ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

仁ーJIN・マルモのおきて

2011-05-23 09:10:06 | ドラマ・ワイドショー

結婚を発表した矢口真里でしたっけ?旦那さんとのあまりの身長差にびっくり。

大人と子供、巨人と小人・・・すごいカップルですね。

頭につけた花のティアラが可愛らしかったです。近頃としてはセンスのいい選択

では?お幸せにーー

 

 マルモのおきて 

 

 要するにこのドラマは小学校低学年の子供向けの教育ドラマなんだなーーと。

給食のにんじんが食べられなかったトモキが最後には食べられるようになったとぁ

「好き嫌いはしない」という「おきて」も、まさにタイムリーだなあと思います。

 

さて 今回はマルモがおたふく風邪にかかってしまいますが、大人がおたふく

になったら家で寝ているわけにはいきませんって。

絶対に入院、しかも下手すれば命の危険も・・・というくらいすごい病気です。

隔離したって移るものは移るしねーー

ましてや熱があるのにカウンセリングに行くなんて無茶というよりはた迷惑。

マルモの病歴を全く覚えてないマルモママもすごいなあ。

母子手帳に書いてある筈だよーー とはいえ、うちの子たちでおたふく経験は

ジュニア君だけだーー

 

トモキとカオルは自分のお茶碗を持っていなかったのかーー

そりゃあ気の毒だなあ いかにもイトーヨーカドーグッズみたいなの

買って貰ってよかったね

マルモママとしては独身の息子にいきなり子育てなんて「無理」って思うよね。

だからって「偽婚約者」を仕立てる息子もどうかと思うが

その偽婚約者さんも「来なくていい」っていうのいん、しつこくお見舞いに来ようと

する神経がわかりませんでした。

まあ、今回も平和に終わってよかったけど・・・・

 

 仁ーJIN 

 

仁先生ってどんだけ歴史にうといんだ?

グラバーさん・・・どこかで聞いた事があるような?」ってそりゃあないでしょう。

そっかー仁先生は修学旅行とかで長崎は行ってないのか。

とはいえグラバーさんの目の治療、うまくいってよかったねー

手術シーンはさすがに目を伏せてしまいましたが、細い針金をシリコン代わりに

入れて癒着を防ぐというのはすごいわ。

でもこのグラバーさんと密接に繋がっているのが坂本龍馬。

なんせグラバーさんはフリーメイソンメンバー・・・という事は坂本龍馬も。

史実ではなかなかお目にかかれない「裏の坂本龍馬」を見る事が出来ましたね。

 

薩長同盟をなし、四民平等だーーとか言ってた坂本さんが実は武器売買で

一儲け?なんてファンは信じたくない事実でしょうしね。

もし、あのまま坂本龍馬が長生きしてたら日本はどうなっていたんでしょうか?

もしかして「亀山社中」は大発展して西南戦争などでも活躍し、やがて日清・日露

でも・・・てなことになると坂本龍馬は「武器商人」になっていたかも?

かつてバラエティで「坂本龍馬が明治時代まで生きていたら・・・」とか

いうのをやってましたが、その時はゴールドラッシュたけなわのアメリカに行って

ジーンズを大量購入して商売をし、大繁盛。本人はアメリカでモテモテで

おりょうさんを困らせる・・・ような展開だった気が

 

仁先生は何が何でもかれを助けたい、死なせたくないと思っているようだけど

それって無理でしょ。いくら何でも。

本当に往生際が悪い先生だなあと思う今日このごろです。

 

 

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韓国史劇風小説「天皇の母」第10回

2011-05-23 08:36:00 | 小説「天皇の母1話ー100話

エリザベス女王の戴冠式に出席して帰国したあたりから、皇太子の「結婚」について

国民から熱い視線が送られるようになった。

女性週刊誌は毎週、この話題で読者を引っ張り

「誰が戦後民主主義の皇室」に嫁ぐのかと煽る。

戦前まで皇太子と結婚できるのは皇族・五摂家出身の女性に限られていた。

母の皇后はクニノミヤ家の女王殿下だったし、祖母の皇太后は五摂家の九条家出身、

明治天皇の妃は一条家出身・・・というように。

ゆえに皇太子の「お妃選び」もまたその方向で行くのだろうと誰もが思っていた。

民主主義下において「国民統合の象徴」とされた天皇。

華族制度は廃止され、皇族の数も減った。

誰もが平等になった日本の中で浮いてしまう天皇家。

父天皇の弟宮・チチブノミヤ・タカマツノミヤ両家には子供がなく、しかもチチブノミヤは

結核の為に戦後すぐに亡くなっていた。

3番目の弟、ミカサノミヤ家だけは三男二女が生まれたが、まだ幼くて話にならない。

1000年に渡って築き上げてきた「上流社会」の絆・・血筋の正当性、家柄の正当性

これらを守る為にはぜひとも皇太子には旧皇族・華族から妃を得なければ

ならなかった。

 

とはいえ、この時の皇太子は結核に感染しており、ストレプトマイシンなどの投薬を

受け治療中。母皇后を心配させ、ひたすら療養に励む日々。

妃どころではなかった。

 

