2月19日 (月曜日) 晴れ
イタリアでコーヒーと言えばエスプレッソのことだ。
細かくひいた豆に高圧の蒸気をかけ、
濃厚で香り高い味を一気に抽出する。
エスプレッソマシンは約100年前、ミラノで発明された。
▲立ち飲み形式のバールで、デミタスカップに注がれた
エスプレッソをさっと飲み、さっと店を出る。これがイタリアの伝統的なコーヒー文化だ。
★「デミタスカップ」は、
トルココーヒーやエスプレッソなどの容量の少ないコーヒー に使うカップです。
マグカップよりも小さく日本ではあまり馴染みのないサイズですが、
スタバをはじめとするシアトル系のカフェの台頭であっという間に広まりました。
エスプレッソカップとは少し違いますが、日本ではあまり区別されていません。 ティーポットとお揃いのカップで紅茶を楽しんでもおしゃれですし、
クレマが栄えるガラス製のものも素敵です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自営店の多い小さなバールは国内に約16万軒あり、庶民の生活に欠かせない。
▲そこへ巨大チェーンのスターバックスが進出する。
今秋、ミラノにイタリア第1号となる大型店をオープンし、
後続店舗を広げる計画だ。
米国シアトルが発祥のスタバは仏独を含む世界70カ国以上に
約2万8000店を展開するが、これまでイタリアの壁は厚かった。
▲伝統の味を守るのか、それともグローバルな味を歓迎するのか。
地元では早くも論議を呼んでいる。
「米国風のコーヒーは好まれない」という声があれば、
「雇用が増えて地域経済を活性化させる」との意見もある。
▲スタバの会長はもともと1983年、ミラノのバールの雰囲気に魅了され、
コーヒー店のチェーン化を思いついた。
★スタバの会長
クリック2012年のカンブリア宮殿での
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
だからエスプレッソを基調としたカフェラテやカプチーノを主要メニューにしている。
ミラノへの出店は長年の夢だった。
▲イタリアは今、3月4日投票の総選挙へ向けて運動がたけなわだ。
こちらでもグローバル化の是非が争点の一つになっている。
こと食文化に関して保守的な国で、コーヒーをめぐる
戦いの行方は見逃せない。
イタリアでコーヒーと言えばエスプレッソのことだ。
細かくひいた豆に高圧の蒸気をかけ、
濃厚で香り高い味を一気に抽出する。
エスプレッソマシンは約100年前、ミラノで発明された。
▲立ち飲み形式のバールで、デミタスカップに注がれた
エスプレッソをさっと飲み、さっと店を出る。これがイタリアの伝統的なコーヒー文化だ。
★「デミタスカップ」は、
トルココーヒーやエスプレッソなどの容量の少ないコーヒー に使うカップです。
マグカップよりも小さく日本ではあまり馴染みのないサイズですが、
スタバをはじめとするシアトル系のカフェの台頭であっという間に広まりました。
エスプレッソカップとは少し違いますが、日本ではあまり区別されていません。 ティーポットとお揃いのカップで紅茶を楽しんでもおしゃれですし、
クレマが栄えるガラス製のものも素敵です。
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自営店の多い小さなバールは国内に約16万軒あり、庶民の生活に欠かせない。
▲そこへ巨大チェーンのスターバックスが進出する。
今秋、ミラノにイタリア第1号となる大型店をオープンし、
後続店舗を広げる計画だ。
米国シアトルが発祥のスタバは仏独を含む世界70カ国以上に
約2万8000店を展開するが、これまでイタリアの壁は厚かった。
▲伝統の味を守るのか、それともグローバルな味を歓迎するのか。
地元では早くも論議を呼んでいる。
「米国風のコーヒーは好まれない」という声があれば、
「雇用が増えて地域経済を活性化させる」との意見もある。
▲スタバの会長はもともと1983年、ミラノのバールの雰囲気に魅了され、
コーヒー店のチェーン化を思いついた。
★スタバの会長
クリック2012年のカンブリア宮殿での
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だからエスプレッソを基調としたカフェラテやカプチーノを主要メニューにしている。
ミラノへの出店は長年の夢だった。
▲イタリアは今、3月4日投票の総選挙へ向けて運動がたけなわだ。
こちらでもグローバル化の是非が争点の一つになっている。
こと食文化に関して保守的な国で、コーヒーをめぐる
戦いの行方は見逃せない。