ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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紀子妃殿下 56歳に 2

2022-09-11 16:40:00 | 皇室報道

今年は、不安定な気候と酷暑が続く中、7月に入ってからCOVID−19の流行が急拡大しました。収束時期が見通しにくい状況下、医療を日々続けている関係者、感染防止に留意しながら高齢者の介護や子どもの保育・教育に携わっている関係者などの様々な努力に深く感謝しております。

 現場で頑張っている人々もちゃんと見て下さっている。


また今年も、記録的な大雨や河川の氾濫などによる被害も各地で生じました。COVID-19流行に伴う不便さや不安、そして自然災害などによって、生活の基盤に大きな影響を受けた人々のご苦労はいかばかりかと、案じております。

世界に目を向けても、異常気象や厳しい世界情勢などによって住む場所を失った人々、命を落とした人々のニュースが続いています。

「令和4年(2022年)広島平和記念式典」において、こども代表の小学生が、「今この瞬間も、日常を奪われている人たちが世界にはいます。」と述べた言葉を聞いた折には、一人の母親として、子どもたちが未来への希望を失わないようにと願っています。

 「母として」よいう言葉が刺さりますね。

この一年に国内外で印象に残った出来事を思い起こすと、うれしいこと、悲しいこと、様々でした。

科学の分野では、眞鍋淑郎さんが昨年の秋にノーベル物理学賞を受賞され、また文化勲章を受章されたことは、大変喜ばしいことです。

また、2020年に帰還した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウで採取した試料は生命の起源の解明の手がかりになるという報道がありました。

この試料のレプリカは各都道府県で展示され、子どもたちが小惑星から宇宙へと興味を広げることにつながるのではと期待しています。

スポーツの分野では、パラリンピックで金メダルを取った車いすテニス選手の国枝慎吾さんが、昨年の全米オープンから四大大会をすべて制し、「生涯ゴールデンスラム」を達成したことが印象に残りました。

悲しいお別れもありました。海外の児童書の翻訳も手がけられ、子どもたちが読書によって人類の知恵を吸収することを願い続けてこられた東京子ども図書館名誉理事長の松岡享子さんが1月に亡くなられたことは、とても寂しいことでした。

3人の子どもたちが幼かったとき、松岡さんがいらした東京子ども図書館に出かけて本を読んだり、昔話などのお話を聞いたりしたことを懐かしく思い出しております。

また先月、文化勲章受章者の森英恵さんが亡くなったことを大変残念に思います。

私や娘たちにも、宮中での大切な行事のための装いをお作りくださいました。日本の服飾文化からタイ王室で作られている絹地への思いまで、幅広いお話を伺ったことは、よい思い出になっております。

また先日、長年携わってきた結核予防活動に関連する大きなニュースとして、日本がWHO(世界保健機関)の基準での「結核低まん延国」になったという(厚生労働省による)発表がありました。

戦後、結核が高まん延状態にあった時期から今日まで、結核を減らすための対策に尽力してきた関係者に感謝しております。

一方、近年の急激な患者数の減少は、COVID-19による受診率の減少も関係があると考えられるため、今後も経過の観察と結核に罹(かか)るリスクが高い人々に対する支援が必要であると聞いています。

感染症には国境がないと言われる中で、COVID-19と同様に、結核やその他の感染症への対策は、世界の国々や国際的な協力が重要であると思います。

 日本人ってかなり結核の危険性に鈍感になっているような気がします。コロナ禍で接触の機会が亡くなった分、感染の広がりが抑えられているかもしれませんが、コロナのように次々先進的な薬は作って貰えません。

結核はお金にならない「貧乏病」と思われている為、研究者が少ないのです。

紀子様達の活動が啓発に繋がればよいと思います。

皇室の関係では、COVID-19のため延期になっていた立皇嗣の礼後の神宮ならびに山陵への参拝を今年の4月におこなうことができました。

これをもって、御大礼に関係する行事のすべてが終了したことになり、私どもも安堵(あんど)するとともに、今の立場に伴う責任への思いを新たにしました。

コロナ禍により世界の人々が困難に直面している時期に一連の行事を終えることになりましたが、これからも宮様とともにいかなる時節にあっても人々の暮らしの安寧を祈り、天皇皇后両陛下をお支えしながら、務めを果たしてまいりたいと思っております。

 皇嗣両殿下、おめでとうございます。

上皇陛下には、米寿をお迎えになりました。

コロナ禍以降は、上皇上皇后両陛下へご挨拶申し上げる機会が限られていましたので、いかがお過ごしでいらっしゃるかと折にふれて思いながら過ごしておりました。

そのような中、今年の春に赤坂御用地にお引き移りになり、お二方ご一緒で御用地内をご散策中にお目にかかることもあります。

お身体を大切にされ、穏やかな時間をお過ごしになられることを願っております。

昨年の12月には、敬宮様が成年を迎えられました。

娘たちと一緒にすてきな笑顔を見せて遊んでいらっしゃったご幼少の頃から、あっという間に月日が経ったようにも感じます。

また、今年の6月には、三笠宮妃殿下が白寿の節目を迎えられました。

皇室のご慶事の続いた一年でした。
天皇皇后両陛下をはじめ、皆さまがこれからもお健やかにお過ごしになられますよう願っております。

 赤坂に移った上皇陛下がよく悠仁殿下と会うというようなお話があります。

悠仁殿下の存在が癒しになるといいですね。

この一年の間に様々なことがありましたが、誰もが安全で安心して暮らせる社会であってほしいと強く願わずにはいられません。
今までに経験したことがない感染症に遭遇した当初は対応に苦慮し、自粛生活が人々の心身の健康にも、そして生き方にも大きな影響を与えてきました。

感染症の状況は予断を許しませんが、この一年はもう一歩、それぞれの活動を進める模索や工夫が各地でおこなわれているように感じました。

その中で、声を上げることが難しく、辛く悲しい気持ちでいる人たちが取り残されることのないように、広い視野をもつことが大切なのではないかと思います。
感染症や気候変動について考えるとき、私たち一人ひとりの行動が隣の人に、更に遠くの地に暮らす人たちへも、そして地球全体に影響を与えていることに気づかされます。

お互いを大切に思い、支え合いながら、この時節を乗り越えていくことができるよう努めてまいりたいと思います。

 前向きで希望が持てるなあと思います。

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紀子妃殿下 56歳に

2022-09-11 16:25:00 | 皇室報道

 紀子妃殿下

お誕生日おめでとうございます 

これからもご健勝でいつまでも私達に笑顔を見せて下さいませ

 1年を振り返って

この一年をふり返ると、オンラインの行事や都内での対面の行事に出席することに加えて、地方に出かける機会も少しずつ増え、様々な形での活動ができるようになってまいりました。

まず、国際的な学会や会議がオンラインで開催されることで、海外の医療や保健の専門家が主催するシンポジウムを自宅で聴いたり、お話を伺ったりする機会が増えました。

昨年の9月には、「第22回世界妊娠高血圧学会」開会式にオンラインで出席しましたが、ビデオメッセージを準備する中で、妊婦や新生児の周産期死亡の主な原因の一つである妊娠高血圧腎症と、その予防や治療の課題を知ることができました。

また、10月の「第52回国際結核肺疾患予防連合 肺の健康世界会議」では、基調講演などのプログラムをオンライン聴講し、「秩父宮妃記念結核予防世界賞」の受賞者とはリモートで懇談し、結核対策に関わる研究と活動についてお話を伺いました。

こうした通信技術を用いることによって、様々な理由で移動できない人が行事に参加したり、画面上で「出会う」ことができるようになったりして、オンラインの良さに気づく機会になりました。

 秋篠宮両殿下のお言葉はどこか前向きで、悪い事ばかり考えるのではないというのがよくわかります。

対面の行事では、この4月には、昨年度お会いできなかった方も含め母子保健奨励賞を受賞された保健師、助産師、医師や歯科医師にお目にかかることができました。

また7月におこなわれた恩賜財団母子愛育会の「第54回愛育班員全国大会」では、地域でボランティア活動をおこなう愛育班員の代表の方々と約3年ぶりにお会いしてお話ができました。

コロナ禍が続く中で、今まで以上に困難な状況にある親子に気づき、それを支援する専門家とボランティアから、人に寄り添う取り組みについてお話を伺い、対面することで心のふれあいが深まるコミュニケーションがいかに大切かを、改めて知らされる思いがしました。

夏には、「全国高等学校総合体育大会」や「全国高等学校総合文化祭」、「全日本学生児童発明くふう展」、「日本スカウトジャンボリー」において、宮様とご一緒に若い世代の人たちと直接会って交流する機会に恵まれました。高校総体と高総文祭においては、これまで続けてきた練習や活動の成果を発表する機会が少なかった高校生たちの喜びの気持ちが伝わってくるようでした。

それとともに、大会の運営を支える高校生たちと直接お話しすることができたこともうれしい思い出です。

また、全日本学生児童発明くふう展では、感染対策に資するものやSDGs達成のためにできること、平素の生活空間で必要と考えられることに対応する道具を作り出す、着眼点と創造力に驚かされました。

そしてスカウトジャンボリーでは、COVID-19の状況に鑑み、各地の会場のスカウトたちがオンラインでつながり、元気に活動を紹介し交流する様子を見ることができました。

若い人たちが、感染症のために様々な制約・不自由がある中で、今できることを見つけて工夫し、挑んでいく姿が心に残りました。

 正直、こんなにお忙しい日々を送りながら、全ての公務の内容について精査され、覚えていらっしゃるのだなと。一つ一つを振り返り、それについて感想を書くのは結構大変だよねと。

宮様が、昨年のお誕生日の会見でお話をされていましたように、折々の状況に応じた形で、できるだけ人々と交流する機会をもつためにはどうすればよいのかを考えることが大事であると思っております。

 公務にも工夫と想像が必要という事ですね。

コロナ禍のために、以前のように幅広く大勢の人々と直接にお会いすることが難しかった時期がしばらく続きましたが、多くの関係者の努力により、感染対策をしながら様々な形で人々と関わることができるようになり、交流の幅が広がってきているように思います。そうした中で、人と人とが対面して、あるいはオンラインでつながる場を作るなど、交流の機会やその環境を整えるために、力を尽くしている方々の活動をありがたく思っております。

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Dramatic City 夢

2022-09-11 07:00:00 | ヅカOG その他舞台

 行ってまいりました。麻路さき他OG出演の「シアタードラマシティ30周年」のコンサート。

 最初このポスターを見た時、「何でこのメンバー」って思ったのは確かです。和央ようかが浮いてる感じがして。

でも、後から考えるとこのキャスティングはベストでした。

ところで、シアタードラマシティ30周年と言われても関東に住んでいる私にとってはピンとこないんです。大体、日本青年館に来るし。どれがバウでどれがシアタードラマシティか、あまりよくわかってなかった・・・・

でも作品群を見るとなるほどと思いました。

上は69期から下は97期までの人達が歌い継いでいくんですけど。

1幕開いて色々な過去作品の映像が流れ、大浦みずきのダンスを映像と一緒に見事に踊る娘役発見。それが風花舞です。

もう眼福っていうか、嬉しすぎて泣きそうに。

だってあの風花舞のダンスをまた見ることが出来るなんて、もう奇跡だわーー!!と思いません?

それから麻路さきの「ライト&シャドウ」からシメの「ACTION!」までノンストップで歌って踊っていくのです。

大体、聞いた事があるなあというものばかりで。

ただ、和央ようかが「WING」を歌い始めた時、いきなり最前列の数人、前方の一列位が立ち上がって拍手し始めたんです。私、唖然としました。

だっていくら何でも非常識じゃないですか?

係のお姉さまが慌てて止めに言ったけど間に合わなかった

和央ようかの「WING」は確かさよなら公演の前のシアタードラマシティだったけど、事故を起こして中止に。そのリベンジで・・ってタカちゃんは言ってたけど、ファンもそれは嬉しかったと思うけど、まさか立ち上がって後ろの視界を遮るなんて思わなかった。

怒り心頭。ヅカOGファンってこんなに非常識になったのでしょうか?

 

風花舞の「今が幸せ」を聞くと、やっぱり小夏はこの人じゃないと困るなと思ったし、

北翔海莉の生「次郎吉」を振り付で見ることが出来て幸せでした。

でも一番の目玉は麻路さき、稔幸、愛月ひかる、北翔海莉の「星を継ぐもの」じゃないでしょうか?ああ、この人達、全員星組にいたんだ~~~って思ったら感動が。

ラストの「ACTION!」も振付もよかったし、一気にみんな若返ったような気がします。

2幕目は「レビュー・明日への希望」から始まりました。

小林公平を偲んで彼が作った曲、彼が好きだった曲、さらに

互いに歌って見たいものを歌うという企画だったようです。

大鳥れいの「夜明けの序曲」は聞きごたえがありました。

舞台では貞奴はこの曲を歌わないのですが、願いがかなったと言ってました。

麻路さきの「風になりたい」はいつもOG公演ではこればっかりなんですけど、やっぱり生で聞くとすごかった。何がって、歌の向こうに白城綾香が見えるんですもの。

この観客を引き付ける力は素晴らしい。

それは稔幸もそうで「青い星の上で」では本当に星奈優里が見えるなと。

北翔海莉が軍服を着て歌った「群青」は泣けましたし、「SHE」という曲で、後ろに星吹彩翔を従えて手話で歌ったのも本当に素晴らしかったです。

大鳥れいがどうしても「ファントム」のカルロッタをやりたくて、カルロッタさんのあの難しい曲を歌ったのですが、彼女のカルロッタもありです。

そして和央ようかと愛月ひかるの「ファントム」は学年差を吹き飛ばして愛月がお父さんに見えました~~悪いけど彩風咲奈のキャリエールよりよかったかも。

さらに麻路さきと風花舞が歌って一緒に踊るシーンもあり、マリコファンとしては「風花舞になりたい」って感じです。

全体的に重要な所は麻路さきと稔幸が担当し、あとは和央ようか以下に歌って踊らせてって感じです。振付もよかったし。

何度でも見たい公演でした。

 麻路さき・・・往年のトップは貫禄がいや増すばかり。でもなんていうか、とても緊張してたみたいです。喋りとかしめは「ノルに」と言ってあまり表に出ない様にしていたような?

