甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

支えてくれる人のために努力を

2017-05-16 | 中学野球


週の始めに、野球少年からのいい言葉を聞きました。

神戸新聞の「若者Box席」 久しぶりに紹介したいと思います。

姫路市13歳の中学球児 野元 岳人選手の投稿より


「支えてくれる人のために努力を」

僕は野球部に入って分かったことがあります。

それは、努力のとらえ方です。

皆さんは、努力とは何のためにすると思いますか。

多くの人は、自分のためだけにやることだと思っていませんか。

僕も最初は自分だけのためだと思っていました。

でもそれは違うと最近思うようになりました。

努力をして上達するとうれしいです。

でも、それだけだと努力と呼べないのではないかと思うようになりました。

何をするにしても、いろいろな人に支えてもらっています。

自分だけではなく、支えてくれる人を喜ばせることができる、

そのためにする努力が本当の努力だと思ったのです。

試合の前日、背番号渡しがありました。

念願の背番号がもらえました。

家に帰ると支えてくれた両親が喜んでくれました。

物事に取り組む時は、支えてくれる人のことを忘れず努力しなければいけないと思いました。

これからも努力します。


・・・13歳球児 野元選手からの言葉に、

もうすぐ始まる選手権、3年生最後の夏に向けて頑張る選手たちをフト想いました。

今みんな、その時、自分の背中に背番号をつけて最後の夏を迎えるんだ!と

1番の頑張り時、日々を大切に野球へ取り組んでいることだと思います。

どんなに朝早くても自分より早く起きてお弁当を作ってくれるお母さん、お父さんもいらっしゃるかもですね。

口数は少なくても、いつもそっと自分を見守ってくれるお父さん、

頑張れよ!自分に負けるなよ!って、毎日グラウンドで大事なことを教えてくれている指導者の先生方、

そして仲間。

人と人は支え合い・・・

自分を支えてくれているご両親や先生、仲間の支えがあり今があることを振り返りながら

特に3年生選手たちには、残る高校野球生活の中で大きく感じながら日々を過ごして欲しいなぁと思います。

そして、その支えを最後の夏への力に変えて、もうひと踏ん張りして欲しいなと。

野元選手は野球を通してですが、何事にも自分を支えてくれる人が居ることや、

その支えが自分にとってどれだけ大切なものか、有り難いか・・・に気付くことができたこと、

思っていても言葉にして表すことはなかなできないもの、こうして表すことができたこと、

素晴らしいと思いますね。

最近、新聞もゆっくり目を通していなかったのですが、たまたま見かけた野元選手の言葉、これも出逢い。

野球少年からの気持ち温まる言葉との出逢いでした。


東京野球一人旅 vol.2 ~新たな出逢い~

2014-10-26 | 中学野球



東京野球一人旅・・・二日目は千葉船橋中央シニアさんの練習見学をさせて戴きました。

船橋中央シニアは、明治大学で活躍する高山選手の出身チームで、今回六大学野球をご一緒に観戦させて戴いた

段上さんが事務局長さんで、練習を観に来ませんか~とお誘い戴きお邪魔させて戴きました。

当日、高山選手のお父さんも来て下さり、これがまた信じられない夢の空間に

自分が居ることが不思議で嬉しい時間を過ごすことが出来ました。

中学生の練習を観るのは久しぶりで、実は私、練習を見るのが大好き♪

船橋中央シニアのみなさんとの新たな出逢い・・・

どんな選手がいるのかなぁ~と楽しみに見学させて戴きました。







見学は、朝一番から選手の来る前にグラウンドに着き、チームの練習スタートから普段のままの様子が見られました。

まずは、このチームの一日のスタートはグラウンド整備から。






シニアは8月で三年生は卒団して行きますが、高校へ入るまでの間に自主的に練習に参加している選手が居るとのことで

この日、三年生は6名の参加がありました。

その3年生も交えて、それぞれが分担してグラウンドを整備したり、周りの落ち葉の清掃をし、いよいよ練習開始です。



段上さんに色々チームの様子を伺いながら見学させて戴いたのですが、チームの方針の一つには、

子供たちが考える力をつけるために、ヒントは与えるけど自分たちで考え行動することを大事にされているチームで

整備や清掃、練習の準備に指導者は勿論、ご父兄も手と口は出しません。







グラウンドと隣家の間に防護ネットを張るのも全て選手。

こういう準備は大人が手を出しがちですが全て選手たちで行います。

高い所へ登っての作業です・・・怪我しないように気をつけて。



アップにも指導者は付きません。

アップメニューは選手たちが把握して、指導者の指示がなくてもやるべきことを順番に行っていきます。

プロの選手も行っているトレーニングメニューを、コンディショニングコーチが中学生版に改良され

プログラム化されたメニューを主将が全員を引っ張り行います。

アップですが、ランニングの後、柔軟にかなりの時間をかけて丁寧に行われていました。

冬場は特に怪我の予防のためにも柔軟は十分行いたいですよね。

柔軟が終了すると、何やらハシゴのような長いステップ枠が各班毎に並べられて、何種類ものステップを繰り返し行います。

往路はステップ、復路はジャンプに捕球体制で無駄のない動きが見られました。

ビデオを撮りましたのでご覧くださいね。








そして、チームが取り入れられているユニークな道具の一つに「投げドル」という、振りかぶって投げ下ろすとパン!って音がする

張り扇の小さい版のような道具を使い、正しいリリースポイントの確認練習をしてからキャッチボールに入ります。



このおもしろい名前の「投げドル」という道具ですが、国際武道大学の笠原氏が開発した道具だそうで、

リリースポイントの確認だけではなく、この道具を使って練習すると遠投距離が劇的に伸びるといった検証に基づいて開発された道具だそうです。

1ヶ月間、小学生を対象に検証を行ったところ、投げドルを使って練習した選手と、使わずに練習した選手の遠投の距離を比較したら

遠投の距離に大差が出たというデータがあるそうです。

この後、遠投をする様子を見ましたが、送球の後の姿勢もブレることなく整っているフォームで、

伸びのある送球をする選手が多く見られたことが印象に残ります。

投げドルを使った練習の様子をビデオに撮らせて戴きました。

ぜひご覧下さいね。




バッティング練習では「スイートスポット」というバットを使用してペッパー(トスバッティング)を行います。


バットの芯で確実にボールを打つこと練習する「スイートスポットバット」 これも初めて見る道具です。



そして驚いたのは選手の使用しているグローブです。







写真では分かりにくいかもしれないですが、このチームでは全員、投手も捕手も野手も通常のグローブの長さ(指より先の長さ)が

短いというか・・・無い@@! 特注の指より先のないグローブを使用しています。

3年間、練習の時だけじゃなく試合もこのグローブのみを使っているとのことにびっくり。

この短いグローブを使う理由をお聞きすると、ボールを確実にポケットで捕球することを中学生の間に身体に染み込ますためにと。

3年生選手に、高校へ上がると通常の大きさのグローブを使うけど、先が長くなって違和感はないの?と聞くと

それは感じないとのことで、指導者の方もボールをグローブの先で捕る選手はいないですよね~とのこと。

なるほどその通りで理に適ったグローブです。

あんまり真剣に見ている私に「練習見て楽しいですか~^^;?」なんて聞かれたくらい

見たことのない道具や練習方法に私は興味深々でした。

