少し前になります。
NACS-J大阪連絡会の総会を「富田林の自然を守る会」の里山「奥の谷」で開催しました。
「守る会」の活動は、1989年から32年も続いているもので、代表の方に、フィールドの案内と活動の説明をして頂きました。
行政や地元、そして他団体との連携を、極めて良好に活動を行って来られたと言う印象を受けました。
里山管理の歴史では、かなりのご苦労があったと思いました。
元々はミカン山であった場所だったそうですが、杉・檜の人工林に変貌した経緯や、放置されたミカン山は竹林になって、手入れが大変であったとの事です。
現在は、人工林の間伐にも活動を広げておられます。
活動は、チームに分かれて色々と行われています。
新たな展開として、林野庁の森林環境贈与税の活用を考えられているそうです。
この制度は、色々矛盾を含んでいるみたいです。
感心を持っていないと、本来の森林整備から離れた用途に使用される怖れがある様です。
自分の住んでいる市町村における、この制度の活用を調べた方が良さそうだと思いました。
総会を機会に、富田林の里山保全活動に触れる事ができて、色々と勉強になりました。
代表の方は、また何時でも来て下さいとの事でしたので、また訪れたいと思いました。
写真は、奥の谷の里山環境です。
出会ったカエル、キノコ、昆虫などをランダムに載せています。