へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

同調する本🎵

2019-08-06 05:29:23 | 本・映画・音楽


【作家という生き物】
 「作家の食卓」という本がある🎵
歴代の作家⬅主に昭和に活躍した作家たちが、ナニを好んで食べ&飲んでいたか?
という、ちょっと変わった切り口の本である。

 コレがなかなか興味深い(^ー^)💖


 作家...というと、夜中に原稿書いて、その辺の勤め人とは完全に昼夜逆転の生活を送っているイメージだけど(^_^)

 そのイメージ通り?この本に登場する作家も朝は午前10時~11時の間に起きて、おもむろに冷蔵庫から中ビンを取りだし、朝からビール🍺
なんて方から(^_^)、朝からステーキ💖
牛肉でも食べないと、原稿書けないヨ🎵
なんて先生もいる(^_^)

 中には自家製ローストビーフとミルクティー、なんて西洋かぶれ?の方も...

 とにかく、歴代の作家たちは、食べるコト&飲むコトに関して貪欲であったコトがうかがえる(^_^)
 
 でもって、どこか世間から外れて破天荒ダ🎵




 さて、作家ではないが(^_^)、昨日の私は朝起きるなり、恒例のblogをアップさせ、月曜日は学校の夏休みが終わる今月いっぱいまでナニも無い、オールフリーデー🎵なのをイイことに、さて、先週は米山峠まで走って行ったが、今日は何処へ行こうか?

 確かに先週は梅雨明けして間もなくの太陽と暑さが嬉しくって(^ー^)💖屋外に飛び出した私だったが、10日も35度前後の生活が続くと、いい加減、体力的に消耗してきた(^_^)

 昨日はblogを書いた後に、なんとおもむろに冷蔵庫から缶ビールを取りだし、プシュ🎵
なんと朝メシが缶ビールになってしまった(笑)


 そんなカンジで朝から夕方まで、ぐだぐだしていた(^_^)
夕方になると、なぜかこの人のこの本が読みたくなった(^ー^)💖


 夏、熱帯、海...をテーマにした短編集で、もう何度も読んでいる。
でも、読後の感想は読むたびに違う。
それは、おそらく置かれているその時の私の立場が違うから。

 昨日は読んでいて妙に心にしみてきた(^_^)
自分で作ったハイボールと一緒に五臓六腑にしみわたる...⬅ハイボールは市販のモノを買うより、トリスのような安い小瓶を買って、炭酸水で割った方が断然お得で旨い💖💖

 ハイボールと北方本で夕食前の見事なアペリティフ(食前酒)となった(^ー^)💖

 こんなカンジで昨日は寝てるか飲んでるか?の一日だったけど、一応、ズンバの新曲も2曲覚えたから(^_^)、ヨシとしよう🎵⬅さっそく今日のレッスンから使いますね(^ー^)💖



【私の思いを代弁してくれる本🎵】
 好きな本、というか、読んでいて"そうだ、そうだ"ともろ手を打って同調したくなる本がある(^ー^)💖

 角幡唯介氏のこの本なんか、まさにそうである(^ー^)💖
どこがそんなに同調したのか?というと...
(以下、本文から抜粋)

 探検は、それが仕事になるわけでもないし、やればやるほど世間一般が言うところの、立派な社会人からは遠ざかっていく。
必然的に将来は見えなくなり、生活基盤は不安定になっていく。
でも、僕にとっては、そこが一番の魅力だった。


 このくだりを読んだ時、世の中にはココまで自分と同調する、というか同じ周波数の人が居るんだ🎵と感動すら覚えた(^ー^)💖

 現在、角幡氏は40代で結婚しているが、30代の角幡氏に間もなく50半ばになる私は、今の自分の心の中身と同じモノを見いだした。



 さらにもろ手を挙げて、そうだ、そうだ、そうなんだよ‼
と叫びたくなるようなくだりが続く(^_^)


 背広を着てネクタイを締める人生だけは御免だと思っていた。
自分だけにしか出来ない、波瀾万丈な生き方、自力で未知の人生を切り開いていくような将来を私は夢想していた。


 浮浪者になるのは怖いが、レールの敷かれた人生を歩むのは御免だ。


 彼はまた、こんなコトも言っている。

 富士登山などに見られる健康ブームは、世の中が健康なのではなく、現代という不健康な社会の実相の裏返しなのである。


 なるほど🎵
確かに、富士山に登ろうとすると、行列を成して登るほど登山客が殺到し、世の中、トレイルランニングブーム、100kmを超える超ウルトラマラソンまでもが、エントリー開始と同時にし烈なクリック合戦🎵
と、ある意味、異常な加熱ぶりを見せている。

 その裏側にあるモノは、日常の社会に疲れた現代日本に暮らす人々の有りのままの姿、なのかもしれない。

 ちなみに、アメリカでは経済恐慌が起きるとランニングブームが加熱するらしい(^_^)



 角幡氏は、こんなコトも書いている。
それは、金原ひとみ「マザーズ」を読んでの感想だった。


 多くの女性が、私が行っているような冒険に共感しないことも、この小説を読んでわかった。
 女性は胎内に子供=究極の生を抱えるので、わざわざ本当の生を求めて外で危険を冒す必要などないのである。


 なるほど、私も子供を生めばよかったのか?(^_^)
なんて、もう遅い(笑)



【現代社会と折り合いをつける】
 ある日、角幡氏は、この方に言われたそうである(^_^)
「角幡クン、子供は山だよ」と。


 さすがの角幡氏も、いったい、この人、ナニを言ってるんだろう?
と面食らったそうだが、前述の「マザーズ」に出会って納得したもよう...

 そう、あの服部氏ですら、結婚という、この世との妥協点を見いだしている🎵

 しかし、こんな人を毎日、相手にする奥さまは大変なご苦労をされてると想像に難くは無いが(^_^)



 だからと言って、私が「現代社会との折り合いを見つけるには、今すぐ結婚するのが一番🎵結婚相手募集中~🎵」

 ナンテことにはならない、のである。


 とりあえず、毎日の生活を、それこそ角幡氏の書いているとおり、浮浪者になる一歩手前で(^_^)、敷かれたレールの上を行くのではなく、自力で自分の将来を切り開いていくコトに腐心している...そんな毎日を送っているから🎵

 その裏側に秘めた思いは、"背広を着てネクタイを締める人生だけは御免だ"

 もちろん、女性なので、そこはスーツを着てハイヒール👠を履くような人生だけは御免だ、となるのだろうけど(^_^)


 そう、ナニも冒険家を目指さなくとも、今の私にとっては、毎日の生活が"冒険"なのであった🎵

 そういう意味では、理想の人生を歩んでるよな?ワタシ(^_^)
一応、ココまでは"わが人生に悔いナシ🎵"ダ(^ー^)💖

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