でも、娘役をエスコートする姿とか抱きしめ方が昔と変わらずキュンキュンです。

 稔幸・・・細くなったなあ。うちの二若君と同い年の子供がいるとは思えない。歌唱力もアップしているし、すごく回りを明るくするオーラが健在でした。

 風花舞・・・ダンスは勿論、歌も上手で華もあり、今から月組に戻ってもいいかもって思ってしまいました。麻路さきと稔幸にエスコートされるシーンがあって終わった時、照れた感じでお辞儀してたのがまた可愛い。娘役ってこうでないと。

 和央ようか・・・背中まである髪をそのままだらっとしているのに、なんでこんなにかっこいいの?足長っ!衣装似合う!歌うまっ!あの自信なさげなたかちゃんはどこへ行った?新たなファン獲得。次回、姿月あさとと湖月わたると舞台をやるようですが、別格で美しくかっこいいんだろうなあと思います。

 大鳥れい・・・関西弁でなまってて、明るく喋る大鳥れいが本当の姿なのでしょう。カルロッタの歌の素晴らしさといい、はっちゃけて場を盛り上げていました。

 北翔海莉・・・まあ、退団してからそんなに経ってるわけじゃなし。っていうかそのまんまで嬉しかったなあ。相変わらずの歌唱力だし、愛月と踊っていると宙組って感じですよね。

 

アンサンブルではやっぱり星吹彩翔が一番目立っていました。

ドレス姿が可愛いのと、圧倒的なダンス力、そして歌うと男役ってところが。

 

うちの姫にとっては初めて生で見る麻路さき・稔幸・風花舞だったので、そりゃあもう感激しまくりで。憧れの人「麻路さきに会えた~~」と大喜び。

舞台の前日も「ジュビレーション」見て元気になってって。つまり彼女にとって麻路さきの作品は元気の素なんですね。

姫がまだ3歳くらいの時から星組のビデオを流しっぱなしにしてたおかげですっかり麻路さきを身近に感じるようになってくれて母としても嬉しいです。

それで!歌劇団様「ACTION」をDVD化するなりスカステで放送するなりやって下さい。

カット部分が多いのも知ってるし、口パクがあるのも知ってる。ショーの部分がダメならせめて芝居の部分だけでも見たいんです。私が一番最初に買った宝塚のビデオなんですから。

マリコさんの作品は「ヘミングウエイ・レビュー」も全然放送されません。

著作権とか色々あるのはわかるけど、じゃあ、せめて「ACTION」くらいは。お願い。

今更だけど、和央ようかに惚れ直してしまいました。

そのうち、スカステで見たら「ふぶきさんが言ってたのってこれか」と思って頂けると思います。

 

 

 

 

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天皇 女王国葬に出席というのは非常識すぎる

2022-09-11 06:00:00 | 皇室報道

 もう怒りで目一杯。こんな理不尽で非常識な事が通用していいのですか?

宮内庁が、天皇の英国行きを調整しているというのです。

しかも!皇后も体調次第で行く・・・と

この事が日本の皇室にとって、そして国際儀礼上、そして神道上、どんなに非常識でバカでアホで許されない事かわかりますか?

 

あの評判悪いチャールズ国王も、女王の最後にメーガンを呼びませんでした。

メーガンを呼ぶ事は「正しくも適切でもない」と言ったのです。当然でしょう?

何で日本のメーガンがイギリスへ行けると思うのか。

 

 天皇皇后が葬儀に出席しないわけ

それは神道上、天皇は「穢れ」を忌み嫌うからです

その昔は女御が出産する時も御所を出なくてはいけなかったくらい、天皇及びその住まいというのは「浄」でなくてはいけないのです。

また同時に結婚式への出席もしません。

それは全てにおいて「平等」であらねばならないからです。

「例外」を認めるわけにはいかない。

天皇とはそれほどに「公平」「潔癖」な存在なのです。

 

 平成の天皇皇后がしきたりを破った

ベルギーのボードワン国王が亡くなった時、当時天皇皇后だった上皇夫妻は二人でベルギーに行きました。葬儀の時は先頭を歩くという名誉を与えられました。

週刊誌も絶賛しました。

なぜ葬儀には出ない筈の天皇皇后がベルギーに行ったか。

それはベルギーのボードワン国王夫妻と個人的に親しかったからです。

特にファビオラ王妃とは「親友」で、いわゆる「虐められた」と心を病んだ時に力になってくれた恩人となっているようです。

ゆえに皇后は一人でファビオラ元妃の葬儀に出席。

ボケたようなケープ姿の皇后が神父にお辞儀をするのを見て、誰もが「美智子さまはクリスチャンだった」と思いました。

皇室では「信仰の自由」はありません。神道こそが天皇皇后が守らなくてはならないものであり、祭祀に加え、そのしきたりも絶対的なものの筈です。

それを「個人的に思い入れ」があるからとやすやすと宮内庁を言いなりにしてベルギーへ行ってしまった。そんな事をしたら、今度は世界中の国王や女王の死に接する度に行かないとおかしいでしょう?

上皇夫妻は、さらにエリザベス女王のゴールデンジュビリーにも出席したいと思い、心臓手術を早めた経緯があります。

 

 天皇という権威をフル活用

平成の天皇皇后が、「強い思い」「お考え」という言葉で宮内庁に圧力をかけ、自分勝手にしきたりを変えて来たことが徳仁天皇にも「やっていい」という気持ちを与えてしまいました。

思えば「慰霊」もそうだったし、養蚕に夫妻で参加するのもそう。

宮内庁が官僚のイエスマンばかりになったのをいい事に、やりたい放題だったのです。

「権威」を権力に変えて、徳仁天皇と雅子皇后が好き勝手に出来る下地を作ってしまったのです。

 

 オランダの二の舞に

まず、昭和天皇が逝去した時に、国葬に来たのはエジンバラ公でした。

女王は来ませんでした。

それなのにエリザベス女王の葬儀に天皇皇后が行くというのはあまりにも「すり寄り」すぎるというか「自分達を下に見ている行い」であり、「プライドがない」と言われても仕方ありません。

オランダの即位式に行く時も、返事をぎりぎりまで出さずにあちら側がおたおたするのを楽しんでいるように見えましたし、急きょ雅子妃も行くと決まってから「じゃあ、ドレスはどうするの?」と思ったら・・・・

これですよ。お古の黄ばんだドレスに帽子。しかも一人だけ女官付き。

更にいうなら即位式以外のレセプションは全欠席。その間に小和田夫妻にあったり、元同僚の外務省の職員にだけあったりと自分勝手な事ばかり。

この時、徳仁親王は何も思わなかったんでしょうか?

