この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『ブラッシュアップライフ』を一気見しました。

2024-01-08 09:32:41 | テレビ
 年末にニコバーに行った時、相手をしてくれたスタッフさんが、家にテレビがあったんだけど、テレビはつまらなくて見ないので売っぱらいましたと言っていました。
 その時、反論はしなかったんですが、正直に言えば、テレビがつまらないなんてことはない、テレビがつまらないのはつまらないテレビばかり見ているからだよ、って思いました。
 例えば『VIVANT』を見て、うわっ、このドラマ、つまんねーな!って思う人、いるんですかね?(自分は結末が気に入らなかったのですが)

 年末にスペシャルで放映されていた『ブラッシュアップライフ』を一気見しました。
 1クールで放映されていた連続ドラマを一気見するのって結構きついんですよ。
 何だかんだ言って10時間近くテレビの前に拘束されますからね。
 それなのに見ることにしたのは年始にたまたま見た、同じバカリズム脚本の『侵入者たちの晩餐』が存外面白かったからです。
 自分は面白かったのですが、『侵入者たちの晩餐』、ネットでの評判はそこまでよくないんですよね。
>脚本読んでよくも日テレはOK出したなと思うレベルで酷かった。
>ブラッシュアップライフが緻密で秀逸でとてもよかったので期待していましたが、脚本が浅すぎて学生映画かと思った。
>戻って掃除するとか、料理作るとか頭が悪すぎる。
 といった感じで散々なんですよ。
 いやいやいや、これ、コメディだよね?
 コメディならツッコミどころまで含めて楽しむのが本当じゃないの?
 っていうか、そこを突っ込むのであれば、そもそも高級マンションの鍵は簡単に合鍵が出来ないだろってところから突っ込むべきじゃないの?って思いました。
 ともかく、自分がそれなりに面白かった『侵入者たちの晩餐』が『ブラッシュアップライフ』に比べて全然ダメだというなら、逆に『ブラッシュアップライフ』がどれだけ面白いんだ、って話ですよ。
 というわけで前置きが長くなりましたが、『ブラッシュアップライフ』を一気見した次第です。
 
 さて、『ブラッシュアップライフ』の感想ですが、面白かったですよ。
 一気見出来た時点で一定以上の面白さではあるってことなんですけどね。
 ただ、、、前述したとおり、どれだけ面白いんだろうと期待値を上げるだけ上げて見たんです。
 自分からすれば75点をつけていい『侵入者たちの晩餐』が学生映画と思えるのなら、『ブラッシュアップライフ』は120点、いや、150点つけられるぐらいの傑作なんじゃないか、って見る前は思っていました。
 悪くはないけど、100点は越えないかなぁ。
 っていうか、『侵入者たちの晩餐』同様ツッコミどころは多々ありますよね。
 何度も生き直すことが出来るなら、それで金儲けを考えないのは不自然だろうとか、実業家になった元カレのことが最終的にほったらかしになっていただろうとか、機長が自分のフライトに愛人を乗せることはあっても、その存在をキャビンアテンダントに知らせるのはおかしいだろうとか、そもそも無条件に生き直しを選択させるのはどうなんだよとか、そういうことですが。
 いや、普段はコメディやシュールなドラマに突っ込むことはないんですよ。
 ただ、『侵入者たちの晩餐』にツッコミを入れる人が『ブラッシュアップライフ』を絶賛するのは何で?と思ったのです。

 ともあれ、一定以上の面白さではあったので、2024年も変わらずテレビドラマを見ていこうと思いました。

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