小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



先週末、小田急線に乗車して新松田駅から小田原駅へと戻る途中、車窓の外を眺めていると線路沿いの田んぼ一面に広がる菜の花畑があった。場所は栢山駅と富水駅の中間地点あたり。電車の中からとても綺麗に見えたので、日曜日に現地へと出かけた。小田原市栢山、県道720号の尊徳記念館近くから脇道に曲がり小田急線の栢山第4踏切へ。踏切の向こう側には菜の花畑が見える。踏切を渡り線路西側へ。畦道の両側には見頃の菜の花畑。栢山周辺の田んぼでは毎年所々で冬から春にかけて菜の花が育てられているが、今年は随分と作付けされた面積が広かったようで例年に比べ規模が大きくとても綺麗。菜の花畑の南端から松田方面を撮影。300mくらい先まで菜の花畑が続いていてなかなか壮観。この菜の花は地元の金次郎のふる里を守る会が、収穫後の田んぼに菜の花の種をまいて育てたもので、3月下旬には菜の花祭りが開催されたようだ。一通り写真を撮った後は花より団子といったところでベンチに座り小休憩。菜の花畑に訪れる前に栢山駅近くの栢山正栄堂で購入したみたらし団子を食べる。甘さ控えめで醤油の風味が香ばしく美味しかった。一面の菜の花畑の風景は素晴らしかったが、田んぼなので代掻きが始まるとこの菜の花の絨毯も姿を消してしまう。桜も散り始め、足早に通り過ぎてゆく春の中で素晴らしい風景を撮影することが出来て良かった。

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