ふぶきの部屋

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映画「ムーラン」ボイコット運動

2020-09-10 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 だーかーらー中国と関係を持ってはダメなんだって。

必ずどこかでトラブルが起きてイメージが上がるどころか下がるんだから。

ディズニーによる実写版「ムーラン」は最初からケチがついていました。

新型コロナの影響を受けて公開が大幅に遅れてしまったのです。

明日海りお退団後の初仕事で、吹き替えをやるという一大イベントだったけど・・・・

私は、大元の話をよく知りません。

ウィキで調べても「木蘭」なる人がどこの部族の女性かさっぱり・・突厥との戦いに男装して従軍して勝利するとかいう話。老いて病気の父への孝行物語なんですよね。

私達はつい「中国人」とひとくくりにしてしまう癖がありますが、あの大陸には漢民族だけでなく様々な民族や部族を先祖に持つ人が沢山います。

それぞれ言葉が違うので中国ドラマでは中国語なのに字幕がついている程です。

「ムーラン」は戦前から様々な形で舞台化や映像化されて来ました。

印象に残っているのが、2009年、習近平夫人が来日した時、皇太子徳仁殿下が夫人と私的に会って中国歌劇・木蘭詩編」を見た事です。

回りが「皇室の政治利用になる」と注意しても皇太子は聞かなかったんですよね。

そんなに「ムーラン」が有名になった理由が多分1998年のディズニー映画だったのではないでしょうか。アジア系のヒロインは初めてという事で話題になったんですよね。

ディズニープリンセスと言えばシンデレラやアリエルやベルなどですが、ここにムーランが加わるというのはちょっと異質な気がするんですけど(見てないから言う資格ないけど)

2010年には日中友好として合作でファンタジー歌劇「ムーラン」が上映され、真琴つばさが出演していました。

 

そして2020年にディズニーから実写版として映画化されたわけですけど。

まず、主演のリウ・イーフェイがウエイボーに「香港警察を支持する」と書き込んだことが問題視されました。

彼女は国籍はアメリカだけど、両親は中国人エリート。母の「劉」を継いでいますよね。「劉」って結構名家の名字ですが。武漢出身の漢族。

もっぱら活躍は映画界のようですね。

 

そんな彼女がわざわざそんな書き込みをするなんて、やっぱり海外で活躍する中国人は、共産党から狙われているんだろうなと。

だから自ら「愛国者」を名乗らないと怖い。かもしれないけどそれでもそういう発言をしてはいけなかったと思います。

なんせ、アメリカでは香港支持を表明しているわけですから。

さらに、映画のエンドロールで新疆ウイグル自治区が使われていた事で人権派から糾弾を受けて「ボイコット運動」にまでつながったのです。

新疆ウイグル自治区は、街ごと収容所と化して監視カメラがいたる所につけられて、彼らの宗教が徹底的に弾圧され、新型コロナでは大量の死者を出したと言われているところです。

かつて、NHKの「シルクロード」を楽しんで見てた世代にとって新疆ウイグル自治区はエキゾチックな雰囲気の美しい風景でした。

しかし、今や日本にいるウイグル人は親とも連絡が取れない、強制不妊手術などを施されてユダヤ人並の迫害が行われています。

中国共産党は「1つの中国」を掲げているので、中国の中でイスラム教を信じている民族など許してはおけないのです。

トランプ大統領は新疆ウイグル自治区産の綿花とトマトの輸入を禁止する意向です。

ナチスによるユダヤ人迫害が中国で新疆ウイグル自治区に行われている・・・これは本当に恐ろしい。中国から見て「関東軍」は悪の枢軸に見えるかもしれないけど、さすがにそこまでやらなったよ。

その魔の手は今、内モンゴル自治区へとのび、モンゴル語を廃して中国の標準語を話すように教育するとか。

かの「元」のフビライだってそんな事はしなかったのに。

そのうち広東語も廃して北京語に統一するのかしら。

唐の時代から元にしても民にしても清にしても、異民族の皇帝を頂くことも多々あった中国大陸。中国共産党の独裁などたった半世紀くらい。

異民族の皇帝すらも行わなかった民族の弾圧を中国共産党はやるわけです。

映画「ムーラン」は悪い時期に公開されるという事ですね。

っていうか、絶対に中国と関わってはいけないんですって。いつまでも学ばない芸能界は日本もアメリカも一緒なのかしら。

 

最近は、海外ブランドのモデルになった俳優や女優に対しての誹謗中傷や不買運動も起こっている中国。毛沢東時代の再来なんでしょうかね。

 

で・・・ボイコット運動は。香港民主化運動をやってる人達に格好の材料を与えてしまった。

どんなにディズニーが黙秘しても、ロケした場所がまずかった。それが5年前だったとしても。

 

コメント
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