名古屋能楽堂で野村萬斎さん主催の狂言ござる乃座を観て来ました。
今年で23回目ですが、今回はコロナ対応という事で座席は市松席で、入り口検温、チケットは自分でもぎるなどの対策をしての開催でした。
番組は狂言三曲(大般若、柑子、蝉)と素囃子(羯鼓)。
狂言の柑子以外はおそらく初見。
「大般若」は萬斎さんと息子さんの裕基さんの共演で、神仏の両方を信仰する家での僧と巫女の小競り合いを描いた狂言らしい曲。
巫女姿で登場した裕基さんがお父さんにとても似てきたのと、巫女の姿がとても似合っていて、驚きました。
「柑子」は万作さんのシテ。
以前にも万作さんの「柑子」を拝見させていただいていますが、「語り」、「謡」など、すべてが絶妙で、観ていて、どんどん引き込まれます。
時折、いたずらっ子のような笑顔が見え隠れするのも素敵でした。
「蝉」は舞が見どころの「舞狂言」。笑いは少ないですが、美しく、躍動感のある舞が印象的でした。
最後に萬斎さんが「能楽堂に足を運ぶのも、勇気と覚悟が必要な時に、お越しいただいた」と感謝の気持ちを伝えられましたが、観客の一人としては、公演を開催していただき、最高の舞台を拝見できて、幸せでした。
演者さんの生の声や和楽器の音が空気を伝わって届く感じを味わえるのは生の舞台の醍醐味で、やはり、生が一番だと感じました。
ただ、行かない選択をしなければならない人も沢山いらっしゃるのも確かです。
そういう方々のために、今回の公演は後日、ネットでの配信もあるとの事でした。
今年で23回目ですが、今回はコロナ対応という事で座席は市松席で、入り口検温、チケットは自分でもぎるなどの対策をしての開催でした。
番組は狂言三曲(大般若、柑子、蝉)と素囃子(羯鼓)。
狂言の柑子以外はおそらく初見。
「大般若」は萬斎さんと息子さんの裕基さんの共演で、神仏の両方を信仰する家での僧と巫女の小競り合いを描いた狂言らしい曲。
巫女姿で登場した裕基さんがお父さんにとても似てきたのと、巫女の姿がとても似合っていて、驚きました。
「柑子」は万作さんのシテ。
以前にも万作さんの「柑子」を拝見させていただいていますが、「語り」、「謡」など、すべてが絶妙で、観ていて、どんどん引き込まれます。
時折、いたずらっ子のような笑顔が見え隠れするのも素敵でした。
「蝉」は舞が見どころの「舞狂言」。笑いは少ないですが、美しく、躍動感のある舞が印象的でした。
最後に萬斎さんが「能楽堂に足を運ぶのも、勇気と覚悟が必要な時に、お越しいただいた」と感謝の気持ちを伝えられましたが、観客の一人としては、公演を開催していただき、最高の舞台を拝見できて、幸せでした。
演者さんの生の声や和楽器の音が空気を伝わって届く感じを味わえるのは生の舞台の醍醐味で、やはり、生が一番だと感じました。
ただ、行かない選択をしなければならない人も沢山いらっしゃるのも確かです。
そういう方々のために、今回の公演は後日、ネットでの配信もあるとの事でした。
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