回りの奇異な視線とさげすんだような態度に何とも?

優しくしてくれたのはタイのシリントン王女だけでスペイン国王なんて冷たく視線をそらしていたのに。

自分達の即位式でも、ほとんどの王族は秋篠宮夫妻や眞子様、佳子様の方に寄って行ってましたよね。あの時の宮中晩さん会も変な感じで、出席者全員祝うという気持ちではなかったと思います。

 

 イギリスへ行きたいばっかりに・・弟宮の公務を横取り

そして忘れられないのは2011年のウイリアム王子の結婚式でした。

この頃、ネットでは盛んに「雅子妃の異常」を世に知らしめようとちらし配りをしたり、心あるネット民が頑張っていたのです。

そこにウイリアム王子の結婚式。

ウイリアム王子は女王の孫ですから、本来、身位からすると秋篠宮夫妻が出席するのが妥当だったのです。イギリス側もそう思っていた筈。

それをわざわざイギリスに「天皇皇后」を招待させて、「高齢の天皇皇后に代わって皇太子夫妻が生きます」という事にしてしまったわけです。

格下の王子の結婚式にどうしても行きたかった・・のは雅子妃だと思います。

いつものように出たいシーンだけ出て、あとはオサボリするつもりだったのでしょう。

だけど中々出欠を決めず、イギリス大使館から文句を言われやっと決めた・・その時、東日本大震災が起きたのです。

この時、皇太子夫妻は「あきらめざるを得ない」と公表しました。

「今は被災した人々を思う」ではなく「こんな時なのであきらめざるを得ず残念」です。

正直、私は「そうまでしてイギリス行きを止めたかったのですか」と思いました。

誰が。神様が。

だってあまりにもタイミングが。

 

そして天皇として即位の大礼の時には台風で風が吹き、雨が降り、皇后旗が倒れるという不吉な出来事がありました。

御調台の皇后は正面から取ると般若のように怒り顔で、マスコミは横顔ばかり掲載しましたね。

そして「即位後、初の海外訪問はイギリス」と言われた途端、新型コロナが蔓延して、海外どころではなくなったのです。

二度もイギリス行きを棒に振った天皇皇后は今回はぜひとも行きたいだろうとは思います。

 

 一体、どこの国の天皇なのか、徳仁天皇は自分の胸に手をあてて考えよ

7月8日。安倍元総理が白昼堂々奈良県で暗殺されてしまいました。

その一報を聞いた時、目の前が真っ暗になって、はっきりと亡くなったと知った時は本当に苦しく悲しかった。

それなのに天皇皇后は、夕方、へらへらと笑いながオンライン公務です。

100歩譲ってそれが公務だから仕方なかったとしても、まるでぶつけたように見えたのはまずくなかったですか? 宮内庁が悪いんですか?

そして安倍元総理の国葬には侍従を派遣する事が決まりました。

これはいわゆる「しきたりだから」なんでしょう。

でも、イギリスの女王の葬儀に出られるのなら、しきたり破りでも何でも国葬に出席すべきなんじゃないですか?

そちらは知らん顔。

だけど「英国とは深いつながりが」と言って女王の葬儀には出る。

おかしくないですか?何でここまで個人的な気持ちが優先されるんですか?

 

しかも、コロナになって3年。

愛子内親王を皇居の外に出さず、オンライン授業にしている理由付けとして

「絶対に両陛下に移してはならない」と強い思いがあると散々言われてきたでしょ?

なのに天皇皇后が外国へ行ってマスク無しで握手出来るんですか?

地方公務だってオンラインなのに、なぜイギリスには行けるのか?

これは今までも100回以上言われて来ました。

地方へ行けないのにオランダに行けるのか?」

「公務が出来ないのにディズニーランドへは行けるのか?」

そして、オンラインでもマスクしていた程の二人が、なぜイギリスへ行けるのか?

 

あちらでマスクを外せますか? 握手出来ますか? チークキス出来ますか?

イギリスはもう「普通」の生活をしているんですよ。

二人だけへんてこな喪服着てマスクしてたら恥ずかしいでしょ?

それとも「イギリスではマスクなしでも日本ではマスクする」のですか?

これって岸田首相が左翼からがんがん批判されていた事ですよね。

天皇皇后に限っては許されるんですか?

 

自分達がどんなに非常識で馬鹿な事をやろうとしているのか、胸に手をあてて考えるべきです。

宮内庁もイエスマンでパワハラ受けるのが嫌だからって奴隷になるな!

皇嗣夫妻もいい加減に言うべきことは言うべきです。

ただでさチャールズ国王は好き嫌いを顔に出す人です。

彼は雅子皇后が嫌いですよ。どんな顔されるやら。

宮内庁の中の式部職や宮中祭祀をつかさどる所も、きちんとダメなものはダメというべきです。賢所が穢れで埋まってもいいんですか?

これ以上、この二人の為に日本国民が被災したり、不利益を被ったりするのは御免です。

 

 

 

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皇室ウイークリー

2022-09-10 07:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

9月2日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式

              認証官任命式

              通常業務

9月5日・・・両陛下 → 学制150年記念式典に出席

            陵墓監区事務所副所長に会う

9月6日・・・天皇陛下 → 通常業務

             稲刈り

9月8日・・・天皇陛下 → 第13回世界核医学会開会式(ビデオ出席)

 

皇嗣家

9月4日・・・両殿下 → 沖縄本土復帰50周年記念 横浜能楽堂企画公演「男の組踊 女の舞踊」鑑賞

9月5日・・両殿下・佳子内親王・悠仁親王 → 人事異動者に会釈

9月6日・・・両殿下 → 新旧検事総長、東京高等検察庁検事長、次長検事から挨拶をうける

 相変わらず皇后陛下は週に1日の公務です。

 悠仁親王の誕生日映像と陛下の稲刈りがブッキングした事で批判が集まっています。

 毎年恒例では20日くらいなのに、6日に稲を刈る。しかも20株のみ。

  いくら何でもやりすぎなのではないかと。

 私もそう思います。自分からそうしたかったのか、誰かの入れ知恵なのかはわかりませんけれども。

 ただ、専門家のように水田を背景に昭和天皇のように様子を見る悠仁親王と息をこらして稲刈りする天皇では・・・ちょっと差がついたなという気分です。

 

