ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

あの尖閣衝突事件から10年・・・やっぱりそうだったか

2020-09-09 07:00:00 | 政治

もう10年も経つのですが・・・あの時の悔しかった思いや、映像を公開してクビになった海上保安庁の方、この思いをどうしてくれようか。

しかも、やっぱりだよ・・・菅・・ガースーじゃなくてカン・チョクトの方。

あのカン・チョクトが総理大臣だった時代、民主党という極左翼政権における悪夢。

菅直人氏が「カン・チョクト」なんて呼ばれ方をしたのも頷けますよね。

 で、今になって前原氏が証言したようですが、今更なんだ?って感じですし、自分はさも正義感ぶって喋っているけど結果的に悪の片棒を担いだんじゃないの?と思います。

 

当日は参院国交委員会に出ていて、秘書からメモが入った。委員会後に大臣室に戻り海上保安庁の鈴木久泰長官から報告を受け、その日のうちに衝突時の映像を見た。極めて悪質な事案だということで、長官の意見を聞いたら『逮捕相当』ということだった

 その日のうちに映像を見てた?

  国民には見せない様にして、映像が入手できないとか何とか言ってたような気が。

ただ、外交案件になり得る問題なので、私から仙谷由人官房長官に『海保長官から逮捕相当という意見が上がっている。私も映像を見たが、逮捕相当だと思う。あとは外交的な問題も含め官邸のご判断をお願いしたい』と伝えた」

 

 前原君、言っちゃったもん勝ちなのかもしれないけど、その割には態度が。

 仙谷さんはもうこの世にいない人だし、今更前原発言の信ぴょう性を確かめる術もない。

岡田克也外相はドイツに外遊中だった。

それで連絡に時間がかかったと聞いている。菅(かん)直人首相と仙谷氏と岡田氏で話し合い、逮捕という結論に至ったと思う」

 「小泉純一郎政権の平成16年に中国人が尖閣に不法上陸した際は強制送還とした。ただ、わが国固有の領土に不当に入ったのと違い、衝突事件では危害を加えられた。そこが全然違う。9月16日に石垣島に視察に行き、巡視船は沈む一歩手前だったと報告を受けた。一つ間違えれば海上保安官の命に関わる話だった」

 海保は自衛隊と違うからホースの水で応戦する以外ない。

  あの時は中国船が体当たりしてきたんだよね。

  逮捕は当たり前のことでしょう。

 ところが、映像は公開されない。船長は釈放されて中国に英雄気取りで帰国するという事件が発生。日本人は大いに怒ったし、それは海保の人達も同じだと思います。

 

下旬に米国で国連総会があり、出発直前にその勉強会で首相公邸に呼ばれた。佐々江賢一郎外務事務次官ら外務省幹部と行った。

そのとき、菅首相が船長について、かなり強い口調で『釈放しろ』と。『なぜですか』と聞いたら『(11月に)横浜市であるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に胡錦濤(中国国家主席)が来なくなる』と言われた」

「私は『来なくてもいいじゃないですか。中国の国益を損なうだけだ』と言ったが、『オレがAPECの議長だ。言う通りにしろ』ということで流れが決まった。仙谷氏に『菅首相の指示は釈放ということです』と報告した」

 菅直人が菅直人らしい発言ですけどね・・・APECの議長だから中国を怒らせたらまずいと考える日本の総理大臣。ああ、悪夢の民主党時代です。

 前原氏が本当に「来なくていいじゃないですか」って言ったのか?総理を諫める立場が強く出られて「しょうがない・・・釈放ですってよ」と伝える甘さ。そこがいつまで経っても信用されない理由なんですね。

 

当時、オバマ米政権は米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条を尖閣に適用すると言っていなかった。

訪米した私はクリントン国務長官との会談前日、ニューヨークの日本総領事館に東アジア担当のキャンベル国務次官補を呼んだ。20年来の知り合いだ」

 「こうした事件が今後あるかもしれないと思い、『尖閣への5条適用を言ってほしい』と頼んだら『分かった』と。

彼はその代わり『これ以上、ことを荒らげるなよ』とも言っていた。そして翌日、クリントン氏は5条適用と言った」

 クリントンって・・夫婦で中国寄りというか、中国人大好き人間だったのね。

 「これ以上、ことを荒げるなよ」って・・・自国民が同じ立場になったらそう言えないだろうに。いや、しかしオバマ政権の時は弱腰だったし中国からの利益がすごかったんだよね。

 

官邸の一貫性がなかったのが最大の問題だった。逮捕相当との意見を上げ、そして逮捕を決めたのは官邸だ。その主が釈放しろと言ってきた。そのつじつまを合わせるために泥をかぶったのが仙谷氏だった

 仙谷さん・・・彼はいい人だったよね。確かに。

  一貫性がなかったのを知っていながら放置。

  そういうのは自民党も同じだと思います。しかしながら誰ひとり国益を考えていなかったことが露呈しました。というか、やっぱりそうだったのね。

 

今回もコロナの発生源が中国であるにも関わらず、日本は長い間中国人の受け入れをやめませんでした(結果的にそれが日本人に抗体を作り出したという話ですが)

また習近平を国賓として招くことに拘っていましたよね。

これまた棚上げになったわけですが。

インバウンドに頼り切っていた日本にとって中国のご機嫌は損ねてはいけないものだったのです。今もってそんな中国に進出しようという企業があるわけですから。

香港問題もあり、内モンゴルの人達への迫害もあり、世界的に嫌われた習近平は二度と外国から招かれることはないと信じています。トランプの強気政権が頼みの綱といってはなんですが、菅さん(ガースー)が総理大臣になった時は毅然として対処して頂きたいものです。

  

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする