ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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鎌田勇氏(東宮スポーククマン)へ

2013-11-08 18:00:00 | 皇室報道

鎌田勇って誰?てな話ですが、学習院OBオーケストラの人で皇太子の親友。

いわば「相談役」だそうです。

彼が週刊文春のインタビューに答えて「皇太子はこうおっしゃってる」という事なので

これは「憶測」ではなく「事実」としていいでしょう。

というか「事実として報道して欲しい」意図を感じます。

 週刊文春「皇太子が思い描く「雅子皇后」の青写真 

(35年来の相談役「独占告白」)

 

 鎌田氏 → 月に一度は皇太子と連絡を取り合っている仲。しかも直接。

 成婚当時

 皇太子夫妻は「皇室外交」に夢を持っていた。

 皇太子 「雅子さんは外務省のキャリアで外交のプロです。そういう人が

        皇室に入ってくれれば、皇室外交にも大いにプラスになるんじゃないかと

       期待しております」

 実際に皇室入りすると勝手が違い、雅子妃がきつい口調ではっきり言うと

 「皇太子はお飾りでいいと思っている宮内庁あたり」から反発を買った。

 古川東宮大夫は大物財界人による進講の機会を作るも継続できず。宮内庁の反対が

  あったのではないか。再開について皇太子と鎌田氏が相談。

  相談役の鎌田氏が雑誌のインタビューでこう言っている以上、これは憶測じゃなく

  「事実」ですからね。「事実」として受け止めましょう。

 1990年代の皇太子の思想がどうだったか、私には特別な記憶はないのですが

  「皇室外交」をやりたいと思っていたとは・・・考えられません

   むしろ、イギリスに留学して中途半端に「自由」を満喫した彼は、日常生活がとても

   窮屈で堅苦しいと感じていたのでは?という節はあります。

   柏原芳恵のコンサートに行ったり、わざわざブルック・シールズに会ったり

   「これくらいいいんじゃない?」っていうような印象です。

   そんな彼が「雅子さんは外務省のキャリアで外交のプロ」だなんて理由で結婚相手に

   決めるか?と思うと、疑問が。

 いくら将来の天皇でも「外務省のキャリアで外交のプロで、そういう人が皇室に入れば

  役に立つ」というような理由で結婚相手を決めるかなあ。(本当なら雅子妃に同情・・

  いやどっちもどっち。利害関係の一致で結婚したって事)

 むしろ「何で小和田さんじゃないとダメなんですか?」と聞かれて、理由づけせざるを得ない

   ような場面があった・・・・と考えるべきかも。

 鎌田氏の「皇太子はお飾りでいいと思っている宮内庁」という言葉は聞き捨てならないのでは?

  皇太子が「自分はお飾りでいいと宮内庁は思ってる」要するに「ばかにされている」と

  感じていたという事になりますね

  そりゃあそうだろうと。世間的には「賢兄愚弟」のイメージがあった皇太子と秋篠宮。

  でも本当は使えないのは皇太子の方だって身内は知っていたでしょうからね。

 皇太子殿下へ 「あなたに皇太子と言う役は荷が重すぎた」

 

 中東訪問時

 皇太子 「彼女は中近東の事に詳しいのです。そういう事で何かお役に立てると

        思っているだけれど抑えられているのです」

  鎌田 「憲法の問題があるのでは

  皇太子 「そこにジレンマがあります」

  鎌田 「それならアカデミックな方向でご活躍なさったらどうですか。例えば国連大学に

      「雅子妃外交研究所」のようなものを作り、皇室外交そのものや

      世界の紛争や人権、宗教問題などについてご研究なさるのがよいのでは」

  皇太子 「それはいいですね。そうすれば雅子も喜ぶでしょうし、国の為にもなりますね。

 ネットでは文春のこの一節が尾をひいています。

   新婚当時から皇太子夫妻は「政治介入」したがっていたのかと。

   つい最近、山本太郎の「お手紙手渡し事件」が起きたばかりなのに、皇室の中心にいる

   皇太子が「お役に立てると思う」などと発言していたという事は大問題であると。

 皇太子の発言は自発的なものだとは思えません。新婚当初から小和田側に取り込まれて

  いた、洗脳されていたうえでの発言とみるべきです。

 雅子妃が中東に詳しい?だったらなぜ「馬を褒めて貰ってくる」ような事をしてしまったのか。

  湾岸戦争などで、外交戦術を発揮したかった・・・ようなことも言ってますが、そういう事は

  外務省でやるべきで皇室でやるべきではない。

 「雅子妃外交研究所」作ればよかったじゃないですか。せっせと国連大学に通って

  ベッド付の部屋も用意して貰って、なぜできなかったんでしょうか?

  誰も協力してくれなかったんでしょう?

  味方の筈の国連大学や外務省ですら「雅子妃に外交?研究?無理無理。だって勉強

  嫌いだし」って思っていたんじゃないの?

