2025大阪・関西万博の会場である夢洲は、大阪市の廃棄物の処分場として1977年から整備されてきた埋立地です。
緩やかに埋め立てられていたことから、埋め立ての過程でできた裸地や草地、水たまりにはカモ類、シギ・チドリ類などが飛来しています。
絶滅危惧種のコアジサシの繁殖地にもなっており、南港野鳥園とあわせて大阪府の生物多様性ホットスポットになっています。
この夢洲の環境が万博およびIR(統合型リゾート)に向けた開発により損なわれています。
この「緑の地球ネットワーク」の「なんでも勉強会オンライン」では、大阪湾の埋め立ての歴史から、夢洲の生き物の保全活動の報告、さらに大阪湾全体の生きもの保全・復元のために目指している事が紹介されています。
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「大阪・夢洲は生物多様性のホットスポット 夢洲の生きもの保全から大阪湾の生きもの保全・復元への流れをつくっていこう」
大阪市は万博アセスで、博覧会協会に生きものの生息・生育環境の保全・創出をする様に「市長意見」で要請した場所を、万博のレガシーとして残さず、大阪市自らが開発して損なうと言う矛盾した事を行う構図になっています。
この矛盾については、多くの人が知っておくべきだと思われます。