中さん

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日記(4.19)コラム

2018-04-18 14:26:27 | 日常
4月18日   (水曜日)

【産経抄】4月18日のコラム

 音声を録音されていたと後に知って、地団駄を踏んだに違いない。
 といっても、現在セクハラ発言疑惑の渦中にいる、
 財務省の福田淳一事務次官について書こうというのではない。
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 ▼始まりは、1978年1月に香港で起きた韓国の女優、
  崔銀姫(チェ・ウニ)さんの失踪事件だった。

  半年後、崔さんを捜しに現地を訪れた、
  元夫で映画監督の申相玉(シン・サンオク)さんも姿を消す。

  今から振り返ればこの年、日本をはじめ各国で北朝鮮の工作員が暗躍し、
  多数の拉致事件を引き起こしていた


 ▼2人も被害者だった事実が明らかになるのは、
  86年に仕事で出かけたウィーンで米国大使館に亡命を果たしてからである。
  映画ファンだった当時の金正日書記は、
  北朝鮮で再婚した2人に拉致の目的についてこう語った。
  「いい映画をつくりたかったんですよ。
   工作組織に話をして、ちょっとひっぱってこい、と」


 ▼崔さんはハンドバッグに録音機をしのばせていた。
  正日氏は2002年の日朝首脳会談で、拉致事件の存在を認めながらも、
 「妄動主義者」の仕業と言い逃れていた。
  しかし、正日氏の甲高い音声を聞けば、
  指示があったのは明らかである

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 ▼崔さんの訃報が昨日届いた。申さんは12年前に亡くなっている。
  北朝鮮での再会、心ならずも映画製作に励んだ日々、
  監視員の追跡を振り切っての脱出劇…。

  2人はまるで映画の原作のような手記『闇からの谺(こだま)』
  (文春文庫)を残している。


 ▼崔さんは、韓国人以外の外国人拉致被害者を目撃し、
日本人についても聞いていた。ところが脱出後、
日本で拉致を問題視する声が起こっていないと知り、
首をかしげている。
阿部雅美さんが「私の拉致取材」の連載で何度も指摘している通り、
社会の甘さとメディアの「不報」が原因だった。


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「アベック連続蒸発」の記事が初めて産経新聞(当時の題字は「サンケイ新聞」)
1面に掲載されたのは、今から38年前の1980(昭和55)年1月7日でした。/strong>
のちに新聞協会賞を受賞するきっかけとなった画期的なスクープでしたが、

 当時、他のマスメディアは完全に黙殺し、
 その後長きにわたり日本国内で拉致事件への
 関心が広がることはありませんでした。

~~~~~~~~~~~~~~
「どのように事件を取材し、どう報じたのか、あるいは報じなかったのか。
 日本社会や政治はその後、拉致問題にどのように向き合ってきたのか」―。

 記事掲載前年の79年から社会部記者として取材を始めた阿部氏は、
 今も手元に残る多くの資料などを見直したことで、
 当時は見逃されていた真実が見えてきました。

 解決の兆しは一向に見えず、
 事件が風化しつつある。

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日記(4.18)レアアース

2018-04-18 14:11:57 | 日常
4月18日   (水曜日)   雨…>晴れる

昨夕から降り出した雨が今朝方から昼まで続く。
畑にとっては良いお湿りだ。
午後はピカーと晴れた。
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CNNの記事に
南鳥島の海底に数百年分のレアアース、世界経済変える「潜在力」
周辺の海底から数百年分のレアアースを含んだ泥の塊が見つかった小笠原諸島の南鳥島


東京・小笠原諸島の南鳥島周辺の海底に、
精密機器の製造に使用されるレアアースを
豊富に含んだ大量の泥が存在することが
専門家の調査でこのほど明らかになった。

その含有量は数百年分の需要にも対応可能な
「半無限」と呼べるほどの水準で、
研究者らは日本経済の未来を大きく変える
「とてつもない潜在力」を秘めていると指摘する。
~~~~~~~~~~~~~~~~
南鳥島は太平洋に浮かぶ日本最東端の小さな島。
日本の大学などのチームが調査したところによれば、
この島の海底にある推計1600万トンの泥の中に
膨大な量のレアアースが含まれているという。

 レアアーススマートフォンやハイブリッドカー、
ミサイルシステムなどのハイテク機器の製造に使われる。

 例えば今回見つかったレアアースの1つ、
 イットリウムはカメラのレンズや携帯電話のスクリーンに使用される。

 上記の泥の塊は、
 世界需要の780年分のイットリウム、
 620年分のユウロピウム、
 420年分のテルビウム、
 730年分のジスプロシウムを含むとみられる。

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 調査チームは報告の中でこれらのレアアースについて、
 世界へ向け半無限的に供給できるだけの潜在力を有すると分析している。

 米地質調査所( USGS)によると、
 レアアース自体は地球上に比較的豊富に存在しているものの、
 開発が可能な鉱床を形成するケースは極めて少ない。

 南鳥島での発見は含有量という観点で極めて重要性が高いという。
 2015年時点で、レアアース生産の約95%は中国が握っている。

 このため日本をはじめとする各国は、
 価格設定や供給といった問題で中国に依存しているのが実情だ

 しかし、日本が新たなレアアースの供給源を
 自国の完全な経済管理下に置けば、こうした状況にも変化が生じる。 
 新たに見つかったレアアースについて研究者らは、
 「近い将来、開発可能になる」との見通しを示している。
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