月に数回は大型スーパー店に買い出しに出かける。そんな駐車場で見かけないロゴのある軽自動車を発見。日本の軽自動車らしいが、フロントエンブレムは「MODEST」となっていた。外国製でもないようだし、タイヤにはサビも見えるし中古車には違いない。調べてみたら、その「MODEST」の本来の意味は「謙虚」だった。それが会社名だった。
どうやら、1990年前後に販売されたニッサンの「パオ」とスズキの「アルト」をふまえた改造車らしい。こうした車を「パイクカー」と言う。「パイク」とは槍のような尖った武器で、要するに、常識・流行にとらわれない尖ったレトロ車と言うコンセプトのようだ。どのように改造したかは門外漢のオイラにはわからないが、軽自動車の多い駐車場には遜色ない存在だった。エンブレムに気がつかなければ見過ごしていたのは間違いない。