へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

心の復興

2019-03-11 06:44:10 | 日々雑感

 忘れたいのに忘れられない。だったら忘れなければいい...


 2004年のスリランカ大津波で一瞬にして両親と夫と二人の息子を失い、自らも津浪の中で回転しながら流され一人、生き残った女性...


 彼女が当時したコトは、過去を忘れること...
そもそも、あれは現実だったのか?あの幸せすぎた日々と、そして境となったあの恐ろしい一日...


 けれど、どんなに振り払おうとしても、思いでは彼女につきまとう...
街で同年代の男の子を見るたび、息子も生きていれば今ごろこのくらいになっているハズ...


 忘れる努力と同時に彼女は"否定"し続けた。
私は生きているべきではない、なぜあの時、両親の部屋のドアを叩かなかったのか?
幸せすぎた日々なんてもともも存在しなかったんだ...


 彼女のセラピストは彼女に心の中を文字にするコトをすすめた。


 実際に気持ちを書き記すコトによって、彼女は一つ一つを確認し、過去を現実として受け入れ、そして現在から未来へとつなぐコトができるようになっていく...



 否定から肯定...
それは、確認し、その存在を事実として"認める"コト


 このプロセスによって彼女の心は次第に回復していく...
実に8年という歳月をかけて...



 東日本大震災から今日でちょうど8年...
各自治体によれば、災害からの復旧は8年経った今もまだ5割りから6割り程度...

 そう、まだ半分しか進んでいないのである。


 街の復興は全体の半分として、果たして災害に遭遇し、残された人々の心の復興は如何程であろうか?

 表に見えにくい分、ないがしろにされてはいないだろうか?


 忘れたいのに忘れられない...
だったら忘れなければいい。この先もずっと...

 "認める"コト🎵
それが唯一の魂の救いとなるであろうから...



 先日の読売新聞の書評から


#welovegoo
#東日本大震災から今日で8年
 
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(猫😺専門🎵)マッサージ師ににゃれるかニャ?(^_^)

2019-03-10 05:40:27 | 山と猫

 
 通常、猫の性格は"ツンデレ"🎵
いわゆる、ツンツン🎵とデレデレ💖のMix...


 のハズなんだけど...



 子供のうちはデレデレしてても、いずれそんなに寄って来なくなるヨ🎵
って言われるけど(^_^)



 まもなく一歳🎵
オトナの仲間入りだニャ🎵


 一歳健診に行かないとね?
ついでに避妊手術の相談も...



 昨日は確定申告書類作成のため、3本のレッスンの合間に自宅のパソコンに向かっていた🎵

...と、ひらりがパソコンの上に(^_^)


 ぜんぜん進まないー(^_^)



 一日3回くらい撫でてやらないとダメ🙅みたいで...




 気持ちよかったですか?
ハイ、一万円いただきますね?


 猫に小判ならぬ猫から小判🎵
には、ならない(^_^)




 昨日、道端で見つけました🎵
梅じゃなくて桜?だよね(^_^)


 待望の"春"デス💖



#welovegoo
#猫のあやし方



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パラリンピック事前キャンプ🎵ボラに申し込みました

2019-03-09 05:33:48 | 日々雑感


 昨日は、イオンモール福岡内にあるカルチャーサロンのレッスンのあと



 飯塚市役所6階にある市都市施設整備推進室という、なんとも記憶できない?名前の部署に行って、ボランティア登録申請🎵してきました(^ー^)❤


 2020年、東京オリンピック&パラリンピックが開催されるのは周知の通りですが、それに向けて各国選手団は日本各地で事前キャンプを行い、少しでも日本の気候風土に慣れ、選手達が最高のコンディションで本番にのぞめるよう調整を行います。

 事前キャンプ候補地として選ばれるのは、何も東京周辺とは限りません。
その競技に見あった設備の整った施設&会場であるか?空港からの距離や宿泊施設と練習会場までの移動時間、周囲の環境(落ち着いて練習に専念できるか?)等を考慮すると、むしろ、首都圏より地方都市が候補地として挙げられる可能性が高いのです🎵


 うすうす感じてはいましたが...
現在、私の住む飯塚市は車椅子テニスの事前キャンプ地として、パラリンピックの水泳と併せて南アフリカ共和国からの選手団をお迎えするコトとなりました🎵

