まつや清の日記 マツキヨ通信

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消防団員「年額報酬」「費用弁償」支払いに関する監査委員に要求監査を求める要望書

2019年10月16日 | 市政

9月議会も明日が最終日で
議事運営に関して
-議会運営委員会が開催されました。
一つの区切りとして
田辺市長に
消防団関連の要求監査を求める要望書を
赤堀文宣政策官に
手渡しました。

台風19号被災の中、
全国各地で
活躍する消防団の皆さんに感謝申し上げたいと思います。
一方で
待遇改善も大切な課題です。

※田辺信宏静岡市長様                2019年10月16日
消防団「年額報酬」「費用弁償」支払いに関して
監査委員に要求監査をすることを求める要望書
         静岡市議会議員  松谷 清(市議会会派・緑の党)
 10月2日市議会総括質問において「監査委員からの消防団交付金についての業務意見等について」をテーマに非常勤特別職である消防団員の年額報酬、費用弁償が消防団員本人に渡らずプール金化している問題や「幽霊団員」の存在、出動していないのに出動したとする架空請求の問題について質問をしました。消防局長からは、来年度以降となる個人口座振込み制度の準備をはじめることや分団長への報酬の受領権限に関する委任状の毎年の提出、受領に関して本人の直筆署名など改革に向けた方向性を示す答弁がありました。この点についてはエールを送りたいと考えます。
しかしながら一方で、年額報酬や費用弁償をめぐり公文書「偽造」や「詐欺」的行為の疑いのある複数の分団について「受領印をもらっており」「直ちに実態調査を行う考えはない」旨の答弁をしています。このままではせっかくの改革が中途半端に終わってしまいます。総括質問についていくつかの新聞社の報道もされ、また10月10日、11日の毎日新聞静岡版報道においてその実態の一部が明らかにされました。
私の調査では、この出動記録については、消防団地区本部による毎年9月に行われる分団機械監査において確認され本部長印が押されている出勤簿と毎月の費用弁償請求に伴う実体とかけ離れた出動報告書の二つがあるとされています。後者について毎年6月、消防署において65分団の関係者が集められて消防局による分団書類監査も受けています。それぞれにおいて監査が行われていながら事実関係が不透明であることは納税者からすれば納得できない点となります。これらの真相を解明するためには、こうした文書も含めて実態の解明のためには監査委員の監査が必要です。既に3年の一度の監査は終えたとされます。田辺市長のリーダーシップに基づき地方自治法第199条6項に基づく消防団の年額報酬、費用弁償など消防団経費に関しての要求監査を求めることを申入れします。



公正な形で

新しい消防団像を作り上げて

いただきたいと思います。