 9月6日 悠仁親王16歳に 

悠仁親王が16歳。大きくなられたものです。

先が楽しみで仕方ありません。お名前の通り悠然としていらっしゃる。

何をどう言われても心を強くお持ちなのだと思います。

それはやっぱり殿下にはお好きな研究があるからでしょうね。

昭和天皇によく似ていらっしゃる。国父になる相だと思います。

さて。

イギリスのエリザベス女王が逝去されました。

96歳でした。

思えば・・・サセックス公爵夫妻が英国を訪問するのを待っていたかのように。そして、新しい首相を任命するという大きな公務をされて、一瞬のうちにこの世を去られたのでした。

その日は虹が出た・・・虹はあちらの人からいうと死者が逝くという象徴らしく、女王陛下は様々な奇跡を残された。

ハリーには、この女王陛下の逝去を持って心を入れ替えて欲しいし、ヨーク公爵も一生静かに暮らしてほしいと思います。

女王亡くなり、ただちにチャールズ三世が即位したわけですが、日本でいうところの「践祚」です。

しかし、日本は平成から令和になる時はこの「直ちに」というのがなかった。

そして、多分ですけど次代の天皇が出る時には左翼が「即位反対」を掲げて大騒ぎするのではないかと思っています。

 

当然、女王陛下の葬儀があり、チャールズ国王の戴冠式があると思うのですが、令和の天皇皇后が足を踏み鳴らしているような気がしてならない。

「葬儀に行きたい」「戴冠式に行きたい」そればっかりなんじゃないでしょうか。

あるいは「愛子さまを派遣」とか週刊誌に書かれるんでしょうね。

平成では天皇皇后がベルギー国王の葬儀に出席し、皇后が元王妃の葬儀に出席しました。

しかし日本では天皇は「穢れ」を最も嫌う存在なので「喪」には出席しないしきたりなのです。それを破ったのが平成の天皇皇后です。

日本の要人が亡くなってもしきたりだからといって葬儀には出ないけど、外国には行く。

エリザベス女王の戴冠式には当時の皇太子が単独で行きました。

本来なら昭和天皇が・・・ということなんですけど、当時の情勢が許さなかったって事ですね。

天皇皇后がイギリスへ行く事になったら。日本に何が起こるかわかりません。

ウイリアム王子の結婚式に身位を無視して行こうとしたら東日本大震災。

即位後の初外国はイギリスとなったらコロナですから。

今度行く事になったら中国と戦争になるかも。

不吉でしょうがない。

 

ヨーロッパではすでに「喪」と「即位」行事出席の準備が始まっているのでは。女性達はドレスを新調しないと。

ここはやはり皇嗣両殿下に頑張って頂きたいけど予算がないからありもので・・なんて言わないで。

ところで弔電打ったの?

 

日本にいらしたエリザベス女王と当時の皇太子一家。

宮中晩さん会。

この頃のように優雅に皇室外交が出来る時代はいつ来るのか。

 

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エリザベス女王逝去

2022-09-09 07:18:19 | 皇室報道

9月8日、イギリスのエリザベス女王陛下が逝去されました。

謹んで哀悼の意を表します。

96歳。

死の直前までご公務をされていたんですね。

最後にトラス首相を任命。きちんとお仕事を終えてから旅立たれた。

なんという素晴らしい死にざまであったろうかと思います。

 

新国王チャールズ3世陛下は、とうとうカミラ夫人を王妃にするんでしょうかね。

王室に様々な問題が起きてもきちんと処理してきたのは女王の功績です。

新国王にそこまでの器量があるかどうか。

とはいえ、子供達、孫たち、曾孫たちに囲まれて女王陛下は非常にお幸せだったと思います。

心からご冥福をお祈りします。

 

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ベルサイユのばら・・・を知らない世代へ2

2022-09-09 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 私と同じ世代、少し上世代、少し下世代の方々に喜んでいただけでなによりです。

さて、もう一回おさらい。

「ベルばら」は池田理代子が「フランス革命・・特にマリー・アントワネットの生涯を描きたい」という事で生まれた作品ですが、アントワネットだけを描くと難しいしつまらない。

だから「同い年」のオスカルを登場させました。

 1巻ではウイーンのシェーブルン宮殿で楽しく遊んでばかりのちょいおバカなアントワネットが描かれます。

実はマリーアントワネットはフランス名です。マリー・アントワネット・ジョゼファ・ジャンヌ・ド・ロレーヌ・オートリッシュが正式名。

つまりハプスブルク・ロートンリンゲン家のマリア・アントニアさんというフランス語ですね。

ウイーンにいた時は「アントニア」と呼ばれていたのです。

アントニアちゃんは末っ子に近く、マリア・テレジアのお気に入りというわけでもなかった・・女帝のお気に入りは2女だったようです。

で、ベルサイユに近いジャルジェ家では5人目の女の子が生まれました。パパは泣き声が元気なので「オスカル」と名付けてジャルジェ家の跡取りにしようと考えます。

「オスカル」は男子名で、今でもどこかの王室に「オスカル王子」がいますよね。

オスカルは男の子として育てられ、やがて輿入れして来たアントワネット付の近衛兵になるのです。

アントワネットが結婚する時、サインする書類にインクがこぼれて「不吉な・・」と言われるのが印象的でした。

エリザベートは王冠を落としたんですよね。そして我が国の皇太子妃は大雨。即位の日は台風で皇后旗が倒れる・・・不吉な・・・

 王太子妃アントワネットは思春期の正義感。ゆえにルイ15世の愛人、デュバリー夫人への礼儀を求められた時は拒否。それが国際問題になって屈してしまう。

しかし、ルイ15世は天然痘で亡くなりルイ16世誕生。アントワネットはやっと解放されたって感じで大好きな人にはどんどんプレゼントや地位を与え、さらに賭博を覚えます。

オスカルは地位を上げると言われても拒否しますし、貴族のあり方がこれでいいのかと悩み始めます。

アントワネットとフェルゼンが出会い、オスカルもまた恋をしてしまう。この表紙もアントワネットが主人公のようです。

やがてアメリカ独立戦争の為にフェルゼンは旅立ち・・・オスカルは正義の心から王妃に不倫はダメと進言しますが、「あなたが私と同じ女と思っていたけど間違いだった」と言われます。

けれど、アントワネットにマリー・テレーズ王女が生まれると、生活ががらりと変わります。

やっとここでオスカルが主役で登場の表紙。

ここは黒い騎士といういわゆる革命家と知り合うところ、ロザリーという平民を引き取って教育する。オスカルの思想がどんどん進歩していきます。ロベスピエールとも出会います。黒い騎士を追い詰める為にアンドレに髪を切らせておとりにしますが、アントレは片目を失明。

