甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

日米親善高校野球 2010

2010-08-31 | 2010 夏 ☆ 甲子園

こんばんは
まだまだ暑い日が続きますが8月も今日で終わりですね。


球児たちの暑い夏の甲子園も終わり、甲子園のヒーローたちが集結する日米親善高校野球大会が今年も行われます。
全日本高校選抜チームが米国本土と交流するのは、昨年に引き続き12回目です。


8月31日から9月8日までの9日間 「第92回全国高等学校野球選手権大会」に出場した選手の中から
選抜した全日本高校選抜チームが米国に派遣されます。

9月2日からロサンゼルス郊外のコンプトンでアーバンユースアカデミー所属の高校生と4試合を行います。
今日、選手たちは米国へ旅立ちました

昨年も、日米親善野球の情報が少なかったのですが、夕方のスポーツニュースなどで
現地での様子を見ることができます。

甲子園のヒーローたちの一度きりのチームです。
兵庫からは報徳学園  大西選手、八代選手が選ばれました。
意義な大会になるといいですね

九州学院の渡辺選手が体調不良で参加できないようですね・・・


【日米親善高校野球 全日本選抜メンバー】

【監督】  ⑳ 興南       我喜屋 優  監督
【コーチ】 ⑲ 東海大相模  門馬 敬治  監督

【投手】
①島袋洋奨   (興南)
②一二三慎太 (東海大相模)
③中川諒     (成田)
④大西一成     (報徳学園)
⑤池田駿        (新潟明訓)
⑥渡辺政孝     (九州学院) *体調不良の為不参加
⑦木村謙吾     (仙台育英)

【捕手】
⑧山川大輔     (興南)
⑨磯村嘉孝     (中京大中京) 副主将
⑩山口元気     (北大津)

【内野手】
⑪真栄平大輝 (興南)
⑫国吉大陸  (興南)
⑬我如古盛次 (興南)  主将
⑭福山亮       (東海大相模) 副主将
⑮山田哲人    (履正社)

【外野手】
⑯伊集院駿(東海大相模)
⑰八代和真(報徳学園)
⑱後藤駿太(前橋商)


【対戦カード 】
9月2日(木) 13:00 第1戦 全日本選抜-アーバンユースアカデミー コンプトン
9月4日(土) 13:00 第2戦 全日本選抜-アーバンユースアカデミー コンプトン
9月5日(日) 13:00 第3戦 全日本選抜-アーバンユースアカデミー コンプトン
9月6日(月) 13:00 第4戦 全日本選抜-アーバンユースアカデミー コンプトン


【投手】 
       

【捕手】
    

【内野手】
     

【外野手】
   





元気の素^^V

2010-08-29 | 中学野球

この土日、久しぶり?の全員練習を見学に行きました

知人が病気になりました・・・
とても複雑な想いがあり、元気になって欲しいと願い。
遠く離れている自分に何が出来るか・・
そんな気持ちを抱えたここ数日。
必ず良くなる・・・どうか想いが伝わります様に。

そんな今の私の元気の素はクラブのみんな。
土日のお休みに選手やご父兄にお会いできることは、大好きな野球の事だけを考える時間です。

今週土曜日は、高校のグラウンドでの練習がありました。

      

      

高校球児の練習も見れるかな?なんて期待していましたが、練習は終了していて残念

でもサプライズがありましたぁ
少年野球の選手も練習に来ていて・・・
その中に・・・あれ あれは・・・こまっちゃん 
確かに少年野球球児にまぎれて、こまっちゃん

     
      

                           
こまっちゃん お~久しぶり

『ニックも来てますよ~』・・・と聞き、ブルペンに目をやると、satoshiと投球練習をしているニックの姿が
いつぶりだろうか・・・? 昨年の卒団以来かな?

『ニック』と声を掛けて振り向いた彼には、あの時のヤンチャナ球児の顔が消えていた。

   

                   

高校に進んでからピッチャーをがんばっているニック。
すっかり少年から高校球児の顔の変わっていましたが、話をするとやっぱりニックだった
彼は、とても心の優しい、芯のしっかりした、きちんとした考えを持つ選手。
卒団してからも、ずっと応援している選手の一人です。
久しぶりに元気な顔を見れて、とても嬉しかったです。

高校野球も夏が終わると、新チームの始動開始と共に、来春の選抜に繋がる秋季大会が始まります。

彼らの地区でもすでに、地区大会敗者復活戦まで進み、先日、春と同じ対戦で加古川南のyamato VS 播磨南のnakaji & こまっちゃん&ニック がまたもや予選で激突。
この秋はyamatoに軍配が上がったようです。

卒団の時、それぞれの進路で、お互い切磋琢磨しながらがんばって欲しいと思いましたが、
結果を見ると、どちらにも勝たせてあげたい・・・と思う本音もあり、複雑な気持ちにやはりなりますね。
でも、彼らはまだまだこれから。

来年、再来年とみんなに同じだけ、甲子園きっぷを手にするチャンスは訪れます。
約束の甲子園でプレーする姿が見たい・・・私の願いです。
がむしゃらに甲子園目指して練習がんばってください

        

        

      
そして yamato県大会進出おめでとう
捕手としてがんばっていると聞きました。
県の頂点目指し、近畿大会進出、センバツへの道を繋げて欲しいなぁと思います

心配なことが・・・Kenshi 足に負傷
しばらく練習に参加は出来そうにないですが、練習に参加出来なくても、やっぱりKenshiです
誰より元気いっぱい、みんなを盛りたてる声が響いていました。
早く良くなるといいですね。

          

今日はH・BBCさんとの合同練習がありました。
       
      

いつもとは違う雰囲気の中、両チーム合同で練習し、クラブの選手がHクラブさんに入っての紅白戦も行われました。

              
         
1年生、Hチームの選手と混合チームでクラブの選手に挑んだのは・・・
Jin & daiちゃん& toma & shuhei だったかな?

