中さん

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日記(4.29)昭和の日

2018-04-29 10:47:15 | 日常
4月29日  (日曜日)   

 時間を自由に行き来できるタイムマシンを一回だけ使えるとしたら…。
この手のアンケートをすると、だいたい、
未来よりも過去を選択する人が上回るそうだ。

▼その人の年齢にもよるか。
子どもたちはタイムマシンで自分の将来を見たがり、
 反対に大人は過去へと戻りたがると聞いたことがある。


▼確かに、ある程度の年となれば、時間旅行をするまでもなく、
自分の将来は予想できるし、見たくもないという人もいる。
 
 そんな未来よりも
過去の自分や、今は亡くなってしまった親や友人に会いたいというのは
 よく分かる。
 過去の失敗を「あの時」に戻ってやり直したいという人もいるか!


昭和の日である。
 法律の趣旨によると、
 「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日らしい。

 暗い戦争にもかかわらず、近くて遠い昭和に心をくすぐられる人は多いだろう。

▼脚本家の山田太一さんが過去の魅力について書いている。
 人がタイムマシンで過去へ行きたがる傾向とも関係があるかもしれぬ。

 「ノスタルジーとは、過去のいいとこ取り」なのだそうだ。

  つまりは苦しいこと、悲しいことは忘れ、良いことだけを思い出し、
  昔は良かったとなるらしい。

きょう、昭和の「明」を懐かしむとしよう。

 同時に昭和の「暗」についても頭に置いておかなければ
「国の将来に思いをいたす」ことにはなるまい。


~~~~~~~~~~~~~~
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日記(4.29)毒草

2018-04-29 08:07:00 | 日常
4月29日   (日曜日)   晴れ
穏やかな日が続いている。

岩手日報(風土計)4.28コラムにあった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「毒ゼリというものの恐ろしさを、
  私は、軽井沢で、まざまざと見た。
  あんなに恐ろしい毒草が、案外の身近にあるかと思うと、
  慄然とする」。


  作家野村胡堂は随筆「毒ゼリ」
(「胡堂百話」)で回顧している。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼第2次大戦中、軽井沢で暮らしていたときのことだ。
芸術家の妻が、セリに似たその毒草を誤って食べてしまった。
異変を聞いて胡堂たちが駆けつけたときには手の施しようがない状態。
あまりにも凄惨で正視に堪えなかったという。



毒ゼリ
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▼「これからのち、私は捕物小説に、しばしば毒ゼリを登場させることにした」。
江戸時代の話にピストルや青酸カリは使えない。
南蛮渡来の秘薬という手もあるが、「なんとかの一つ覚えではあるまいし」。
そこで毒草だ.

▼物語なら深みを与える道具になるが、実社会では許されない。
抽出毒による約30年前のトリカブト殺人事件はあったが…。
日常に多く潜む危険は、うっかり口にして、
胡堂が目にしたような悲劇が起きることだ。

家庭菜園や野草採りなどで毒草を誤って食べる事故が多発しているとして
消費者庁が注意を呼び掛けている。
2016年までの10年で502人が食中毒になり、7人が亡くなった.

▼山菜シーズン。ゴールデンウイークに採取に出掛ける人も多いだろう。
自信のない人は知識のある人と出かけるなど
くれぐれも気を付けて。
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私も 5月7日には仲間と山菜取りの予定だ・・
実際のところ、蕗の薹・コゴミとウドがメインだ。
不足分は専門で作っているお店のものを買うことも多い。
山歩きをするようなものだ。
~~~~~~~~~~
でも毒草には注意しなくては!
身近にはスズラン・水仙の葉っぱなどがあるが
口にはしないなあ~!

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