 これはひとえに飯塚市が「国際車椅子テニス大会」をかなり前から開催して、その実績が認められた🎵というコトです(^ー^)❤

 当然、会場は車椅子テニス大会が行われる筑豊緑地とその周辺(筑豊ハイツを含む)


 南アフリカ共和国は英語が公用語ですが、英語ができなくても(^_^)、通訳以外の仕事として①空港から宿泊施設、宿泊施設から練習会場等の移動に伴う輸送支援、②選手の練習の補助(会場での準備や後片付け、テニスの球拾い等)、③選手と市民との交流を目的としたレセプションや各行事の支援...といった、通訳を含めて4つの部門があり、ボランティアですが一日1500円の交通費が支給されます。


 ①の輸送支援は、自衛官時代、まさしく飯塚駐屯地で勤務していたので自衛隊のトラックで選手の荷物や車椅子を運んだり、大型バスにスロープを使って選手を乗せたり...そのために脊損センターで実際に人を抱き抱えて車椅子に乗せる実習もしました(^_^)

 今回は②の練習会場での補助と③の交流行事の支援を希望しました。
②は平日日中だから大丈夫だけど、③は土日や平日夜がメインだから、⬅自分のレッスンともろかぶり?難しいかな?(^_^)

 ②のテニスのボール拾い?
もともと球技はニガテなんで...一緒にボールと転がって(^_^)選手の足手まといにならないよう頑張ります(^_^)

 
 実はまだ、いつ、選手団が来るのか?調整中、とのコトでハッキリとした日程は決まっていません(^_^)

 決まってから募集したのでは間に合わないんでしょうね?(^_^)



 併せて、事前キャンプへの協賛も募集しています🎵
コチラは、個人一口千円、法人一口1万円で法人の場合は2口以上でお願いします、とのコトです🎵


詳しくは飯塚市都市施設整備推進室内
2020東京パラリンピック事前キャンプ地飯塚市誘致・支援実行委員会事務局
0948-22-5500(内線1646)へ🎵


 って、なぜか最後は市の職員に代わって宣伝?(^ー^)❤


 相変わらず、自撮りヘタクソやわ(笑)



#welovegoo
#2020東京パラリンピック
#パラリンピック事前キャンプ地
#南アフリカ共和国事前キャンプ
#2020東京パラリンピックホストタウン
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もし、一瞬にして全てを失ったとしたら...

2019-03-08 06:11:28 | 本・映画・音楽

 ボサノバの名曲、アントニオ・カルロスジョビンの「WAVE-波-」を連想させるような装丁と、まさしくタイトルがズバリそのもののこの本は...


 2004年12月26日の朝、スリランカを襲った大津波で両親と夫、そして二人の息子を...要するに自身と最も近い近親者全てを失った一人の経済学者の回想録である...

 
 昨日、図書館の新刊コーナーで1月30日に出版されたばかりのこの本を手にした私は、自宅で3分の1に近い60ページを一気に読んだ。

 まだ導入部分だけど、その衝撃があまりに大きかったので、今日はその辺をシェアしたいと思います。


 
 まずもって、この本は作り話ではなく、全て実話だ。

 著者は実際に大津波に巻き込まれる。その時のリアルな感覚が読む者に伝わってくる...
いや、あまりに突然のコトで、ナニが起きたのか?理解出来ないのだ、実際は❗


 発生がクリスマスの翌日、というのがあまりに悲しすぎる。
悲劇のフィクションならば、よく出来た想定だが、コレは嘘偽りの無い、"事実"なのだ。

 そう、明日は自分にも起こるかもしれない"現実"...


 あまりの衝撃とショックで著者はしばらく事実を受け入れるコトが出来ない。
担当したセラピストの助言により、当時の記憶を辿るようにして自身の感情を書き表していくコトで、少しずつ、その過酷すぎる現実を現実として受け入れられるようになっていく...

 そうして書きためたモノが、出版物として刊行されるコトになった。
それが"この本"である。


 2019年の始めに、なぜ今、15年前のスリランカで起きた大津波の話なのか?
というのは、15年近い歳月を経なければならないくらい深くて大きな哀しみ、そして心の傷だった...というコトを表している。


 ここ最近、毎年のように日本では各地で災害が発生しているので、私は著者の体験を他人事として読むコトは出来なかった。


 時は2004年のクリスマスの翌朝...
著者は愛する家族(夫、二人の息子、そして両親)とスリランカ南東部の海岸の国立公園内にあるホテルに居た。

 クリスマス休暇を利用して、仕事と生活基盤を置くロンドンから故郷のスリランカへ、約2週間の休暇...