先発はJin。継投はdaiちゃん。
久しぶりに今日はJinの投球をビデオの収めてみました。



思います・・・最近のマウンドのJin。
笑顔がいいです すごく落ち着いた表情でのピッチング。
気持ちを保つ事は大変だと思いますが、心身共クラブでの野球生活で大きくなって巣立っていって欲しい選手です。
がんばれJin

そして継投はdaiちゃん。
daiちゃんの投手姿、もしかして私が見るのは始めてかな?
daiちゃんNice Pitch
ク~ルなdaiちゃんですが daiちゃんの冷静さが現れた投球だったと思います
これからも元気いっぱいがんばって欲しいなぁと思います

            
そして2・3年生混合チームも、Hチームさんにクラブの選手は入っての紅白戦となりました。
2・3年生は、やはり打撃もピッチングも迫力が増して更に仲間との異例な対戦だったので見ていておもしろかったです。

昨年も赤穂でそのような対戦があった事を思い出しました。
やはり同じチームの選手対になるとお互い力のぶつけ合いになるのかな?
普段ではなかなか出来ない体験ができたのではないかな?と思います

相手チームに入っていたAki & タッキーから素晴らしいHRが飛び出しました
二人ともクラブに入部して初HRです
ウイニングBall をもらったAki にお願いし記念撮影させてもらいました。
ボールは残念ながら父が大事に帰りの車へと運ばれたようで手にはありませんでしたが・・・笑顔がGood

         

まだまだ日中は34℃を超える暑さが続いています
今日も暑い一日でした
三年生は、そろそろ受験も視野に入れての練習なのかな?と思います。
体調に気をつけて、残り少なくなったクラブでの野球を楽しんで欲しいなぁ~と思います。

最後に・・・
この猛暑でしばらく、もっと未来の高校球児の姿がグラウンドから遠ざかっていました。
この土日には久しぶりに会う事ができ、いつものパワーを発揮していた、もっと未来の高校球児でした

土曜日は我が家にお泊りし賑やかな週末となりました。
今日は、久しぶりにお弁当を作ってグラウンドへ

    健康に悪い野菜ナシのお弁当です

       
もっと未来の高校球児と買い物に行くと、ついつい甘やかしてしまう私。
お決まりで、彼がカゴに入れるのは、おやつではなくストローで吹いて作るビニールふ~せん。
上手に吹くことが出来るようになりました

          
         
         
         
今日のグラウンドにはミニ公園があり、かわいい笑顔がいっぱいでした

         
         
         
         
         
         
小さな池があり、アメンボウやトンボの姿が。
池の中に金魚を見つけ、池にはまりそうになりながら、大はしゃぎなもっと未来の高校球児でした

         
          
         
         
また次はいつ会えるかな 
楽しみです


夏休み最後の平日練習 

2010-08-26 | 中学野球
           

夏休み最後の平日練習に行ってきました

夕方は涼しくなって練習もしやすくなりました。

10月の秋季大会に向けてみんながんばれ

satoshiは、ビデオに撮ったバッティングの良いところ、修正するところを見直して次の試合や練習に生かしています。

今の自分を見直す次に繋げる・・・が大事かなと思います。

これをし出してsatoshiは徐々にバッティングが良くなったような気が?します

最初ビデオを撮り出した頃は、見直して生かす・・・が出来ていませんでしたが

今ではビデオを活用し、次に繋げられていることで自分に自信も少し付いたように思います。

こうして活用してくれ、結果に表れているのを見ると無駄ではなかったなと思います

口で言われて、頭で分かっていてもなかなか出来ないもの。

映像を見ながら見直すことで、具体的に「ここをこうしよう、次はここを気を付けてやってみよう・・・」と分かりやすく、効果的かなと思います。


そして、こんなところにも効果が?あったようですよ

先日の播州明治大会での打撃集を見た、もっと未来の高校球児が・・・

あのビデオを見て、突然オモチャバットを振り始めたと聞きました

たぶん、高校野球応援歌のリズムに異常反応したと思われる、もっと未来の高校球児は

バットを振り回すだけでなく、ボールをほれ状態で暴れまくったそうです

やっぱり彼も野球人の父と兄を持ち、野球魂が備わっているようですね。

もっと未来の高校球児が野球を始めたら更に忙しくなりそうなヨ・カ・ン・・・


今日は、satoshiだけではなく、2年生のバッティング練習をビデオに撮ってみました。

ayatoがお休みだったのが残念また次回に・・・。


~satoshi~



~hamaちゃん~



~おーちゃん~



~thuyoshi~

人間力×高校野球 ~日常生活を力にして・・・~ 氏原 英明氏 コラムより

2010-08-25 | 高校野球

おはようございます。
まだまだ暑い日が続きますが、朝夕は少し涼しく感じる日が多くなってきました。
秋は、すぐそこで待機しているようですね

夏休みも残すところ後一週間。
楽しい夏休みを過ごせたでしょうか
今頃?宿題ができてなくて、慌ててる顔がたくさん目に浮かびます
新学期、大目玉をくらわないように宿題がんばって下さいね

とこで夏休み、普段できないことを何かひとつでもした人はいるでしょうか?
普段の生活の中で、例えば一生懸命働く父や母のために、ひとつこれは自分がやろう、
家族の一員として、何かひとつ手伝おうと実行しているでしょうか?

そんな小さなひとつの、思いやりや行動が、自分の力となり、気持ちの強さを作る・・・と考えてみて下さい

今日は、そんな普段の生活の行動が自分の力になる・・・という、高校野球の中に見る、氏原 英明氏のコラムを目にし、
甲子園、春夏連覇を果たした興南と、今春センバツ21世紀枠で出場し、今夏もまた甲子園に戻ってきてくれた、
応援している山形中央ナインの話しが掲載されていたので紹介したいと思います



日常生活を力にするためにできること・・・

日常生活と高校野球の関わりについては、ここのコラムで何度も書いてきた。
日常生活の強さ、弱さが、試合の中での力につながる。

いわば、それが人間力だと言い続けてきたのだが、 興南高 の初優勝で幕を閉じた今年のセンバツ大会でも、
そうした日常生活の取り組みを力に変えたチームがいくつかあった。
そのうちのひとつが、21世紀枠で出場の山形中央高校だ。

1回戦で 日大三 と対戦し、4-14と敗れたのだが、彼らが序盤からしかけた先制攻撃には光るものがあった。
1回表、3安打を放って2点を先制。
準優勝を果たした 日大三 を前にしても、臆することなく試合開始から相手に向かっていたのだ。