午前中の練習最後は、球を早く持ち替えて正確に送球する練習ハンドリング。

この速い持ち替えの練習は、以前アメリカのELEV8というベースボールアカデミーの指導者の方から指導を受けた時に教わった練習です。

どれだけ早く捕球した球を持ち替えて正確に送球しアウトを取るか・・・

この練習が取り入れられているチームを見るのは初めてです。

練習では、2人ないし3人組に分かれてまず持ち替えの練習をし、次に2人が対面に7メートルの距離から

1分間に決められた送球の往復ができるかを計測します。

学年で往復の数の設定は若干違うようですが、1分間で30回を目安に達成できない組には

腹筋などのペナルティが課せられ選手たちは正確に素早く、かつ楽しく競い合っていました。



ビデオⅠの右端の選手は中2、主将の宇津木捕手





ビデオⅡのYOSHIZAWA選手は中3で、見ていて一番上手いなぁと感じた選手。

ポジションは捕手です。

後ろと前からビデオを撮らせて戴きました。

捕球から送球後も姿勢が安定しているのがよく分かります。






午後からは走塁や守備練習をするグループとバッティンググループ、投手陣は別メニューで練習が行われました。





守備練習の中で、気持ちの準備が出来ていない選手に対して厳しい言葉も飛びましたが、

練習のための練習じゃないんですよね・・・

試合に勝つための練習ができるか、試合を想定して意識した練習ができるかどうか・・・

ここの意識があるかないかは大きな違いを生むように感じます。

野球が上手くなるため、自分に打ち勝つため、試合に勝つために厳しい練習の中にも、

選手たちが楽しく野球に取り組めるような指導を目指されているチームだなぁと思いました。

また、選手たちは練習中、気付いたことをその場、その場で選手同士が声を掛け合える選手たちなんですよね。

これは凄くいいなぁと思いましたし、指導者の方々も、それができる環境を作られておられるところが凄い!と思いました。

やはり指導者中心の練習になりがちで、選手たちの気付きからの発言を、

練習中に選手同士で確認し合えるチームって少ないんじゃないかなぁと感じます。

だからこのチームに、やらされてる感を感じなかったのだと思います。

この写真の左側の選手(名前が分からない・・・ごめんなさい)は、よくほかの選手の動きを見て声掛けができていました。

掛川ゼネラルマネージャーからも指導がありましたが、人の良いところ見つけて自分に取り入れる・・・とても大事なことですね。

観察力も野球にはとても大事ですよね。







これもできそうで、なかなか実践できないことかなと見ていたのですが、

守備練習時、待機中のランナーたちは横で走塁の練習をしているんですよね。

じっと自分の順番を待つか、その時間を自分の練習に使うか・・・この積み重ねがその選手の大きな力となるんだと思います。

ぜひ選手のみなさんには実践してもらいたい「この時間」です。

また、バッティング練習ではバッティングコーチから、アウトカウントやランナーを置いた想定の中で

どこへ打ち返すか、自分も生きれるバッティングを意識した練習を即す指導を見て、

これには感動で、今まで見ていた練習では、みんなが〇〇~をするから自分もするといった感じを受けていましたが

このチームにはそれがない。

常に試合を意識した練習ができていることに感動しました。


掛川ゼネラルマネージャーの指導の中で、投球と送球の違いについての指導があったのですが、

投球は相手を抑えるために投げる球、送球は受ける側に立って捕球しやすい所、捕球して投げやすい所に投げるのが送球と、

中学生にとって分かりやすく理解しやすい指導をされておられました。

相手の立場にたって考える力や気持ちは必要で大事ですよね。

「想いやりの心」・・・野球をする中で大切な心だと思います。

大人から見れば、そのくらいのことは分かっていて当たり前の世界でも、子供たちにとってこんな風に指導してもらえることで

再確認と意識した練習をするきっかけにもなるなぁと感じました。

会話の中で選手の性格なども見えて、とても楽しい練習風景も見られました。

送球と書いてみよう!では・・・速桃と書く選手が登場@@; ご愛嬌笑ってしまいました^^;




そして午後、3時頃でしょうか・・・

船橋中央シニアには、おやつの時間が設けられています。

練習は7時くらいまで続き、お昼ご飯から2、3時間後、ちょうど集中力の切れるころでしょうか・・・

午後後半の練習に集中するためにも、選手の身体作りのためにも、このおやつ休憩は必要だと感じます。

成長期の選手たちに、ぜひこれは取り入れてもらいたい「おやつタイム」です。


この日、最後は投手陣のピッチングを見させて戴きました。

そこでも、真剣な練習の中に野球をする楽しさが詰まった時間があって、本当に良い雰囲気の中で選手たちは練習ができているなぁと感じました。

おもしろい選手を何人か発見しました。



その中でもダントツおもしろい選手だぁと思ったのが、太田投手のピッチングを受けていた三谷捕手です。

彼のピッチャーへの声かけは、ビデオを撮っておけば良かったと思うくらい絶妙におもしろい^^;

太田投手が「力が抜けていい感じかも~」と、この言葉で分かるようにいいキャラしています。





これはベースにムカデ?を発見! 

掛川ゼネラルマネージャーも大笑いのおもしろ過ぎる三谷捕手でした。笑

現在50人以上居る部員を纏める宇津木主将ですが、一生懸命チームを纏めようとする率先した姿が見られました。

自分の練習とキャプテン業の両立は大変だと思いますが、とても良い経験だと思いますのでがんばって欲しいなぁと思います。



ユニホームを撮らせてもらった松永選手ありがとう^^。



1日では、なかなか選手の性格や特徴を掴むのは難しいですが、印象に残った選手がいっぱい。 

また来年、もし東京野球旅ができたら、もう一度みんなに会いたいなぁと思います。




そして、突然の訪問にも関わらず、指導者方々やご父兄のみなさんも温かく迎えて下さってとても楽しい1日を過ごすことができました。

選手のみなさんには、誰だか分からない私の乱入で普段と違う雰囲気を作ってしまい、練習に気が散ってしまったんじゃないかと思います。

船橋中央シニアのみなさんとの新たな出逢いは、今回の野球旅が更に楽しい物になりました。

掛川ゼネラルマネージャー様、佐々木監督様、指導者の皆様 ありがとうございました。

ご父兄の皆様にも大変お世話になりありがとうございます。

帰りには池田選手のお母さんが遠く離れた駅まで送って下さり本当に助かりました。

感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

そして段上さんには、私が快適に旅ができるようにと、色々お心遣い戴き、本当に楽しい旅をすることができました。

この出逢いに感謝です。ありがとうございます。

また来年、野球旅ができることを楽しみに・・・

2014 東京野球一人旅日記は終了です・・・V^^


ボーイズリーグ第45回 日本少年野球選手権 全国大会 1回戦~白井中央ボーイズvs浜寺ボーイズ~観戦記

2014-08-02 | 中学野球



朝から雲行き怪しく小雨降る中、中学硬式ボーイズリーグの選手権全国大会が大阪で開幕しました。

白井中央ボーイズの選手のみなさん! ようこそ大阪へ

以前、甲子園きっぷにご紹介させて戴いた、千葉の白井中央ボーイズが創部4年、3度目の挑戦で千葉予選を勝ち抜き、

見事全国大会のきっぷを掴み、いざ!大阪へ。

楽しみにしていた白井中央ボーイズの全国大会初戦、対するは大阪南代表の浜寺ボーイズとの対戦。

どんな選手たちなんだろう~と、遠足前の子供の様にこの日を楽しみにし過ぎたのか???

