甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2016年 ♫✩・*:..。 あ り が と う 。..:*・✩♫

2016-12-30 | 高校野球



2016年 残すところあと1日となりましたね。

甲子園きっぷを書きはじめて10年目に入りました。

今年も多くの方々がご覧下さり、嬉しいコメントを戴いたり、

たくさんの方々との新たな出逢いや、交流もさせて戴けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

とても励みになり、また一年 甲子園きっぷを続けることができました。

ありがとうございました


目指す場所に向かって一所懸命がんばる姿や、

夢叶え甲子園へ辿り着いた選手たちの躍動する姿は美しいですね。

今年もたくさんの球児のみなさんの頑張る姿に多くの感動を戴いた一年でした。

選手のみなさん ありがとう


今日、17時からBS朝日にて~2016年 夏・甲子園を熱くさせたヒーローたち~が放送されます

甲子園球児たちの熱い夏を再び振り返りながら、残る2016年ゆっくり過ごしたいと思います。

みなさん、どうぞ良いお年をお迎え下さい

click~2016年 夏・甲子園を熱くさせたヒーローたち~

BS朝日 2016年12月30日(金)午後5時~

2016夏。
リオオリンピックに日本中の注目が集まる中、
甲子園では今年も球児たちの例年に勝るとも劣らない戦いが繰り広げられた。
98回全国高等学校野球選手権大会を振り返る。

奇跡の逆転劇 愛知・東邦
優勝候補が激突 履正社vs横浜
<甲子園が生んだニューヒーロー>
好投手BIG3が注目された中、決勝に勝ち進んだのは作新学院と北海。
両チームをけん引したのは甲子園で一躍ヒーローにのし上がった両エース!

※第98回全国高等学校野球選手権大会 8/7~8/21 15日間
出場49校 優勝:作新学院(栃木)54年ぶり2回目 準優勝:北海(南北海道)


全国高校女子駅伝 大阪薫英女学院~自主性が生んだ優勝~

2016-12-26 | スポーツがおもしろい!


大阪薫英女学院陸上部 安田監督さん


高校野球の歴史101年には少し短い高校男子駅伝の全国大会は67回。

それに比べて高校女子駅伝の歴史は28年と意外に浅い。

高校硬式野球も男子に比べれば女子硬式野球の歴史も男子野球にはほど遠く、

第1回全国高等学校女子硬式野球選手権大会が開催されたのは1997年と

女子高校駅伝よりさらに短い19年ほど、女子スポーツのこれから更なる発展を願うところ。

その高校女子駅伝で28回目の全国大会が昨日行われ、

大阪薫英女学院が2014年以来2年ぶりに2度目の優勝を果たしました。

大阪薫英女学院陸上部選手のみなさん 優勝おめでとう


その記事が今日の神戸新聞に掲載されており、興味深く読み進めること・・・

なんと!大阪薫英女学院陸上部の安田監督さんは

今秋の大阪大会、明治神宮大会を制し二冠を達成した履正社高校野球部 

あのスラッガー安田選手のお父さん。

あんな優秀な選手だから、お父さんの野球DNAを受け継いでいるのだろうな?なんて

勝手に想像していたのでビックリ@@

2007年に大阪薫英女学院陸上部の監督さんに就任される以前は

中学校で23年もの間、陸上部のご指導をされて来られたというご経歴。

選手の自主性を大事にご指導されておられるという安田監督さんの指導方法とはどんなものなのか、

選手たちがそれを身に付け行動できているとことに、とても興味深い内容の記事でした。

どのスポーツに於いても、気付き・・・考える・・・行動する・・・かが如何に大切か、

それが自分自身、そしてチームの強さとなるのだと、

高校野球のご指導者と、選手の向き合い方についてお話しをする中でもキーワードとして出てくる

「自主性」

同じ目標を持って取り組んでいても、50人の選手が居れば50人

それぞれ目標に対して取り組む姿勢、気持ちの強さなど・・・違うのは当たり前。

その当たり前を、どう50人の心を近いもの、ひとつにするか・・・

選手たちの行動、発言などをお聞きすると、

「いまどき世代」は、自主性=自由・・・

自由から生まれる想像もしない突飛な行動をする選手も少なくない。

何でそうなるの~???と頭を抱えられるご指導者も少なくないのではと想像する。

自主性を育てるという、そう簡単なことではない課題の中で、

ご指導者は選手一人ひとりと向き合い想いを持ってご指導されておられる。

親であっても我が子にもそんな全力で向き合うことができているだろうか?

