電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

桃の樹1本あたりの収穫個数を概算してみると

2021年09月11日 06時00分42秒 | 週末農業・定年農業
農協へ出荷した桃のデータが出揃いましたので、今年の概要をまとめてみました。今年の川中島白桃は、大玉と中玉、小玉の比率はそれぞれ 29%、55%、16%となり、着果管理に力を入れるようになった昨年と比べて、大玉が微減、中玉が微増、全体としてはおおむね同等〜やや小さめの収穫という結果となりました。



7月の猛暑で、仕上げ摘果が充分でなかったことが影響したのと、やはり7月下旬から8月にかけての水不足で、実の成長が抑制された面がありそうです。

トータルの出荷量は、今年初出荷となった「あかつき」が加わったこともあり、昨年比で倍増しました。出荷金額も、「あかつき」「川中島白桃」を合算して、約25%増加しました。ということは単価が下がったということになりますが、むしろ昨年の高価格が異常なのであって、一昨年までの平均と比べればそれでもずいぶん良好な結果でした。



ところで、桃の樹1本あたり、個数で言えばどのくらいの収穫量になるのだろうか。単純に計算してみるとこんなふうになります。

  • 桃の樹1本あたりの収穫量=出荷量÷本数 で計算してみると、約75kg/本 となります。
  • 桃1個あたりの重さが平均して 250g くらいだとすると、75kg÷0.25kg=300個 となります。 少し大きめのLサイズで1個300gとすると、75kg÷0.30kg=250個となります。
  • つまり、桃の樹1本から、単純平均して約250〜300個の桃が収穫できたことになります。
  • これは、傷などで出荷できない「はね桃」を含まない数ですので、実際はこれよりも何割か多くなります。

我が家の場合、川中島白桃は亡父が植えた20年ものの成木ですが、「あかつき」は私が植えた5年ものの若木です。若木だけを見ると、それでも1本あたり120個以上になりますので、さらに成長する3年後、5年後が楽しみです。

収穫後は、お礼肥といって、気持ち程度に肥料を散布してやります。これが実は来年の実りをもたらす花芽形成に重要な農作業です。朝晩はだいぶ涼しくなりましたので、助かります。


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