いつもは絶対に忘れることのない目覚ましを掛け忘れて、目が覚めた時は出発予定の1時間前^^;

慌てて準備をして大阪へ向かいました。

だんだん雨も強くなってきて、もしかしたら大阪からUターンかな・・・と心配しながら、途中 舞洲スタジアムで開会式を無事終えて、

初戦の会場となった南港中央公園球場へ移動しているとの連絡を戴き、私も順調に予定の時間に到着。

スタンドに上がり目に入った選手たちは、小雨の中、元気にUP中で、遥々千葉からやって来た彼らは

どんな野球をするのだろう~と楽しみに試合開始を待ちました。

南港球場は全面人口芝のグラウンドで、時折雨も降りましたがさほど影響なく試合が行われました。




対戦の方は、白井中央選手たちの落ち着いた判断でランナーを進めることができない浜寺ボーイズの攻撃に、

投手戦も予感した序盤でしたが、6番山本捕手の3点タイムリー3ベースヒットで一気に流れを自分たちに呼び込んで、

相手ミスを上手く流れに乗せ初戦勝利を挙げた対戦だったなぁの感想です。


対戦を振り返ってみようと思います。

先攻 白井中央ボーイズ 先発酒井投手(10) セットから力をグッと貯めて投球するスタイルが印象的な投手でした。


後攻 浜寺ボーイズ 中島投手(3) 四死球1と少なく、打たせて取るナイスピッチングを魅せてくれた投手でした。

 
白井中央の選手たち

1番 ショート 斎木選手 4回からリリーフピッチャー


2番 レフト 藤城選手・・・藤城選手は8番藤城(大)選手と双子君だそうで 兄弟で夢い叶え大阪にやって来ました。


3番 先発 酒井(翔)投手(10)


4番 菅井捕手


5番 ライト 及川選手


6番 ファースト 須藤選手(11)


7番 サード 松田選手


8番 セカンド 藤城(大)選手 6回からショートへ


9番 センター 板橋選手


3回から継投した 3番 大鐘投手の初打席 

 
千場選手(24)は4回からセカンドを守りました。・・・打席が回って来ず後ろす姿だけでゴメンね><;


白井中央ボーイズの序盤の攻撃は、1回表 2番藤城選手がセンター前に弾き返しましたが後続断たれ、

2回表は中島投手の好投光り三者凡退、中島投手の立ち上がりは良かったと思います。


浜寺ボーイズの選手たちです。


1回裏 浜寺ボーイズの攻撃では、先頭西川選手の内野安打をきっかけに、2番河野(龍)選手が初球を送った打球が悪送球となり

無死1・3塁と浜寺は先制の大チャンス!

白井中央は大ピンチを迎えてしまいます。

そして3番小森選手のセカンドゴロを、白井中央セカンドを守る藤城(大)選手のナイスな判断で本塁を刺し先制を阻みます。




しかし・・・4番中島投手のヒットで1死満塁、再びチャンスとピンチの波がやってきました。





でもここは白井中央の野手の踏ん張りで1死満塁の大ピンチをWプレイで切り抜け、先制を再び阻みます。

白井中央選手たちの日頃の、練習成果が現れたイニングだったのではないかなぁと思います。


2回裏 浜寺ボーイズの攻撃でも、白井中央内野手の冷静な堅守光る場面が3つ見られました。

一つ目は・・・6番山本捕手のセンター前ヒットの後、7番森山選手が初球をサード方向へ送りセカンドフォースアウトを取ります。

二つ目は・・・1死1塁から8番角野選手がキャッチャー前に送りセカンドフォースアウト。

菅井捕手の冷静な判断が光り、寺浜はランナーを送ることができません。

この菅井捕手・・・スローイングが素晴らしく、ガッツ溢れる捕手で、捕手が大好きな私は、これからが楽しみな選手を発見してしまいました^^


そして三つ目は・・・9番田野選手の打席、1B2Sから4球目、強い当たりのショートゴロ、抜ければ2死1・3塁の場面かな。

斎木選手(4回裏からリリーフとしてマウンドへ)のナイスファインプレイから更にセカンドフォースアウトとして3アウトチェンジ。

この回は本当、内野手の堅守光り、拍手のイニングでした


3回表 白井中央ボーイズの攻撃では、今度は寺浜の堅守光ったイニングとなります。

8番藤城(大)選手が2B1Sからセンターへヒット!


1死となり、2巡目1番斎木選手はストレートの四球で出塁し1死1・2塁と先制のチャンス!




しかし2番藤城選手のショートゴロを6→4→3のWプレイ!


どちらも譲らない素晴らしい守備を魅せてくれます。

試合が動いたのは3回裏 寺浜ボーイズの攻撃でした。

先発 酒井投手が2四球を与え1死1・2塁、ここで大鐘投手(1)へ継投となりました。





直後、5番永田選手へ四球、2死満塁のチャンスとピンチ。




打席にはこの対戦、チームの原動力となった6番山本捕手を迎えます。

左中間レフトよりだったでしょうか・・・素晴らしい一打で3得点を先制、3点タイムリー3ベースヒットで試合が動きました。










更に7番森山選手の打席にはバッテリーミスが出てしまい1得点を献上してしまいます。4-0




4回裏より大鐘投手から、ショートを守る斎木投手(6)へ継投し、迎えた5回裏 浜寺ボーイズの攻撃。


先頭3番小森選手が四球を選び、4番中島投手が2Bよりライトへヒット!無死1・3塁とします。


5番永田選手のサードゴロは、松田選手のナイスな判断と送球も良く本塁死。





松田選手の送球ナイス!でしたよ~^^


そして、打席には先制3点タイムリーを放った6番山本捕手。

この場面は観ている私も、勝負の打席にワクワクドキドキした場面でした。


ここまで山本捕手の3点タイムリーや、ミスからの失点はあったものの、白井中央の野手のフィールディングも良かったので、

まだまだ4得点差、諦める場面ではなくて、それが良い形で攻撃に繋がればなぁ・・・と思ったのですが、

更に1死満塁から、7番森山選手の内野ゴロが不運な形で打球が弾きタイムリーとなり更に1得点。5-0




1死満塁と続き8番角野選手が初球をスクイズ、これがキャッチャー小フライとなり、ここは菅井捕手がナイスキャッチ!




とてもいいプレイがみられました^^

2死満塁となり、9番田野選手が四球押し出しで1得点。6-0


試合を締めた一打は1番西川選手のセンターへのタイムリー。この回 一気に3得点を奪い7-0 5回コールド試合となりました。






どちらのチームも自分たちの良い所を発揮しながらも、ミスが少なくミスをチャンスに替えて得点を重ねた

浜寺ボーイズが勝利を掴んだかなぁの感想です。





普段、兵庫のヤングリーグの選手たちの練習や試合を観ることはありますが、ボーイズリーグの選手たちと触れ合うことはなく、

同じ野球なのですが気持ち新鮮な感じに観戦させて戴きました。

他県の中学球児たちの野球を観るのも初めてでしたが、これから高校野球へと進む選手たちだと思うので、

また高校野球が大好きな私の前に、この選手たちが姿を観せてくれることが楽しみにもなりました。


ここに辿り着くまでの選手たちの様子をチームのHPなどで拝見してきましたが、たくさんの方々に見守られながら

選手たちは気持ちを高め、夢・・・目標を達成できたことは、選手のみなさんのこれからの大きな力となることでしょう。

対戦後、涙の選手たちに親御さんから「これから!これから!」と声を掛けられる姿を拝見して、

そう・・・これが終わりじゃなく、この経験を次のステージで活かしていくことが、見守って下さったご両親や、

厳しい中にも優しさを持って指導して下さった指導者の方々への恩返しになるのではないかなぁと思いました。

 
 
 
 
 

今回、ご縁があり白井中央ボーイズの選手のみなさんと出逢えたことは、私にとってこの夏のまた素敵な思い出となりました。

白井中央ボーイズの選手のみなさん!

またいつか高校球児となり、甲子園きっぷに登場して下さいね^^

そして、スタンドで一生懸命先輩たちの最後の夏を応援していた選手のみなさんや2年生選手たちはまたここからがんばって、

来年もまた大阪で会えることを楽しみにしています^^

白井中央ボーイズのご関係者様、今日はお会い出来ましたこと嬉しく思います。

対戦後、お気遣い戴き選手たちと交流させて戴いたことに感謝します。

ありがとうございました。


浜寺ボーイズの選手のみなさん!初戦勝利おめでとう

全員で力を合わし、全国制覇の目標をぜひ達成して戴きたいなぁと思います


第9回タイガースカップ~2013少年野球 関西NO.1決定戦~準決勝 観戦記

2013-12-08 | 中学野球



昨日は、お天気にも恵まれ野球日和の中、タイガースカップ準決勝、決勝を観戦するため甲子園に行って来ました^^v

タイガースカップは、ボーイズ、シニア、ヤングのリーグで勝ち抜いてきた上位チームが関西NO、1を賭けて戦います。


昨日は準決勝二試合、決勝が行われました。

準決勝 第一試合 奈良葛城ボーイズ vs 龍野ボーイズ

準決勝 第二試合 忠岡ボーイズ vs 生駒ボーイズ

ボーイズ強し!で準決勝4チームともボーイズ同士の対戦となりました。


道中、大渋滞に巻き込まれてしまい・・・

準決勝第一試合 奈良葛城ボーイズと龍野ボーイズの対戦は観戦することができませんでした

結果をお聞きすると、奈良葛城ボーイズ 7ー0 龍野ボーイズ

ピッチャーも不明ですが(ご存知の方お知らせ戴ければ嬉しいです^^)ノーヒットノーランを達成したとのことです。

すごいですね~

観れなかったのが本当残念です><;



久しぶりに甲子園に行きましたが、やはり甲子園に流れる空気は、どこの素晴らしい球場にもない風が流れていて、

野球をしていない私でさえ特別な場所だと感じるほどです。

選抜や選手権に出場する高校球児でも、甲子園という彼らにとって聖地、大舞台に、緊張する姿を見掛けますが、

中学球児たちの、堂々とのびのびしたプレイを観ていて頼もしく、清々しさを感じました。

すぐ先の、未来の高校球児たちの熱い戦いを、甲子園で観ることができて、とても充実した素晴らしい一日を過ごすことが出来ました。



試合の観戦は準決勝 第二試合 忠岡ボーイズと生駒ボーイズの対戦 1回裏 生駒ボーイズの攻撃からでした。


忠岡ボーイズ 先発は中野投手(7)

先制を取ったのは生駒ボーイズで、1番東本捕手のショートゴロから、送球が少し高く入ってしまい先頭打者が出塁。

2番小畑選手が四球を選び、3番小邨選手が送り・・・1死2・3塁

そして4番河本選手の初打席

2B2Sから、ライトへ2点タイムリーで先制。

初回から上手く流れに乗っての先制でしたね。


二回にも2死2・3塁から、3番小邨選手が3球目をライトへ2点タイムリーで4-0と大きくリードします。

この小邨選手、決勝でもキーマンとなった選手です。


忠岡ボーイズも2回表、7番猪殿選手のライトへの2ベースヒットで1死2・3塁 巻き返しのチャンスが訪れます。



8番中野投手のライトフライでタッチアップか!と捕球とスタートを見守っていましたが、生駒ライトの三河内選手の返球が素晴らしく、

スタートのタイミングが難しかったですね・・・ホームへ向かうことがでず得点することができませんでした。


3回表にも、2番大久選手のヒットと、3番山本選手の四球、素晴らしいスタートだったWスチールで

2死2・3塁のチャンスを再度作りましたが、生駒先発 常本投手にフルカウントから三振で得点することができません。


その後、4回から忠岡ボーイズはエース藤井投手へ継投し、ヒットと四球、そして生駒の積極的なスチールで2死満塁、

5回には四球、PBで2死3塁とピンチを招きましたが、ここぞ!の投球で三振に捕り、追加点を阻みます。

藤井投手ナイスピッチング!でした


流れが変わるかなぁ~と思いましたが、生駒ボーイズの堅守と、継投した小田投手に長打が出ず、

生駒ボーイズが最後まで流れを掴んで6回には1得点追加点が入り5-0 生駒ボーイズが決勝進出となりました。



この対戦を観戦して、生駒ボーイズはチャンスでタイムリーが出た、忠岡ボーイズはチャンスで1本が出なかった差に

勝敗が分かれたかなぁの感想ですが、緊張の中、両チームノーエラーの堅守に拍手です


今回、初めてタイガーズカップを観戦しましたが、選手の皆さんには勝敗はもちろん良い結果になれば

更に素晴らしい大会であったと思います。

でも、勝敗を置いても、甲子園という大舞台でプレイができたこと、そして、ここへ来るまでのリーグでの過程、

関西NO、1、全国大会出場という目標に向けて、仲間と練習に一生懸命に取り組んだこと・・・

先輩の協力、親御さんの応援などたくさんの方々に支えられていることを感じられたこと・・・

誰もができない良い経験をされたなぁと感じます。

この経験を生かし、これからも一生懸命野球に取り組んでがんばって欲しいなぁと思います。

忠岡ボーイズの選手のみなさんとの出逢いができたことを嬉しく思います^^。

ユニホームの着こなしが抜群でしたよ

ご父兄のみなさん、温かいご接待ありがとうございました。

またお会いできることを楽しみにしています


決勝は、奈良葛城ボーイズと生駒ボーイズの奈良同士の対戦となりました。

決勝では、生駒ボーイズの初球を狙った積極的な攻撃と、葛城ボーイズの選手の勝負強さを感じ、

そして一打席毎の勝負がとても見応えがあり、内容の濃い対戦でした。

決勝の観戦記は、また改めて書きたいと思います


第9回タイガースカップ~2013少年野球 関西NO.1決定戦~準々決勝

2013-12-04 | 中学野球

先週末、タイガースカップ準々決勝が行われました。

ボーイズ4チームが準決勝進出を決め、7日 準決勝・決勝が行われます。


準々決勝の一戦

生駒ボーイズVS姫路アイアンズ戦では、最終回0ー0 生駒ボーイズの攻撃

2死ランナーなしからサヨナラで生駒ボーイズが勝利し準決勝へ進出しました。

結果は、お知り合いの方からお聞きしたので、一発HR!でサヨナラだったのか・・・?