そう思うと頭が下がる想いです。

そんな監督さんの想いに応え、選手自ら勝つためには・・・を考え行動し、

見事、全国優勝を果たした大阪薫英女学院陸上部 安田監督さんの言葉をご紹介したいと思います。


~神戸新聞記事より~

全国高校駅伝女子で2年ぶりの優勝を果たした大阪薫英女学院

強豪らしからぬ少ない練習量と、自主性を重んじる指導法で2年ぶりに栄冠を掴んだ。

「この一年、生徒も私も『何としても』というのがあった」

最高のクリスマスプレゼントになった。

2連覇が懸かった昨年は、大会前に故障者が出て3位に沈んだ。

もともと選手の体調には気を配っていたが、大一番にピークを合わせる難しさを改めて実感した。

「しっかり本音を聞き出さないと、痛みを我慢して続けてしまう」と反省した。

対話を増やし、オーダーにも選手の意見を反映した。

けが明けで本調子でない主将の嵯峨山菜未選手を「本人の思いが強かった」と最長の1区に抜てき。

「指示を待たずに子どもたちが考えて決めた。だからみんな落ち着いて走れた」

アンカーがゴールテープを切っても「もう55歳。いい思いもして、落ち着きも出てきた」と表情は大きく変わらなかった。

しかし、ここ数日は思うように眠れず、午前1時に目が覚めることも。

「知らず知らずに重圧があったみたい」と漏らした。

次男の尚憲さん(17)は高校野球で大阪履正社高の主軸打者だ。

実力は東京 早実高の清宮幸太郎選手と並び称され、今秋の明治神宮大会で優勝した。

これも奮起の材料で「大きな舞台で活躍し、父としては負けられない」と面目を保った。

私生活では「ずっと考えていても仕方ない」とテレビのスポーツ番組を見ることもしない。

趣味は読書。

社会科教員らしく、歴史関係の本がお気に入り。


高校野球の監督さんと、野球に全く素人な私との会話の中で

「勝てるチームとは?」どう思いますか?という話しになった。

私は、そのかなり難しい質問に・・・ん~ん・・・

「信頼関係じゃないかと思います」と一言答えた。

ご指導者と選手との信頼関係を築くことが、指導より何より難しい。

その監督さんは「選手を100%信頼をしている」

だから選手に対して全力で向き合うとも言われた。

その想いを選手の心に届ける・・・これがまた難しい。

届いて欲しいとも切に願う。

大阪薫英女学院が全国優勝を果たすことができたのは、

選手たちの頑張りはもちろん、この難しい選手との信頼関係、

そして監督さんの想いが選手たちの心に届きもたらした最高の結果ではないかと感じます。

自分たちで考え行動できることは、誰かに言われたからやるのとは違い大きな力を生み、

そして、自分たちで考え決めたことは何より強い気持ちを生むのだと思う。


選手千差万別、どうしたら想いが伝わるか?どうしたら選手たち一人ひとりの能力を引き出せるか?

どうしたら勝てるチームが造れるか?と選手以上に考え行動されておられるご指導者のみなさんの

ご指導法、お考え、選手との接し方をもっと知ってみたいなと、この記事を拝見し思い、以前から興味津々な題名の著書

~101年目の高校野球「いまどき世代」の力を引き出す監督たち~を取り寄せました。

錚々たる監督さん方の「いまどきの世代」の力を引き出すご指導法とは・・・

興味深い一冊との出会い、届くのが楽しみです。

101年目の高校野球「いまどき世代」の力を引き出す監督たち


クリスマスの球児たち*・゚。:.*

2016-12-26 | 高校野球


みなさん 素敵なクリスマスを過ごされましたか

そろそろ今年も練習収めですね。

中にはオフに入ったというチームもあると思いますが、

昨日は、ラストスパートで練習を頑張っている選手たちに会いに

村野工業野球部へお邪魔させていただきました。

今年一年、たくさんの感動と元気をいただいたお礼と、

クリスマスにも彼女とデートは、お預けで頑張る球児たちへ

オバサンタから捕食という名のプチプレゼントを届けに行ってきました



残念ながら二年生選手は資格受験でほとんどの選手と会えなかったのですが、

1年生選手たちを中心に紅白戦実践練習を見学させていただきました。

久しぶりのグラウンド~やっぱり楽しい!