またオスカルがフェルゼンへの思いを断ち切れず、ついにドレスを着る貴重なシーンもあります。

ここではオスカル一人です。アンドレがオスカルを襲おうとするシーンがあるので小学生は真っ赤になりつつ、隠すように読んでいました。そしてオスカルは近衛隊を辞めて、英兵隊の隊長になりますが、そこでのいざこざ、アランがオスカルを好きになっていく・・などなど、重要な分岐点です。

 ここではルイ・ジョゼフ王太子が脊椎カリエスの為に死去しますが、つかの間オスカルと乗馬を楽しんで唇にキス。オスカルは「私は王妃になりそこなった」と言います。

また、アランの妹であるディアンヌが自殺し一ヶ月も遺体に付き添っていた為、家に行ってみるとアランが白骨化したディアンヌの傍で泣いていた・・・

衛兵隊のメンバーに栄養失調が目立つこと、支給された武器も売らなければならない事態に貴族であるオスカルは苦悩します。

一方、ジャルジェ将軍は国が揺れ動くのを見て、今まで男子として育てて来たオスカルの事が心配になり、ジェローデル少佐と結婚させようとします。それを知ったアンドレはオスカルを毒殺しようとしますが、あと一歩の所で留まり、オスカルはアンドレの思いをしり、ジェローデルに破談を申し入れます。

 オスカルがアンドレを「男」として意識したのは、アンドレの上半身ヌードを見てしまったことと、アランにキスされた時に「違う!私の知っている唇は・・・」なんて言うか恋に燃え上がるオスカルが。

そんな時三部会で第三身分が会議場に入れず、近衛隊と共に追い払うように命令されたオスカルがそれを断り、近衛兵に向かって「私の屍を超えていけ」と詰め寄るシーンがあります。

それを知ったジャルジェ将軍は激怒。「何がどうあってもたとえ全ての国民が裏切ってもこのジャルジェ家だけは国王陛下をお守りする」といい、「この家から謀反人を出すわけにはいかん。成敗する」と剣を突き付けます。

それを止めたのはアンドレ。ジャルジェ将軍にナイフを突きつける。

アンドレの思いを知った将軍は引きます。

ここでオスカルはアンドレに「愛している」と告白するのです。

この時に、小さい頃から今にいたるまでの二人の姿が走馬灯のようによみがえる・・何度でも読みたいシーンですね。

しかし、衛兵隊にも出兵命令が。

 この頃、雑誌には「オスカルとアンドレを殺さないで」という手紙が多く来たようですが、そうはいかなかったんですね。

出陣の前日、二人は初めて一夜を共にし・・・ここも小学生はひたすら隠しながら読みました。なんせオスカルがアンドレに後ろから抱きしめられて「怖い」って逃げるんですよ。いやいや・・・ははは・・・「怖くないから」っていうアンドレ・・あなた色々経験してたのねと大人は納得。彼のリードで無事に初体験を終えたオスカル(いや・・生々しいよね) でもオスカルの体もアルコールによって喀血。私は肺結核だと思うんですけど。だってルイ・ジョゼフの病気は結核性のものだったでしょう?

ともかく。バスティーユで二人は死にます。当時、「自由・平等・友愛」とはなんて素晴らしい言葉だろうと思いましたが、今はちょっと違いますね。

ここではパリに移された国王一家がヴァレンヌに逃亡。処刑が描かれます。

展覧会で見たんですけど、アントワネットとフェルゼンはかなり密な手紙のやりとりをしていて、何とかオーストリアに助けを求めようとしていたのです。フェルゼンのあまりにも献身的な姿、アントワネットの純情。この頃になると恋愛というより「同士」のような感じに見えました。読むと辛いのであまり・・・

そして「外伝」ですね。オスカルの姪っ子ル・ルーが大活躍します。

ここでは黒衣の公爵夫人こと、エリザベート・バートリをモデルにした女性が登場。

この「外伝」は平成になってから連載が続き、オスカルはル・ルーの手下ように動くと言う面白い展開が待ってます。

これが全10巻。

ギリシャ神話からの引用や、ルソーだのロベスピエールだのって・・今時の10代、20代は理解出来ない。セリフの一つ一つが「死語」に見えるようですね。

 

でも、ネットがなく情報が限られていた中であれ程の正確な描写が出来たのは素晴らしい事です。

ジャルジェ家は実在の人物ですが、衛兵隊の制服は資料がなくて近衛隊のを借りた筈。省略している部分としてはアントワネットにはもう一人子供がいたって事でしょうかね。

ロココ時代の衣装、家具、しきたり、食事等々私達には夢のような世界でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ベルばら」の宝塚版が一通り終わった頃、今度はアニメが登場しました。

こんな絵ですね。昭和のアニオタにとって作画に姫野美智が入るというのは奇跡的な事で、全然「ベルばら」を知らず興味もなく少女漫画嫌いな友人が「姫野さんの絵を見る」と言ってアニメを見始めました。

すると、まあ、細かい。「今日の絵は先週と違う」とか主に絵の事ばかり。

オスカル役に田島玲子、アンドレに志垣太郎というのはベストな配役で、フェルゼンに野沢那智が入った事もアニオタには嬉しかったようです。

オープニングの劇的でド派手な曲、エンディングのアンドレのこっぱずかしいセリフ(途中で消えた)等々思い出はありますが、アニメの出来はよくなかったと思ってます。

まず、中盤までが長すぎ。だらだらしすぎ。それが後半になって突如スピードアップしちゃうんですね。これは監督が変わったからです。最初から担当していた人が降りてしまったらしいです。でもおかげで俄然スピードアップしたのですが、あまり最終回が思い出せません。

「外伝」シリーズは文庫でこの頃はもう絵が全然違ってます。

だけどストーリーは面白いんですよ。

またオスカル達が亡くなったあとのロザリー達を描いた新作は、びっくり仰天

 ロザリーの息子はフランソワ。これはオスカルのセカンドネームをとったもの。ベルナールも革命のさなかに死んでしまい、

ロザリーとフランソワは逃げまどいますが、最終的にジェローデルに救われ・・なんとジェローデルはポーの一族になってた。

二人はスウェーデンへ。フェルゼンの最後を看取る事になります。

他にも、ジャルジェ夫妻は実は「できちゃった結婚」だった事が発覚!! ほっこりしました。

でも、この絵の変わりようは容認できないような・・・と思っていたら、新作が。

これです。このポスターの何がいけないかわかりますか?

アントワネットの顔が60年代少女漫画の顔をまねた作りになっていること。

つまり原作と全然絵が違うじゃないのってこと。

それからちりばめられた薔薇。このいい加減な薔薇の描き方・・・許せます?

漫画を大勢が徹夜して描いていた時代と違って、もっと技術があるだろうにこの薔薇!