ランナーがどう出てサヨナラに繋がったのか・・・?の詳細は分かりませんが・・・

(どなたかご存知の方、お知らせ下されば嬉しいです^^)

2死ノーランナーからのサヨナラ勝ちの結果を聞いて、やはり最後まで諦めない!という気持ちが大事だなぁと感じました。

野球は最後まで何が起こるかわからない!と言われますが、ひとつのプレイで、あっ!という間に流れが変わることありますよね。

劣勢に立たされているチームも、優位に優位に立っているチームも、最後まで油断と諦めは大敵です。


また、準々決勝 忠岡ボーイズVS神戸リトルシニアとの一戦

試合のダイジェストを見ましたが、初回、神戸リトルシニアの先制から忠岡ボーイズが逆転し勝利した対戦でした。

試合開始直後は、関西NO.1を賭けて違うリーグの上位チームとの対戦、甲子園という大舞台での対戦で緊張もあったと感じましたが、

忠岡ボーイズの好守備から流れを引き寄せ、攻撃に繋げていけたなぁと感じた一戦でした。

ピンチの後にはチャンスが・・・

好プレイの後には波に乗って・・・

忠岡ボーイズの選手のガッツあるプレイで、チームがひとつになって勝利を引き寄せたなぁと感じた対戦でした。

ぜひ、球児のみなさんには対戦ビデオをご覧戴きたいと思い紹介したいと思います。




準決勝はボーイズ4チームの戦いとなりました。

選手のみなさん!甲子園でプレイできることを楽しんで関西NO.1を目指してがんばって下さい
 


第9回タイガースカップ~2013少年野球 関西NO.1決定戦~

2013-11-27 | 中学野球

第9回タイガースカップ 2013少年野球 関西NO.1決定戦が11月30日より甲子園球場で開催されます。

球児たちにとって憧れの甲子園

甲子園の風を楽しんで笑顔いっぱい!元気いっぱい!にNO.1目指してがんばって下さい

30日には、お知り合いの方に誘って戴いたのですが・・・

予定があり残念ながら応援に行けません

普段観れない、ボーイズ、シニア、ヤングの対決、観たかったなぁ~

寒さ増してきました

体調管理に気を付けて、万全の体調で甲子園の黒土を駆け回って下さいね

 

 


野球を学ぼう^^/ vol.Ⅵ

2012-10-04 | 中学野球

兵庫の秋季県大会も終盤戦へと入っていますが、試合を観る中で今のプレーはどうなった?と思うこともしばしば。

実際自分が野球をしたことがないので余計ですが、観ていて今のはアウト?セーフ?どうなった???と、分からない場面に遭遇します。

前回は3月に兵庫県高校野球連盟HPより、野球を学ぼう vol.Ⅳで第14回までのマナーとルールについて紹介しましたが、

今回も、また色々勉強になるルールや、球場で観ていて感じるマナーの部分などが分かりやすく掲載されていましたので紹介します。

ルールの習熟と全力プレーを怠ると悔いが残る

”学ぼう”に、そう書かれてありましたが、分かっていると思っても、これだけあるルールですから今一度。

マナーの部分では自分自身を振り返り、フェアプレイの精神で気持ち良く戦いたいものですね。

これから高校野球へ進む中学球児たちにも、とても勉強になると思います^^v


第15回

     マナー編「むやみにラインを踏まない!
     ルール編「リタッチのための帰塁はフォースプレイではない
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.3.pdf


第16回

     マナー編「野手をめがけたスライディングは重大な危険行為!
     ルール編「三塁走者のリタッチへの妨害行為
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.4.pdf



第17回

     マナー編「ベースコーチがプレイに「セーフ」のジェスチャー?
     ルール編「アピールのタイミング…権利の消滅とその誘発行為?
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.5.pdf


第18回

     マナー編「アウトになった打者走者が気を付けること
     ルール編「塁の空過とその記録は?
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.6.pdf


第19回

     マナー編「気になるユニフォームの乱れ
     ルール編「走塁を妨げられた走者にプレイが行われていなかった場合
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.7.pdf


第20回

     マナー編「それって、しなければいけないこと?
     ルール編「ファールチップとボールインプレイ
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.8.pdf


第21回

     マナー編「どこか間違っていませんか? ボールの交換!
     ルール編「ボールインプレイ時の野手の位置/練習試合で
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.9.pdf


野球を学ぼう^^/ vol.Ⅴ

2012-04-13 | 中学野球

こんばんは。

今日は、今週末お花見を楽しみにしている人々を待ちうけている桜も・・・、
高校へ入学して3日目、ほとんど知らない人の中で行われる入校訓練合宿で
広島まで行っている下の息子の、恐怖の雨の中のカッター訓練(大きなボートを漕ぐ訓練?)には
無情の雨模様でした

上の息子の時は、大丈夫だろうか~と随分心配した記憶がありますが、
下の息子となると2回目の経験で余裕?が出てきます。

明日の夕方戻って来ますが、たぶん全然元気だろう
「もう少し居なくても大丈夫やなぁ~」・・・「ほんまホンマ~」と、上の子と笑えるくらいの余裕
そうはチョッピリ思うものの、居る者が居ないと静かすぎて寂しさもありますけどね

息子の帰宅を楽しみに??・・・
今日は野球の勉強をしてみましょう!

愛読しているタジケンさんのコラムから『走塁と進塁』に関する問題を紹介したいと思います。

地方の大会や甲子園でも、観ていて何故なぜ???と思う知らないルールってたくさんあります。
野球をしたことがない私は、今春のセンバツ甲子園での審判の判定で、そういうことになるんだ~
というプレーや、初めて知った「インフィールドフライ宣告」という判定がありました。

私は全然野球に詳しくないので・・・だから不思議に思ったプレーや判定、
初めて聞く野球用語は後で必ず調べます。

それで一つひとつ野球のことを知ることができるし、また野球を観る中で「あっ!こないだ調べた事!」って
野球を観るにも少しづつですが幅がでてきて余計おもしろくなるのです。

実際プレーしている選手たちの中でも、数ある野球のルールを間違えて覚えていてミスに繋がってしまったり
得点に大きく響いたりすることも実際時々見掛けます。
知っていると思っても、間違えて覚えてしまっていることもあると思います。

いつも野球を学ぼう^^/を書くときは、「今一度、確認を!」という気持ちで書いています。
勉強になるだろうと思う、私が見付けた野球を学ぼう^^/を、紹介していけたらと思います。

解説もあるので、ぜひ今一度確認をしてみましょう


野球を学ぼう^^/Ⅴ ~タジケンさんコラムより~


走者の進塁に関する問題です。

審判がタイムを宣告、あるいはファウルボールやボークなどの判定を下して、プレイが一時的に停止した状態を「ボールデッド」と呼ぶ。
その逆の状態がボールインプレイである。

ボールデッドで、打者走者が確実に安全に進塁が与えられる代表的なケースは、
ホームラン(進塁4個)とエンタイトルツーベース(進塁2個)である。

では、次に掲げたケースではそれぞれ何個の進塁が与えられるか、(a)〜(e)にあてはまる数字を答えなさい。


①走者一塁の場面で、打者が二塁ゴロを打った。
  二塁手が一塁へ悪送球を投げて、送球がボールデッドとなる区域(ベンチなど)に入ってしまった。
   このケースでは、投手が投球した時点を起点として(_a_)個の塁が打者走者および一塁走者に与えられる。


②外野手から内野への返球が大きく外れてボールデッドとなる区域(ベンチなど)に飛び込んだ。
   このケースでは、外野手の手からボールが離された時点を起点として(_b_)個の塁が打者走者および他の走者に与えられる。


③投手が投手板を踏んだ状態で投げた一塁牽制が悪送球となって、
   野手に触れてからボールデッドとなる区域(ベンチなど)に入ってしまった。
   このケースでは、(_c_)個の塁が一塁走者に与えられる。