元気な声が響いていました。

来春どんなチームになっているのか・・・春が楽しみ待ち遠しいです。

そして、もうひとつ嬉しいことがありました♪

今夏の兵庫王者である市立尼崎高校 前田主将のお父さんから

甲子園出場記念タオルをプレゼントしていただきました

貴重なものをいただき本当に感謝です。

2016年 夏の思い出がまたひとつ増えました。

大切に保管させていただきたいと思います。

ありがとうございます。


私の2016年 野球収め

とても気持ち充実した最高の時間を過ごさせていただくことができました。

村野工業の選手のみなさん ありがとう。


2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 甲南vs村野工業

2016-12-15 | 2016 夏☆甲子園


2016年7月15日 快晴の明石トーカロ球場

開幕から7日
村野工業は前日の悪天候で予定の試合はスライドし、ようやく迎えた初戦。
甲南は神戸北との1回戦10ー9と大接戦でサヨナラ勝利し、この2回戦へと進んで来た。

1回戦 神戸北と甲南との対戦スコア
神戸北 210 033 000  =9
甲南  004 020 202×=10

夏直前、甲南と村野工業は練習試合で対戦しており、前半の投手戦、後半村野工業が少ないチャンスを生かし3-0で勝利、夏2回戦で対戦することとなった。












この試合はいつもの1塁側で観ようと思っていたのですが、
スターティングメンバーアナウンス時に流れる校歌を撮りたいなと思い、
3塁側甲南スタンド近くへ座らせてもらいました。
先攻3塁側 甲南スタンドから元気いっぱいな校歌、1塁側後攻村野工業の全力校歌斉唱を聞かせてもらった。















いつも観戦する席へ戻ろうと思ったら、村工ベンチ前では円陣が組まれ士気を高める姿、
そして両スタンドからエール交換に見入ってしまい、席を移動するタイミングを逃してしまった。
選手たちがホームを挟み試合開始、前半戦をその場所から見守ることにした。


第98回 全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 甲南vs村野工業






村野工業 先発澤邉投手

1回表 甲南の攻撃



先頭バッター石田選手がレフト前ヒットで出塁



2番中井選手の打席 キャッチャーの捕球が逸れる間に石田選手が進塁を試みるも、
藤原捕手が自らカバーし阻止、ナイスプレイが見られました。



ランナーが無くなり、中井選手が内野安打で出塁。
3番二階堂選手を迎えます。





中井選手が盗塁を決め1死2塁と先制のチャンスを広げたところで
二階堂選手の打球はレフトを大きくオーバーし先制。















更に4番淺野選手がセンターへの連続タイムリーで初回2得点を先取。
1回戦接戦を勝ち抜いただけある自信と勢いを感じた甲南の初回でした。








一方、村野工業の初回

甲南先発は渡邉投手

1番濱中選手 内野ゴロに送球Eで出塁。
2番渡邉選手の打席、2Sと追い込まれた3球目 
濱中選手が盗塁を試みるも松尾捕手の好送球でランナーが無くなります。
2死となり3番小林選手 セカンドへの打球に送球が乱れ出塁。
そして4番 吉村選手への初球 小林選手が前へ攻めるも再び松尾捕手が阻止。
甲南は送球ミスが2つ重なったが、松尾捕手の好プレイ2つに助けられた村野工業の初回でした。


2回表 甲南の攻撃
2死から好守備を魅せている9番松尾捕手のライトヒット
1番石田選手が2安打目ショートへの内野安打で2死1、2塁と追加点のチャンスに
澤邉投手が踏ん張りサードゴロ 追加点を阻みました。


2回裏 村野工業の攻撃
4番吉村選手をセカンドゴロ、5番市村選手をサードゴロに捕り2死



6番冨永選手が四球で出塁するも渡邉投手ひとつ目の三振に取り3回甲南の攻撃へ。


3回表 甲南の攻撃
先頭は先制タイムリーを放った3番二階堂選手と澤邊投手との2打席目の勝負。

初球をセンターフライに捕り1死

4番淺野選手レフトヒット!