初の甲子園出場という舞台の中でも彼らは序盤から力をいかんなく発揮した。
5回表には一時、同点にするなどの健闘をみせたのだ。
なぜ、彼らにはそれができたのだろう?
試合に敗れた悔しさが充満している中、庄司監督は胸を張ってこう言った。

日常生活から意識していたことが少しは出せたかと思います

「少し」という部分に引っかからないわけでもなかったが、取材を進めていくと、その意味が読み取れた。奈良崎主将が、こんな話をしていた。


日常生活でも、普段の練習からでも入り方を大切にしてきました。
 朝の挨拶をしっかりするとか、練習のスタートからしっかりするということですね。
 ずっとそれを心がけてきたので、こういう舞台でも、うまく入れたと思う



実に奥が深い話である。
人の行動は突然、変えることはできない。
普段からの癖や習慣というものは、培われていくもので、突如、変わるということはないと僕は思っている。
山形中央でいえば、それが何事においても、行動を早くに起こすということであったようだ。

結果は結果として受け止めなければいけないこともある。
序盤の入りは良かったものの、その後が続かなかったことは反省材料。
勝つためだけに野球をやっているチームではなかったとしても、甲子園に来た以上は、
勝利を目指す中で得られた反省点を持って帰ることは大切である。


庄司監督は・・・

甲子園にもう一度帰って期待とかいう想いだけではなくて、行動を起こせるような強さを身につけたい」と、気持ちを引き締め直していた。

序盤の入りで鮮烈な戦いをみせた山形中央が、今後、どのような取り組みで、日常生活を送り、そして、甲子園に帰ってくるのか。
個人的には非常に興味深く見守りたい。


優勝した興南もまた、日常生活の力を野球に変えたチームである。
準決勝進出を決めた日の試合後、あまりにも見事にバントが決まるので、
その成功率の秘訣を我如古主将に、質問すると伺うと、彼はこう語り始めた。


普段から、チームでボランティア活動に積極的に参加して、ゴミ拾いをやっているのですが、
 ゴミ拾いをしていると、バントが上手くなるんです


これだけは意味難解だが、続けて我如古はいう。

ゴミって小さいじゃないですか、そういうのに気遣っていると、小さいことに気付けるようになるそれで、バントがうまくなるんです」。

日常からの小さな心掛けが野球につながる。

口で説明するのは簡単ではあるけれど、実践している選手の言葉だから、なお一層、重みを感じる。

興南といえば、エースの島袋の絶対的な存在感を優勝の要因に挙げる人も多いだろう。
確かに、島袋の存在は大きかった。
しかし、彼だけではないし、彼も、技術力だけで、あれだけのピッチングができたわけではない。
仲間と一緒になって、日常生活を力にしてきたからこそ、彼は中心になれた。
興南は優勝したのだ。
 

誰でもできることを、一生懸命できる選手は大舞台でも力が発揮できる」。

我如古は我喜屋監督から感銘を受けた言葉を聞くと、そう返してきた。
技術力を高めることは大切である。
それがあってこそ、結果は得られる。
だが、それと同じくらいに(いや、それ以上に)、技術以外も大切である。

日常生活を力にして・・・

                                             
氏原 英明 氏
                                           

何かひとつ、日常で自分の力になる行動見つけてみませんか


                ・・・氏原 英明 氏・・・

    生年月日:1977年
    出身地:ブラジルサンパウロで生まれる

    ■ 高校時代から記者志望で、新聞記者になるのが将来の夢だった。

    ■ アトランタ五輪後に、スポーツライターに方向転換。

    ■ 大学を卒業後、地元新聞社に所属。

    ■ その後スポーツ記者として、インターハイなど全国大会の取材も経験させてもらい、数々の署名記事を書く。

         ■ 03年に退社。フリー活動を開始。

         週間ベースボール、ベースボールクリニック(ベースボールマガジン社)    
         アマチュア野球(日刊スポーツ出版社)ホームラン(廣済堂出版)  
         Number(文藝春秋)、Sportiva(集英社) などに寄稿。
         フリーライターとしての地位を固める。           
                               


2010 播州明治大会

2010-08-22 | 中学野球
播州明治大会 選手のみなさんお疲れさまでした。

2回戦 3-0と勝利し3回戦へ。
3回戦 BMチームの打線は素晴らしかったです
チームもがんばりましたがベスト8は献上してしまいました。

見つけた課題は、これからの練習で・・・
秋の大会に向けて、また日々がんばって欲しいなと思います

大会では、また思い出を残すことができました。
いつも写真だけなので、今回は打席をビデオに収め打撃集を作ってみました

初の試みです




根拠のある速球勝負を見せた興南・島袋  ~タジケンの甲子園リポート2010 Vol.11

2010-08-19 | 2010 夏 ☆ 甲子園

おはようございます
今週も猛暑が続いていますね

甲子園も準々決勝まで進み、今日は地元、兵庫 報徳学園と新潟明訓との対戦。
今春の県、近畿の優勝に続き、今夏は全国の1番星を目指し健闘を祈ります

春夏連覇を目指す興南は42年ぶり、成田は58年ぶりの4強入りを果たしました。
さすが春の覇者、興南はやはり強いですね。
史上6校目の春夏連覇を目指し後2つです。

その興南 島袋投手、心の強い選手ですね。
その裏には努力がある・・・ 自分がやってきたことへの自信が溢れているんだと思います。
島袋投手だけでなく、チーム全体にもその自信を感じる。
自信だけではなく、全国制覇を焦点に「準備」万端、チーム全体の意識の高さを感じます。

タジケンリポートに、その自信と準備を垣間見るコラムが掲載されていたので紹介したいと思います。


根拠のある速球勝負を見せた興南・島袋  ~タジケンの甲子園リポート2010 Vol.11

いきなり、だった。 
4回1死、仙台育英高が投手を田中一也から木村謙吾にスイッチした直後。
代わりばなの初球で、興南高・我喜屋優監督は動いた。

一、二塁の走者が同時にスタートして打者が打つ。ヒットエンドラン。
我如古盛次の打球はファウルになったが、予想もしない、度肝を抜かれるさい配だった。

代わりばなだからピッチャーはけん制をする余裕がない。
 けん制したとしても、殺すけん制はないんです。
 ヒットエンドランだけど、あれは振らなくても良かった。
 振らなきゃ(盗塁は)セーフ。完ぺきなスタートでしたからね。
 ボールか空振りなら良かった。バッターからはスタートが見えるはずなんです。
 でも、(スタートを見て)打たないのは社会人レベル。高校生だからしょうがないですね
」 