④走者一塁の場面で、中前(センター前)に抜けると思われる打球に対して二塁手(あるいは遊撃手)が
  グラブを投げつけて故意に打球に当てた場合、(_d_)個の塁が打者走者および一塁走者に与えられる。

⑤走者一塁の場面で、三塁手の一塁送球が高い悪送球のとき、
  一塁手がミットを上空に放り上げて故意に送球に当てた場合、(_e_)個の塁が打者走者および一塁走者に与えられる。


解答














〈解答〉        〈解説〉

①(a)        悪送球があったときに進んでいた塁からもう1個進塁が与えられるという意味での
            「テイクワンベース」という表現はまったくの間違い。
            悪送球でもし走者が2つ進んでいたら、合計3つの進塁を与えることになるためだ。
            投手が投球した時点を起点として2個が正しい。

②(b)        このケースも、悪送球がボールデッドになった時点の塁が起点ではない。
            悪送球をした野手がボールを離した時点を起点として2個。

③(c)        投手板を踏んで投げた牽制球が野手に触れることなくボールデッドとなる区域(ベンチなど)に入った場合、
            1個の塁が一塁走者に与えられ、野手に触れた場合は2個の塁が与えられる。
              また、投手板を外して投げた牽制球は野手の送球と同じ扱いだから、ボールデッドになれば(b)のケースになる。

④⑤(d)  (e)  帽子、キャッチャーマスクでも同様。
             フェアボールの打球に物を投げて当てると、最も厳しいペナルティ(進塁3個)となる。
             この規定がある限り、もうお目にかかることはまずないでしょう。


いかがでしたか?
私はこの問題??? ひとつしか分かりません(知りません)でした
とても勉強になりました


それぞれの道へ

2012-03-24 | 中学野球



野球の息子たち5人、それぞれの進路が決まり、昨日は久しぶりにみんなで集まって
「がんばれ高校生活!がんばれ高校野球!」食事会をしました。
少しの時間でしたが、楽しい一時を過ごすことができました。

5人揃って顔を合わすのは久しぶりです。
私は昨年末の卒団式以来です。
受験も終わり、道が決まった5人はホッとしたんでしょうね。
いつになく穏やかな表情をして楽しそうにガッツリ食事をしながら話していました。
そんな姿を見ると、みんな揃っての野球がもう少し見たかったなと、ちょっぴり思ってしまいました。

母たちとお会いするのも卒団式以来。
受験の色々や、これからのこと、ゆっくり話せました。

それぞれの道。

これから高校野球では、お互いライバル、そして同志。
環境が様変わりしますが、いつまでも良き仲間、良きライバルとして2年半という高校野球を
楽しみ、頑張り、心も体も技術も成長していく姿が見れることを楽しみに、今まで以上に応援していきたいと思います。

今日から高校の方の練習が始まった、おーちゃん。
たまたま、私が応援している高校で野球をすることになり楽しみいっぱいです。
がんばれ!おーちゃん

剛は、とても真面目で頑張り屋だから、心配することなくしっかりやってくれるでしょう。
・・・と信じています。
剛からもらった手紙の言葉、実現させてもらいたい。
がんばれ!剛

綾人は、強豪の厳しさの中での野球となりますが、最後までやり切って欲しいと応援してます。
がんばれ!綾人

そして、浜ちゃんは5人の中で私は一番心配だったりします
でも先日の合格発表の日に、結果を見て高校から「合格しました!また観に来て下さい!」と元気な声で連絡してきてくれました。
昨日の穏やかな表情を見ても意外と大丈夫かなって思ってます
高校野球最後までやり切って欲しいと思います。
がんばれ!浜ちゃん

そして、サトシは…

親元を離れ愛媛で高校生活を送ります。
いよいよ来週、入寮が決まり…
日にちが決まると、本当に行くんだなって実感が湧いてきて、本当の母より私の方が寂しくなってしまってます。

心は寂しいやら不安やら心配やらでいっぱいで複雑ですが、本当は・・・
サトシは全然大丈夫なんだろうな。
サトシなら、どこでもやっていけると実は思っています。

今日は、サトシがこれからは観に行く場所じゃなく目指す場所になる甲子園へ、最後に二人で行って来ました。

何度も一緒に応援に行った甲子園。
今度は、サトシがプレーする姿が見れるでしょうか。
今日もいろんなこと話して爆笑して・・・
大好物の「甲子園カツサンド」をおごらされて
サトシと行く甲子園はやっぱり楽しかったです。

別れ際、「これから必死に頑張るわ!」と言った言葉を聞いて、覚悟できているんだなって。
けど、「次、いつ会えるかな?さびしかったらまた明日来いよ!」
「明日の試合観たいのばっかりやから甲子園行っちゃう?」って、さとしらしい別れの言葉で
しばしサヨナラとなりました。

これからは遠くからですが見守り、これまで以上に気持ちの応援したいと思います。
がんばれよ!サトシ

その甲子園。
今日はお天気が不安定で第3試合が雨天ノーゲームとなってしまいました。

第3日目 試合観戦記はまた後ほど書きたいと思います。


野球を学ぼう^^/ vol.Ⅳ

2012-03-04 | 中学野球

今日は女子ゴルフの開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースを観戦しました。

ゴルフの神様はルーキー斎藤選手に少しいたずら?試練を与えた試合に思えました
斉藤愛璃選手には17・18HR試練でしたね
野球も最後の最後までどう転がるか分からないスポーツですが、ゴルフも同じく最後のホールinまで精神力との戦い
プレーオフを制しプロ初優勝の伊藤選手に拍手です

最近は野球から少し離れていますが、プロ野球のキャンプ情報やオープン戦観戦など楽しんでいます。
色々な情報を見たり、野球の勉強もしています。

観るだけの私でも、ルールを知って観るのと知らないで観るのとでは、また違った見方ができるので
野球の勉強はこれからも続けて行こう!と思います。

今日は第10回まで紹介した、兵庫県高校野球連盟審判部が掲載されている「高校野球のマナーとルールを学ぼう!」
第11回以降がUPされていましたので紹介したいと思います。

マナーの部分では相手あっての試合、自分主義ではなく・・・
自分の判断じゃなく主審のゲームセット!のコールが試合終了。
分かっていても間違ったルールで動いてしまうとOUT!となってしまうことも・・・
ルールの部分では分かっている!と思っても再確認の気持ちで、その場面を想定しながら読むと良いと思います。