そして5番轟選手の打席

思わぬアクシデントが起きた。

打球が澤邉投手に直撃してしまい・・・無念の降板。
打球は左腕投手の左腕へ当たってしまったので本当に心配したが、
その後すぐベンチで澤邉投手の姿が見られたので大事ないことを祈りながら見守った。
澤邉投手に替り、道才投手(5)が救援し1死2塁から試合は再開。
先輩たちの声・・・力になります。



濱中主将のキャプテンシーがカッコいい。











6番岩本選手のセンターヒットで2死1、3塁となるが、
7番中村選手へフルカウントの末に三振



河野監督さんがとびきりの笑顔で道才投手を迎えていた姿がとても印象に残っています。







澤邉投手の負傷が心配の中、嫌な空気を切ったこの三振はチームに元気を与えましたね。
道才投手2年目の夏、またひとつ大きな経験になった一球だったと感じます。
道才投手のこういうところの心の強さは本当に凄い。

その裏、村野工業の攻撃

2死から1番濱中選手がセンターヒットで出塁するもセカンドゴロ
2塁を踏ませない渡邉投手の好投が続きます。


1番濱中選手





2番渡邉選手




4回表 甲南の攻撃
8番渡邉投手のレフト前ヒット、1番石田選手のレフト前ヒットで1死1、2塁











2番中井選手のセンターフライにセカンドランナー戻れずWプレイ!












4回裏 村野工業の攻撃

3番小林選手が初球をライトヒット!



4番吉村選手のセカンドゴロをWプレイに!
両チーム好守備が見られた4回の攻防でした。

4番吉村選手





2死となり5番市村選手

レフトへ大飛球のファウル惜しかった!


5回表 甲南の攻撃
1死から4番淺野選手の四球、5番轟選手のセンターヒットで1死1、2塁
6番岩本選手のショートゴロに4→3 2つ目のWプレイ!

1番石田選手

2番中井選手






5回裏 村野工業の攻撃
1死から7番濱野選手が3塁線を破る2ベースヒットが飛び、初めて2塁へランナーが出塁。
濱野選手の打席、一眼のビデオで綺麗に撮ろうと思ったんですが・・・
カメラが重たすぎてブレブレ><;せっかくのナイスヒットが・・・


この後、渡邉投手の頑張りも凄い!二者を取り惜しくも反撃ならず、
6回裏は二者連続三振、ピッチャーゴロと3人で抑えます。










ここまで既に11安打を放っている甲南の攻撃を、
好守備で1回の2得点に抑えていた前半戦でしたが
6回表 先頭7番中村選手のヒットをきっかけに動き始めます。

中村選手を8番渡邉投手が送り、9番松尾捕手が死球 1死1、2塁







次打者は、ここまで3打数3安打の1番石田選手。
4打席目はレフト前にタイムリーを放ち3-0
中盤貴重な1得点が入ります。
石田選手はこれで4打数4安打1打点 凄いです。





更に2番中井選手がサード前へナイスバント!
1死2、3塁とチャンスを広げますがライトフライ
道才投手踏ん張ります。






7回表 甲南の攻撃は4番淺野選手のセンターヒット1本で切り抜け、
終盤戦村野工業の反撃開始です。


















7回裏 スタンドでは恒例の村工祭りで攻撃開始。


先頭は4番吉村選手がセンター前ヒットでチャンスメイク!
5番市村選手も続きレフト前ヒット!
6番冨永選手が初球をナイスバント!1死2、3塁 最大のチャンスを迎えます。
が・・・ここも渡邉投手が踏ん張り、あと一歩。
今この場面を見返すと、あの時の緊張が蘇ります。

