山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ヒ「カ」ンザクラなのか、ヒ「ガ」ンザクラなのか

2012-03-20 18:46:33 | 植物
 風は強いが陽射しは春だ。
 天竜川に注ぐ気田川(ケタカワ)沿いにもツボミを用意した桜が開花準備をしている。
 そんななか、ひときわ際立つ見事な桜が咲いていた。

 咲いているというより花びらは控え目しか開かない。
 早春に咲く「ヒカンザクラ」(緋寒桜)だ。
 今はやりの「河津桜」はこれとオオシマザクラとの掛けあわせでできたもの。
 とにかく色が鮮やかなのが特徴だ。

                  

 しかし、春のお彼岸のころ白~ピンク色に咲くという「ヒガンザクラ」(彼岸桜)というのがある。
 紛らわしい。漢字で書けばわかりやすい。

 ヒガンザクラは、大木・老木が多い「エドヒガン」(江戸彼岸)や小木の「コヒガン」(小彼岸)をさす場合もあるという。
 ますますわかりにくい。

 というわけで、最近では、ヒ「カ」ンザクラは、「カンヒザクラ」(寒緋桜)と呼ぶようになった。
 それでも、脳細胞がだんだん死んでいくオイラにとっては、ますます混乱の極み。
コメント
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