大昭和製紙北海道を率いて都市対抗の経験も豊富な我喜屋監督。
成功こそしなかったが、百戦錬磨の名将らしい相手のスキを突く“気付き”だった。  

そんな監督に日常生活から鍛えられている興南ナインだけに、試合でも随所に“気付き力”を見せた。

それが際立ったのが、4対1と3点リードで迎えた7回のピンチ。
無死から二塁打、四球で一、ニ塁とされると、すかさず捕手の山川大輔がタイムを要求。
内野陣をマウンドに集めた。


ひとつのアウトに集中しようという話でした」(エース・島袋洋奨) 


我喜屋監督は伝令を出さない。
「社会人でやってたから、自分でマウンドに行きたくなっちゃうんだよ」と笑うが、それだけが理由ではない。

伝えたいことはグラウンドで何百回も言っている。あえて試合中に言わなくても、分かっているはずです


ピンチでも冷静な判断  

ピンチで普段言われていることを忘れず、冷静に実行するのは、高校生にとって難しい。
だが、それができるのが興南ナインだ。

それを象徴するのが、ファーストの真栄平大輝。
ベースから離れて守っていたが、一、ニ塁から島袋が8番の嵯峨日明に対して1ストライク2ボールとカウントを悪くすると、けん制をするよう合図を送った。


一塁ランナーが(投球モーション中に)ちょこちょこ出たり(偽装スタートなど)動いたりして洋奨を揺さぶるようにやっていた。
 (リードを)縮めるためにも、けん制を入れました。
 あのときは球場全体が育英の押せ押せの雰囲気になっていたし、相手がどんどん来てるのに、洋奨もどんどんいっていた。
 声が届かなかったので合図しました。
 “間”をおけたかなと思います
」(真栄平)  


実は、島袋と真栄平にはけん制で苦い思い出がある。
今春のセンバツ決勝・日大三高戦。

2回2死満塁の場面で、けん制が悪送球となって2点を先行された。

あれでビビッてたらダメなので。あのときは(深い守備位置から)後ろから回って失敗したんですけど、
 今日は(守備位置が)前だったのでいつも通りできました
」(真栄平)


これだけではない。真栄平は声によるけん制もしていた。

(ランナーが)大きく出てるぞ』とか『チェック(けん制)入れろと言ってけん制をしたり、
 その逆を言ったり。いろんな声を出してけん制をしろと監督に言われているので
」(真栄平) 


このけん制でひと呼吸入れて落ち着いた島袋は、嵯峨を見逃しの三振に斬って取った。


1年生のボールボーイもしっかり仕事  

島袋はこの後、2死満塁までピンチを広げるが、嵯峨以降の4人に対し、全球ストレート勝負で抑え切った。
一見、危険な配球のように見えるが、島袋は理由をこう説明する。


一番自信があるのが真っすぐですし、勝負できるのも真っすぐなので。
 (打者が)真っすぐしか待ってない感じはしましたけど、勝負球でないボールで勝負してもダメなので。
 今日は変化球がワンバウンドになることが多くて、確率が低かった。
 ピンチだと(変化球は)パスボールを意識してしまうので
」 


自分の出来、状態を把握し、根拠を持ってストレートを選択した。
昨年までの「ストレートで打たれたら悔いがない」という理由のない選択ではなく、
「今日の変化球ではダメ。ストレートなら勝負できる」という根拠のある選択だったことが、
球場内が歓声と悲鳴に包まれた佐々木憲の大打球をフェンス前で失速させた。


また、試合とは関係ないが、興南高はボールボーイも素早かった。
一塁側の興南高が主審にボールを届ける役割を担っていたが、ファールやワンバウンド投球の後など、主審が投手にボールを1球投げるごとに、
ダッシュでボールを渡しに行っていた。

1球投げたら2球ずつ持っていくようにしていました。ボールを途切れさせないように意識していました」(ボールボーイ・高良尚武) 


高良はまだ1年生。
ボールボーイが主審にボールを持ってくるように要求されたり、ベンチの控え選手がバット引きに来なかったり、
攻撃が終了後も次打者席に滑り止めが置きっぱなしになっていたりするのも珍しくないが、
1年生がしっかりと仕事をしていたところに興南高の強さの秘密が隠されている。  


141球を要し、「ちょっと疲れました」と言った島袋。
夜8時まで試合をしており、休養時間が少なくなることも気になるが、頼もしいセリフを吐いた。

沖縄にいるときから連投を考えてやってきました。
 
明日、やっとその成果を見せれるなと思います」 


週末のみ試合が行われる沖縄大会中には、初戦突破後の1週間でおよそ1000球の投げ込みを敢行。
多いときは1日200球を投げ、暑さの中での連投対策をしてきた。


気付き力”はまた準備力にもつながる

準備は万端。疲労が残る中、島袋がどんな投球をしてくれるか楽しみだ。


5分の3は野球な夏休み Zzz...

2010-08-15 | 中学野球

こんばんは
5日間の夏季休暇 いつものことながら、あっという間に終わってしまいました。

台風あり、猛暑あり、そして今日は終戦記念日・・・
球場では12時のサイレンの後、試合を中断して黙祷。
心静かに、ご冥福をお祈りしました。

   
   
普段忘れている何かを、こうして心ひとつにし体験できたことは、選手にとっても良い経験だったと思います。

私の7日の夏休み
2日間は東京行きで使い 後の5分の3日は野球 野球 野球 で楽しい暑いお休みでした。

5分の1日目・・・台風の影響でお天気も不安定でしたが、練習試合がありました。
残せた写真の一部をフォトチャンネルという新しい機能を使いスライドにしました。
残りは改めてアルバムで・・・

2・3年生チーム2試合、1年生チーム1試合が行われ、2・3年生チームは大会に向けて新しい仲間との調整・・・ですね。

1年生チームは今日の防衛戦?への力付け・・・だったかな。
この日、何だかいつになく静かな1年生。
・・・あ~kenshi&taigaが居ないせいだ

元気印のkenshiが居ないと、何だか物静かな1年生チームで変な感じがします。
やっぱり彼の存在と、あのバカでかい最高な声掛けが1年生チームの元気の源なんだなと感じました。

中一日を挟み5分の2日目は練習を見学
メインの5分の3日目、今日は2・3年生は大会、1年生は練習試合でした。
2・3年生の大会開会式に参加しました。

   

    
   

   

   
開会式の後、あの斎藤 佑ちゃん球場で有名な高砂球場で1年生の練習試合を観戦しました。
  
   

一度この球場を見てみたかったのですが、本当に素晴らしい球場でした。
こんな球場で試合ができる一年生チームは幸せですね。
   
1試合目・・・Aチームと対戦。
Aチームには新人戦で勝利しており、防衛戦?のようなもの。
いつも気合いと元気いっぱいの1年生が、更に輪をかけて気合いの塊となり、
素晴らしいプレーが見られNice gameだったと思います

今日は、どんな場面でも仲間を盛りたてるSmile が印象的でした。

   

守備で光ったのはKazuki のスーパー1回転送球 Nice 泥んこKazuki でした

   

いつもはKazukiの後ろ姿を追っているのですが、今日はせっかくなので泥んこ正面を   

そして、2アウトからファーストを守っていたKokiに来た送球がポロっ
しかし、その後Koki のNice な play 
ホームへ突っ込んできた走者へ迷いなく送球

        

抜群の運動神経を誇るdaiseiは、その一球を無駄にすることなく確実にOUTにしてくれKoki を盛りたてます。
ミスは誰にでもあるその後が大事ですよね。
みんなで仲間を盛りたてて、今日のような勝利をいつも掴めるようがんばれ

そのKoki
今日は守備だけでなく打撃でも②打点をあげた2ベースヒットを打ってくれました

    
 
ひとつひとつのプレーが、また自分の力になり次へと繋がれば良いです。
これからもKoki の微笑み忘れずがんばって欲しいなぁ(密かにKoki 微笑みファンなのです

そして今日のyama's MVP打点王は
やっぱり、2アウト満塁から、走者一掃 ③打点をあげた3ベースヒットを放ったTaigaでしょう

   
   
   
   
これにはびっくり
Taiga お父ちゃん居ないと打てるジンクスがあると聞いていましたが・・・
ホントだ 確かに今日は熱いお父ちゃんの姿はなかった。
でもこの一打 父に見せてあげたかったなぁ~。
次は父の前で・・・Taiga

今日の一年生チームでは、いつもと違う光景もありました。
私が見るのが初めてなだけなのか?
Kenshi のキャッチャー姿があり・・・小学生チームではキャッチャー経験のあるKenshi のようですが、なかなか様になっていてカッコ良かったですよ

   
  
今日の好プレー&珍光景をご紹介しましたが、一人ひとり勝ちへの強い気持ちと団結しようという元気な姿が見られ嬉しかったです。

そして今日の先発、Jin。NicePitch でした
Jin のマウンドでの笑顔が良かったなぁ~。

  

みんなのNiceな守備と、ベンチからの声・・・力になりますね
その調子

2試合目には、Kenshi も②打点をあげる2ベースヒットが飛び出しスタンドの父母は絶叫していましたねぇ~

  

やっぱりKenshi が動くと笑いと幸せが起こる不思議な存在。
実は最初、君に出逢った時から密かに注目していたのだ・・・ 
いつもチームの太陽な存在のKenshi キャラが大好きな私です

そして、2試合目の途中で時間切れ
最後まで応援したかったのですが2・3年生の試合時間が近づき、球場を後に2・3年生の大会会場へ

  
  
2・3年生も今日の試合、打線がよく繋がり13-5と5回コールドで勝利
大会初戦白☆発進で、2回戦もがんばれ

  
  
  
  
  
  
  
  
  大会で残せた写真はアルバムに載せたいと思います・・・
  
楽しかった夏休みも終わり・・・明日から平常心で?また次の野球を楽しみに一週間がんばろうと思います


ナガサキ・アーカイブ ~Nagasaki Archive~

2010-08-13 | 春夏秋冬 こつ こつ と...日記
8月9日、広島の原爆の日に続き、65回目の長崎原爆の日を迎えました。
多くの犠牲になられた方々のご冥福を祈ると共に、改めて平和を考える一日となりました。

平凡・・・ってことがどれだけ幸せか。
戦争を経験していない私には奥深い出来事で、広島、長崎の原爆の日、8月15日の終戦記念日を迎えるこの時期、
平和に暮らせる事を感謝し、犠牲になられた方を偲ぶ日であります。


みなさんは『Nagasaki Archive』ナガサキ・アーカイブというサイトをご存知ですか?


先日の長崎原爆の日に、記事を色々見ていましたら、戦争経験がない被爆三世の方々が、

『歴史の証言を残す必要がある』

と立ち上がり衛星写真で構成するデジタル地図を使って長崎の被爆実態を世界に伝えるインターネットサイト
「ナガサキ・アーカイブ」というサイトがある事を知りました。

サイトを制作したのは首都大学東京の渡辺英徳准教授(ウェブアート専攻)と、長崎市の平和グループ
「高校生1万人署名活動」の元メンバーらでつくる制作委員会。


被爆から65年が経過し、被爆者の平均年齢が75歳を超えた今、制作委代表の鳥巣智行さん(東京都在住)が、
渡辺准教授に協力を要請し実現しました。


長崎市のデジタル地図上には、被爆者の方々の顔写真や、被害を受けた県庁など主な施設の写真を被爆場所や
所在地ごとに表示され、クリックすると体験談が活字で表示されたり、建物の被害直後の写真がクローズアップされる仕組みです。


