中さん

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日記(4.12)コラム「首相案件」 笏のこと

2018-04-12 14:35:42 | 日常
4月12日    (木曜日)    晴れ 気温上がる。穏やかな日
ズッキーニを畑に移植した。
インゲン・キュウリ・春菊を地下蒔きしてみた。
未だ早いかなあ?乾ききっている畑。
絹サヤの木が伸びてきた。
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コラム 首相案件
 古くは御所の貴族が携え、
 今でも神社の儀式で宮司さんが手に持つ細長い板の「笏(しゃく)」。
 礼服や束帯を着るとき威儀をただすためのものだが、実は別の用途があったそうだ。
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笏で検索したら・・・

「こつ」ともいう。
 束帯のとき威儀を正すために用いた長さ1尺2寸 (約 40cm) の板状のもの。
 礼服着用のときには象牙製,
 束帯,袍袴 (ほうこ) のときには櫟 (いちい) 製を用いた。
 儀式の複雑化につれて,備忘のため式次第などの覚え書を書きつけることもあった
 現在は神職が用いる。

他にもこんな絵が

  笏を真ん中からふたつに割って打ち合わせるのが、
  雅楽の「笏拍子」という楽器ですが、
  これはなんと、「笏のヒラキ
  「手帖代用 軽便割笏」と名づけられています。

  ご案内の通り、笏は古来より、備忘録としてのメモ用紙(笏紙)を貼って、
  儀式の際のアンチョコとして用いられましたが、
  これは、笏の中に墨書ができるというスグレモノ。
  ふだんは笏として用い、必要な時はパカッと開けばよいわけです。
  しかも「此白き処に墨でかきてもふきとればすぐきれいになります」という、
  さながらホワイトボードの先駆けのごとき魅惑の機能つき。
  「非売品」とありますが、いつごろのものですかねぇ。
  笏をたくさん購ったなかにまざっていたものですが、
  私はぜんぜん気づかず、ある学生が「ヒラける」ことを発見しました。
  なお、「割笏(かいしゃく)」と読めば、
  仏教の法会で用いられる拍子木のことを指します。
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 ▼儀式の次第や君命などを紙に書き、笏の内側に貼っておく。
  備忘のためのメモ帳のようで、これで間違わずに済み、
  威儀を保てたというわけだ。

 ▼さて今日ではパソコン打ちの備忘録に、君命ならぬ「首相案件」である。
  計画通り加計学園の獣医学部は愛媛県今治市に今春開学したが、
  これは「首相案件」の効き目なのか。
  となれば行政をゆがめたことになる。

 ▼開学に奔走した愛媛県は備忘録の作成を認めたが、
  案件の発言者とされた当時の首相秘書官は県担当者との面会さえ記憶にないとした。
  すると知事は「まじめな職員が書いた」「国が正直に言ったらいい」
  と言い切る。

 ▼水掛け論のようだが、備忘録に対して秘書官の記憶では分が悪い。
  そもそも記憶では頼りないから、忘れないようにメモをとり、残しておく。
  面倒くさいが、それがお役所の文化のはずで、
  官邸に記録がないとはどういうことか?

 ▼相変わらず安倍晋三首相は「私から指示していない」と繰り返すばかり。
  ならば国会の証人喚問や文書調査に指導力を見せるべきだ。
  「国民疑問の案件」と書いた笏を手に威儀を正せるか。

★国会中継を見ていても”じれったい”こと・・。
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コメント
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