ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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誰の為の働き方改革なのか

2019-12-21 15:50:00 | つれづれ日記

 世の中のキャリアウーマンさん達からは叩かれそうな話題ですけど。

決して主婦だって甘えているわけじゃないんですよ・・・と言いたいです。

 

いきなりなんだ?って感じでしょ?

国が色々な政策をやって「働き方改革」を進めることにより、私達の労働可能年齢がどんどん長くなっていく。

政府はそれが「よいこと」だと思っているって話です。

そして国としては「夫に扶養されている主婦なんて認めない。共働きしてせっせと家計をささえ、子育てして老人介護しろ」という考え方が強いということです。

 パートでも月に88000円以上収入がある場合には社会保険・厚生年金に入れる

 週20時間を超えるパートは社会保険・厚生年金に入れる

これって一見とてもよい政策に見えますよね?

でも大企業はともかく中小企業にとっては「ええ?パートさんの社会保険料を負担するの?」って話になります。

また、夫の扶養を抜けて社会保険・厚生年金に入ったパートは手取りが減って、税金がかなり取られるという弊害もあります。

 

私がいる職場は公的な場ですので、そういう政策は真っ先にやってくれるんですね。

その結果、来年の4月から私達の働き方も変わります。

ぶっちゃけ、働く時間が減って総収入は現状維持ということになるんです。

月々の手取りは減るけどその分ボーナスが出て、有休や看護休暇などが増えます。

今まで5・5時間働いて来たのに5時間に減らされ、手取りが減ります。でも6月と12月にボーナスが出るから一年を通して考えると今と変わらなくなるんです。

私が役所に入った時は週5日で一日5・5時間でした。それでも扶養に入れる程時給が安かったんです。

でも毎年のように時給が10円、20円と増え、その結果週に4日しか働けなくなりました。5日働きたければ社会保険・厚生年金に入れということです。

色々計算した結果、そうなると損なので週に4日に変えました。

そしたら今度は30分減らされるんですね。

もっと働きたければ社会保険・厚生年金に入れ・・・と。

でも、働く時間が長くなっても総収入は減る、だったらやっぱり不要範囲内でいくしかないなと。どう頑張っても正社員並みには稼げないことが実感。

その代わり、堂々と副業出来るんですが一日に掛け持ちして働くって私の年齢ではかなりきついことですよね。

家事などもあるし。

でもふぶきさんは、姫ちゃんは社会人だしヨンジュナ改名ルドルフ(本人がヨンジュナじゃない名前にしてというので我が家のルドルフにしました)

も高校生になるんだからそんなに負担がないのでは」と思われる人もいるでしょう。

ところが、帰ってくる時間帯が違う3人がいるというのはかなり主婦にとっては負担です。今のところ、姫はどんなに遅く帰ってきても洗い物や洗濯などをしてくれるし

(自分のテリトリーには入らせてもらえません)

同僚よりは恵まれているんだろうと思います。

高齢出産が増えている昨今、私の年齢で中学生や小学生を育てている家庭も多く、そうなると学費がものすごく増え、さらに老人介護の負担が出てきます。

同世代の同僚もやれ大学の学費をどうするか、互いの両親の介護をどうするか、夫に相談してもなかなかうまくいかず、家事・育児・労働を全部抱え込んで頑張って、頑張りすぎて色々不調を訴えています。

そんな私達にとって4月からの働き方改革は、あまりいいとは思えないんですね。

自分が今30代だったら何が何でも正社員目指すし、パートでも頑張って扶養外れて働こうと思いますけど、今はもうそんな気力ないし。

いずれは時給が頭打ちになって、どうしても社会保険に入らないといけなくなると思います。厚生年金も60歳を過ぎても払い続けることになるんだろうと思うと、働くだけ働かされて、税金は持って行かれる・・割に合わないなと思います。

そんな事に文句言ってるのはきっと庶民だけなんだろうとは思いますけどね。

 

 

 

 

 

コメント (4)
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