上空だけでなく、水平方向からも立体的に見ることができ、爆心地から見ると当時の市街地が
山陰になっていることなどを実感うることができます。


「Nagasaki Archive」では、Google Earthで長崎の地形を立体的に俯瞰しながら、被爆者の写真と体験談を、
実際に被爆した場所と関連付けて閲覧できます。
体験談は長崎新聞社が収集した100人分が収められています。


また、被爆直後に撮影された写真と2010年現在の写真を重層表示し、被害の様子、
復興を遂げた長崎のようすを時空を越えて体感することもできます。


閲覧には【Google Earthプラグイン】のインストールが必要ですが、簡単にできますので、ぜひご覧戴きたいと思います。


Nagasaki Archive
http://nagasaki.mapping.jp/

※Google Earthプラグインのインストールはサイトからできます。



そして9日、「被爆した子どもが、親兄弟のきずなを断たれ生きた65年。若い人たちには、私たち被爆者の心を次の世代に伝えてほしい」と

長崎の被爆語り部として国内外で1万回以上の被爆体験講話を続けてきた長崎原爆遺族会顧問の下平作江さん(75)(長崎市)が

ご主人の介護や自身の病気で体力は限界に近い。しかし「残された時間はもうない」。核兵器のない世界実現のため、若者たちに語りかけた。


下平さんは入院時を除き、これまで平和祈念式典に出席してきたが、今年は9日午前、長崎市立福田中学校で被爆体験講話をされました。
その講話の記事がありましたので紹介したいと思います。


爆心地から約800メートルの防空壕(ごう)で被爆。自宅にいた母や姉、医学生だった兄を原爆で失った。

一緒に被爆して生き残った2歳下の妹は、被爆から10年後に病気を苦にして列車に飛び込み自殺した。17歳だった。
下平さんは生きる気力がなくなり、後追い自殺も考えたが、後に夫となる隆敏さん(81)に励まされ、生きることを選んだ。

語り部の活動は40歳ごろから開始。
当初は1度限りのつもりで、大阪市内の中学生たちに語り部をした。

原爆で家族を亡くして育った自分の体験を語られた。

1度限りで終わらせなかったのは、話を聞いた子どもたちから感想文が届いたからだった。


「食べ物を残すのはもうやめます」

「(下平さんは親が亡くなり、苦労したけれど)自分たちには親がいる。

 クソババアとお母さんに言ってましたが、もうやめます」。


下平さんは「うれしかった」と話し、語り部を続けていこうと心に決めた。


以降、下平さんは被爆の影響とみられる病気と闘いながら、修学旅行生たちに被爆者が抱える痛みを伝え続けてきた。


今春、支え合って生きてきた隆敏さんに肺がんが見つかり、下平さんも肝硬変と診断された。


「本当は、残された人生を妻として夫のそばで看病したい。でも私たち被爆者が語らなければ、
 戦争がどんなに悲惨なものか、薄れつつある。夫も同じ思いでいるはず。
 だから私は一人でも多くの若者たちに話をしたいんです」

この日、下平さんは生徒たちに語りかけた。

核兵器は、子どもの夢や希望だけでなく、命までも奪う。人類とは共存できないんです


真剣な表情で聴き入る子どもたちを見ながら、下平さんは核のない未来が訪れることを改めて願った。


戦争・・・
現代人には、想像も出来ない未知の世界だと思います。
残酷な戦争を見たくないという方も多いと思うのです。

知ってこそ平和は生まれる・・・私はそう思います。
8月15日終戦記念日を迎えます。

後輩、河田行範選手へ託した夏の夢 ~HR 打者 伊藤諒介~ 

2010-08-11 | 2010 夏 ☆ 甲子園
2010 夏

兵庫大会 準決勝 神港学園と市川との対戦。
8回 2-3で迎えた伊藤選手の打席。

伊藤選手の高校野球最後となったこの打席に、誰もがスタンドに吸い込まれる一打を期待したことだろう。

高校通算本塁打94本となった記録は、この打席で終わりを迎えることとなった。

スタンドで応援していた私には、対決に決着がついた時の伊藤選手の表情が、高校野球をやり抜いた
悔いのない晴々した表情にも見えた。

『長打を狙っていたので悔しい』・・・

どんな終わり方にも、高校野球最後の夏 球児たちの聖地で全国制覇を掴む以外
少なからず悔いというものが残ることを、改めて感じる伊藤選手の涙を見た。

そして、その想いは後輩へと託され、偉大な先輩を受け継ぎ心新たに聖地を目指す。



タジケンリポート2010 ~開会式に見る準備力~

2010-08-10 | 2010 夏 ☆ 甲子園

こんばんは
甲子園では、連日の猛暑の中、球児たちのがんばる姿があります。
今日は地元兵庫の報徳学園が砺波工(富山)に3-2と競り勝ち、初戦勝利をしました。
1年生ながら、甲子園の大舞台で堂々たる姿の田村投手に拍手です
次は福井商との対戦。ぜひがんばって欲しいなぁと思います

そして、甲子園といえば、大好きなタジケンリポートも掲載が始まっています
田尻氏ならではの目線でのリポートで、今夏も楽しみに読もうと思います。
今日は、そんな田尻氏の第1回目のコラム タジケンの甲子園2010 開会式に見る準備力 』をご紹介したいと思います。


暑い。暑すぎる。 
北海道や東北でも当たり前のように35度近くになるこの夏。
猛暑とも、酷暑ともいわれる異常な暑さの中、球児たちは炎天下のグラウンドで試合をしなければならない。
いかに疲労を軽減させて、万全のコンディションで臨めるか。
1回戦から登場すれば優勝まで6試合、15日間の長丁場。体調管理がポイントになる。 
その意味で、「さすが」と思わせる学校があった。 
興南高、広陵高、常葉橘高、日川高の4校だ。

4校に共通していたのが、開会式での選手たちの姿。全員が長袖を着ていたのだ。
午前9時に開会式が始まり、入場行進をする。自分たちが行進するだけならいいのだが、その後が長い。
全チームが入場するまで外野で待機。
さらに、高野連会長をはじめとする何人ものあいさつが続く。

行進の順番が早いチームだと、30分以上、炎天下のグランドで立ちっ放しになる。
もちろん、グランドには日陰などない。
水分を取ることもできないまま、その間はずっと直射日光にさらされることになる。
長時間、直射日光に当たると疲労感は倍増する。
体調を考えれば、少しでも直射日光から身体を守る意識が必要だ。


