厚生委員会、墓地経営許可取り消し住民陳情を採択できず

今日は静岡市議会厚生委員会で1日中審議が続きました。午前中に、墓地建設問題での住民陳情審議、陳情者への委員から様々な観点からの質疑が行われましたが、墓地経営許可の取り消し、話し合いの斡旋は採択できませんでした。

取り消しについては、自民党会派が墓地経営許可は妥当であるが不服審査請求が審査されている段階での議会としての判断は控えるべき、私自身は墓地経営許可の取り消すべきとの立場ですが自民党会派と同様の立場で継続審議。

採決は継続審議に賛成が、自民党、新政会、虹と緑で賛成多数。話し合いの斡旋については、虹と緑と共産党が賛成で自民党、新政会、清友クラブが反対で不採択となりました。大変残念な結果となりました。

今後は不服審査請求の場を活用しての墓地経営許可の不当性を住民団体としてどのように訴えていくかが一つの焦点になります。地元自治会での署名運動の広がりなどまだまだ住民団体の活動は活発に続いていきます。

厚生委員会2時間の審議はこれまでの陳情審査に比較しても大変な審議時間をかけました。どうすれば、東光寺と住民団体の対話を実現させることができるのか、議会としてのどのように関与できるのか、沈思黙考します。