10年近くの仙台赴任を終え、2015年5月から大阪へ赴任中のオヤジの日記です。
2014年以前のカテゴリは整理中です。
よっぱのときどき日記



セビリアをバスで出発しアルへシラスへ。
アルへシラスからフェリーに乗ってジブラルタル海峡を渡りモロッコに向かいます。フェリーに乗っている時間は1時間半弱です。





数日を過ごしたスペインともこれでお別れです。




さよ~なら~~


多分もう二度と来ることもないんでしょう…






ジブラルタル海峡? なんか聞いたことあるなぁ…

そうでしょ。

それはたぶんこれ⇒  (笑)


実際は…




こげな風ですな



そして、随分ずさんな出入国の手続きを終え

ついに



人生初のアフリカ大陸に上陸です!!(ま、ヨーロッパにも今回が初上陸ですが…(笑))





到着したのはタンジェという街です。


さて、モロッコについての感想はまた後日(笑)

















そこはもう、アラビア語(ミミズみたいなやつ)の世界。



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 クリスマスだからって世の中みんなが浮かれている訳じゃない。
 俺だって去年までは家族と楽しいクリスマスを送っていたさ。だけど、この不況の長さで勤めていた会社も去年の年末に手形が不渡りを出して倒産しちまったし、それがわかると妻と子供は離婚届一枚のこして実家に逃げ帰っちまった。連絡を取ろうとしてもあの恐ろしい親父が出てきて全く取り次いでくれやしないし、押し掛けていっても門前払いだ。
 こういう辛いとき、苦しいときに助け合うのが家族じゃないのかよ。何だよ手前ら!などとブツブツ言いながら夜毎安酒をあおり、うまくいかない再就職活動も世の中と俺を捨てた家族のせいだと拗ねていた。
 結局、何にも良いこともなく、ただ惨めで寂しいだけの一年が暮れていこうとしていた。
 わずかに残った蓄えも食いつぶしポケットには千円札が一枚と小銭が少々となってしまった。これでは年を越すこともできやしない。遂に俺ものたれ死にするのか… そう思ったら本当に惨めな気分になってきた。
 こうなったら、強盗でも空き巣でも何でもやってやる!こんなことになったのも全部世間が悪いんだ。俺を捨てて実家に戻ってしまったあいつが悪いんだ。
そう決心した俺はホームセンターに行き、ハンマーと土嚢を作るときに使うズタ袋を買い込んだ。これで残金はほとんどなくなってしまった。もうやるしかない。俺は心底追いつめられた気分になった。
 クリスマスイブの真夜中、俺は世間の喧噪と幸せそうな甘ったるい空気を振り払うように静かな住宅街を目指した。そして、いかにも幸せそうな暖かい光が漏れている一軒の家のバルコニーによじ上った。この家を選んだのは、最近よくある馬鹿みたいにチカチカした電飾をやっていないので目立ちにくいと思ったからだ。おまけにバルコニーに上ってみるとご丁寧に『入り口はこちらです。』なんて張り紙がしてある。こりゃ良い、お馬鹿な子供が俺のために鍵まであけて待っていてくれるようだ。
 ようやく巡ってきたチャンスだと、凍えるような寒さの中をじっとバルコニーの隅で家の電気が消えるのを待ち続けた。
 その時突然目の前のカーテンが開いて目の前に子供が現れた。俺はビックリして思わず
 「メリークリスマス…」
 と言ってしまった。
 その子供は曇りのない瞳で俺を真っすぐに見ながら
 「さぁ、どうぞ。ケーキを用意しています。」
 と言うではないか。どうやら俺をサンタクロースと勘違いしている様だ。騒がれても困るし、そのケーキとやらを頂くことにした。後はこの子を人質に親から金目のものを出させれば良い。やっぱり今日はツキが回ってきたようだ。それともこれが俺の天職なんだろうか。
 冷えきった体に部屋の温もりとインスタントコーヒーの温かさがしみ込み、ケーキの甘さが強張った表情を溶かしていくのを感じた。
 突然階下から母親の声が聞こえた。
 「佑二、まだ起きているの?」
 子供は俺をかばうように部屋を出て行き話している。
 俺は思いっきり動揺した。まさか初めての強盗で人質にしようとした子が俺の子供と同じ名前なんて…
 『だめだ。やっぱりできない!』
 俺は、慌てて窓から外へ出て、逃げ出した。
 『ごめんよ、佑二!お父さんが間違っていたよ。明日からもう一度やり直してみるよ。人のせいにはしない。自分きっちりやり直すから… そうしたらもう一度一緒に暮らしてくれるかい?』
 走りながら心の中で佑二に問いかけた。気づかぬうちに涙が頬を伝い、さっきのケーキの甘さとコーヒーの苦さと混じり合って何とも言えない味になった。
 サンタクロースや神様は本当に居るのかもしれない。道を踏み外しかけた俺にもう一度生まれ変わる気持ちをくれた。
 ありがとう。メリークリスマス。