長袖は発汗を抑える役割がある 

ある 沖縄での開会式はもちろん、甲子園決定後からは大阪の独特の暑さに慣れるため、
普段の練習から長袖着用を徹底させている興南高の我喜屋優監督は言う。


直射日光から守るというのがひとつ。それと、長袖は発汗を抑える役割があるんです。半袖だと一気に汗が出るけど、
長袖は徐々に汗が出る。そういう意味でも身体にいいのかなと思います



沖縄も暑いとはいえ、暑さの質が違う。
昨夏はエースの島袋洋奨が終盤にスタミナ切れを起こして初戦敗退しているだけに、その経験を生かしての長袖着用なのだ。
今年は南からの行進。
興南高は前年優勝の中京大中京高に続く2番目の行進で待機時間が長かったため、やる価値は大きかった。

効果があるかは分からないけど、準備はしておくということです」(我喜屋監督) 


広陵高では、夏に直射日光を避けるのは当たり前の感覚になっている。

広陵高では夏に長袖を着るのが伝統になっています。行進は特にですね。
 試合では動きにくいという子がいるので、七分袖の子もいますけど、半袖でやる子はいません。
 ピッチャーは特にそうですね。
 先輩たちがそうやっているので、言わなくても選手たちはそうしますね
」(中井哲之監督) 


常葉橘高も選手たちの自主的な行動だという。

選手に任せていますが、直射日光対策でそうしたんだと思います。
 ホテルでもピッチャーは必ず長袖で過ごすようにしたり、そういう知識は教えているので。
 去年ですか? 全員長袖ではなかったと思います。
 もしかしたら、去年の経験からそうしたのかもしれませんね
」(黒沢学監督



ちょっとした準備の積み重ねが大きな差を生む  


ちなみに、宇和島東高は全員が七分袖。
宇和島東高を含めると、チーム全員で長袖を徹底していたのは5チームだけだったが、
自主的に考え、周りが半袖(ノースリーブなど、ユニホームの袖からアンダーシャツが見えない状態)でも長袖を着ている選手はいた。


確認できた限り、半袖でなかったのは次の選手。

<  長袖  >  大分工高・田中太一、関東一高・白井慶一、蔵野就平

<七分袖> 報徳学園高・田村伊知郎

<五分袖> 大分工高・井上雄貴「夏対策として、暑い中でできるように練習中も常に長袖です。
        半袖の方が解放感があって投げやすいので試合では変えることもありますけど……」と話す白井をはじめ、やはり、ほとんどが投手だ。
        プロ注目といわれる大分工高・田中、1年生時に甲子園経験もある関東一高・白井などは高い意識の表れだといえる。
        報徳学園高・田村は1年生。3年生の投手が半袖だったことを考えると、
        自分で考えての行動であることが予想される。
        今後の成長が大きく期待できる“気付き力”だ。
        あこがれの甲子園の土を踏んだ感激による興奮、5万人近い観客の見守る中で行進する緊張。
        開会式は見た目以上に疲労感が残る。
        そのため、常連校になればなるほど、開会式当日はオフにして練習をしない学校は多い。
        それだけに、4校の直射日光対策、疲労軽減への意識の高さは光った。 
        ちょっとした準備の積み重ねが、大きな差を生む。開会式の時点から、すでに戦いは始まっている。 



  『 田尻賢誉 氏  』

1975年神戸生まれ。
熊谷高、学習院大を卒業後、ラジオ日本勤務、アメリカでの日本語教師ボランティアを経て独立。スポーツジャーナリストとして
高校野球、プロ野球、メジャーリーグなど幅広く取材活動を行っているほか、中高生、指導者への講演活動も行っている。

著書に『あきらめない限り、夢は続く』(講談社)、
『公立魂~鷲宮高校野球部の挑戦~』(日刊スポーツ出版社)など。
最新刊『高校野球 弱者の戦法』が発売中。


真夏の野球・・・夏の風物詩・・・そしてもうすぐ秋ですね^^V

2010-08-08 | 中学野球

今週も、球児たちに囲まれで野球三昧な楽しい時間を過ごしました

しかし今週は暑すぎでした ダウン球児続出です
炎天下の練習や試合なので、喉が乾いたな・・・と思ったときは遅い・・・。
こまめな水分補給と、おかしいな・・・と思ったらとにかく我慢しないこと!
自分の体調は自分でしか分からないので、特にこの時期は気を付けて欲しいなぁと思います。

昨日は遠征での一日練習がありました
夏の青空の元、とても素晴らしいグラウンドで、選手たちも暑さに耐えながら一日頑張りました。

    
   


とにかく暑かったの一言ですが・・・
しかし、このグラウンドで・・・もうすぐそこは大好きな秋だなぁ~と感じること2つ

街では?ミンミンゼミが、みんみんと、まだ真夏を感じさせていますが・・・
このグラウンドの深い木々の中から聞こえてきたのは、秋口に聞こえるツクツクボウシの声

昨夜は秋の近さを思わせる、涼しい夜だったように思いますが・・・
ツクツクボウシの大合唱には少し早いようなこの昼間の暑さです。

グラウンドへ着くと、もっと未来の高校球児を待っていたのは秋の栗。
まだ青々としていますが、確実にもうすぐそこは秋です

  

  
  

練習も終わり、最後の力を振りしぼりった選手たちが綺麗に整備したグラウンドを、縦横無人に愛車バギーくんと歩き回る
恐るべし怖い物しらずの、もっと未来の高校球児です ・・・・・・ 

  