スタンド選手たちの応援プレイも更に元気いっぱいに仲間へ勇気を与えますね。
制服姿の彼らは3年生選手の同級生かな・・・選手たちと一緒に一所懸命応援していました。
惜しくも得点には至らなかったけど、村工らしさがみられた7回の攻撃でした。
8回の攻撃では、この回連続ヒットを打った吉村選手、市村選手が再び活躍を魅せてくれました。

8回表 甲南の攻撃
先頭は7番中村選手が四球で出塁し、8番渡邉投手が送り1死2塁
9番松尾捕手は攻守に活躍し、レフトフェンス直撃のタイムリー3ベースヒット!4-0
終盤、大きな4得点目を挙げ突き放します。








8回裏 村野工業の攻撃



先頭は、9番道才投手に替り肥塚選手(15)がEで出塁









ここからは映像で・・・。
1番濱中選手をセカンドゴロ フォースアウト 
1死1塁と替り2番渡邉選手 
投手強襲ヒットで1死1、2塁とし、3番小林選手をレフトフライに。
2死1、2塁 そして4番吉村選手、5番市村選手が二者連続タイムリーを放ち待望の2得点が入りました。
渡邉投手を前に初回から苦しんで苦しんで、そしてこの2得点
とても嬉しかったです。
市村選手は怪我で離脱していた苦しい時期があったと伺っていたので
この復活の夏、7回のヒット、そしてこのタイムリー本当嬉しかったです。
吉村選手も2年目の夏、先輩の夢に元気を与える2打席連続ヒットでした。
二人のタイムリーで2得点差に追い上げ4-2
2死1、2塁 6番冨永選手の打球はショートへ。
またこの回を見ると涙が出る・・・。


そして最終回・・・

甲南の攻撃
村野工業は道才投手から林田投手(11)へマウンドを託します。

先頭3番二階堂選手をセカンドゴロ
4番淺野選手をサードゴロ
5番轟選手へは渾身の三振に。







林田投手はこの1イニングの夏でしたが、記憶に深く残る最高のピッチングを魅せてくれました。




2得点を追い9回裏 村野工業の攻撃



先頭は7番濱野選手 2安打目 レフト前ヒット!

濱野選手のこのヒット・・・表現し難すぎなのですが、とても嬉しかったです。
濱野選手の代走に小滝選手(14)を置き、8番藤原捕手の打席
英心には悔い無きフルスイングを・・・。
1死1塁となり、9番には代打綱岡選手が入ります。
綱岡選手の登場は本当嬉しかった。
綱岡選手はスタンドの仲間たちの応援プレイが聞こえていただろうか・・・
一世風靡セピアの前略、道の上より
カッコ良かったね。

そして、これも偶然ではなく巡り合せだったのでしょう。
村野工業 濱中組の夏、最後となった打席には主将濱中選手が。
甲南へ夢託した対戦でした。





3年生にとって全てが高校野球の良い思い出となって欲しい。










気が付けば村野工業のみんなの夏は終わりを迎えていて、アッという間の2時間半でした。
できることならもう一度、いつもの席でゆっくりとこの時に戻ってみたいと思うほど・・・。
いつも試合では写真を残すけれど、できるだけ映像を残そうと思ったこの対戦。
それが良かったのか・・・今でもわからないけれど、
夏以来はじめてこの対戦の野球ノートを開き
こうして順を追って写真や映像で辿りあの日に戻ることができました。
精一杯戦う選手たちの姿をもう一度見ることができて良かった。
村野工業のみんなの夏は、壮行会から貴重な時間を共有させていただき、
やはり想いもたくさんあった夏でした。

試合前、3年生のご父兄のみなさんのお気持ちで、
3年生がこの夏のために作ったチームシャツと同じ物を私にも作って下さり頂きました。
背中には3年生選手20名の名前、袖には、わざわざ私の名前の刺繍まで入れて下さり、
みなさんのお気持ちが凄く嬉しすぎました。

