季節によって食べたくなるもの・・・があるが、本にも季節になると読みたくなる本・・・というのがある。
私の場合、北方健三氏の「いつか光は匂いて」と片岡義男氏の「ターザンが教えてくれた」この2冊。
北方氏の本は、なぜか夏の終わりと冬の晴れた日に読みたくなる。それはきっと、海を舞台に物語が展開するからなのだろう。
片岡氏の本は、きまって夏だ。そう、ちょうど今頃の季節・・・
今、私の傍らには、もう20年近くも読み続けて色あせて茶色のペーパーに変色した文庫本「ターザンが教えてくれた」がある。ページをあけてみる・・・
青い空をあおぎ、芳しい空気を胸いっぱいに吸い込みます。全身にはずみをつけ、水に向かって飛びます。背中いっぱいに熱い日差しを感じつつ飛んでいき、次の瞬間、盛大にしぶきをあげて水のなかです。海面に顔を出し、首を振って水を跳ね飛ばすとき、この爽快さを誰が教えてくれたのだろうかと、ふと思うのです。
まさに世の中、子供たちは夏休み・・・こんなシンプルで素敵な夏休みを過ごせることを祈ってます。
私の場合、北方健三氏の「いつか光は匂いて」と片岡義男氏の「ターザンが教えてくれた」この2冊。
北方氏の本は、なぜか夏の終わりと冬の晴れた日に読みたくなる。それはきっと、海を舞台に物語が展開するからなのだろう。
片岡氏の本は、きまって夏だ。そう、ちょうど今頃の季節・・・
今、私の傍らには、もう20年近くも読み続けて色あせて茶色のペーパーに変色した文庫本「ターザンが教えてくれた」がある。ページをあけてみる・・・
青い空をあおぎ、芳しい空気を胸いっぱいに吸い込みます。全身にはずみをつけ、水に向かって飛びます。背中いっぱいに熱い日差しを感じつつ飛んでいき、次の瞬間、盛大にしぶきをあげて水のなかです。海面に顔を出し、首を振って水を跳ね飛ばすとき、この爽快さを誰が教えてくれたのだろうかと、ふと思うのです。
まさに世の中、子供たちは夏休み・・・こんなシンプルで素敵な夏休みを過ごせることを祈ってます。