フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

筆山の頂上でスッテンコロリン

2011-01-13 19:29:18 | Weblog
今日は、木曜日で県庁の前の通りで木曜市が立っているので市で芋天でも買って行ってみるかと俄か郷土史家になったバジルを案内してこの前、探し出した「吉田東洋の墓」に歩いて行くことにした。木曜市をブラブラして玄米のお結びと芋天と日吉のお餅を買ってお茶の入った水筒の横に詰めてザックを背負った。鏡川を越えて筆山の下に着いたのは13:00くらいだったかな。この山は、よく小学校の遠足で来た山で高校の時のクラブの練習場だった。この前来たのが久しぶりでいい山だということを再認識したばかりだったから今日来たのはとてもいいタイミングだった。この前は、自転車で来たから、歩いて登るのは、ほんに久しぶりだ。登っていると、後ろから登ってきた年寄りに追い抜かれるなど相変わらずの体たらくだけど少し汗ばむのが気持ちいい。


峠の傍にある休憩所で遅い目のお昼を使って(玄米のお結び、うまかった)さぁ行こうとしたら犬をつれたばぁさんが来てその犬が人懐っこいの。犬好きのバジルが犬にあいさつして撫でているのを見て、俺は、懐かれるといやだからと少しはなれているとそのカイ君みたいな白犬が俺のほうにちゃんと来て挨拶するの。まいったな。僕は、動物には好かれるんだから。犬達をやりすごして山の陰になった道に入ったとたんスッテンコロリンと転んだ。足元を見ると霜柱。それが凍って足を乗せただけで滑る滑る。知らなかったな。不覚。この前は、咆哮だった。やはり何かあるのか、東洋!と思った。自分が転んだのを見てバジルが俄然用心深くなった。これから下り坂というのに中々下りてこない。みると、慎重この上ない歩き方で来ている。まぁ、しかたないかと分かりにくい東洋の墓まで案内してやるとやはり目の付け所は、僕とは違うんだ。東洋の孫のような人の墓に書かれていた謂れを見つけそれを書き写した。なるほど目の付け所が、郷土史家。帰りは今来た道を登るのはしんどいというので下ることにした。途中で婦人参政権運動の母と言われた「楠瀬喜多」の墓も見た。


わが国最初の婦人参政権行使のじんぶつ高知には、オリジンが如何に多いかと感心する。
コメント
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