第11回

     マナー編「プロ野球の沢村賞に決定した楽天イーグルス田中将大選手に選考委員会が苦言
     ルール編「サヨナラのつもりが延長戦へ…??」

     http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.11.pdf

第12回
   
     マナー編「秋の県大会で一コマ。選手のちょっとした心配りに好感が…」     
     ルール編「サヨナラのつもりが延長戦へ…?? 【同点で迎えた9回裏での出来事】」 

     http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.12.pdf

第13回

     マナー編「ロジン・バックの扱いが気になりますが
     ルール編「投手が手に息を吹きかけるのは…??」 

     http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.1.pdf

第14回
  
     マナー編「アマ規則委員会が徹底「捕手はミットを動かすな!」 
     ルール編「キャッチャースボックスの意義

     http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire24.2.pdf


春 便り

2012-02-17 | 中学野球

久しぶりの更新です

毎日寒い日が続きますね。
あとひと月もすると本当に桜が見れるのかな~という寒さです

そんな寒~い毎日ですが、今日は少し早くホッコリ春の便りが届きました。

受験生の皆さんは、あとひと月に迫った公立校受験に向けてラストスパートですね。

県内、今月10日に私立校の受験があり、今週合格発表がありました。

我が家息子も私立は合格通知を戴きました。

・・・私立は受験のリハーサルやで・・・と、来月の公立校受験が本番です

そして今週月曜日には、公立校の推薦入試がありました。

今日がその合格発表の日。

野球の息子たちも、この推薦入試にトライしたので、受験日には「落ちついて出来たかな~?」

今日は朝から「どうだったかな…」と、やっぱりすごく気になっていましたら・・・。

「合格しました」の連絡をもらい、眠い会議も目が覚めました

倍率の高い推薦で合格したことも、もちろん嬉しかったですが、

ギリギリまで野球と受験勉強の両立をし、目標を達成したこと誉めてあげたいなと思います。

そして何より忘れずに合格の報告をくれたことが本当に嬉しかったです。


お~ちゃん!つよし!合格おめでとう

新たな一歩ですね!私はとても楽しみです。

最近練習は行ってるの?と聞くと、「明日練習行きます!!」と、久しぶりに明るい声が聞けて嬉しい限りです。

明日は監督さんや、コーチに合格の報告ですね。

さぁ~野球の息子たち、あと残る2名の春の便り、楽しみに待ちたいと思います

そして我が家息子も、桜が咲く前に春の便りを届けてくれることでしょう

受験生のみなさん!がんばれ!


心からありがとう!

2011-12-13 | 中学野球

先日クラブの卒団式に出席させて戴き、3年生5人の巣立ちを見届けたと同時に

この子たちとのお別れの時も同時に迎えることとなりました。

式の最後にコーチが、剛や、お~ちゃんが初めてクラブを訪れた日のことをお話しされていましたが、

その日は、今の2年生がまだクラブに入部したての1年生で、新人戦が行われている日でした。

私は、どうしても1年生のみんなのこの新人戦を観たくて、1人球場に向かったのがつい先日のようで

コーチのお話しを聞きながら、鮮明に覚えているその日の彼らの姿を思い出していました。




みんなで相談して気合いを形に五厘で挑んでいましたね。

今思えば、彼ららしい気持ちの表し方だったのかなと。 いかつかったけどね~~;

その日、1試合勝てばWの試合となり1試合目勝利の後、このみんなの笑顔の写真を撮らせてもらいましたね。

あれから随分長い時間が流れました。

その時間の中で、やはり彼らが居たからこそ、私は楽しい思い出をたくさん与えてもらったなぁと

卒団生を送る2年生の姿を見てそう思いました。

『2年生物申す』・・・の時間は、ホント楽しかったです。

剛が卒団の言葉で述べたように、2年生のみんなの力がなければ

3年生はこの日こうして笑顔で巣立つことできなかったと思います。

2年生にとっては、一つひとつ終わっていく先輩の大会にプレッシャーもあったと思いますが、

学年ではなく、先輩の学年の試合だからじゃなく、2年生もプレーしている選手、

ベンチの選手も含め『勝つ』というチームの目標にみんなが向かえたこと

それがチームプレーであったと思います。


彼らとのお別れの日となったこの日、全員とは話せなかったですが、

一人でも多く一言でも声を掛けられたらと思い、所々で声を掛けました。

式も終わり、2年生のみんなに 『もうみんなを撮ることできなくなるから最後にみんなで撮らせてくれへん?』とお願いすると・・・

あの日と同じ、こんなに最高の笑顔をみんなにプレゼントしてもらいました。



あの時はまだあどけない笑顔でしたが、すっかり最上級生の姿になりましたね。

みんなには、この笑顔がとても似合うと思います

この笑顔見ているだけで、私も笑ってしまいます

いつまでも大好きな野球をして、この笑顔でいて欲しい2年生のみんなです。

そして、今は別の道でがんばっている仁も、私にとって今でも心から応援する選手です。

2年生のみんな!たくさんの楽しい思い出をありがとう!

仁もがんばれ!

たくさん野球を学ぶ中、上手くいかない時もあるでしょう。

たくさん野球を学ぶから、上手くいかないときは悩むでしょう。

それは成長の証だと私は思います。

上手くいかなくて自分でもどうしようもない時、初めて野球をした時の楽しかった気持ちを思い出して下さい。

練習はしんどかっても、上手くいかなかっても今、野球を続けているのは、やっぱり野球が好きだからなのではないのかな。

その大好きな野球ができることに感謝して、みんなで目標に向かって全力です。

これからも遠くからですが、みんなを応援しています。

風の便りで、みんなのがんばる姿見ています。

がんばって下さい!

そして・・・

本当に2年生のみんな!

『ありがとう』   

みんなが高校野球でまた私の前に現れてくれること、今から楽しみにしていますよ


2011 それぞれのあしあと

2011-12-13 | 中学野球

みんなの『あしあと』を今年はフォトブックにしました。

表紙には、3年間このグローブと共に勉強した野球を忘れないよう、こらからもたくさんのアウトをその手で獲れるよう、

そんな想いで、それぞれと一緒にがんばったグローブにしました。

みんなの思い出は私の思い出でもあり、1枚1枚その時を思い出しながら数千枚ある中から

それぞれの印象深い場面を贈りました。


tsuyoshi のあしあと
  

ayato のあしあと
 

mitsuki のあしあと
 

hiroto のあしあと
 

satoshi のあしあと
 


巣立ちの時

2011-12-12 | 中学野球



昨日、私の日々の力や元気の素、5人の巣立ちの時を見届けて来ました。
久しぶりにみんなに会え楽しいひと時を過ごしました。

久しぶりに会ったお~ちゃん・・・早く足治ると良いね。
浜ちゃんは体調が悪くなってしまい・・・元気になったかな。
大事な時期。怪我や体調にくれぐれも気を付けて・・・。


卒団式のお話しの前に。

フィギュアスケート 浅田真央選手のお母様がお亡くなりになられましたこと、謹んで哀悼の意を表します。
21歳の真央選手と同じ歳に母を亡くした私には、自分のことのように悲しい気持ちになり、彼女の悲しみが伝わってきます。
がんばって・・・と言うのは簡単だけど、時間が掛っても時にはいいと思います。
真央選手がリンクに戻ってくる日を静かに見守りたいと思います。


自分自身だけのためじゃなく誰かのためにがんばれる力は大きいもので、
真央選手には一番応援してくれていたお母様や、たくさんの応援者のためにも、
また笑顔の華麗な姿を見せて欲しいなと思います。


人は誰かに応援してもらったり、支えてもらったりしながら生きる生き物で、
そこにはやはり『感謝』の気持ちを持つことが本当に大事であり、
人と人との出逢いや繋がりを大事にすることが自分を大きく成長させてもらえるのだと思います。


昨日の卒団式でも、剛、綾人、浜ちゃん、さとし、お~ちゃん、卒団生5人の卒団の言葉の中に『感謝』という言葉がありました。

普段、指導者の皆さんや御両親、周りで支えてくれる人たちへ、言葉に出して「ありがとう」と言う機会は少ないと思います。
自分たちの節目の時「ありがとう」の気持ちを伝えることができたこと、そういう場を作ってもらい感謝、ありがとうですね。

その「ありがとう」の気持ちは今だけじゃなくこれからも持ち続け、応援してくれる人たちのためにも、
野球だけではなく何事も全力でこれからの人生を歩んでもらいたいと思います。


