鈴の宮公園です。
ここのユキヤナギの枝に、ワタフキカイガラムシが一杯居ました。
この虫には結構なストーリーがあるとの事です。
このカイガラムシは、現在では余り見られないとの事です。
それは「天敵による防除が成功した」からと言うストーリーがあるからです。
このカイガラムシはオーストラリア産の柑橘類の害虫で、アメリカで被害が多かったそうです。
カイガラムシはロウ状の物質を出して身体を覆っているため農薬による防除が難しいそうです。
この対策として天敵のベダリアテントウを、やはりオーストラリアから導入して防除が成功したと言う事です。
日本でもワタフキカイガラムシの侵入が見られて、直ぐに同じ対策がとられて被害は問題なくなったと言う事です。
おそよ100年前の事だそうです。
今も、ベダリアテントウが細々と活躍しているのだと思われます。
今度は、是非ともベダリアテントウを見つけたいと思っています。