身につまされるたびに思い出す話は、子供の時に読んだ孫悟空の一節..お釈迦様を見返してやろうとした孫悟空は、大空を駆け巡り、大きな柱に行き着いた。ここが世界の果てだろう..どんなもんだい、とうとう世界の果てにたどり着いたぞぉ~!お釈迦様のばあーか..!本当は、そこに小便でもかけてやりたいくらいだが..帰って来た孫悟空は、早速、お釈迦様に報告..お釈迦様、私は大空を駆け巡り、世界の果てまで行って参りました!..そうか、そいつはご苦労であった。で、これは何かね?目の前に差し出されたお釈迦様の大きな手..その中指に、お釈迦様のばあーか..と書かれている..孫悟空が大空を駆け巡り、世界の果てにたどり着いたと思っていたのは、実は自分のすぐ隣にいたお釈迦様の中指であった..という逸話である。今朝、目が覚めた時、この話を思い出した。こんなつまらない仕事ばかりさせやがって..上司のばあーか..本当は自分は、もっと大きな世界で独立して生きていける人間なんだぞぉ~!..でも、昨夜は、もっと大きな世界を見せつけられ、これまでの自分の浅はかさな態度を恥じた孫悟空、いや、へんないきものがそこにい
た..人は、より多くの人と関わることによって多くを学ぶ。いつも一人で勝手に行動していたのでは、いつまでたっても何も学ばない..
た..人は、より多くの人と関わることによって多くを学ぶ。いつも一人で勝手に行動していたのでは、いつまでたっても何も学ばない..