最高の友と戦った2016年 夏



試合後、冨永選手のお父さんがそっと寄せて下さったあったかいお気持ち。

藤田選手、片岡選手、綱岡選手のお母さんが記念にと下さったお気持ち。

選手、ご父兄のみなさんからの温かいメッセージ。
 
全てが温かく本当に嬉しい一年でした。
全部を大切な思い出として、ようやく・・・ようやく残すことができました。
忘れられない一年、そしてこの夏をまたいつか・・・
素敵な高校野球の思い出として懐かしく覗いて戴けたら嬉しいです。
濱中組の選手のみなさん、ご父兄のみなさん
本当にありがとうございました。
また、澤邉投手は特に心残りの夏だったと思うけれど、
高校野球で残したもの、気持ちをこの先の大学野球へ向けて欲しいと思います。
頑張って下さい。
3年生選手のみなさんが幸多き未来でありますように。

そして、甲南の選手のみなさん
渡邉投手の力投、15安打の打線 強かったです。
練習試合で見せてもらった走攻守全力な姿は、この試合でも生かされていて素晴らしかったです。
甲南はこの後、3回戦淡路三原との接戦で夏を終えました。

2016年 夏 甲南球児たちのあしあと
1回戦 対 10-9 神戸北
2回戦 対  4-2 村野工業
3回戦 対  6-7 淡路三原  

村野工業、甲南の選手のみなさん
忘れられない2016年夏の一戦を、ありがとう。
そして3年選手のみなさん
高校野球 お疲れさまでした。


2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 六甲アイランドvs長田

2016-12-06 | 2016 夏☆甲子園


2016年7月15日 夏再び甲子園へ・・・長田球児 夏のはじまり。

六甲アイランドは、1回戦 対 佐用戦を10-0(5回コールド)で圧勝し2回戦へ。

1得点を争うエース同士の投手戦となり、刻まれる「0」の中にも見応えいっぱいな思い出深い夏の一戦。






第98回 全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 六甲アイランドvs長田


先攻は六甲アイランド 先発 薗投手

後攻 長田 先発 園田投手

長田 園田投手は初回から大好投で、四死球でのランナーは出すものの、
8回まで1安打9奪三振無失点、六甲アイランドのスコアボードには「0」が刻まれていきます。

1回表 六甲アイランドの攻撃
1番岸本選手をショートゴロ

2番来田選をピッチャーゴロ



3番薗投手 ひとつ目の三振に取り三者で抑えます。


2回表

4番坂本選手 初球をレフトフライ



5番長友選手 

6番飯田選手 二者連続三振で三者凡退に。




3回表

7番坂本捕手 セカンドゴロ



8番武田選手 ショートゴロ





9番足立選手 ライトフライ 打たせて取り三者凡退に。




4回表
1番岸本選手を三振に、2番来田選手をファーストゴロ、3番薗投手をサードゴロ
4回まで全てのイニングを三者で抑え、5回表の攻撃

先頭4番坂本選手が四球を選び初めてランナーが出塁

5番長友選手の犠打、6番飯田選手をショートゴロに捕り2死2塁







7番坂本捕手の打席、PBで2死3塁とランナーを進め先制のチャンスです!









しかし、園田投手はここが凄い!
気持ちのこもった5つ目の三振は見応えがありました。


6回表 セカンドゴロ、二者連続三振に。
好投を続けていた園田投手が四死球3つを重ね大きな山場を迎えた7回表 

先頭は2番来田選手が四球で出塁し、3番薗投手の打席
来田選手の盗塁、薗投手の犠打で1死3塁

更に4番坂本選手が死球で1死1、3塁とチャンスを広げます。
坂本選手の打席ビデオです。

5番長友選手を三振に取り2死2、3塁
長友選手の打席ビデオです。

6番飯田選手が四球を選び2死満塁
大好きな応援に乗せて飯田選手の打席ビデオです。
この応援はスタンドに一体感があって大好きな応援です♪

再び大チャンス到来!7番坂本捕手選手を迎え園田投手との勝負
初球をセンターフライに捕り大きなピンチを凌ぎ園田投手に珍しくガッツポーズが見られました。
坂本選手の打席です。


8回表 2死から1番岸本選手がチーム初ヒットとなる内野安打で出塁

2番来田選手のセーフティバントを抑え9回の攻撃へ。


一方、長田の攻撃は6回まで6安打を打ちますが、あと一歩ホームが遠くどちらも譲らない展開に。
7回表 六甲アイランドの2死満塁を守り、裏の長田の攻撃に試合は動いていきます。

1回裏 長田の攻撃
1番遠藤選手 初球をサード前へセーフティーバント 内野安打に。

2番富田選手 サード前に犠打

3番三宅選手 初球をセンターヒット!1死1、3塁







4番吉田選手 セカンドフライ

5番園田投手 ショートゴロで先制を阻みます。




2回裏
6番赤木選手 四球で出塁  気合いっぱいです^^!