 その日の朝、息子たちはホテルの一室のベランダで昨日、両親からもらったクリスマスプレゼントで遊び、夫はシャワーを浴び、彼女は部屋の前で女友達と立ち話をしていた。

 最初に"異変"に気づいたのは女友達だった。
「大変、海が入ってくる...」


 今でこそ、津波は"TUNAMI"として表記され、世界共通語になったが、著者は津浪という存在を知らなかった。


 着の身着のまま、家族と一緒にホテルの部屋から外に飛び出した彼女達を通りがかりのジープがピックアップする。

 けれど、ジープの行く手にはすでに海が迫り、ジープのタイヤはもはや地面を蹴ってはいない...やがて彼女は乗ってたジープの横倒しになったまま、大津波に巻き込まれていく...

 胸に強烈な痛みを感じながら、カラダは引きずられ、前へ後ろへと振られる。
自分が今、何処に居るのか?それすらわからない。水のような感覚は無いけど、おそらく水の中?

 カラダは木の枝や藪に突っ込まれ、耐えず肘や膝に何か硬いものが当たる。

 すごいスピードで流されていく中、先ほどまでの女友達との会話が頭をよぎる...
その彼女は言ったのだ。

 「あなたが持ってるものは夢のようよ」


 著者はスリランカに生まれ、高校卒業と同時にイギリスに渡り、ケンブリッジ大学で経済学を学び、オックスフォード大学で博士号を取得、同じ経済学者の夫との間には二人の子供が居て、ロンドンに仕事を持っている...

 エリートコースを歩み、何一つ不自由の無い、愛と経済的にも恵まれた、誰もが羨む"夢のような"暮らし。

 それが一つの大津波によって、人生の全てが失われてしまった...

 
 彼女が失ったモノは、自宅や銀行の預金、といった"モノ"や"お金"ではない。
いや、彼女の自宅はロンドンにあり、実家はスリランカの首都・コロンボにある。銀行の預金だって無傷だ。

 なのに、彼女の失ったモノは、最愛のもの、全てだった...

 人間の精神は"お金"や"物"であがなうコトは出来ない、というコトをこの現実はまさしく証明している。

 自分の愛するもの全てを失う、というのは自身の手足をもぎ取られるに等しい。


 なぜ、自分だけ生きているのか?
著者は何度も自身を傷つけ、自殺を試みる。

 彼女を取り巻く友人知人にも葛藤は及ぶ...


 こんな時、慰めのコトバは何の役にもたたない。
むしろ、コトバは毒だ。

 ただ、じっと見守るしかない。長い長い年月をかけて...


 まだ3分の1しか読んでいないけど...
もし、同じようなコトが自身に起きたら、あるいは私の友人知人が、このような出来事に巻き込まれたら、どうするか?と考えた。

 私は...それでも生きてゆくだろう。
失うモノが大きければ大きいほど、ダメージは大きい。
だったら最初から多くを持たない方がいいのだろうか?

 もし、私の友人知人にこのようなコトが起きたら...
私は駆けつけて、何もコトバは発すまい。ただ、抱き締めるだけ...


 彼女は、2011年3月11日に日本で起きた津波にていても語っている。
彼女は、この映像を通して初めて、自身に起きたコト、愛する家族を奪ったモノの正体を知ることになる。

 そう、7年目にしてようやく、ブラウン管を通じて送られてくる映像で、当時の自身の体験を現実のモノ、として捉えるコトができるようになっていく...



 あまりに重々しい事実のあとは...
同じく、この日借りてきた椎名誠の「孫物語」を読む🎵

 コチラも実話、だが、アメリカで暮らす孫3人の愛すべき、心あたたまる物語である。

 恐ろしい現実のあとは、ほっこりする現実で...
わが精神の"中和"を図る(^_^)



#welovegoo
#ソナーリ・デラニヤガラ「波」
#椎名誠「孫物語」
 



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マラソンうんちく🎵

2019-03-07 06:45:32 | 旅とランニング

 手元に総務省認証学術刊行物なるモノが届いた...

