このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

乱世の統率力・世論が熟すまで静かに待つ家康

2018年06月10日 | 歴史
家康は小さな時から他人の家の飯を食ってきたから、人の心の動きをつぶさに見続けてきた。 かれの人生観は、その底においてかなり冷ややかである。だからこそ、かれは慎重と果敢の絶妙なバランスを保つことができたのだ。   そして、そのバランスを保つ柱や台になったのが、「忍耐心」である。しかしかれの忍耐心は単なる、「我慢」ではない。はっきりいえばその忍耐心を支えていたのは、「世論」だった。 . . . 本文を読む
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