ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

千羽鶴が迷惑な時代なんですね

2022-04-20 07:00:00 | 政治

日本はゴールデンウイーク前で花も咲き、地方によってはお花見も出来て平和な日々が続いています。

かといってマスクは絶対条件なんですけどね。

以前のような時代には中々戻れないけど少なくとも去年よりはまあ・・という状況です。

でも上海でロックダウンと聞いた時に「何かの冗談」と思ったんですよ。

だって武漢で成功した筈の「ゼロコロナ政策」がどうして今になって崩れて、PCR検査しても隔離しても増え続けるだけなのか?って思いませんか?

でも90%くらいは無症状らしくて、PCR検査をするから感染者が増えるわけで。

発症しているかどうかを考えずにむやみにロックダウンした結果、治療が必要なのに受けられない、食糧不足で餓死や、自殺に追い込まれる人多数。

物流は途絶え世界中が影響を受けても中国共産党は我が道を行くのね。

ロックダウンするなら配給をきちんとするとか制度を整えてから何とかすべきだった。武漢では1週間で病院を作ったじゃない?どうして今回はそれが出来ずにマンションから人を追い出したりバスで村ごと移動させたりするのか。

そんな事をすればするほど余計に感染者が増えるのに。

武漢のような・・・田舎と上海のような大都市では対策も違う筈だと思うんですけどね。

日本人は本当にウクライナが好きなのね。

毎日募金に訪れる人は後を絶たず、とうとう職員の机の前にも募金箱が置かれて「緊急人道支援」と書かれている。

ほぼ強制なのかしら?と思いつつ。

寄付していく人はお年寄りが多いけど、ウクライナの姿に昔の日本の姿が蘇るんでしょうか。とはいっても戦争体験者はあまりいない・・・よねえ。

毎日、マリウポリやブチャでの映像を見る度にいてもたってもいられなくなるんだろうと思います。

日本はあらたに防毒マスクやドローンを寄付するんだそうで、どんどん西側諸国と足並みをそろえていくようです。

これだけの恩を受けたウクライナは、どうやってその恩を返すんでしょうか?

ゼレンスキー大統領は「これはあなた方の戦争でもある」というような事を話していました。つまりウクライナを助けないと第三次世界大戦が起きるよ、ロシアの侵略はあなた達にもふりかかるよ・・・だから武器が欲しい、助けが欲しいという事ですよね。

日本での演説では「援助に感謝」を言った大統領ですが、ヨーロッパを始めとする各国から沢山の武器や飛行機やドローンを貰って、戦後はどうするの?

というか、戦後があるのかどうかわかりませんが。

あれだけ国をめちゃくちゃにされたら、復興しようにもなかなか出来ないのでは。(いや、日本だって出来たんだからウクライナだって出来る)

とはいえ、昨日や今日の大統領の言葉は「一億玉砕」を叫ぶ大本営のようでさすがに‥‥言葉が出なかったのですが。

そりゃ、今更戦争を止めるわけにはいかないでしょうけど、これ以上戦ったらマリウポリ全滅、キーウ全滅しそうでしょう?

終戦間際の日本とは違って、色々な所から武器などは来るとしてもやっぱり補給の問題は解決できないと戦えないのではないかと。

大統領はそもそも軍人出身じゃないし、戦争体験があるわけでもないでしょうし、このまま突き進んだからどうなるか頭に描いているんでしょうか?

ウクライナからポーランド他各地に散った避難民達も大変だけどサポートする国々も大変です。

今は何も考えない様にしているかもしれないけど、「恩返し」する日が必ずやってくるだろうと言う事、大統領は考えないといけませんね。

 

さて、本題。

ウクライナに折り鶴を折って送ろうという企画があったけど、批判されて断念したと言う話。

「折り鶴なんて無駄なこと」という批判があったようですね。

ぐさっときたのはひろゆきの

千羽鶴とか『無駄な行為をして、良い事をした気分になるのは恥ずかしい事である』というのを、そろそろ理解して貰いたいと思ってるのは、おいらだけですかね?」

ってツィート。いやあ、そんな事をするなら少しでも現金を貯めて寄付しろって事ですよね。

さだこさんの折り鶴の話は美談になっているけど、しらけている人大勢?

広島にある折り鶴は無用の長物なんでしょうか?

私は折り鶴が「無駄な行為」で「良い事をした気分になる」ものではないと思います。

なぜなら、鶴を一羽折るのに結構時間がかかるという事です。

仙台では大昔、七夕の為に折り鶴を作る内職があって、クラスメイトが1000枚とか2000枚くらい受けおってきて、それを分担して折るんです。

バイト料は受けおった人の懐に入ったんでしょうけど、スズメの涙程。

当時は紙質も色々あって、折りやすい紙と折りにくい紙があって大変でした。

私はそれからちょっと千羽鶴を折るのに凝って、ハイライトやセブンスターの紙を使って毎日折っていた事があります。

今でも職場でちょっと暇になるとメモ用紙を切って鶴を折っている自分がいます。

だから鶴を一羽折るのに、特に綺麗に折るのにはかなり時間がかかるというのがわかりますし、人に送るものであれば大きさもきっちり合わせないといけないから大変なんですよ。

繋げるのもね。でも何でそうまでして折るかと言えばそこに「祈り」があるからです。「祈り」と「折」は似ている字なんだなあ。

1羽1羽心を込めて折る行為は無駄ではないし、その心は他国にも通じるものがあるんじゃないかと思います。

今は戦争中なので確かに鶴を1000羽送ってもしょうがない部分もあるかもしれない。でももしかしたらマリウポリやブチャの墓標に捧げて貰えたら、慰めにはなるんじゃないかと。

ひろゆき氏のような人は「祭祀」も無駄に見えるんだろうなと思います。

それじゃすっかり皇后陛下と同じですけどね。

 

私、ウクライナに千羽鶴を送ってもいいと思います。

手紙を添えて。由来や意味が分かればきっと喜んでもらえると思うのですが。

 

 

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする