小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内にある全ての街区公園に出かけようと始めた公園巡りの128ヶ所目は小田原市国府津にある森戸公園に出かけた。小田原市内ある全135ヶ所の街区公園の中で一番面積の大きな公園が今回訪れた森戸公園で、一番小さな公園のおよそ50倍もの広さがある。小田原市国府津の森戸公園は国道1号沿いの山近病院の裏手に所在している。一番海側の道路に分断されるような形で敷地は東西に細長い。森戸公園の敷地面積は約7912平方メートルと市内にある街区公園の中では最大。海側は西湘バイパスと道路に挟まれて草地と松林の中に遊具やベンチが点在している。敷地面積は広いものの松林があるのでそれほど広さは感じない。公園の規模の割に遊具類は少なくて二連鉄棒とブランコとシーソーとすべり台に健康遊具の5種類。子供向けの遊具は割と経年しているものが多くて地味な印象。シーソーは昭和時代の公園の遊具を彷彿とさせる木製のもの。この形のシーソーは遊具更新工事で年々撤去が進んでいるのでなるべく長く残ってほしい。森戸公園の中で新しい遊具は今年の2月に設置された健康遊具。タケオ株式会社製の「ぶらさがり」で製品価格は204,000円。ぶらさがって肩のストレッチをするための遊具。この先、高齢化が進むと市内の公園には高齢者向けの健康遊具が増えていくのかもしれない。森戸公園の道路を挟んで山近病院側は松林の中に園路があって所々にベンチが置かれている。私の記憶違いかもしれないが、以前はこの敷地内に共同墓地があったように記憶しているが、今から30年近く前に一度訪れただけなので他の場所と混同しているのかもしれない。公園の中には建設省土木研究所の地震観測所も設置されている。この地震観測施設は酒匂川左岸から国府津周辺に何ヶ所か点在している。森戸公園は敷地面積の割に敷地の形状や松林のある関係であまり広さを感じないが、海に近い公園らしい雰囲気があった。日当たりが良くて開放感はあるが、西湘バイパスがすぐ横なので車の走行音が騒々しいところが残念なところ。
【公園データ】
・所在地:小田原市国府津一丁目8
・敷地面積:7912.09平方メートル
・遊具:二連鉄棒・ブランコ・シーソー・すべり台・健康遊具
・ベンチ:×16
・水場:有
・トイレ:無し

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