7番吉川捕手 初球をサード前へナイスバント!



8番川村選手 薗投手ひとつ目の三振





9番橋本選手 四球でランナーを溜め2死1、2塁



1番遠藤選手 仲間の声に薗投手の踏ん張り!
初球をライトフライに捕り二者残塁と、この回も守ります。








3回裏

2番富田選手をセカンドゴロ、3番三宅選手をショートゴロに。
4番吉田選手 フルカウントからセンターヒットで出塁しますが、5番園田投手をサードゴロに。
4回裏の攻撃は1死から7番吉川捕手のセンターヒット1本
薗投手も力投続きます。


5回裏
1番遠藤選手をレフトフライ、2番富田選手をセンターフライに捕り2死
3番三宅選手 2安打目ライトヒット!

4番吉田選手 ライトヒット!2連打で2死1、2塁のチャンスを作ります。

5番園田選手の打席 
リードの大きかったセカンドランナー三宅選手への牽制が乱れ2死1、3塁とチャンスを広げます。
園田投手と薗投手との対決!勝負の一球に見応えある打席です。

薗投手ナイスピッチ!園田投手の悔しそうな表情が印象に残ります。

6回裏
2死から8番小池選手のセカンドへの打球はグラブを弾きEで出塁



9番代打藤原選手(5)の初球 ライトフライに。
藤原選手の残念な写真・・・ボケボケ><;

6回までの攻防、薗投手が要所々踏ん張り9残塁
互いに譲らず、どちらが先手を取るか注目の後半戦へと入っていきます。

7回裏 長田の攻撃はビデオを残しました。
1死から2番富田選手、3番三宅選手の連続ヒットで1死1、3塁
4番吉田選手の打席 
三宅選手が盗塁を決め1死2、3塁とすると、吉田選手のレフトへの犠牲フライで
長田が待望の先制点を挙げます。
吉田選手 先制犠牲フライの打席ビデオです。


更に5番園田投手のレフトヒットで2死1、3塁とし勢いに乗りたいところ。

続いて大ファンの6番赤木選手 
園田投手の盗塁で2死2、3塁
薗投手の踏ん張りところ・・・赤木選手が四球を選び2死満塁


7番吉川捕手との勝負

リードの大きかったセカンドランナー園田投手への牽制に、
3塁ランナーも飛び出しホームタッチアウト三者残塁
大きなピンチを1得点で凌いだ六甲アイランド、巻き返しが楽しみな終盤戦へと続きます。

8回裏 長田の攻撃をワンヒットで抑え1-0 
長田が1得点をリードし、迎えた六甲アイランド9回表の攻撃へ。

先頭には3番代打三重野選手(10)が送られライトヒット!



先頭代打選手の活躍に流れは六甲アイランドへ向いて行きます。
三重野選手への代走に下雅意選手(8)が入ります。

4番坂本選手の打席
ボークで下雅意選手が二進、坂本選手が送り1死3塁と進めたところで
5番長友選手 レフトオーバー3ベースヒットで夢繋ぎ1-1 同点に!































更に6番飯田選手が初球死球で1死1、3塁
逆転なるか!緊張の場面 園田投手の踏ん張りところです。





7番坂本捕手の打球はレフトへ飛び、長友選手は逆転のホームを目指し走ります。

しかし、途中よりレフトを守る小池選手のストライク返球が返り、大きな1得点を守ります。











思い返せば・・・この小池選手の好プレイが勝敗を分けた大きなひとつの場面だったなぁと思います。



気持ちいっぱい感じる一枚です。

長田はサヨナラ勝利に懸けて9回裏の攻撃へ。
六甲アイランドは薗投手から森田投手(11)へと継投
この回も手に汗握る展開となっていきます。

打順は先頭1番遠藤選手から。
遠藤選手をセカンドゴロに。

2番富田選手がセンターへ2ベースヒットでチャンスメイク!









