小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市酒匂にある国立印刷局小田原工場の敷地内には約500本の桜が植栽されており、桜の花の見頃となる4月前後の土日二日間だけ観桜会として一般開放される。観桜会の日程は開花状況で決まるわけでなく、事前に決まってしまうので昨年は桜の花が散ってしまった頃の開催となった。今年の観桜会は3月28・29日の二日間に開催され28日土曜日の午後に出かけた。観桜会のため一般開放された国立印刷局小田原工場へ。通常は厳重に門が閉ざされているが、この日は多くの来場者の出入りがある。小田原工場で観桜会が始まったのは昭和53年からで今年で35回目。正門から敷地内の広場へ。この広場にある桜の大木はなかなか見事で枝が地面近くまで張り出していて満開になるとかなり綺麗。この観桜会は事前に決めた満開になりそうな土日に開催されるので、満開かつ晴天のタイミングで開催されるのは数年に一度くらい。 3月29日の時点での開花状況は4分咲きくらい。30日は雨なので出かけられそうに無いし、来週末に追加開催されても恐らく満開は過ぎていそうなので今年は昨年に引き続きハズレの年となった。今回の観桜会に出かけた目的の一つが以前から気になっていたお札サブレを購入するため。観桜会の会場でお土産として販売されているお札をかたどったサブレで10枚入りと20枚入りが販売されている。 1000円の6枚入りお札サブレを購入。東京風月堂の紙袋でわかるとおり製造元は東京風月堂。サブレといえば豊島屋の鳩サブレーが有名で鳩サブレーは1枚105円。それに比べお札サブレは1枚160円くらいと割高。包装をといてみると6枚なのに缶入りだった。6枚入りのお札サブレは千円・五千円・一万円のデザインのサブレが2枚ずつのセットになっている。大きさは本物のお札より少し大きいくらい。味はいたって普通だった。次に印刷局内に入れるのは1年後の桜のシーズン。来年は満開の頃に観桜会が開催されると良いのだが。

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