そして剛の父のお話しの中には『出逢いを大切に、出逢いに感謝』という言葉がありました。

「子供が野球をしていなければ、ここに立っていなかったと思います。
 皆さんにお会いすることもなかったと思います。
 子供と野球というスポーツに感謝して、この出逢いを大切に生きて行きたいと思います」

と、父の言葉は、私が常に意識し大事に思っていることそのもので胸熱くなる物がありました。

お~ちゃんの言葉の中に、「僕たちが野球だけに集中して取り組める環境を作ってもらったことに感謝しています
という言葉があり、この言葉の通り、剛父の子供たちへ向ける気持ちの大きさや、
子供たちが大好きな野球が安心してできる環境作りをしようという気持ちや行動は、
思っていても色々な考えの人の集りの中、徹することはなかなか難しいことなのかもしれません。
ずっと間近でそれを見てきて、人一倍強く持って居られる方で、頭が下がる思いです。


そして、きちんとその気持ちが子供へ伝わり、子供が言葉として現わしてくれたことも、私にはとても嬉しいことでした。
感謝しなさいと言われなくても、子供たちは普段口にこそ出さないですがちゃんとそういう気持ちを感じているんですよね。

こういうお互いの言葉のやり取りを聞いて、大人と子供という関係ですが、子供たちはちゃんと「人として」を
大人の行動や言動から学び感じているんだな、私たち大人も子供たちから学んでいるんだな、
まず大人が「人として」の行動をしないといけないなと思います。


この5人とは本当に色々な思い出があります。
彼らと過ごした2年間、土日にみんなと会えること、みんなの野球を見ることが私の楽しみであり、
それが楽しみで平日の仕事も頑張れる。
活力源、元気の源ですね。

秋の大会が終了し、日一日と巣立ちの時が近づいてくるにつれ、寂しくないかと言うと嘘になりますが、
寂しいというより、これから私の大好きな高校野球の仲間入りをする彼らのことが、
楽しみという気持ちの方が大きく迎えた卒団式でした。

お別れではなく、ここからスタートなんです。

そして、5人とは野球を観に行ったり、一緒に食事に行ったりと、たくさん充実した時間を持ってきたので
チームとの節目で私には、さよならではなく、また会うしね!と、寂しい気持ちより楽しみの方が大きいのだと思います。


昨日はたくさんのサプライズもあり、彼らのカラー、5人らしいとても楽しい卒団式、時間を共有させて戴きました。
卒団の言葉にもありましたが、自分たちのために力を尽くして下さったご父兄の皆さんに感謝ですね。

みんなの門出をより楽しい素晴らしい物にするために大勢の人たちが、
たくさんの時間を費やし準備して下さったこと、5人は忘れてはいけないことだと思います。


そして、彼ら5人の巣立ちに伝えたい私の気持ちは、今回も卒団のお祝いに作製したビデオの中に
無言のメッセージを感じてくれた?ことと思っています。

無事、卒団式という節目、巣立ちを見届けその後場所を移し、もちろん子供たち5人とご父兄、彼らの兄弟、
彼らを導いて来られた指導者の方々と、チームとは離れ人と人との繋がりの中で生まれた貴重な時間を作ることができました。


この5人と親御さんの1番素敵だな、大好きだなと思う所は自然と親子5組が集えるところです。
各自自宅ではグラウンドとは違うらしい?ですが、これも野球というスポーツを通じ親子みんなが
自然と集まれることが、私は何だか嬉しくてその仲間に入れて下さることは更に嬉しいことです。

打ち上げと称し、みんなでいっぱい喋って笑って楽しい時間を過ごしましたが、宴が始まり・・・
本当に何と表現して良いか、嬉しすぎて言葉にならない、子供たちからサプライズを戴きました。

珍しく?どうした???と言う神妙な面持ちで私の前に5人が並び、「ありがとう」の言葉と
素敵なプレゼントをしてくれました。

剛、綾人、浜ちゃん、お~ちゃん、さとし 本当にありがとう。

何より、何より、本当に嬉しかったです。

それに、剛が私に手紙を書いてくれたこと、本当に感動しました。

内容は剛と私の秘密なので公表はできませんが^^。

剛ありがとう。

みんなとの思い出と宝物がまた増えました。


これから新しい道を歩むきみたちへ・・・

まずは思う高校で野球ができるよう受験がんばれ!
そして母からもらった言葉を胸に野球を続けて行って下さい。

『人を思いやる心』
『感謝の心』
『謙虚な心』
『何事も本気で向かう心』
『最後まで諦めない心』

5つの心を、いつも心の引き出しに入れておいて欲しい。
きっと君たちの力となることでしょう。


そして2年間お世話になった方々へ・・・

感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。


野球を学ぼう^^/ vol.Ⅲ

2011-11-09 | 中学野球

先日、秋季高校野球近畿大会を観戦していた時のことです。

2塁に到達した走者が、バッティンググローブを外す仕草が目に入り、
何故か?バッターボックスよりそちらに目が行ってしまったときのことです。

その外したグローブをユニホームに入れることなく、手に持ったまま走塁姿勢に入ったのです。


次打者にプレーボール。
初球・・・ボールだったかストライクだったか?
リードしていたその選手は一旦2塁ベースに戻ったので、入れるかな?と見ていると
やっぱり持ったまま、また走塁体勢に入ったのです。

・・・?それって良いの?普通に大丈夫なの?と思った矢先、2塁審判がユニホームに入れるよう注意を促しました。
詳しいルールが分からない私は、その選手が持ったまま走塁体勢に入ったことが妙に気になったのです。

審判が注意するということは、手に持って走塁をするということはダメなことなのでしょう。
走塁時、怪我をしないためにプロ野球選手が手に持ったままということはあるよ・・・と師匠から教わりました。

その選手は注意を受けてすぐさまユニホームへ入れていましたが、今まで色々試合を観戦してきた中で初めて観る光景で、
高校球児(以下)の場合、ルール(規定)ではなくて、マナーの部分なんだと思います。
その選手自体それを捉えていなかったとしたら・・・と考えました。

また中学生野球でよく見掛ける審判から受ける注意で多いのは、プレーが始まっているのに自分の打席を待つネクストの選手が
立ったまま、あるいは立って素振りをしていることへの注意がダントツ多いです。

規定で定められているルール以外にマナーという点でも多々あると思います。
たくさんの覚えきれないくらいのルールがある中、マナーという部分は特に個々で意識を持って行う必要があると感じます。
長く野球をする中で、マナーという部分は特に雰囲気にものまれやすく、試合を中断したり嫌な雰囲気、流れに繋がることもあるかもしれません。
プレー中以外でも、グラウンドに入ってから、出るまでが野球。(家を出てから帰るまで野球人として・・・)
試合になると、やはり相手あっての対戦なので、最低限のマナー、規定のルールは各自自覚して挑むことが大事かなと思います。

以前から何度か紹介している兵庫県高校野球連盟 審判部から第9・10回の講座がUPされていましたので紹介したいと思います。
もうすぐ高校球児のみなさんや、新チーム春の大会も始まっていますので、今一度再確認の役に立てばと思います。


第9回 
     マナー編 「ピッチャーのガッツポーズ。これって?
     ルール編 「ハーフスイングのリクエスト」 

http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.9.pdf


第10回
 
     マナー編 「殊勲打を放った選手を迎え入れるベンチの選手
     ルール編 「投球が打者に触れた…」 

http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.10.pdf