3番三宅選手 四球を選び1死1、2塁





4番吉田選手はフルカウントの末レフトフライ 2死1、2塁

5番園田投手も四球を選び2死満塁サヨナラのチャンス!


球場中が一番の緊張に包まれる中、打席には6番赤木選手が入ります。
惜しくもセカンドフライ 両チーム譲らず延長戦へと入ります。














10回表 六甲アイランドの攻撃



8番武田選手をピッチャーゴロ
9番足立選手をショートゴロ
1番岸本選手を10個目の三振に。

そして決着の瞬間
10回裏 長田の攻撃
7番吉川捕手、8番小池選手 二者を三振に。

2死となり9番藤原選手がライトヒット!

1番遠藤選手も続きレフトヒット! 1死1、3塁

打席には2番富田選手
フルスイングで向かい富田選手の打球はセンターへ!
富田選手は2年生、 先輩と一日も長く!夢繋いだ素晴らしいサヨナラ打でした。
富田選手 サヨナラ打の打席ビデオです。


両チーム本当によく頑張り、2-1 長田がサヨナラで勝利を掴み
六甲アイランドの夢も乗せて3回戦へと進出した対戦でした。

素晴らしい対戦でした。
こうして振り返ると、あの日のあの球場の熱い空気をまた感じることができました。
六甲アイランド、長田の選手のみなさん
ありがとう☆彡
三年生選手のみなさん 高校野球お疲れさまでした。

この後、長田は3回戦 対 宝塚東に7-0(7回コールド)で勝利した後、
4回戦 この夏 兵庫の代表として甲子園へと立った市立尼崎との対戦で夏を終えました。
新チームになり昨秋季大会から春の甲子園と、数々の頑張りを魅せてくれた長田の選手たちに
ありがとうの夏の一戦でした。

2016年 夏 長田球児たちのあしあと
2回戦 対 六甲アイランド 2-1
3回戦 対 宝塚東 7-0(7回コールド)
4回戦 対 市立尼崎 3-7

2016年 夏 六甲アイランド球児たちのあしあと
1回戦 対 佐用 10-0(5回コールド)
2回戦 対 長田 1-2 


野球を学ぼう^^/ ~兵庫県高校野球連盟「高校野球のマナーとルール」第71回

2016-12-01 | 高校野球

こんばんは。

高校野球はシーズンOFFに入り、選手のみなさんは春に向かって長~い冬練の開始ですね

今年も、春から夏そして新チームになって秋と、楽しませていただいた高校野球のシーズンが終わり

何だか気が抜けてしまったのか・・・?

楽しみもOFFになり、いきなり体調を崩してグッタリな1週間でした

自分の好きなことをしている時は、気持ちも身体も元気で居られる。

楽しみが目の前にあるって凄いことだなぁってつくづく思います。

ようやく少し回復して久しぶりにPCに向かっています。

12月に入りました。

12月と聞くだけで何だか慌ただしい気分になりますね。

暴食・・・より暴酒に気をつけたい12月です

我社には自由に取得できる秋休みというお休みがあり、明日秋休みをいただいたので嬉しい3連休の週末です♪

しかし~せっかくのお休み出掛ける体力もまだ無く・・・

やり残している野球のことへ静かに向かって体調全開回復に努めたいと思います。

球児のみなさんは、寒い冬怪我のないよう頑張って下さいね fight!


今日は今年最後、野球を学ぼう^^/~兵庫県高校野球連盟「高校野球のマナーとルール」をお届けします。

第71回は、捕手の捕球動作とストライクゾーンの定義、ストライクに関してのマナーとルールです。

兵庫県高校野球連盟HPへアップされていましたので、捕手のみなさんは再確認をしてみて下さいね。


マナー編 捕手が捕球直後にミットを動かす

ルール編 「ストライクゾーン」(野球規則 定義74)と「ストライク」