小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



現在も西湘バイパスでは継続的に橋脚の補強工事が行われているが、数年前には高波の影響などで道路擁壁が大規模に崩落したりと老朽化が懸念される出来事が起こっている。この春には森戸川左岸の出口ランプ付近に消波ブロックの設置が行われ、橋脚の防護が図られたが、先週、森戸川右岸側の西湘バイパス西湘パーキングエリア下の護岸が陥没しているのが見つかった。昨年3月の西湘バイパス西湘パーキングエリア付近の海岸。西湘パーキングエリア下には階段状の護岸があり、その前には砂浜もあって小八幡海岸方面へ行くことが出来た。先週末、陥没した護岸の様子を見に森戸川の右岸河口から西湘バイパス西湘パーキングエリア下の海岸へ。護岸が陥没したのは西側の部分。驚いたのは、西側部分は砂浜が無くなっており護岸には波が打ち付けていた。陥没箇所にはすでに土のうが積まれており、どのように陥没しているのかは見えず。護岸上部から幅5mくらいは陥没しているようだ。続いて西側から陥没ヶ所を撮影するため小八幡側から海岸へ。西湘パーキングエリアの導入路横には数年前から仮設の作業通路が設けられている。作業通路上には復旧工事用と思われる重機が数台停まっていた。小八幡側から西湘パーキングエリア護岸陥没部分を撮影。こちらは土のうの他、砂も盛られておりかなり嵩上げされている。今年に入り何度かこの場所を訪れているが森戸川右岸の海岸にも消波ブロックが設置されていることに初めて気がついた。応急復旧作業が行われている陥没ヶ所。護岸上部から海面まで土のうで補強され砂の流出を防いでいる。陥没が発見されて西湘パーキングエリアも一時閉鎖されていたが現在では解除されている。ただし、西湘パーキングエリアの海に面した休憩スペースの西側部分は立ち入り禁止になっていた。昨年3月に上の写真とほぼ同じ場所で撮影した風景。見比べると西湘パーキングエリア下の砂浜は後退が進んでいる。今後、護岸の復旧とともに養浜工事が行われるのか、それとも消波ブロックが設置されるのか気になるところ。小田原の海岸線も年々狭くなっていっているように感じる。

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