(第五章 運命と努力をうつす鏡 ④)
自分の中にある恐れに力を与えないことで、人生に成長と飛躍がもたらされます。恐れは、あなたの発展や進歩を停滞させるストッパーのようなもの。恐れを手放しましょう。ただ、恐れは自分でハッキリと自覚しているものばかりではなく、隠れてなかなか発見できないこともあります。例えば、不安、心配、執着、憂鬱、焦り、身体的な重苦しさや緊張感を感じているときには、恐れが力を持っています。また、あなたがやってみる前からできないと決めつけていることや、他人のせいにして責任逃れしていることも、恐れの感情がベースとなっています。
恐れと直面したなら、あなたができないと思っていることをピックアップしましょう。そのとき、自分や誰かのことを責めないでください。批判や劣等感はなるだけ切り離すことです。そして、ピックアップしたリストの横に、あなたの魅力や良い面、好きなことを書き、それをもとにして、「できる、大丈夫」という理由に書きかえてください。恐れと直面していくには勇気が必要ですが、あなたの中にその勇気があれば、良いほうへと変えていくことができます。あなたが恐れに肯定的な理由を見つけ出すことによって、恐れはその力を失い、あなたの人生に順調な流れがもたらされるのです。
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
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