
あさってから2月・・・!ということで、初版本の売れ行きも気になるが、そろそろ2か月余りに迫った「日本縦断走り旅2017」へ気持ちをシフトしよう!
この大会に「参加」を決めたのは、ちょうど1年前、「早期退職」を決意した時・・・だったら行けるじゃん!ってコトで即、申し込んだ。実は、5年前にも同じ主催者の企画で、その時は秋の北海道を出発し、鹿児島に至る「南下」ルート。当時は沖縄にいたのに、なぜか北海道出身者、ということで北海道のルートのチェックポイント選定を任され、わざわざ下見ランしに行った。
あれから5年・・・まさか、開催されるとは思わなかった。今回は、春の沖縄をスタートして6月に日本最東端に到着、だからベストシーズンだ。これ以上の最適なコース取りはないだろう。ただし、コースは旧街道を行くため、コンビニは期待できないし、地図を見る限り、とんでもない山の中を行く(笑)
ま、それはそれで「楽しみ」が多い。だが、実は私が最も楽しみにしているのは・・・ズバリ、「人間観察」である。
今回の旅のテーマ、といっても過言ではない。実は、この走り旅が私の次作にもつながっていくワケで、自身も含めての心情の変化、人間心理は実際、大いなる楽しみでもある。
その中でも先回、初版本の感想を書簡でいただいたMさん、彼女と同行できるのが何よりうれしい。仕事と家庭を持ちながら60日間も走り旅を続けられる周囲との人間関係の「極意」、何より、病気をして2度目の日本縦断へのチャレンジ・・・そういった数々のことを彼女を通じて学べたら幸いである。
実は、昨年の北海道縦断往復ですでにその素晴らしさを拝見した。通称「Mウオーク」と呼ばれる競歩のような足さばきは、我々ランナーがついていけない、ゆっくりのハズだが、なぜか追いつかない。その秘訣を間近でもっとじっくり「観察」したい。そして何より、彼女は周りの人を大切にすると同時に「自分自身」を大切にする人なんだ、と実感させられたのが、毎朝の儀式?自分の脚をマッサージしながら「今日も一日、宜しくお願いします」という語り掛けである。
何はともあれ、60日間、ご一緒できて幸せである。ひょっとしたら、次作の主人公は私ではなく、彼女かもしれない?