらいに起こされたようだけれど、全く気付かず。LINEに正体不明の寝姿の写真が送られていた(そんなものを撮って記録に残すとは情け無用の夫である。)。
 辛抱強く起こしてもらってノロノロと入浴し、眠りについたのは3時過ぎ。夫はそれまで起きていたせいで空腹だと漏らしていた。申し訳ない。

 日曜日仕様のアラームが鳴るが、身体は重くて起きられない。ベッドでぐずぐずそのままウトウト。空腹はあまり感じないが、もたれた感じで胃が重い。目が覚めると気持ち悪いが、昼まで寝ているわけにもいかず。のそのそ起き出す。
 さすがの夫もまだ起きたばかりの様子。朝食の支度を始めようとしたら、いいから休んでいろというので、それに従う。天気がイマイチとのことだったけれど、まだ青空。それでも洗濯機を廻す元気はなく、着替えだけして朝食に向かう。

 少し食べられそうかな、とグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、小さな小倉デニッシュとチョコレートパンを半分ずつ。バナナスムージーがまだ飲めそうにないので、バナナがどんどん未消費で熟れてきてしまう。果物として頂く。
 とちおとめ半粒、ブドウ2粒、りんご一かけと清美オレンジひと房。食べると疲れるのは相変わらず、治療直後の日曜日である。アロエの青いヨーグルト1個の量が多いので完食するのが大変。

 緊急事態宣言発動初日。何もしない、何も出来ない。とことん非生産的な一日が過ぎる。
 靴も履かず、当然一歩も外に出ず、ただひたすらごろごろと、不機嫌そうにリビングでウツラウツラしているだけの日。

 夫はクリーニング店に行ったり、買い出しに行ったり。私は玄関まで送りに行くこともせず、ただただリビングの床で横になっているだけ。
 夕方お腹が空いて、冷凍焼きそばをチンしてもらう。お酢とカラシをたっぷりかけて、頂く。完全に味覚がいかれている。夫が出かけてウツラウツラしたと思ったらすぐにピンポンが鳴る。何かと思ったら新聞の集金。居留守を使っても良かったのだけれど、ぼーっとしながらかつらだけ頭に載せて玄関で支払いをして、再びリビングに逆戻り。
 
 気づけばまたソファで数時間眠ってしまい、もう夜である。

 横になっているか眠っているしかない日曜日。鏡を見ると顔がパンパンに浮腫んでいる。母にご機嫌伺いのDuo通話。以前は治療後の酷い体調の時にあえて連絡することはなかったけれど、これも現実、ということでスマホにしてからは隠さずにこの状況を見てもらっている。どう思っているのかはよくわからないけれど。

 夕食は夫に頼んで、今年初の冷やし中華。酸っぱい味しか受け付けないけれど、美味で完食出来た。少し元気が出たので、お風呂を洗って洗い物をした。

 明日は仕事。籠城蟄居の続いた週末。またもつれる足を引き摺りながらの出勤になる。
 相変わらず気持ちは焦る。けれどなかなか身体がついてこない諦めるしかないトホホな日曜日の夜である。
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2021.4.23-24 エンハーツ14クール目、さらに減量10回目投与翌々日、3日目のこと ちょっといいかな、やっぱりダメだ の2日間

2021-04-24 21:19:53 | 日記
 金曜日。在宅勤務。いつも通りに起床して洗濯機を廻す。夫を送り出してから干し終わった洗濯物を干す。まだ時間がありそうなので、もう着ないだろうニット類をお洒落着洗いモードで。
 
 前クールより気持ち悪さが悪化しておらず、割と動けそうで、ほっとする。かつらを被らず、マスクもなく、化粧もなく、ストッキングも履かずで少し気持ちが楽なのだろうか。
 とはいえ、食欲はない。ナウゼリンを飲むが、なかなか吐き気は収まらない。
 朝食は昨日と同じ小さなクリームパン一つと、清美オレンジ、ピンクグレープフルーツ1房ずつ、とちおとめ半粒、りんご、ハニーキウイを1かけずつ。
 グレープフルーツジュースをグラス半分と、アロエの青いヨーグルトに極上はちみつ紅茶。

 今日までの吐き気止めイメンド80㎎、デカドロン4㎎、いつものミヤBM、コデインとタケプロン。昨日も今日もお通じがあるのが有難い。

 お昼休み、すっかり洗濯物が乾いたので、取り込んで畳む。いいお天気だ。食欲はいまいちだけれど、濃い味ならわかるかも・・・と冷凍のお好み焼きをチンする。たっぷりソースと青海苔とおかかを振る。なんとかお腹に入れられたので少し力が出た感じ。

 夕方夫から仕事が終わりそうにないので、ライナーを一台遅らせてほしいという電話があったので、その対応。 
 さて、夕飯をどうしようかとお米だけ研いで、先日某果物店で調達したレトルトのマンゴカレーとパイナップルハッシュドビーフにする。後は野菜サラダだけ。
 
 支度とも言えない支度をしたらもう草臥れてしまって、なんとなくウトウト。外はいつの間にか真っ暗。
 1対3の割合で夫にご飯をよそって夕食。随分甘いカレーだったけれど、そこそこ頂けた。
 食べてすぐにウトウトするのは消化に良くないとわかっているのだけれど、食後のタリージェの眠気に勝てない。そのままビデオを視ながら気づけばウトウト。

 夫がせめてお風呂に入ってから寝た方が良いというので、日付が変わらないうちにヨタヨタと入浴を終えて、またリビングに戻る。
 そこでベッドに行けばよいのに、眠くない(それは食後に3時間以上転寝した所為だ)のであと1本短いドラマを視たら寝る、と夫を見送ったのが運の尽き。

 次に気づいたら夜中3時近かった。それでも入浴を済ませていたのでまだマシか。歯磨きをしてベッドに向かったが、目が覚めてしまうとはやり気持ち悪さが押し寄せて、ミントスプレーとマントラCDでもなかなか寝付かれない。

 土曜日。土曜日仕様で目覚ましが鳴る。ベッドで朝の連続テレビ小説を視、チコちゃんが始まっても起きる気がしない。腹痛で起きたら、ろくに食べていない割には今朝も普通のお通じがあった。
 午前中に、ぽちっと注文した化粧品が届くことになっていたので、それまで横にならせてもらうことに。
 
 予想通りの時間に宅配が届き、夫が準備してくれた朝食を頂く。残念ながら食欲はない。グレープフルーツジュースでナウゼリンを流し込んでから食事スタート、は変わらない。
 昨日一昨日と1つ食べられたクリームパンがもそもそして喉を降りていかない。半分でパス。夫が目の前でトーストを食べているのを見ているだけで喉がザワザワする。

 夫はクリニックに出かけ、私はグズグズとテーブルに残って朝食の続き。アロエの青いヨーグルト、果物はりんご一かけ、とちおとめ半粒、ぶどう2粒。ダージリン紅茶が殆ど飲めない。
 昨朝で吐き気止めデカドロン4㎎とイメンド80㎎が終了したので、今朝からはいつもの胃薬タケプロン、胃腸薬ミヤ、痛み止めコデインに、遅発性の制吐剤カイトリルと疲労止めエルカルチン2錠が毎食後に追加。毎回文句ばかり言っているがエルカルチンは大きくて飲みにくい。
 結局、朝食を始めてから食後の薬を飲み終わるのに1時間もかかってしまった。

 いいお天気。昨日のうちに洗濯物を片付けられたので、明日はお天気が崩れるらしいけれど、今日は何もしないことにする。
 あっという間にお昼になる。さすがに薬を飲んで1時間半やそこらでまた食事をお腹に入れるのも無理。

 午後は申し込んでいたWeb市民公開講座『知っておきたいがん治療』をLiveで試聴し始めた。講師は国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科の後藤 悌先生。前半のテーマ「がんゲノム医療とは?~遺伝子パネル検査の現状と展望~」は肺がん中心のお話だったので、ちょっと別ウインドウでURLをクリックしたらとんでもない地雷を踏んでしまい、PCがピーピー鳴り始めて大変だった。
 夫に助けを求めて、リカバリーしてもらい、何とか事なきを得たようだった。
 私は、リビングに移動してスマホで後半の 「がん免疫療法とは?~現状と展望について~ 」を聴いて、アンケートだけ送った。やはりボーっとしているとろくなものではない。

 ウトウトしながらどうでもよいドラマを視る。夫はスーパーに買い出しに。夕飯は何がいいと言われ、何も思い浮かばない。駅前で期間限定販売中の鯖鮨を買ってきてくれるというので、ならば、湯豆腐があればいいな、と京都は下鴨神社近くで食したことを思い出す。

 さすがにお腹が空いて、とはいえ何も食べたいものが思いつかず、甘栗と南瓜のポタージュスープというかなりへんてこりんな組み合わせのおやつをナウゼリンで流し入れ、ミヤとエルカルチンを飲む。

 夜には、いつもお世話になっているキャンサーソリューションズさんのABCプロジェクトのミニセミナー「医師と考える緩和ケアの選択」のZoomミーティングに参加した。
講師は自らがんを罹患された大橋洋平先生(海南病院 緩和ケア内科)。絶不調だけれど、とにかく最後までPCの前で座って聴くことが出来て良かった。

 第4波到来でいよいよ明日から来月11日まで、第3回目の緊急事態宣言発動。百貨店もアウトレットモールもシネコンも全て臨時休業。治療後の体調不良だからどこにも出かけられないのがせめてものことだけれど、突然の休業要請にGWという書き入れ時、どれほどのダメージを受けることだろう。

 息子は明日から店舗が閉まる前に買い出しに出かけたそうだ。繁華街は凄い人出だったとのこと。
 それにしても、緊急事態宣言を発動し、解除し、また発動。とどのつまり、この状況を打開する手はないということか・・・。
 なのに、オリンピックの中止宣言はなく、解せないことである。
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2021.4.22 エンハーツ14クール目、さらに減量10回目投与翌日のこと