みこさんの『サンタクロースデビュー?』した泥棒のお話です。


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 拙い写真と文章にいつも目を通していただき、あたたかいメッセージを頂戴いたしましてありがとうございます。心より御礼申し上げます。
 さて、今回ご相談の夜景の写真について私のわかる範囲でのお返事を書かせて頂きたいと思います。
 
 FUJI finePix31fdというデジタルカメラは相当優秀なカメラのようですので、僕程度の写真はすぐに撮ってくれるものと思えます。
 
 まずは夜景の写真ですが、僕の場合このカメラにかかわらず大事なこと(気にかけていること)が3点あります。

1.フラッシュは使用しない。(特別なモードを除いてフラッシュを使う事によってシャッタースピードが速くなります(光を強制的にいっぱい与えるから)それにより、光の届くところはまるで昼間のような、届かない所は真っ暗な写真が出来上がってしまいます)

2.フラッシュを使用しない分シャッタースピードが遅く(長く)なりますのでカメラがぶれないようにしっかりと脇を締め(または三脚や一脚、その他置けるところには置いてしまうなど)て撮影する。

僕の場合は手持ちでの限界シャッタースピードが1/15か1/30くらいです。手ぶれ補正が付いていればもう少し長くても大丈夫かもしれません。

3.デジカメの場合はディスプレイで確認もできるので取れ具合と相談しながら撮る

さて、実際のfinePix31fdでの撮影です。

 このカメラISO3200という高感度まで撮影できる優れもののようですから、そこそこ暗い状況下でも適度に速いシャッターが切れる(手ぶれしにくい=くっきり撮れる)ものと想像できます。
 
 一番最初に試してみると良いのは【シーンポジション(N/SP)】モードでの
 【夜景モード】と【ナチュラルフォトモード】でしょう。



 まずはこのモードで撮影してみて、ディスプレイで文字入りで再生して数字(60 F2.8など左の一番下に出る二つの数字)をチェックします。

 満足のいく仕上がりならそれでよし。
 

 そうでなければ、また方法を考えるという事になりますが、夜景モ-ドでは最長で3秒のスローシャッターまで自動でいくようですのでまず大丈夫だと思います。
 ただ、一部が以上に明るいとかによりカメラ側で勝手にシャッタースピードを上げたりしますので、その際はAFの測光エリアを変更した方がいいかもしれません。

 ひとつ注意しなければならないのは自分では動いていないつもりでも結構細かく動いてしまうものです。ピンボケに見える写真も実は手ぶれ!という場合も多いです。
 出来れば三脚など&シャッターリモコンなどご用意された方が確実です。

 さて、もう一つのクリスマス競作の件ですが、今回公私の公の方で少々面白くない出来事が発生し、楽しいお話しを考えられないような状況であったりします。何とか頑張りたいと思っておりますが、もし間に合わなかった場合はご容赦ください。


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