フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

植木枝盛 邸

2011-01-29 19:05:03 | Weblog
自由民権家で今の憲法につながる「東洋大日本国憲法案」を起草した植木枝盛が21歳から住んだ家が老朽化のため保存されることなく4月に取り壊されることが決定した。


高知の一等住宅地にあって僕が散歩する通り道だったから毎日見ていたのに取り壊すとはなんという情けない結果なんだろう。


最近まで住んでた人もなるべく手を入れずに保存のような気持ちで暮らしてたと言うのに。自分達の庁舎や宿舎は、すぐ立て直したりするくせに、この土佐の偉人の家は、保存できないのか。旧いものが残っているからこそ観光価値が高まるんじゃないかな。目先のことだけでなく、長期のビジョンが必要だと思うけどな。前の市長が私利私欲に走って歴史的建造物は無茶苦茶なことのなったけどその尻拭いの為に東奔西走しているのは分かるけど、それこそ、自分達の無駄をなくしたら植木枝盛邸の保存なんて出来ると思うんだけどな。どうして、無駄を省こうと行政はしないんだろう。一人一台のパソコンを使っているのに他の部署とオンラインでつながっていないのも驚くが、見直せば、多くの無駄が見えてくるよ。公務員の高すぎる退職金、これもどうにかならないの?いままで、生活が安定してたんだから、退職金なんて公務員は、必要ないと思うけどね。これに、切り込む首長はいないのか?いろいろ見直せば、自分達だけのエリアで保存できる対価はうまれると思うよ。地方だけでなくこの国は、公の部分を解体しなければ、未来はない。
コメント
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