  世間的には「ハーバード大卒のご優秀な外務省キャリア」の雅子妃だけど、実はまるっきり

  政治力もなければ集中力もない人だという事は身内にはわかっていたんですね。

  皇太子殿下へ「あなたは皇室と外務省の違いがわからないのですね」

 

 2004年の人格否定発言時

 雅子妃の軽井沢での長期静養は「風穴」をあける決意のあらわれだった。

 鎌田 「思っていらっしゃる事をマスコミを通じて発信されるという方法もあります

 → 人格否定発言

 「人格否定発言」は皇太子独自の言葉ではない。だれかが知恵をつけた。

 しかし、そのような俗っぽい発言をする程、皇太子は頭にきていた

 世継ぎが最優先で外国訪問など二の次三の次になった。

皇太子 「雅子が何もしていないと言われて困っている。彼女は非常に悩んでいるのです。

      国際親善で雅子は役に立ちたいし、自分も助けて貰いたいのだが

      いろいろ制約があって思うように動けない」

 宮内庁の陰口 「あの二人はまだ新婚旅行に行きたいのか」

  皇太子 「そういう事は雅子に対してひどい。失礼である」

 鎌田氏がたきつけての「人格否定発言」だったわけですね。

 「新婚旅行に行きたいの?」と言われるという事は、招待なしに海外へ行きたいと

   ごねていた証拠であり、具体的にどこへ行って何をしたいとか、そういう事を

   言わなかったからではないでしょうか?

   ただただ「自由がない。海外に行きたい。アジアは嫌。ヨーロッパ限定。フランス行きたい。

   イギリス行きたい」って。

 結婚する前、新婚当初 → 「皇室外交」で政治の役に立ちたい

  愛子内親王誕生以後 → 「海外旅行」を止められてきた恨み節を炸裂

 鎌田氏が聞いた皇太子の発言は一貫して「皇室外交を持って政治をやりたい」という事。

  皇太子の言う「役に立ちたい」というのは、いわゆる「お・も・て・な・し」などというレベルの

  話じゃなくて、表舞台に立って国の代表として手腕を発揮したいという事ですよね。

  でも、そこには責任が付きまとうという事が全くわかってない。

 皇太子殿下へ 「何かあった時、責任とれるの?死刑になる覚悟はできてる?」

  世継ぎですらプレッシャーな人に、戦争責任とれるんですか?

 

 今年

 オランダ訪問決定になるまで皇太子は非常に辛そうだった。雅子妃の同行が

  決定せず世間から批判されていたから。

 皇太子 「誤解による中傷と悪意に基づく誹謗には本当に困っております

 鎌田 「結婚20周年で何か発信した方がよい事があれば教えてください」

  皇太子 「もうお任せします。中傷だとかそういうので、どうしたらよいのか

       わからなくなってしまいました

 皇太子は、アベノミクスをはじめとする経済活動に興味を持っている。

  夫妻のライフワークにふさわしい「実質的な仕事を」を探している。

 さて。誰が悪意をもった誹謗中傷をしたのか。

   4月ごろの自分のブログを見てみると、雑誌・・・マスコミは批判しておりません

   皇太子夫妻のオランダ訪問について、両陛下を飛び越えた形で決まりそう

   雅子妃の出席が決まらず宮内庁はやきもき

  という記事だけですね。一応「大野医師がなぜ同行するのか」とか「行事に参加せず

  ただ行くだけなら無駄なんじゃないか」論調もあったりはしましたけど、あからさまに

  誹謗中傷なんてされておりません。むしろ「よかっためでたい」ムードばかり。

 宮内庁が雅子妃の出欠の決定が遅くて、ついに公の席で「早くお決め頂きたい」と

  言った事は批判や中傷ではなく「進言」です。

  皇室外交とは相手あってのもの。こちらの事情で相手に迷惑をかける事があってはならない。

  これこそが外交の本質。

  皇太子夫妻は「皇室外交」やりたいと言い続けている割には、相手への気遣いが全くなく

  むしろ、気遣って貰って当然という態度をしている まるで中華思想の国の住人のように。

 「誤解による中傷と悪意に基づく誹謗」というのは国民がそういってるという事?

   一体、どこの誰が「中傷」しているのか。

  皇太子は「中傷されている」と感じている事は確か。重大な「事故」だなあ。

 皇太子殿下へ 「国民は敵」ですか?

 皇太子夫妻の理想

 皇太子は「プロダクティブな公務をして、能動的に国民の役に立ちたい」と思っている。

 象徴天皇 → 積極的な天皇

 その実現の為、サポートしてもらうために雅子妃を選んだ。

 象徴として被災地訪問も大事だが、やっぱり受け身じゃだめだと思っている。

 結婚する時に「愛」が一番じゃないというのは悲しいですね。

   どこまでも「サポート」「実務」で選ばれたんじゃ女性としてプライドが傷つきます。

   鎌田氏がそこまで言うという事は、あのご夫婦には「愛」が最初から欠如していた関係

   だという事なんですよね。

 「やっぱり受け身じゃだめだ」というのは秋篠宮への「しかえし」なんでしょう。

  被災地訪問も意義を感じていない。「わざわざ自分達がやるべき公務ではない」と思っている。

  なぜ戦後「象徴天皇制」になったか、皇太子はまったくわかっていない。

  昭和の時代に生まれたくせに・・・・ 

 皇太子殿下へ 「国民はあなたにそこまで望んでいない」

 

