小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内にある全ての街区公園に出かけようと始めた公園巡りの125ヶ所目は小田原市酒匂にある酒匂浜公園に出かけた。酒匂浜公園の来歴については小田原市広報の昭和48年5月号に完成時の記事が掲載されていて、以前入口に設置されたモニュメントを探しに訪れたことがある。小田原市酒匂の酒匂浜住宅は国道1号酒匂県営住宅入口交差点を海方向に進んだ突き当たりに所在している。広報おだわらのアーカイブ記事によると開園は昭和48年4月1日。海浜地を国から借り受け、420万円かけてすべり台・ブランコ・ジェットジム・ローラースケートリンク・緑地帯などが整備された。公園の敷地面積は約2414平方メートルと市内にある街区公園の中では中規模。西湘バイパスに沿って東西に細長い形状で、西側が砂地の広場、中央部分に円形の砂場があり、東側に遊具類が設置されている。酒匂浜公園は割と手入れが行き届いており、公園内の花壇や植え込みには花が植えられている。海の近くの公園らしく敷地内には松の木が何本か植栽されているが、開園当時に植樹も行われたとの記載があるので、もしかすると園内の松が該当するのかもしれない。公園内に設置されている遊具はすべり台・ブランコ・リンク遊具の3種類。公園の規模にしては少ないように感じるが、リンク遊具は一人乗り用が2台と複数人が乗れるものが1台の計3台が設置されていた。複数人数で遊べるリンク遊具はモダンアートの作品のようなユニークなデザイン。株式会社コトブキ製のUGO-UGO CP01470で製品価格は358,000円。酒匂浜公園で目を引くのが円形の大きな砂場。今まで見た市内の公園の砂場の中では一番大きい。砂場を囲むようにコンクリート舗装の園路があるが、もしかすると開園時に整備されたローラースケートリンクなのかもしれない。酒匂浜公園は日当たりが良くて、花壇も整備されてなかなか良い雰囲気の公園だが、すぐ横が西湘バイパスのため車の走行音が騒々しいのが残念だった。
【公園データ】
・所在地:酒匂四丁目3
・敷地面積:2414.30平方メートル
・遊具:ブランコ・すべり台・リンク遊具
・ベンチ:×5
・水場:有
・トイレ:有

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