2021-04-22 21:53:59 | 日記
 
 昨夜は、気持ち悪さがだんだんと増してきて、身体は重く疲れているし、目もしょぼしょぼしているのに、眠気はない。
 ブログを書き終えた後、夫にお茶と和菓子を出し、私は小さなアイスクリームをお腹に入れた。録画したドラマを一本だけ視て、なんとか日付が変わらないうちに入浴。
 お風呂あがりに無理やり赤いヨーグルトドリンクをお腹に入れたら、なんだかまた気持ち悪くなった。

 マッサージサロンのWさんから頂いた吐き気対策のアロマオイルでふくらはぎから足の甲までマッサージをするけれど、浮腫みはなかなか軽減せず、眠くもならない。
 ステロイドハイ状態もいつもどおり。ギリギリまで粘ってベッドに入り、マントラCDをBGMに流し、ミントのスプレーを枕と部屋にシュッシュと撒いたが、ダメなことは変わらない。ついつい「がん治療の虚実」の勝太郎先生のYou tube Q&A・などを見てしまい、1時半まで電気を消せなかった。

 明け方、アラームが鳴る1時間前にお手洗いに起きる。目が覚めるとやっぱり気持ち悪い。あ~あという感じ。アラームが鳴るまでベッドでぐずぐず。
 夫は今日、休務日なので、そのまま寝かせておいて静かに家を出るつもりでいたけれど、朝食の支度をして新聞を読んで席に着いた頃、「まずい、目覚ましを消してしまっていた~」と起きてきた。寝てくれていていいのに・・・と思うのだけれど。
 
 胃は重く痛むようだが、空腹は感じない。洗面台に立ってもシャンとしない。元気な時はお行儀悪くあれこれ用事をしながら歯磨きするのだけれど、それも出来ず。つかまり立ちして歯を磨き、顔を洗う。下を向くと余計気持ちが悪い。

 食前にピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを流し込んでから様子を見る。気持ち悪さはそう簡単には改善されず。朝食には小さなクリームパン一つと、青いアロエヨーグルト。
 起きてきた夫が、ピンクグレープフルーツをお皿に出してくれる。2房なんとか頂く。

 今日も気温が高くなるとのこと、脱水は避けたいので水分だけはせめて、と極上はちみつ紅茶はマグカップ8分目飲み切った。相変わらず香りはするけれど味がイマイチ。それでも水で薬が飲めないのだから仕方ない。

 食後に今日、明日限定の吐き気止めイメンド80㎎、デカドロン4㎎が加わり、いつもの整腸剤ミヤBM錠、痛み止めとコデインと胃薬タケプロン。

 今日は気持ちが悪い日専用の服装で。ウエストがなく、リボンで結ぶだけのワンピース。事務室は相変わらず外より寒く感じるだろうけれど、昨日ストッキングデビューしたばかりなので、ちょっと厚めのもので様子見。ロングカーディガンを羽織って出かけた。

 歩きながらもやはり気持ち悪い。マスクが鬱陶しくいつもより息苦しい。強力な吐き気止めのイメンドが効いてくるまでまだ時間がかかるのだ。
 自席に着き、昨日届いた書類やメールの整理。やはり1日開けるとそれなりにあれこれ溜まっている。まあ、だから「気持ち悪い・・・」なんて言っていられずに、黙々とこなすことで気分を紛らわせるのだけれど。
 
 お昼休みは、会議の開始時間の関係で、普段の半分の時間しかない。お弁当の配達がなくなったので、自席で自宅から持参したサラダうどんをお腹に入れるだけで精一杯。
 昨日生協から届いたものだが、さっぱりしていて思いのほかするすると喉を通った。デザートは朝、食べきれなかったピンクグレープフルーツ2房とぶどうを2粒。食前はナウゼリンをマグに入れてきた極上はちみつ紅茶で流し込み、食後はミヤBM。

 食事を流し込んだら会議まであと5分もない。今日は自席でオンラインでなく別室で対面。思いのほか早くお開きになって助かった。
朝から会議室に移動した以外はほぼ9時間座りっぱなしの一日。外は暖かかったようだけれど、その恩恵にも預かれず、日の当たらない会議室ではうすら寒くて膝掛けが必須だった。

 夫は職場の帰り時間に合わせて美容院を予約していたので、休務日なのに夕方から出かけることになり、夕食はてんでんこ。
 食事の支度の心配をせずにマイペースで好きなものを適当に入れられるので有難いことだ。

 治療翌日、なんとか乗り切れてほっとする。
 帰路はアウトレットモールで夫に頼まれていたシャツを購入して、帰宅した。少し外の空気が吸えて良かったけれど、やはり終日多くの人たちの中にいるのは疲れるし、吐き気はずっと続いており、顎が出ている。それでも職場往復に加え、買い物もしたので5,000歩ほど歩けたようだ。
 明日は2週間ぶりの在宅勤務で少し息がつけるだろうか。

 感染者数はまたしても増加。緊急事態宣言が発動されそうな中、今年のGWは一体どうなることやら、である。
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