 と書くと、ナンテ格調高いんダ🎵
いったい、へんないきものは何の研究をしてるんダ?

 って思われそうだけど(笑)

 
 実はコレ、お金を払って講習受け、一応、認定試験を受けて合格すれば誰でももらえる?という資格の一つ、"健康管理士"に登録すると、日本成人病予防協会から定期的に送られてくる「ほすぴ」という刊行物のコト(^_^)

 今回のタイトルが「マラソンと健康」

 なんで、今日のblogは久々のランニングネタ🎵

 と言っても、皆さんにとっては知ってるコトばかりかもしれませんが...


【ジョギングとランニング、マラソンの違い】
 意外と知っているようで知らない?ジョギングとランニング、そしてマラソンの違いは...
何となく、マラソン〉ランニング〉ジョギングというイメージはあるけど、明確な定義は?

 えー、国立健康・栄養研究所によりますと...
時速6.4km以上の早さで走るのがランニング、それ以下だとジョギング🎵

 なにゆえに6.4kmなのか?6kmではダメなのか?
ってカンジですが...

 喋りながら走れるか否か?を基準としているそうで。

 もう何年も前からランニングしてないな、私(笑)

 かたや、マラソンは?
というと、順位やタイムを競う長距離種目のコト、だそうで...
コチラもご無沙汰?(^_^)

 いやいや、"競う"なんてしたくない(^_^)
別に競わなくたってイイじゃない?
ってカンジです。今は(^_^)


【マラソンはなぜ42.195kmなのか?】
 コレは私もズーっと疑問に思ってました🎵
なにゆえに.195kmなのか?42kmではダメなのか?と(^_^)

 マラソンの起源とされる、紀元前400年頃のマラトンの戦いで勝利したアテネ軍の兵士が戦場のマラトンからアテネまで勝利を報告する為に走り、力尽きて絶命した時の距離?

 いえいえ、マラトンからアテネまでの距離は約40kmです。


 実は第1回のアテネオリンピックでマラソンが行われた時以来、40km前後、が目安でしたが、第4回のロンドンオリンピックの時、国王の住むウィンザー城から競技場までの41.843kmを予定してましたが、王妃が「私はスタートは城の窓から見たい🎵ゴールは競技場のボックス席で見たい🎵」と言ったので、スタートは城の庭、ゴールを競技場のボックス席前にしたら42.195kmあった🎵

 という、当時の英国王妃の"わがまま"?によるもの、でした(^_^)

 以来、今日まで42.195km、という距離は引き継がれているワケです(^_^)


【高地トレーニングって?】
 マラソンの実業団選手クラスが行う、高地トレーニング⬅まれに市民ランナーレベルでも2-3日の合宿がありますが...

 1000~3000mの高所で行うのが高地トレーニングです。
が、やはり、初めて行う時は1500m以下で行わないと高山病の危険があるそうです。

 ちなみに高所でトレーニングすると酸素量が少ないため、ヘモグロビンが増産され酸素運搬能力が向上する🎵と言われてます(^_^)

 ただし、高地トレーニングは3週間以上が理想的、とされていますが、10日~14日間の短期間でのトレーニングを繰り返すコトも効果があるそうです。

 というコトは、市民ランナーレベルの夏場の山合宿は、高地トレーニングではなく、単なる避暑?(^_^)


【スポーツとは?】
 最後になりますが、この刊行物の「はじめに」にこんなコトが書かれていました。

 スポーツ庁によると、スポーツとは「身体を動かすという人間の本源的な欲求に応え、精神的充足をもたらすもの」だそうです🎵

 日本の行政機関らしい(^_^)、なんともお堅いおコトバですが...
心もカラダも満たされる🎵というのは素晴らしいコトです(^ー^)❤


 今、話題のe-スポーツはコレで言うとスポーツに該当しないのでは?
といった気がしますが、コレについては賛否両論ありますが...

 長くなるので、またの機会に(^_^)



 以上、マラソンうんちく🎵でした(^ー^)❤



#マラソンの起源
#フルマラソンはなぜ42.195kmなのか?
#ジョギングとランニングとマラソンの違い
#健康管理士
#日本成人病予防協会
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