旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東京湾フェリー〔かなや丸〕

2024-05-16 09:00:00 | 

東京湾フェリー 〔かなや丸〕 (金谷港)

令和6年5月12日日曜日。千葉県富津市の金谷港に来ている。レストランで食事をしているうちにフェリーが到着していた。




自動券売機と出札口

出札口ではクレジットカードやSuicaPASMOなどの交通系ICカードで乗船券が購入出来るそうだが、連絡切符の購入は現金のみとの事。


京急線路線図・連絡運賃表

東京湾フェリー京浜急行バス京浜急行電鉄の3社の連絡乗車船券が購入出来る。東京湾フェリーの運賃(1,000円)と京浜急行バスの運賃(240円)と京浜急行電鉄の運賃の合計となる。



【主な駅までの大人運賃】

横須賀中央 1,470円 上大岡 1,650円 横浜 1,700円 京急鶴見 京急川崎 1,810円
羽田空港第1・第2ターミナル 2,000円 京急蒲田 1,860円 品川 泉岳寺 1,950円


乗車船券 金谷から京急バス経由京急線
京急久里浜 ⇒ 屏風浦~京急富岡,逗子・葉山(1,590円)
内訳:船舶1,000・バス240・鉄道350

切符は食事をする前に予め買っておいた。


それでは乗船口へ


改札を受け〔かなや丸〕に乗船する

改札口ではSuicaPASMOなどの交通系ICカードは利用出来ない。千葉県・上総国を後にする。


屋外の甲板より港を望む

車両の積み込み中。〔かなや丸〕1隻での運航で混雑しているかなと思ったがそうでもない。










鋸山(329m)を望む

鋸山ロープウェーで登る事が出来る。以前、利用した時に切符が硬券で鋏を入れてもらった。


先程食事していたレストランはガラス張りの辺り




三浦半島はすぐそこ




出航した












硝子越しですが前方を望む


外に出て前方を望む

大きな船が東京湾を出てゆく。


OKEE JOHN T

MONROVIAが母港でリベリア船籍の船。新来島どっく建造だった。


釣り船の姿も




後方を望む


船内の様子


売店


客室の様子

客室甲板は1階と2階がある。その下が車両甲板。


座席

桟敷席はない。この他に1室ルームチャージ3,300円のグリーン室がある。


改札では切符に押印される

ちなみに裏面は白く磁気は入っていない。


もう久里浜港に入っていた


後方の房総半島を望む


しらなみ(9,714t)

日本郵船が発注し本田重工業佐伯工場で建造し昨年竣工、アジアパシフィックマリンの運航する石炭専用船。JERA横須賀火力発電所を出航したところのようだ。






〔しらなみ〕の船尾には東広島の文字が

西条に海はないじゃろと思ったが、広島県豊田郡旧安芸津町も東広島市だったか。進徳海運と鉄道建設・運輸施設整備支援機構が所有者で、進徳海運が東広島市の会社。


黒船が入港している


黒船来航170周年を記念して昨年11月より〔しらはま丸〕が黒船仕様となっている
これまで令和6年5月12日撮影

嘉永6年(1853)に米国のマシュー・ペリー提督 Commodore Matthew Calbraith Perry が率いる艦船4隻が来航。「泰平の眠りをさます上喜撰たった四盃で夜も寝られず」と狂歌にうたわれる。旗艦のサスケハナ USS Susquehanna を模したラッピングなのだそう。何も知らなかったのでこの変わりように驚いた。比較に以前の写真を紹介。


東京湾フェリー〔しらはま丸〕 令和5年7月11日撮影

昨年、東京九州フェリー〔はまゆう〕から見た〔しらはま丸〕。この写真ではよく判らないか。


東京湾フェリー〔しらはま丸〕 (久里浜港) 令和5年6月19日撮影


白い〔しらはま丸〕 令和5年6月19日撮影


東京湾フェリー〔しらはま丸〕 (金谷港) これより令和4年7月3日撮影

チーバくんラッピングのあった頃の〔しらはま丸〕の様子。




レストラン 波留菜亭 アジ丼(1,300円) 日本酒(450円) ※当時の価格です。

チーバくん〔しらはま丸〕には乗らずにおひるごはん。


東京湾フェリー 〔しらはま丸〕 これまで令和4年7月3日撮影

さて昨年、一昨年の写真から今年の写真に戻る。


まもなく到着する これより令和6年5月12日撮影








着岸した


ボーディングブリッジが架けられる

神奈川県・相模国に上陸する。

東京湾フェリー 3便(Bダイヤ) 〔かなや丸〕 金谷(11:20)→久里浜(12:00)


東京湾フェリー〔しらはま丸〕(3,551t) (久里浜港)

黒船となった〔しらはま丸〕に乗ってみたいが、前の記事で紹介した通り舵損傷のため運航出来ず、暫くは久里浜港に係留となるそう。修理が終わったら乗りたい。下船して通路の途中で係員に切符を回収されるのだが、連絡切符なので見せるだけで通過する。


折り返し金谷港行に二輪車が入ってゆく

日曜日に便数の少ないBダイヤで混雑しているかと思ったがそうでもない。


東京湾フェリー〔かなや丸〕(3,580t) (久里浜港)


東京湾フェリー 久里浜港 (神奈川県横須賀市久里浜)

この後はバスに乗り換えて京急久里浜駅へと向かう。 (つづく)