暑い暑い一日が終わり・・・
昨日は神戸で『みなと神戸 海上花火大会』があり最後の元気を振りしぼり 行ってきました

遠くからこのブログへ訪れて下さる方々、神戸の花火を見たことがない方々・・・。
そして、がんばる球児たちへ・・・

神戸から夏の贈りものです
神戸ハーバーのメリケンパーク沖に上がる一万発の花火です。
途中からなので一万発とはいきませんでしたが、とても綺麗なのでみなさんへ・・・






いかがでしたかぁ~ 
とても綺麗で、クライマックスの枝垂れ花火には会場に来られた人たちから、大きな拍手が起こっていました

涼しい空間もつかの間。
今日も球児たちと暑い熱い・・・野球三昧な一日を過ごしました
今日は場所を移しての練習試合がありました。

もっと未来の高校球児は、まだ体力もなく・・・
大好きな滑り台もない毎週、暑い一日を球場で、アニキの野球に付き合う彼は・・・
一昨日からの疲労?が蓄積されたのでしょう 昨夜突然の熱と、今日はお鼻からの赤い物が・・・
ホントこんな小さな未来の球児も身を張ってがんばっています。

・・・アニキsatoshi  その分までがんばれよ

  
   

昨日の練習の振り返りを早朝から父としたsatoshi はじめ、どの選手も練習の成果が発揮されていたのではないかなと思います

そして、今日は捕手satoshi がマウンドに上がりました
いつもグラウンド全体を一番眺め、一緒にプレーしている仲間の姿が一番良く見える場所での守備。
捕手以外のポジションに着いたことがないsatoshi なので、ピッチャーの気持ちも勉強になったのではないでしょうか・・・?
その様子はまた『satoshi の野球ノート』で紹介したいと思います。

そして今日の私のメイン野球は
久しぶりに会う、小部東アローズのみんなのリーグ戦の応援です

   
   

satoshi たちの試合の合間に移動をし、アローズのみんなの応援をすることができました
先日のあかふじ本戦初戦の応援に行くことができず・・・ 
近々アローズのみんなに会いに行こうと思っていたので、今日は元気いっぱいアローズナインに会えて嬉しかったです。

初戦、8-0と二人の投手リレーにより完封勝利
先日の、あかふじでは、いつもの力が出し切れなかったという声を聞いたアローズナインでしたが・・・
大丈夫です さすがアローズのみんな がんばりました
打撃も繋がってよく打てていたし、守備はエラーもなく、とても落ち着いたプレーが見られました

少しですが、みんなのがんばっている姿を残せましたので、改めてご紹介できればと思います。

五年生が混じってのチーム編成から、六年生だけのチームA。
このメンバーで野球ができるのも、残すところ数ヶ月です。
リーグ戦も続きますし、来月にはポップアスリート3回戦、昨年全国制覇したチームとの対戦が決まっていると聞きました。

いつも全員の調子が良いとはいかないと思います。
でもアローズのみんなは、失敗から学び次へと繋げる力のあるチームだと思うので・・・
ぜひ全力の笑顔とプレーで、この仲間と野球ができる喜びの中、精一杯自分の力が発揮できるようがんばって日々練習を積んで欲しいなぁと思います。 


・・・と毎週、暑さに負けずがんばる球児たちに囲まれ、楽しい休日を過ごしています 
また今週末も楽しみにしている試合もあり
昨日から撮りためた夏の甲子園でがんばる球児たちを見るのにも時間が全くたりない私です・・・


偉大なる甲子園

2010-08-06 | 2010 夏 ☆ 甲子園

     

小さな頃から憧れた・・・  高校球児・・・  目指すは、やはり甲子園・・・

一握りの高校球児だけが辿り着く甲子園・・・

その場所は、私には計り知れないほどの球児たちの想いの詰まった、憧れの場所だろう。

31年前、昭和54年 夏。
この土は、その憧れの聖地、甲子園の土。

この貴重な甲子園の土が、私の手の中へ届いた経緯は 『縁』 としか言いようのないものだった。

こんな貴重な物を戴く事ができ、感謝と、この土に染みついた汗と涙、遥か昔この場所に辿り着いた球児たちを想うと背筋を正す想いである。


明日7日・・・第92回 全国高等学校野球選手権大会の開幕日。

全国各地で、たくさんの球児たちがひとつの場所を目指し汗と涙を流した。

ただ一校だけが掴んだ甲子園へのきっぷ。

何十年も繰り返される、この暑い夏がまた訪れた。

今年の夏・・・

8月7日、明日の開会式に威風堂々と後進する姿を楽しみにしていたチームとの甲子園での出逢いはなくなりました。

正直に残念です・・・

少し高校野球、野球を見るのも辛い気持ちになってしまいましたが、でもたった一枚の甲子園きっぷを手にした球児たちのがんばりを想うと、
真に応援しなくてはという気持ちになる。

この土の上でプレーできる、選ばれた球児たちの健闘を祈り、3年生にはどの球児にも、
一番長い一番暑い夏になりますように・・・。


65回目の広島原爆の日

2010-08-06 | 春夏秋冬 こつ こつ と...日記

今日8月6日は、広島へ原爆が投下された日。

             

1945年(昭和20年) 午前8時15分、広島に原爆が投下されてから今年で65回目を迎えました。

原爆の犠牲となられた多くの御霊の、ご冥福をお祈り致します。

             


                     65回目の広島原爆の日

広島は6日、65回目の原爆の日を迎える。
午前8時から平和記念公園(広島市中区)で営まれる市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)には、
被爆者や遺族、菅直人首相らが参列し、犠牲者の冥福を祈る。

原爆を投下した米国からは、ルース駐日大使が初めて代表として出席するほか、
国連の潘基文事務総長や国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長も初出席する。

米国と同様に、これまで参加を見送ってきた核保有国の英仏も初めて参列する予定で、
参加国は昨年を15カ国上回る過去最多の74カ国となる見通し。

オバマ米大統領が昨年4月、「核なき世界」の実現を訴えたプラハ演説以降、
核兵器廃絶に向けた動きが世界的に高まりつつある状況を映し出す形となる。 


全国の被爆者数は22万7565人(3月末時点)で、平均年齢は76.7歳(同)。

秋葉忠利広島市長は平和宣言で、国連などと協力し、2020年までの核兵器廃絶に向け動きをつくり出すと訴えるとともに、
日本政府には、非核三原則の法制化や核の傘からの離脱を求める。


式典では、秋葉市長と遺族代表が、この1年間に死亡が確認された5501人の名前を記した原爆死没者名簿を慰霊碑に納める。
名簿は計97冊となり、死没者は26万9446人となった。

                                                         時事通信

広島平和祈念公園

http://www.pcf.city.hiroshima.jp/