さらにドレスの色のいい加減な作り。

アントワネット様はブルーのドレスはお持ちじゃない筈よっ!!

なにゆえに画力が落ちるのか聞いてみたいわ・・・・

しかし、問題はそんな事じゃないのです。

私、知らなかったんですは「ベルばら」は政府の「ジェンダー推進」にも利用されていたのです。

おいおい・・・池田理代子さん。あなた、別にそんな壮大な思想を持ってオスカルに軍服着せたんだっけ?違うでしょ?

ご本人が軍服好きで、でもおじさんが登場するのはちょっと・・・美青年に限りが。

そうだ女性にしちゃおう!じゃないの?

「ベルサイユのばら」はウーマン・リブ思想を啓発したとよく言われます。

当時の読者がそんな事を考えてはいなかったと思うのですが、そうなった責任は実は宝塚歌劇にあるのです。

続く・・・

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ベルサイユのばら・・・を知らない世代へ 1

2022-09-08 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 いや~~~池田理代子さん、ほんといい仕事してるっていうか、「ベルばら」だけで十分元とりすぎ!!

で、今時ですから「ベルサイユのばら」を知らない世代がいるわけで。

ツイッターを見ても「見た事ない」「アニメでしか知らない」という人も多いんですよね。

リアル「ベルサイユのばら一期」世代である私達の年齢を考えれば当然ですね。

ベルサイユのばら」は週刊少女マーガレットに毎週連載されていた池田理代子の漫画です。

昭和の頃は「週刊マーガレット「週刊少女フレンド」等「毎週」発売される雑誌があったのです。

私は別冊マーガレット派で毎月13日発売だったっけ?を読んでいたので「週マ」の事は別マの宣伝でしか知らず、「ベルばら」も読んだことがなかったんです。

昭和40年代、50年代の少女漫画界は池田理代子、木原敏江、美内すずえ、山岸凉子、萩尾望都、竹宮恵子と、名作がずらりと並んでいた時代。

漫画は文学、歴史に残る女性文学の分野でした。

今、姫が読んでいる漫画を無理無理読ませられているのですが(字が小さくて読めないっていうのに押し付ける)それらのどれも、後世に残そうとは思わない、いわゆる「読み捨てられる」分野だと思います。少女漫画がそこまで落ちたのか・・・と思うと悲しいですけどね。

今と何が違うの?っていうと、一言で言うと「テーマ性」でしょうね。

「ベルサイユのばら」は海外旅行をした事のない学生だった池田理代子が「フランス革命を描きたい」と言って編集部に却下された作品です。

「歴史物は難しいから読者がつかない」

「不倫物はだめ」

という理由。でも池田理代子は「絶対に読者をつかんで見せる」と言って無理やり企画を押し通して実現。

当時、ネットがない時代、中世フランスの時代考証をするにあたっては非常に苦労しただろうと思いますが、シュテファン・ツヴァイクの「マリー・アントワネット」を読んで着想を得て調べまくったらしいです。

ツヴァイクの「マリー・アントワネット」は私も小6の時に意を決して買って読みました。値段が当時は980円という高額(?)でしかもやたら分厚くて読み通せるかなと自信がなかったのですが、読み始めると面白くて。

現代ではこの「マリー・アントワネット」の評価は低いようですが、読み物として面白いです。

で、私が正式に「ベルばら」と出会ったのは昭和51年、NHKで放送された宝塚・花組による「ベルサイユのばら」ある日、テレビをつけたらこれをやってて・・目が釘付け。

歌舞伎や帝劇のお芝居みたいに難しくなくて綺麗で美しい!!しかもラスト、オスカルとアンドレが死んでしまうシーンで号泣。フィナーレで報われた!感じ。

これが癖になって再放送の度に見る、録音する・・・を星組までやってたんです。

で、原作に興味を持って本屋に言ったけど10巻セットで当時3200円だったかな?

手が届かん!!

ということで、1巻ずつこつこつ買って読みました。

池田理代子は、「ベルばら」を描き始めて、自分の画力のなさに気づき、美大に入ってデッサンからやり直しながら漫画を描いていたんですね。

だから これが1巻です。いかにも少女漫画って感じの表紙で、アントワネット様です。こういうカールの髪に憧れていたんですよ。

1巻の主役はあくまでアントワネット様。オスカルとアントワネットとフェルゼンは同い年で、それぞれがどこで生まれたか・・そしてアントワネットさまはフランスに輿入れという部分まで描かれます。

 これが2巻目。やっとオスカル様登場ですが、ここでも大きな位置にいるのがアントワネット。

ルイ15世が亡くなり、フランス王妃になりオスカルは女性ながら近衛隊でアントワネット付になるのです。たしかこの時のオスカルの身分は大尉だったかな。

絵が少し変わってるのがわかりますか?

 6巻になると、完全にオスカル様が主役。

フランス革命が近づき、オスカルにお見合い話が出てきてアンドレが苦悩する。毒殺しようとするんでしたっけ?

さらいルイ・ジョゼフ王太子が亡くなります。

絵はどんどん上達していきます。(この時代の漫画家の絵はどんどん変わっていきます)

この絵はコミックスの見開きについていた絵です。薔薇と軍服のコントラストがあまりにもすごい。

この絵の版画を持ってます。玄関にあります。

これも・・・・当時1枚20万でした。

ちょこっと小金持ちになった時、思い切って買ったのです。

 

続き・・・読みたい?

 

 

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理屈じゃねえんだよ

2022-09-07 07:00:59 | 政治

岸田首相が今頃になって「誰が国葬やりたいなんて言い出したんだ」と怒っているとか。

最初は自分が世話になった安倍元総理の国葬をやるぞ!と思っていたのに、反対派がすごいデモを繰り返して反対するから「やらない方が・・・」と思って。各省庁など公務員への「弔意」は強制しない事に。

「強制じゃないよ。強制じゃないからね」というのが逃げ道のようです。

しかし それは間違っているんじゃありませんか? 政治家として。

阿部元総理は暗殺されたんですよ。一人の無職の男に。

その男が「母が統一教会にハマって家庭が崩壊した。安倍さんは統一教会と関係があると思って狙った」と言ったわけです。

でも誰が聞いてもこの供述がおかしい事はわかっている。

分かっているのにマスコミが一斉に騒ぎ出した

菅さんなら、何をどう言われても「安心安全に・・」と言い続ける所でしょうが、岸田首相はびびった。

私は、今の政府の問題は統一教会ではなく、「外国人留学生受け入れ30万人」とかいうのが、岸田首相の家族がそれに関係した仕事についているから・・・という所が問題だと思います。

あの合同結婚式から霊感商法でぎゃあぎゃあ報道されていたのは一時です。

以後は政府の圧力によって、それらは表面に出なくなった。

「信仰の自由」があるなら、ドつぼにはまって破産するのも自由ですよ。壺を売るのも騙されて買うのも自由なら、破産した家に生まれてそのまま親にすがって生きるも自由。

この世の中、沢山の「詐欺」があるってみなさん、知ってますよね?

