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日記(4.25)米食悲願民族

2018-04-25 20:47:30 | 日常
4月25日   (水曜日)   雨・・・・>晴れ 暑くなった。

[産経抄】4月24日にあった。

 作家の故米原万里さんは少女時代、
 東欧チェコスロバキアの国際色豊かなソビエト学校に通っていた。
 林間学校で、子供たちがそれぞれ自国のおとぎ話を披露することになった。

 ▼働き者の婆さんが、川に洗濯に行っておむすびを食べようとすると、
  コロコロ転がって穴の中に入ってしまう…。
 「おむすびコロリン」の話をしているうち、おむすびが食べたくてたまらなくなる。
  とうとうその夜は、一睡もできなかった。」
  『おむすびコロリン』の災難」というエッセーに書いている。


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 ▼タイムマシンがあれば、パックご飯を電子レンジとともに届けてあげたかった。
  昨年の国内生産量は約19万トンに達し、
  2年連続で過去最高を更新した。


  手間いらずで、少量ずつ食べられると、
  単身世帯や高齢者の間で人気が高まっている。
  かつては非常用のイメージが強かったが、
  最近はブランド米を使った高級品も目立つ。



 ▼その一方で、高級炊飯器の開発も進んでいる。
  舌の肥えた中国人観光客の「爆買い」の対象にもなってきた。
  ご飯の究極の味をめぐる競争は、激しくなるばかりである。


 ▼コメが日本に伝来したのは、二千数百年前といわれる。

  もっとも、誰もが白米のおにぎりを食べられるようになったのは、
  昭和30年代の高度経済成長以降である。
  日本人は「米食民族」というより、

  米食悲願民族だった。
   農学者、渡部忠世さんが指摘していた。




 ▼娘の頼みを聞いて、母親は2週間後の参観日に、
  おむすびを持ってきてくれた。
  米原さんは、「米なしに生きていけない自分は、どうしようもなく日本人なのだ」
  と自覚したという。
  ますます手軽に、よりおいしいご飯が食べられるようになった今、
   かえって「日本人の自覚」を持ちにくくなっている。
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米原万里の本は何冊か読んだが
才能あふれる人だったのだなあ~!

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米「コメ」に関しては現役当時顧問のN先生が講演会で言っていたことを
思い出す。
コメは水と火があればどこでも自由に炊いて食べられる
こんな食材はない!凄い食料なんだと。

又単位当たりの収穫カロリーもすごいものだと。
肉は広い土地に放牧が必要なんだと・・・
米と肉の収穫過程をしっかり考える様に教えてくれた。
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コメント
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