 鎌田氏の提言

 皇太子の目指すべきスタイルは3つ。

1 象徴としての仕事

2 国民の模範になるような 「家庭」を築く事

3 プロダクティブな活動を持って、新しい皇室像を作りながら国家の為に尽くす。

  皇太子 「そうでしょうね」

 昭和天皇の時代、香淳皇后が体調を崩されてから公務への胎動を控えて

  内助の功に徹した。

  今上の「どこにでも二人で」スタイルもいいが、皇太子はそれなりのカラーを出すべき。

 鎌田 「殿下は「雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから」とおっしゃって

      それを実行しておられる。

      妃殿下はご体調が悪いのに、あらゆる事で内助の功を発揮していらっしゃる。

      だから気になさることは全くないですよ」

  皇太子は非常に嬉しそうな顔をした。

 雅子妃は皇太子の支えで必ず回復する。それまでは我々国民も長い目で

  見守る事が責務。

 昭和天皇と香淳皇后が常に二人三脚で歩いていたという事は昭和に生まれた人なら

   みな知っています。

   香淳皇后が公務から遠ざかったのは70を過ぎて、骨折して痴呆の気が出て来たからです。

  それまでは一緒に行動していました・・・・という事は宮内庁が正式に発表しているでは

   ありませんか。

  にも関わらず鎌田氏はまだ「平成流は二人だけど昭和は単独」と言い張るんですね。

   皇太子夫妻を70過ぎの昭和天皇と香淳皇后になぞらえるとは。

   今上が常に二人一緒なのは、皇后陛下がそれだけお元気でいるからです

   本当に「病気」でない限り、義務は果たさなくてはならない。それが皇族です。

 国民はもう10年も見守ってきた。その間、贅沢されても税金を湯水のごとく使われても

   不愉快な服装をされても黙っていました。まだ見守れと?

 

 鎌田勇という人は「ポリニャック伯爵夫人」のような人ですね。

本当に皇太子の味方であるなら、オスカルのように苦言を呈して拒否られるくらいの

気持ちがあるべきなのに。

かつてアントワネットが賭博に手を出した時、率先してすすめたのがポリニャック夫人。

アントワネットはその後、トリアノンにひきこもり国民を敵に回していきます。

革命が起こった時、ポリニャック家はさっさと亡命してしまいました。

鎌田氏は皇太子と一蓮托生の気持ちがあるのでしょうか?

この先、公に皇太子が批判され、国民にそっぽを向かれても、あるいは廃太子されても

彼だけは味方で残ってくれる気持ちがあるのでしょうか?

 

かつて皇太子には賀陽氏という親友がいました。

でも、何年か前、皇太子に苦言を呈し怒鳴りつけられてそれっきりになったとか。

鎌田氏は同じようになりたくないから、必死にご機嫌取りをしているんだと思います

スポークスマンを買って出ているのも、真に皇太子を心配して・・・というより裏に思惑が

ありそうです。

 

太平洋戦争後、昭和天皇の命が風前の灯になった事がありました。

皇室そのものがなくなる危機があった。

それを必死に止めたのは日本の政治家たちです。

みな、自らが犠牲となって天皇を、皇室を守りました。

新しい憲法において「天皇は国の象徴」とされた背景には、国体護持の思想がありました。

責任を天皇に負わせない為に政治から切り離したのです。

「象徴」というあいまいな言葉に込められた「国体護持」の気持ちが、昭和天皇を

「死」から守り、今上へ繋がっているのです。

 

それを、皇太子は破って、あえて「外交」という政治の世界に入りたいと望んでいるのですね。

水問題・中東問題など、通常の外交官を以てしても難しい仕事を、

私達こそ出来る」と思っている馬鹿さ加減に呆れます。

そもそも雅子妃が外交のプロって・・・・・外務省に入って何年務めた?ほんの数年でしょ?

通訳という晴れやかな舞台を与えられても、泣いて逃げ出すような女性でした。

そんな人に民族・宗教・石油・武器等が絡む外交問題を任せられると思いますか?

皇太子夫妻にしてみれば、オランダに行った時みたいに、大勢の前で手を振って行けば

みなひれ伏す・・それが外交だ、くらい思っているのかもしれないけど。

それとも山本太郎のように「原発ゼロ運動」のようなライフワークを決めて、

政治的な象徴になろうというのでしょうか?

山本太郎なら喜んで皇太子を担ぎ上げそうですが

せっかく回りが「皇族を守る」為に政治から切り離しているのに、「人格否定だ」と

言い募ってわがままを通し、責任もとれないのに太鼓持ちになる?

政治も外交も、失敗したら国が滅びるし、責任者は「死」を持って償わなければならないんですよ。

そんな事もわからず、皇太子をたきつける鎌田勇。

「被災地訪問もいいが受け身じゃだめ」と思っている皇太子。

我々国民は「やっぱり3か所の被災地訪問はいやいややってたんだなあ」と思います。

国民がこんな風に失望する事は皇室の未来にいいはずない。

こんな次世代ならなくていいと思います。

 

 

コメント (21)
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