フィッシング詐欺、振り込め詐欺、インスタによる出会い系詐欺等々。

これらにひっかかる人は自らそれを選んだわけではありません。

これは本当に「騙された」事で、お金が引き落とされる前に気づいて警察に言っても消費者センターに駆けこんでも、クレジット会社に言っても「自己責任」で片づけられて、詐欺だとわかっているのに涙を呑むしかないのが現状。

クレジット会社は詐欺会社とわかった時点でも「うちの責任ではない。消費者が悪い

」で返金せず。これでは絶対に詐欺は減らない。

それに比べたら自ら「信仰」の道に入って破産しても幸せならそれでいいんじゃないか?と思うんです。

紀藤弁護士などは、なぜ「統一」一色で救おうとするんですか?

世の中には統一よりあくどい詐欺に苦しめられている人が多々いるのに、法律を盾に「仕方ない」で終わるんでしょう?

ミヤネ屋で「勧誘の仕方」までやってて、何でそこまでやる?

元総理が暗殺された事なんかどうでもいいのか?と思ってしまいます。

あなたが不幸なのはあなたの先祖が悪い事をしたから」

「あなたが先祖に一生懸命経というご飯を上げないと、先祖はあなたを守れない」

「因縁が付いて回っているから、あなたは不幸なのだ」

これらの勧誘文句は、統一教会だけじゃないですよ。創価だって、仏教系の新興宗教ならほとんどこの文句ですし、幸福の科学だって。

創価は「池田先生のおかげでこんなに幸せになれた私」をアピールしてくるのでひどいです。

たまたま政治家ならびに周りの人が、統一教会を持ち上げることによって有能なボランティアを得ることが出来た。

今後はそれは出来ません。

じゃあ、公明党は絶対に創価学会の票はいれさせないの?幸福実現党はどうなの?

共産党はどうなの?うちの父親なんて歩けなくなっても商工会議所の面々がわざわざ車で迎えに来て投票に行かされてましたよ。

共産党や立憲民主などは労働組合が後ろ盾じゃないですか? 彼らが組織票を入れるんでしょう?ボランティアもそうですよね?役所はどうちらかというと左翼系ですし。

自分達の利益には目をつぶって、与党だけをつるし上げるとはどういう了見だ?

 

岸田首相という人は臆病でまるっきり「倫理観」に欠けます。

 統一教会をマスコミが報じ始めたら慌てて国葬はどうなのかと不安になる。恩も義理もない人

 中国が日本のEEZ内にミサイルを落としても「呼び出しても来なかったからやむを得ず電話で抗議した」とアホな事を言う。

 外国人留学生をどんどん増やす・・・彼らには無料の支援をする。

確かにこんな人は総理になってはいけない人だったかもしれません。なんせ顔が日本人ぽくないし。

つまりどっちを向いているのかさっぱりわからない。

上野千鶴子らが「反対」を叫べばすぐに影響されてふらつく首相なんぞいらないんだよ。

国葬はやらねばならない儀式なんです。

上野千鶴子らがいくら署名活動して「自分達の怒りを受け取ってくれた」とか言っても、その考えこそが間違いなのだから正さねばなりません。

いいですか?岸田首相。

上野千鶴子や落合恵子らが必死に「国葬反対」運動でデモや署名活動をする。

この思想こそが民主主義から外れているのです。

私のような「ヘルメットにタオル巻いてジェンカ(古っ)を踊るように体をくっつけてデモ」を見た「被害者」はPTSDですよ。怖くて。あんな暴力が許されていいわけない。

民主主義は何でも許されるのではありません。

諸外国をごらんなさい。一定の線がきちんと引かれているから。

民主主義を脅かそうとする勢力は必ず叩かれるし攻められるし潰される。

そもそも上野千鶴子らがなぜ怒っているのか全然わかりません。もりかけ、桜は全部嘘だってわかってるだろうに、慰安婦問題や徴用工のように蒸し返しては騒ぐ。そんなに怒っているなら日本にいないでよそへ行け)

 

「国葬やるなら私は中国へ行きます」と上野千鶴子が言ってるツイッターが、本人が「自分は投稿してない」という事で即削除されたようですが、彼ら左翼の訴えにはすぐに反応するのに、皇族方を嘘で誹謗中傷する投稿には何の反応も示さない。

これこそがおかしいでしょう。

頭を冷やして冷静になって。

今、問題なのはどこぞの新興宗教ではなく、日本でテロが起き元総理が暗殺されたという悲劇なのです安倍元総理へのデジタル献花は10万を超えました。

「自称40万筆」の署名よりずっと現実がそこにはあるのです。

デジタル献花を知らない人には教えて上げて下さい。

そして今必要なのは、宗教ではなく「暗殺を許してしまった国の姿」を思う事です。

どんな理由があろうとも山上徹也は極左翼の一員であり、これは仕組まれた事であると認識しなければなりません。

私達国民は「国葬」を通して心を一つにしなければなりません。

もういちど真っ当な日本に戻すことを。

不安になったら靖国神社へ行けばいい。近くの護国神社でもいい。少しでも「今っておかしいよね」と意見が合う人がいたら話し合う。それが必要なのでは。

 

 

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祝!悠仁親王16歳に!!

2022-09-06 07:00:00 | 皇室報道

 悠仁殿下 お誕生日おめでとうございます 

大きくなられました。というかかっこよくなられました!!

水田を背景にしているところがいかにも「未来の天皇陛下」でございます。

普通に学校生活を送りバドミントン部で頑張っている。

だけど裏の顔は(笑)宮家で水田を作ってお米を自給自足され、尚且つ殿下だけの水田もあって品種の交配までされているという。

野菜の栽培も相変わらず続けていらして、オクラとかスイカまで栽培しているという。

 農業の達人ですね。

お米の国の天皇になられる方はこうやって日々、国民の安寧を祈り「今年の収穫はどうのようなものか」と思いを巡らせるのでございます。

 さらにトンボの研究も進んでいるようで、これだけ水田や畑があったら沢山のトンボが飛び回るでしょうね。

また新しい種を見つけられますように。

願わくば、このような悠仁殿下を理解し、ついていってくれる女性が少しも早く現れることを祈ります。

16歳と言えば元服してもおかしくない歳。

成人が18歳になったのだから、お妃候補の選定を始めないといけません。

どっちかっていうと理系の女子がいいのかな・・・・

自分の知識や家柄を誇るような人ではなく、控えめに殿下に寄り添ってくれる方。

殿下の結婚問題ばかりは「本人同士」でと言ってる場合ではありません。

秋篠宮両殿下はありとあらゆる人脈を駆使してお妃を・・・・とばあやは思います。

どうぞお健やかに。

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