小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



週末の楽しみといえばささやかな晩酌くらいで、毎週酒屋に出かけては日本各地の地酒を買っている。日本酒は銘柄も多く出来れば試飲して味をチェックしてから購入したいと以前から思っていたところ鴨宮の酒屋さんで年に数回日本酒の試飲会を開催していることを知り今年の1月に初めて参加。試飲会では1度に15種類近くの日本酒を飲み比べることが出来てとても良かった。その試飲会が先週末の二日間行われたので日曜日の午後に散歩がてら試飲会に出かけた。 4月13日午後、中町から散歩がてら南鴨宮の酒屋さんまでブラブラ歩く。中町の道路拡張予定の道路沿いは何ヶ所か更地になっていた。今年度はどこまで整備が進むのだろう。中町から小田原大橋を渡り南鴨宮へ。左岸土手の法面には芝桜が植えられていて、鮮やかに花を咲かせていた。酒屋に向かう途中、かもめ図書館に寄り道して本を3冊借りる。最近は本ばかり読んで、まるでテレビを見なくなってしまった。図書館での寄り道が少し長引いて午後3時半に南鴨宮の鴨宮かのやに到着。午後2時から午後5時まで日本酒の試飲会が行われているので早速店内へ。今回のお味魅会は、山北町にある川西屋酒造店の丹沢山・隆、主要期寒造り上級新酒&純米燗酒の試飲会。参加費1000円で15種類ほどの日本酒を飲み比べることが出来る。お味魅会前半は、寒造りの生酒が8種類ほど。酒米の違いによる味の違いが良く分かりなかなか勉強になった。どの銘柄も甲乙つけがたく美味い。今回のお味魅会の中で最も高い銘柄がこの隆黒阿波山田錦40純米大吟醸2013年生原酒。1升で9千円と高価な酒で90本しか生産されないレアな銘柄でとにかく美味かった。お店の奥には囲炉裏コーナーがあって、お味魅会後半は燗酒の飲み比べが出来るようになっている。同じ酒でも冷と燗酒ではずいぶんと印象が変わる。今回は、蔵元の方やお店の方にゆっくりと色々な話を伺うことが出来てとても有意義な試飲会だった。 15種類の銘柄を存分に飲み比べ、吟味に吟味を重ねて今週末の晩酌用の日本酒をチョイス。丹沢山足柄若水60特別純米酒生で4合瓶で1420円也。地元で契約栽培された酒米で醸した日本酒とのこと。週末の晩酌が待ち遠しい。

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