当時の「皇室」を取り囲む旧皇族・華族の心情には複雑なものがあった。

GHQの政策とはいえ、天皇家は今上の弟宮家3家を除いて全て庶民にされた。

華族制度もなくなり、財産に関する特例もなくなった。

戦後、民間に下ったこれらの人々の苦労は筆舌には尽くしがたい。

「家名」を守る事、「体面」を保つ事がどれほど大変であったか。

それでも彼等のよりどころの先に「天皇家」というものがあった。

私達は制度こそなくなったけれど天皇家に繋がっているのだ」

そのプライドこそが、戦後台頭してきた「新貴族」と呼ばれる人達に対抗する

唯一の武器だった。

新貴族というのは、戦前は爵位もなければ家柄がいいわけでもない

普通の労働者が戦後「企業の社長」として君臨し、経済界を担っていった

階層だった。いわゆる「お金持ち」達だ。

裕福さが「品格」の中心になろうとする時代が来たのだ。

そこには「伝統」も「格式」も関係ない。

ヒサシはそんな時代の到来を歓迎していた。

特権階級出身ではない自分だって、その気になればプライドばかり高い彼等の

鼻をあかしてやれる。跪かせて見せる。

外務省に入り、国費留学生としてケンブリッジへの留学を実現させた時、

多分彼の虚栄心は最高潮に達していたのではないだろうか。

しかし、事はそううまくはいかなかったのだった・・・・・

 

一方、世の中の皇太子フィーバーをよそに、粛々と高校生活を送る若者が

いた。

彼の名前はカワシマタツヒコ。

和歌山県出身、でも生まれは東京。両親共に固い職業の出。特に母方は

会津の池上家に繋がる名門。

質素倹約・質実剛健、余分な欲はいらない。人たるもの、日々のお役目を精一杯に

こなし自己の研鑽に生きるのが当然という家風の中で育った。

生来がのんびり屋で、人間の欲とは無関係な生き方をしているタツヒコは

ひたすら大学を目指して勉学に励んでいたのだった。

 

東宮ちゃんは人気者だねえ

父天皇は目を細めてそうおっしゃった。

毎日のように雑誌に載る皇太子の「お妃候補」の写真。

右を向いても左を向いてもその話題ばかり。

結婚はしなくてはならないと考えてはいますが・・・」と皇太子は戸惑う。

なぜこんな風に騒がれるのか。

会った事もないような令嬢達が浮かんでは消える。

何を根拠に「お妃候補」にしているんだろう・・・・

東宮妃にはやはり慣例通り、旧皇族か五摂家がよろしいですわ」

皇后ははっきりとそうおっしゃって、独自の方法で候補を見つけようとしていた。

セツ君(チチブノミヤ妃)やキク君(タカマツノミヤ妃)、ユリ君(ミカサノミヤ妃)にも

色々聞かなくちゃいけないわねえ」

セツ君、キク君、ユリ君の3人は皇后の「大の仲良し」だった。

何かあればすぐにこの3人を呼んで相談し、長々とお茶を飲んだりする。

時には気のおけない噂話などにも興じたりする。

また女官の一人には元梨本宮家に繋がる者もいる。

そういうわけで、皇后としてはやはり皇太子妃としてふさわしいのは血筋と

家柄だと思っていた。

今、旧皇族・旧華族らとの繋がりが切れれば皇室は孤立無援になってしまう。

多分にそんな危機感があったのかもしれない。

 

しかし、オクではそうでもオモテでは全く正反対の勢力が動き始めていた。

それは教育係として皇太子についていたコイズミシンゾウの影響だった。

皇太子妃というのは後の皇后になる人。次世代の皇室を担う人。

戦後の今、求められるのは血筋や家柄ではなく人柄ではないだろうか」

皇太子が結核療養をしている時から始まった「お妃選び」の中心にコイズミは

いた。こっそりだけれど天皇から「血が濃すぎるのはいけないと思う」との言葉を

頂いていた。

という事は、旧・皇族、旧華族に拘らずに探していいという事だ。 

 

大丈夫なんでしょうかねえ」

と天皇の側近中の側近であるイリエ侍従長はつぶやいた。

オモテとオクでこんなに思惑が違うなんて」

おや、イリエさんは反対ですか?お妃候補の範囲を広げる事に」

コイズミは軽くそう言った。

「血筋、家柄ともによくても人柄という事になるとこれが現代はなかなか・・・・

難しいものですよ」

それはわかりますけど。なんせ皇后様はお気が強くていらっしゃるでしょう。

3人の宮妃の目も光っているし、あとでごたごたが起きないようにして

貰わないと。学習院には問い合わせをしていますか」

ええ。写真と経歴、学校の成績、教師の評価など等、あらゆるデータを

集めています。でも私としては学習院に拘らなくてもと思うのですが」

とんでもない」

イリエは思わず大声を出していた。

コイズミさん、あんたさんは学習院、とりわけ常磐会の恐ろしさを知らんのや」

口調までなぜか京都風になっている。

常磐会いうたら学習院女子部の頂点。そこに君臨しているのが松平信子や」

松平信子・・・」

そうや。セツ君様のお母上にして、あの梨本宮妃イツコはんの妹君。

テイメイはん(皇太后)に長くお仕え申して宮中の事は知り尽くしているし

発言権も尋常やない。今上ですらご機嫌伺いをする程や。そんなんが常磐会の

会長をしている以上は、お妃は何が何でも学習院出身の名門女性でないと

嵐が起きます。わかるやろ」

嵐が・・・・」

コイズミにはまだピンと来ていなかった。

バンカラな気風のもとで育った彼には、女性特有の感情の流れが理解できない。

というより「これだから女は」と思う程度だった。

すでにこの時、コイズミの頭の中には一人の女性の顔が浮かび上がっていた。

彼女は旧皇族・旧華族でもない。おまけに学習院出身でもない。しかし美貌と

知性は並外れているし、何より家が裕福だ。皇室に嫁ぐには「裕福さ」というもの

も第一条件の中に入っていた。

こればかりは戦後の日本の中で名家にはないものだった。

そしてこの選択が後の皇室に存続の危機をもたらすとは・・・・まだ彼は

気づいていなかったのだった。

 

コメント (1)
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